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1.  男はつらいよ
世界最長の映画シリーズ第一弾。元々テレビドラマシリーズがあったにもかかわらず、 当時のネットワークシステムでは、視聴出来ない地域があったから、この映画で、 「車寅次郎」の名は、全国に知れ渡る事になるが、シリーズ化される事など、当然では あるが決定されていない。むしろ、この一作で終わりになると予想していた人の方が、 多かったかもしれない。 破天荒で傍若無人な寅さんの姿に驚かされる。後に描かれる寅さんの「いい人」な部分は 微塵も感じられないし、むしろこんな人物が親戚にいる事が恥ずかしくなってしまうのだが、 それでも寅さんが愛されるのは、思った通りに行動し、義理人情に厚い部分にあるだろう。 そう、誰だって寅さんみたいになりたいのだ。みんな自分に正直に生きてみたいのだ。 世間体なんて言葉に煩わされず、正直に生きる寅さん。皆にあこがれられて当然だ。 さすがに映像は古いが、以後のシリーズ化に必要なものが、この一本に凝縮されている。必見。
[DVD(邦画)] 10点(2013-04-08 21:55:30)
2.  燃えよドラゴン 《ネタバレ》 
この映画がテレビで放送された翌日、学校の教室や校庭には、にわかブルース・リーと化した悪ガキどもが多数出現し、「あちょー、あちょー!」と叫んで脈絡なく暴れ回っていたものである。 そんな思い出はともかくとして、映画そのものは、正義のヒーローが悪人をバッタバッタと倒していく、よくあるパターンであるが、そこに「東洋の神秘」が重ねられたものだと言えまいか。 そうなってくると「キワもの」になる心配があるが、そんな事をみじんに感じさせないのは、アメリカ側スタッフの「東洋の神秘」に対する敬意が、しっかりと払われているからだろう。冒頭、主人公が少年に対し、武道の心得を教えるシーンに、そんなものを感じた次第である。 アメリカに渡ったブルース・リーは、大変な苦労をしたという。それが、この映画の大ヒットで、報われたのである。
[DVD(字幕)] 8点(2011-12-13 10:40:05)
3.  生きものの記録
問題作。超をつけてもいいほどの問題作。 製作年を考えれば、あまりにもリアルすぎるテーマが敬遠されたのかも知れないが、映画公開後約54年経過した現在でも、全世界を巻き込む戦争が起こる可能性は十分あるし、中東辺りでは戦争が日常茶飯事である。そう言う現実を改めて考えてみれば、主人公の中島老人の行動は、「狂気」の一言では片付けられない。この映画を、全ての国の国家元首は見る必要があるだろう。 キューブリックの「博士の異常な愛情」もふせて鑑賞されることをおすすめしたい。
[DVD(字幕なし「原語」)] 8点(2009-01-03 12:26:50)
4.  レッド・ツェッペリン/狂熱のライブ
イギリスが生んだ神秘のハード・ロック・バンド、レッド・ツェッペリンの、長年にわたって「公式」とされていた映像である。他の映像記録が発掘され、DVD化されているので、唯一の「公式」映像とは言いがたくなったが、二度の来日公演を体験した方にとって、さらに来日公演を体験することができなかった人にとって、この映像に思い入れを感ずる人は、少なくなかろう。 実際にコンサートが撮影されたのが1973年。それから3年経過しての劇場公開。この間隔の空き具合に、ツェッペリンの実質的リーダー、ジミー・ペイジの、「映像」に対するなみなみならぬ興味を感ぜずにはいられない。やはり、いままで作って来たアルバム同様、「作品」として完璧なものを残そうと言う意図があったのだろう。ツェッペリンの残したアルバムは、そのほとんどが「虚構」と「現実」を行ったり来たりしているが、この映画を観ても、全く同じような感想を持つ。どこからどこまでが「現実」で、どこからどこまでが「虚構」なのか、 観ている人には、簡単に判断がつかないが、そこがペイジの狙った部分なのだと思う。アルバムを作るのと同じように、映像を作ってみせたのだ。本当に素晴らしい才能の持ち主である。もちろん、ツェッペリンそのものが ビートルズと同じく「奇跡」のバンドであり、どのメンバーが欠けてもバンドとして成り立たないのは、言うまでもない事実である。 ついでに言ってしまえば、ご存知巨漢マネージャー、ピーター・グラントの「ゴト師」ぶりも堪能することができる。あくまでも「ついで」だが。 
