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【製作年 : 1970年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  JAWS/ジョーズ
子供の頃に見ておきたかったなあ、リアリティが追求される今となっては、どうもあらが目立ってしまう。そうはいってもスピルバーグ、ジョーズの登場を前半おさえるなどじわじわと迫ってくる恐怖の演出は見事です。でも個人的には賞味期限のない「激突!」のほうがいい。
6点(2003-05-25 17:09:12)
2.  オリエント急行殺人事件(1974)
12カ所の刺し傷、12人の乗客者、この結びつきはいいですね。なるほど~と感心させられます。他にも伏線の張り方が実に巧みです。アガサ・クリスティーの原作を読んだ方が楽しめそうですが、気軽に楽しめる一品。
6点(2003-05-18 16:43:00)
3.  ハリーとトント
老人と猫の放浪旅、ハリーにとって唯一の友達がトントなんでしょうね、愛情が伝わってきます。ロード・ムービーならではの多くの人との出会い、教師の職歴を生かし、若者、我が子に説教ではなく、やさしく自立への道を指し示してあげる。いい教師だったんでしょうね、トントとの接し方でもわかります。それとビル・コンティの音楽が素晴らしい、冒頭美しいピアノの旋律が流れただけで感動的な気分にさせられます。ハリーとトントのさりげないコンタクトが好きだった者としては、もう少しふたり(?)のエピソードを見たかった気もしますが、たまに見たくなるタイプの作品ですね。
7点(2003-05-13 17:30:28)
4.  チャンス(1979)
静かなコメディとでも言うのだろうか、淡々としていながら何とも味わい深い作品。それに一役買っているのが、チャンスおじさん演じるピーター・セラーズ。童心をもち、憎めない人柄を見事演じきっている。サクセス・ストーリ?でもなさそうだが、政治家を皮肉った作りは風刺が効いていて面白い。そして、最後の湖上を歩くシーンはいろいろ解釈できそうな意味深な名シーン。残念ながらチャンスおじさんに関する謎の部分が多すぎて、いまいち感情移入出来ずこの点数だが、不思議な雰囲気をはなつ作品だ。
6点(2003-05-04 23:26:12)
5.  家族の肖像
家族の肖像の絵画に囲まれ、家族に対する憧れを抱く教授。そこに現れた口うるさい貴婦人を中心とした崩壊寸前の家族と美男子。孤独を願う教授と世間を知らなさすぎると罵る若者達。電話のシーンの多用がそれとなく、教授と若者達との価値観の違いを浮きぼらせる見事な演出だ。そして次第に美男子コンラッドだけに惹かれていく。「ベニスに死す」ほどの同性愛的な描写は感じないが、教授がコンラッドを意識し始める過程が見事に描かれている点も素晴らしい。それと、貴婦人達がテラスに出るシーン、なんと絶景のことか。あまりに綺麗すぎて巻き戻して何度も見てしまったほど。「地獄に堕ちた勇者ども」の家族の崩壊から一転、家族に対する憧れが描かれている今作。ルキノ・ビスコンティの思いが詰まった作品だ。
7点(2003-04-15 19:41:30)
6.  まわり道
ロード・ムービー3部作の中でも異色な作品。必要性が感じられない放浪旅、目的地は風任せといえば聞こえはいいがそんな格好いいモノではない。優柔不断で嫌なことを避けて通る保守的な旅。でも、このまわり道こそが実に人間らしく、得られるたものが後の人生を左右することだってある。万人受けする題材ではないが、個人的には明確なテーマをもったロード・ムービーより身近に感じられ共感が持てる。それと忘れてはならないのが、これがデビュー作にあたるナスターシャ・キンスキー。「テス」「パリ・テキサス」でその美貌と個性をみせてくれたが、今作は12,3歳と幼さの残る顔が印象的だ。すでに、魔性の魅力が感じられ、小悪魔的といったところ。台詞が少ないのに、この強烈な個性、特に寂れた洋館で主人公を誘惑するシーンにはおもわず見入ってしまう。語られることの少ない作品だが、いやいやどうして傑作の部類に入る作品だ。
9点(2003-04-15 10:03:16)(良:1票)
7.  ベニスに死す
努力のみでは手に入れる事が出来ない「美」。それを否定する男の目の前に現れた美の象徴のような、美少年タジオ。それを2時間にわたり描ききったルキノ・ビスコンティ には恐れ入る。共感しづらい展開のため、客観的に芸術を楽しむといった趣だが、美しい音楽と見事なラスト、名作の名に恥じない作品だ。ただ、ルキノ・ビスコンティの最高傑作とまでは至っていない。
8点(2003-04-13 16:42:29)
8.  バリー・リンドン
鏡のごとき水面にうつる城、ろうそくの揺らめき、その絶妙な光加減、色鮮やかな景観・・・まさに息を呑む映像美。ベルナルド・ベルトルッチの「暗殺の森」以来の衝撃だ。芸術に満ちた世界を冒険したような錯覚に陥る。スタンリー・キューブリックにしては珍しくストレートに一人の男の半生を描いた作品だが、深く考えず映像の美しさを堪能せよってことなんだろうね。
9点(2003-04-12 08:46:48)
9.  わらの犬(1971)
