1. エレファント・マン
駅のシーンと、芝居を見に行く前の二人のやりとり、そして就寝のシーンで号泣。涙腺、故障したんじゃないか?って位に、です。あぁ!趣味の悪いホラー作品と勘違いしていて二十年以上も観ずにいた自分の「間抜けさ」を、呪うっス。同じ勘違いしている人って、いるのかなぁ。 10点(2003-09-04 10:54:44) |
2. じゃりン子チエ
大阪に住んでてよかったと思うのは、二つ。お好み焼きで飯が喰える事、それと「じゃりんこチエ」の大阪弁がネイティブに理解できること、だ。この点数は、そんな大阪人としての俺の「血」がそうさせているのだろう・・・。で、噂だが、当時の吉本興業の社長が出演した芸人たちに、「お前ら声だけで出とんねんさかいギャラ半分でええやろ?」と言ったらしいが、本当なのかな?笑。 10点(2002-12-01 19:03:32)(笑:1票) |
3. ラ★バンバ
「ロックンロール。こいつに当てはまる日本語がない」と、甲本ヒロトは言った。確かに俺もそう思う。でも、この作品を観ればいい。観た後にスピリチュアルな何かを受け取れれば、そいつがおそらく「ロックンロール」なんだ。トレンドなんて後からついて来りゃいいんだ。時代の徒花には、成り下がらないスピリッツ。グレイト。グレイトフル。 [ビデオ(字幕)] 9点(2005-09-04 04:27:17) |
4. 座頭市(1989)
勝新太郎の自身の欲求を完全に満たすために作られたかのよーな作品なのに、出鱈目に格好いい。三木のり平との掛け合いが、何か可愛いですよ?勝新め! [ビデオ(字幕)] 9点(2005-08-15 13:46:55) |
5. シャイニング(1980)
RED RUMか~・・・。しばらく意味不明のまま流していたが数瞬たって「お!おぉぉ~。そっか~!」となる。ミステリ好きなのになぁ。俺。悔しい。怖さは俺的にイマイチでしたが、主人公が狂気していく様は、見事。スキ。ジャック・ニコルソンの怪演技も凄い。限りなく満点に近い「9点」かも。 9点(2003-10-03 14:02:14) |
6. 海と毒薬
「戦争」が奪っていくのは、生命だけではない。人間の尊厳ってヤツをも、削り取っていくモノなのだ。如何に自分が「戦争」に対して画一的な嫌悪を示していたか、この作品を通して感じれた。が、説教臭さは微塵も無い。怪作。 9点(2003-07-26 03:38:39) |
7. 郵便配達は二度ベルを鳴らす(1981)
《ネタバレ》 あの「テーブル」を思い出しただけで、胸の奥に火が点く。そんな自分を完全に否定できないでいる。ちょっとした焦燥感。 9点(2003-07-15 06:18:50) |
8. AKIRA(1988)
アフレコを先に撮り、絵を声に合わせて動かす。と、恐ろしいほどにアニメの完成度は違ってくる。芸能山城組の独特の音楽性と作品の世界観のマッチも見事。しかし原作ファンを納得させるには、及第だったと言えるのだろうか。ま、それも杞憂か。しかし満点というわけには、イカンでしょ。 9点(2003-07-15 05:50:21) |
9. レインマン
強欲な弟に感情移入してしまうので、見てて結構堪える私。笑。兄弟物の作品では一番好き。しかしダスティ・ホフマンは、凄い。 9点(2003-05-18 17:08:25) |
10. 火垂るの墓(1988)
ああ嫌だ。この貧乏臭い描写、設定、人物、何もかもが嫌いでしょうがない。しかし何が嫌かって戦争に対して僕達が余りにも無力って現実だ。本当に戦争は、怖い。そういう気にさせられる一本。が、二度とは観たくない。「戦争はんた~い」と、ニヤケタ顔でデモ行進している場合では、無いな。と、一寸時事的にもこういうコメント。 9点(2003-04-02 16:28:57) |
11. 王立宇宙軍 オネアミスの翼