[DVD(字幕)] 10点(2007-11-05 22:50:02)
5.  パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち
「冒険活劇」である。冒険活劇に必要なものは、この映画に全て描かれている。 海賊、宝物、美男子、お姫様、オバケ。他に何が必要だろうか。 さらに言うなら、我々はジョニー・デップ演ずる「ジャック・スパロウ船長」と言う愛すべきキャラクターを得たことに対し、高らかに「万歳!」を叫ぶべきである。 どんな年齢の方も、確実に「ハラハラドキドキ」できる。少年少女の心を持つ人々に、絶対にお勧めしたい。
[DVD(字幕)] 9点(2006-11-11 22:13:25)
6.  ゴッドファーザー 《ネタバレ》 
「ヤバい」という言い方がある。その筋の方々の隠語だそうだが、現在はその本来の意味を外れて、違う使われ方をされていることが多くなったが、この映画には、本当の意味での「ヤバい」空気が、濃密に漂っている。 冒頭、おめでたい雰囲気が全くしない結婚式が行われているさなか、同胞の「依頼」を聞いている主人公、そして、この家の実質的な後継者になる三男坊が、やはり後に結婚することになる恋人に向かい、自分の家が何をして来たのかを、顔色も変えずに話す場面には、本当に驚愕させられた。 これ以上「ネタバレ」を書くのはよそう。あとは鑑賞するだけである。酒も必要ない。一緒に鑑賞する仲間もいらない。ただ一人で鑑賞することをお勧めする。DVDで鑑賞される際は、吹き替えでご覧になったほうが、ストーリーをより深く理解できることを保証する。
[DVD(吹替)] 10点(2006-11-11 22:02:03)(良:1票)
7.  スティング
この映画のことを書くのに、いろいろと考えてみたけれど、結局何も書けなくなってしまった。最初のだましのシーンに「あっ!」と言わされた後、「面白い!」以外の言葉しか出てこなくなってしまったからである。それ以上の言葉の修飾は、全く不要。そして、見終わった後の余韻が、とにかく長く続く。さらに、人に教えたくなってくる。教えられた人も、多分私と同じ思いを抱くであろう。 「映画は苦手」と言う人にこそ見てもらいたい映画。もちろんラストは絶対他言無用。
[DVD(字幕)] 10点(2005-09-23 20:22:49)
8.  ウッドストック 愛と平和と音楽の3日間
1969年と言う年は、ポピュラー音楽界のみならず、世相的にも不安定な年であった。 ポピュラー音楽界のみに限って話を進めてみると、1月に行われたビートルズの録音セッションは、メンバーの息が全く合わず大失敗に終る。その一部始終を記録した映画「レット・イット・ビー」は、最後のライブ演奏のみがビートルズらしさをかもしていたとは言え、栄華を誇った「ビートルズ帝国」は、分裂必至であった。 そのビートルズに荒らされたアメリカのポピュラー音楽界は、「ビートルズもどき」のバンドや歌手であふれかえり、あと一歩抜けだせない状況であったが、かのエルビス・プレスリーが、映画出演とそのサウンドトラックのために歌うのみだった芸能活動を、ライブに移すことに成功する。エルビスにあこがれたビートルズが没落し、ビートルズに影響を与えたエルビスが復活したのは、真に興味深い事柄だと言わざるを得ない。 そのさなかに行われた「ウッドストック・フェスティバル」は、当時のポピュラー音楽の、一大見本市の様相を呈している。映画に登場するアーティストは、それぞれにインパクトがあるが、リッチー・ヘブンス、サンタナ、スライ&ファミリー・ストーンの衝撃度は群を抜いていると思う。 観客の反応も見ていて面白い。40万(たぶんこの数以上はいるだろう)もの人々が、「ベセルと言う町で、何か面白いことをやっている」と言うだけの理由で、はるばるやって来たのである。ステージに置かれたカメラでとらえられた、人、人、人。「何だこれは」と思わざるを得ない。その人々の間で回し飲みされる酒、タバコ、マリファナ、ドラッグ・・・。不健康極まりないのだが、当時の社会状況、特にベトナム戦争と言う、いつ終るとも知れない戦争へ介入するアメリカと言う国に対する庶民の反応は、「やってらんねえや」と言う部分が大きかっただろうから、そう言うものに頼って現実逃避したかったのも仕方がなかったと思う。 この一大イベントが開催されて、やがて40年となる。ポピュラー音楽も様変わりしていて、ヒップホップとラップ、パンクが主流だが、内容たるや仲間内の愚痴にしか聞こえないのは、自分が年をとってしまったためだろうか。もう一度、外へ向かって熱く主張する 音楽を聞きたいと願う昨今である。