狂気の映画は受けつけないはずが、気がつくと見入ってしまう自分がいる。例えるなら殺害現場を両手で目を隠しながら、指の間から垣間見る心境。サム・ペキンパーは嫌悪感の先にある好奇心をくすぐるのがホントに上手い。心の裏を見透かされている、そんな錯覚に陥らせる作品だ。
8点(2003-04-04 16:44:54)
10.  アメリカの友人
タイトル名、監督がヴィム・ヴェンダース、前知識がなかったため、人間同士のふれ合いがメインと勘違い。そのため、カウンター気味に鑑賞していたが、基本がサスペンスとはいえ映像の美しさ、特に汽車内トイレでの殺人は焦り、不安が映像から伝わるような緊迫感が味わえる。ロード・ムービー三部作の後だけあって、作品にみなぎる自信が感じられる。ただ個人的には、ほんわかと優しい気持ちにさせてくれるロード・ムービーの方が好みかな。
6点(2003-04-01 18:21:43)
11.  ブリキの太鼓
グロテスクな場面もあり、かなり後味の悪い作品だが、この嫌悪感が主題ともいえる。大人の汚れた社会の反発から、3歳で自らの身長の成長を止めたオスカル。その後オスカルの目を通して伝えられる、大人の醜い社会。オスカルはひたすら奇声を上げることで、現実逃避する。グロテスクな場面はオスカルにとっての醜い社会、だから嫌悪感こそがオスカルの心の内なのだ。最後、醜い社会の元凶である大人が死んだ後、成長を始めるところは何とも皮肉な作りだ。
7点(2003-03-22 16:05:53)
12.  タワーリング・インフェルノ
ハリウッド産パニック映画の最高峰。年々CG加工により映像技術が向上しているが、皮肉にも70年代に産み落とされた今作を越えるパニック映画に巡り会えていない。豪華キャストでも有名な作品だが、特にスティーブ・マックィーンは現代の俳優にはないスター性を感じる。「大脱走」もそうだが、彼の一挙手一投足がみる者を引きつける。俳優、演出、迫力ある映像が見事融合した秀作。
7点(2003-03-20 09:47:05)
13.  キャリー(1976)
究極のストレス発散映画。虐げられ続けたキャリーが舞踏会で幸せを掴んだ瞬間、頭上から大量の豚の血を浴びブチッと切れる。その後の展開はキャリーに感情移入していれば実に気分爽快に見られる。他にも若かりし頃のジョン・トラボルタ、息が止まりそうに怖いラストの墓場のシーンなど見所が多し。
7点(2003-03-13 12:29:17)
14.  ジャッカルの日
殺し屋ジャッカルをつい応援してしまう作りはお見事。感情の起伏のない主人公のため、外見的な格好良さ、多くを語らないクールな面など視聴者をくすぐる人物設定が生命線。個人的には無表情なジャッカルに魅力を感じられないため、緊迫するだろう場面も一歩引いて鑑賞していました。
4点(2003-03-04 23:32:06)
15.  クレイマー、クレイマー
こういう親子のふれあいを描いた映画はかなり好み。ダスティン・ホフマンが子供相手に奮闘するところ、かけがえのない存在に変わっていく過程が見事に描かれている。ジャングルジムから落ちた我が子を抱え病院へ運ぶシーンはジーンときました。ただ、離婚裁判がメインになってからは、夢から現実に引き戻された感じになってしまい残念。
7点(2003-02-25 23:09:15)
16.  アニー・ホール
ウディ・アレン独特のセリフ回し、ダイアン・キートンとの息のあった掛け合いが好きな人は、文句なしにはまるでしょう。もうほとんど、反則技の域、内容が乏しくてもなんだか許せてしまう。いや、この映画は内容も素晴らしいですよ。
8点(2003-02-25 00:16:22)
17.  激突!<TVM>
本当の恐怖映画には人物描写は不要。名も知らないヤツに追いかけられ、男はひたすら逃げる。字幕さえ不要なこの展開が、緊張感を煽る映像、迫力を演出する構図に目がいって、またそこが優れているスティーブン・スピルバーグと見事かみ合い、みている者を魅了する。シンプル・イズ・ベストな映画。
7点(2003-02-22 10:20:11)
18.  1900年
5時間壮大なパノラマで描かれた映画。時代背景と友情が敵対心に変わる人間模様を織り交ぜ、スケール大きく描く。ファシズムの台頭と衰退を絡めた展開はみる者を引きつける。でもちょっと長すぎるかなぁ・・・
6点(2003-02-20 18:16:20)
19.  暗殺のオペラ
芸術性に優れた「暗殺の森」に比べ、サスペンス色が強い作品。相変わらず映像は美しいが、印象に残るシーンが意外なほど少ない。暗殺された父の真相を暴くストーリーだが、仲間であった肉屋、教師、映画館主も呼び名は個性的で憶えやすいが、人物描写が浅く、犯人探しに興味がわかない。個人的にベルトルッチには、絵画のようなカット、記憶に残るシーンを望んでいるので、物足りなさが残る。
6点(2003-02-19 23:46:31)
20.  エクソシスト
単なるホラー映画ではない。この映画の凄いところは悪魔と戦う神父カラスの心理を深く描いたところ。母親の死で自らを責め、自身の信仰心すら、ゆらぐ過程を細かく描写している。演出面が取り上げられる事が多い映画だが、人間の心理を細かく描くことにより、恐怖を増幅させたところは評価に値する。
9点(2003-02-13 17:46:24)
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