「宇宙に行く」っていうお題目に最初敬遠したが、主人公たちの熱意が無茶苦茶ステキ。実はコレ、アニメオタク道に否応なく引き込まれた最初の作品。 9点(2003-03-01 11:32:37) |
12. 麻雀放浪記
加賀まり子の牌の捌き方以外は最高。麻雀好きには堪えられない麻雀打ちの人生観描写。格好イイ。闘牌指導の桜井章一とか、知るヒトゾ知るマニアな人選です。 [映画館(邦画)] 9点(2002-08-20 13:02:22) |
13. 赤毛のアン/アンの青春 完全版〈TVM〉
緩やかに流れる日常の素晴らしさを、アンと一緒に感受することのできる作品。ちと長いが、名作だった。 [DVD(字幕)] 8点(2012-06-06 00:05:34) |
14. 赤毛のアン/完全版〈TVM〉
《ネタバレ》 白い喜びの小道(でしたっけ)の「道じゃなくて、土手じゃね?」感や、マシューのラストの唐突さなど、ツッコミ所が無かった訳ではない。 ですが、三時間強の作品を観て「もう終わりなの?」と名残惜しさを感じたのは、この作品くらいです。 マリラの「誰もあの娘を愛さずにはいられない」という台詞で、迂闊にも泣けてしまいました。 [DVD(字幕)] 8点(2012-04-10 00:20:25) |
15. 機動警察パトレイバー
この頃の押井作品には、いかにもアニメ然としたコミカルさとケレン味があって、面白い。 最近の押井監督は、そのコミカルさとシリアスさを分断して作品を作っているように見受けますが、こういう清濁併せ持った演出のエンタテイメント・アニメ作品を、また観てみたいもんです。 [DVD(邦画)] 8点(2011-09-06 01:25:41) |
16. 眺めのいい部屋
《ネタバレ》 いけ好かないヒロインに対してイライラし通しでしたが、ラストに涙を見せただけで「ナニ?このプリティな女子、誰?」と、評価は一変。今まで観てきたスカしたオサレ風景も印象は全く変わり、なんかシーンを思い出してはジーンと来てしまいました。単純なやつめ。私。 そして、ラストの「眺めのいい部屋」と、ハッピー極まりないラストシーン。 いやぁ、お見事な映画でした。 [DVD(字幕)] 8点(2011-06-05 00:18:13) |
17. はだしのゲン2
作画が一作目より二作目のほうが真に迫っていており、動画レベルや脚本、演出も現在のアニメと遜色無く、堅実で普遍的な人間ドラマとしての凄みを感じる。 しかし、私の狭い心の所為だろうか、音楽のマヌケさに一寸「コレ、どぉにかならんかったんかのぉ」と感じた。 [DVD(邦画)] 8点(2008-07-17 23:09:47) |
18. ヨコハマBJブルース
時代の波を乗り越え切れてないシーンや音楽なども多々あった中、やはり松田優作の存在感だけは凄まじい。というか、ブルース、歌うの?超不安!なんでもやらせりゃイイってもんじゃないぜ?…とおもったら不思議。松田優作はブルースの才能もアリとみた。 [DVD(邦画)] 8点(2006-09-04 10:38:51) |
19. アトミック・カフェ
むか~し、ソビエトで核実験の跡にできた穴に水が貯まり、湖状のリゾート地っぽくなっちゃったその穴でニコヤカに泳いでいる兵士の映像を見たことがあります。あぁ~な~んにも知らないんだなぁ。知らないでいるって言うのは何と罪深いことなのか。踊らされるって言うのは何と無様なものなのか。プロバガンダの怖さ、満載です。現実の核ミサイルほどじゃないにしても。 [DVD(字幕)] 8点(2005-10-08 08:37:59) |
20. となりのトトロ
キチンと子供のために丁寧に作られたジブリの真骨頂(と言えば語弊もあるが)作品。大人が子供のためにレンタルビデオ店でアニメ探すときに、この作品が指針となる。そういうアニメ。大人にはチョイと退屈するかもしれないが、退屈だとムゲに言わずに楽しむのがいい大人ってもんです。 [ビデオ(字幕)] 8点(2005-08-13 14:01:30) |