[DVD(字幕)] 9点(2005-05-07 21:13:09)(良:2票)
9.  刑事(1959)
題名通り刑事ものだが、はでな立ち回りやカーチェイス、銃撃戦は一切出てこない。刑事はたんたんと事件を捜査し、粛々と犯人を逮捕する。それだけである。 しかし、作品全体に流れる悲哀感を、どう言い表わせばよいのだろうか。 無理を承知で書いてしまえば、それは「罪を犯す人々の、心の奥に隠された哀しみ」だろう。そんな人々を何人も見てきた主人公は、さらに深い哀しみをかかえているに違いない。 作中流されるアリダ・ケッリの「死ぬほど愛して」は、大流行したと言う。皆が同じ映画を鑑賞し、同じ思いを共有した証である。ぜひ見て下さい。
8点(2005-02-12 10:00:58)
10.  荒野の決闘
ヘンリー・フォンダに保安官役を当てると言うのは、少々疑問が生じたものだが、いざ見てみると、この洗練された格好よさは、新しい「正義の人」のイメージを観客にアピールするのに、ぴったりだったと言ってよかろう。 即座に「大根役者」と呼ばれるヴィクター・マチュアも、全くそう思えない程の名演で、今まで使ってきた監督が、マチュアの良さを引き出せなかったからだと思う。 人間関係を描く事に的をしぼり、撃ち合いは最後の決闘シーンしかないが、これがまたものすごい緊張感だ。実際の決闘もかくやと思わせる。良い映画です。
9点(2005-02-06 15:08:41)(良:2票)
11.  ニッポン無責任時代
サラリーマンの「禁じ手」をためらいもなく使って、あれよあれよと言う間に出世していく主人公の姿に、私はただ、あぜんとするばかりであった。 (こんなに上手く行くわけがない。これはフィクションだ。作りごとなんだよ) そう思ってはみても、結局最後は、こうつぶやかざるを得ないのである。 「バッチリいきてぇなぁー・・・・!」
9点(2004-10-16 00:51:28)
12.  シベリア超特急
レビューに書かれた声に押されて、ついに私も「シベ超」を鑑賞する機会に恵まれることが出来た。近くのレンタルビデオ店には、第一作から第四作まで、全てそろっている。神の導きだとしか思えない。意を決して会員登録を済ませ、いざ借り出そうとしたら、異変が起こった。店の管理用パソコンが、突然動かなくなってしまったのである。さすが、さすがは「シベ超」だ。店員のケアレスミスだったので、何なくパソコンは動き始めたが、何やら不吉な予感がする。私は慎重に家までの道のりをたどった。 一週間レンタルとは、実に便利なシステムだ。期間中、私は、三度「シベ超」を鑑賞した。明日には店に返却しなければならない。名残惜しい気がする。 鑑賞し終えると、その都度、私の口から「Viva!」だの、「Great!」だの、「Amaging!」だのと言った横文字が飛び出していたが、腹の奥底で、「四面楚歌」、「七転八倒」、「艱難辛苦」などの、どちらかと言えばネガティブな四文字熟語が、ぐるぐると渦を巻いて回っているのに気付かされた。 水野晴郎氏の、「映画への愛」と言う名の狂気がぶちまけられた93分。全くすごい。すごすぎて涙が出そうになるくらいだ。「かんべんしてくれ」と叫んで、土下座したい気にもさせられる。この次は、ニ作目から四作目まで、一気に借りて鑑賞することにしよう。ただし、大量のアルコールが必要になるとは思うが。
0点(2004-06-11 01:22:02)(笑:10票) (良:2票)
13.  ロミオとジュリエット(1968)
岩波文庫に原作が入っているので、購入して対比させつつ 鑑賞しましたが、いろいろな場面やセリフがけずられて いるのに気がつきました。もともとセリフに詩的な表現が 多用されているので、本当なら必要なんでしょうけど、 映画の脚本と言う視点からすれば、冗長すぎる部分が 多すぎるための処置だと理解しました。それに、結構 だじゃれも多用されているみたいですよ。これは原文を 読まないとわからないかも。文庫版の方には、そのあたりの 解説もありますので、御一読ください。 原作が世に出てから、すでに400年経過しているのにも かかわらず、舞台も映画も、そして脚本そのものが読み つがれているのには、若い二人の燃え上がるような恋が、 我々を魅了しているからに他なりません。 舞台劇のほうも見たくなってきました。
8点(2004-03-29 00:26:04)
14.  ローマの休日
オードリー・ヘプバーンの、堂々たる姿を見よ! 王女としての気品、そして、たった一日ではあるものの、普通の女の子として過ごす可愛らしいその姿。男性はもちろん、女性をも引き付ける理由が、この映画一本で全て語られている! 風格のあるグレゴリー・ペックもお忘れなく。ウイリアム・ワイラー監督の守備範囲の広さにも感心させられる。すごすぎます。
10点(2004-02-25 23:02:13)
15.  俺たちに明日はない
不況のさなか、生真面目に生きることに「ノー」を突き付け、自ら悪人を志願した二人! 二人が最後に浴びた銃弾と銃声は、結婚したカップルにふりまかれた米粒であり、打ち鳴らされる教会の鐘の音だ!
8点(2004-02-06 23:10:39)
16.  サイコ(1960)
御覧になった方なら御承知でしょうが、モーテルの地下室のアレ(ここでは書けない)と、アンソニー・パーキンスの含み笑いが、いまだに目に焼き付いて離れない。怖いもの見たさで、また見ようかな。
9点(2004-02-04 20:42:54)
17.  イエロー・サブマリン
ビートルズ側からすれば、このアニメ映画の制作には、最初はあまり気が進まなかったらしい。ところが出来上がりがあまりにすごかったので、急きょラストでの実写による御本人たちの出演と、サウンドトラック盤の発売が決定したそうだ。 「マジカル・ミステリー・ツアー」もそうだが、「音楽の視覚化」を目指した作品で、サイケでポップな絵が時代ではあるが、少しも古さを感じさせない所がすごい。 とあるイラストレーターが、雑誌のアンケートで、「このアニメ映画を見て、僕もアニメを作りたくなった」と語っていたのが印象深い。そう、ビートルズは「時代の起爆剤」だったのだ!
9点(2004-02-01 16:23:26)
18.  狼たちの午後 《ネタバレ》 
緊張感ただよう話のはずなのに、妙に間が抜けている所が面白い。 ジョン・カザールは、もともとからあんな顔なのだと思うが、最初から最後まで「銀行強盗なんてやんなきゃよかった」と弱気な雰囲気を漂わせているし、アル・パチーノも、開き直ってギンギラギンになっている所が良かった。途中で登場するピザ屋の出前の男も、馬鹿丸出し。見物人の無責任さも必見。
8点(2004-01-16 22:00:31)
19.  イージー・ライダー
ホッパーとフォンダの二人が、アメリカの「恥部」を暴き出して批判したのと同時に、自己批判まで展開させてしまったかのような作品。 演劇青年ジャック・ニコルソンも、初々しくて良い。
8点(2003-12-26 00:38:01)
20.  HELP!四人はアイドル
前作「ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!」が、関係者の予想に反してビッグヒットをかっ飛ばしたので、本腰を入れて製作されたビートルズ映画第2弾。当然主演はリンゴ・スターだが、ジョージ・ハリスンの意外なカッコよさにしびれたりする。 お話は「007」シリーズのパロディで、うちわウケの多いどたばた喜劇ではあるが、もうこの四人が、そろって姿を見せる事がないと言う事実を考えると、「よくぞ製作して下さった」と、スタッフの方々に敬礼せざるを得ない。サントラアルバムも必聴。
10点(2003-12-13 01:01:25)
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