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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  ソナチネ(1993)
これは口下手で不器用な人間の映画だと感じた。生きるための様々なテクニックを身につけ、良くも悪くも“洗練”されてしまった者には理解しがたい“下手さ”が全体を覆っている。映画技術的な“下手さ”も多分その雰囲気を助けているのかもしれないが、アマチュアっぽく見えてしまうのも事実。はっとさせられる場面や繊細な部分もあり嫌いじゃないが、でもどうやら自分にはたけしの映画は向いてないみたいだ。
[DVD(邦画)] 3点(2007-11-24 11:20:31)
2.  ブラッド・イン ブラッド・アウト
「ゴッドファーザー」や「スカーフェイス」が最高のギャング映画だと思ってる方、これを見てください。まだまだ埋もれた傑作があるもんだなぁってビックリすると思いますよ。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2007-06-22 06:37:47)
3.  アメリカン・ビューティー
ちょっと真剣に考えてみよう。マスターベーションと本当のセックス、一体どちらがより幸福だろうか?自己の内面世界を完全に満足させる可能性があるのは前者かも知れない、しかし他者と共有した経験というのは、それだけでかなり美しいことなのだ。レスターの死に顔、キャサリンの喪失感はその事実に改めて気付いたことの証のような気がする。
[DVD(字幕)] 8点(2006-04-10 14:34:30)(良:1票)
4.  スターゲイト
竜頭蛇尾とはまさにこのこと。ことわざを一つ自分のモノにするにはオススメの映画。 
[映画館(字幕)] 3点(2005-12-30 18:27:41)
5.  ディアボロス/悪魔の扉
アル・パチーノを本物の悪魔にするよりも、限りなく悪魔的な人間にしといて、フツーの法廷物で通したほうが面白かったかも。いろいろ細かい破綻はあるが、パチーノのゴリ押し演技と女優二人の裸に誤魔化された気がする。
[地上波(字幕)] 5点(2005-07-26 19:04:27)
6.  ゼロ・エフェクト
不思議な映画だ。始まり方やキャスティングなどを見るとコメディかと思わせるが、実はサスペンスのシリアス感の方が全体を覆っている。これが味なのか?いや多分中途半端なだけだろう。しかし何故かその中途半端加減も悪くない。キャラが立っているのも捨てがたい。映画館で観たいとは思わないが、TVでシリーズ化してもらいたい作品だ。犯人役の女優が綺麗だ。
5点(2005-03-21 03:57:22)
7.  グッドフェローズ
少しでも犯罪者心理を知る者なら、殺伐とした世界に生きる犯罪者が本当に求めるのは“ロマン”や“男気”ではなく“ユーモア”だと言うことが解るはずだ。そういう意味ではロマンチシズムに傾きすぎた『ゴッドファーザー』よりも、この『グッドフェローズ』のユーモアに満ちた淡々とした描写の方がリアルなギャングの姿だと言えるだろう。そもそもギャングとは「自分以外を信用しない」連中であり、そんな連中がやれ「兄弟愛」だの「仁義」だのと言うのは、単に自分が身を置く世界の緊張感に耐えられないから生み出す“虚構”に過ぎない。彼等はそんな自分たちの不幸を直視しようとはしないし、“幻想”だと解らずに“ギャングの美学”に陶酔してしまう愚か者さえいる。だが結局彼等の大半が行き着くのはこの映画でも描かれるように、かつて自分が軽蔑していた“普通の生活”よりも悲惨な場所なのだ。レイ・リオッタ演じる主人公が麻薬に溺れてにっちもさっちも行かなくなる姿はユーモラスで素晴らしくリアルな犯罪者の実像だ。
[映画館(字幕)] 9点(2005-03-11 16:05:11)(良:1票)
8.  コンタクト
昔のSFにはこういう上品さがあったよな・・。斬新で驚異的な想像力と純粋な知的好奇心にあふれたこの映画は、スター・ウォーズ以降に失われてしまった「真のSF映画」を思い出させてくれた。SFは絵空事や子供のための娯楽でなく、大人の血をたぎらせる壮大な夢だったよね。
[映画館(字幕)] 8点(2005-01-29 03:59:13)(良:2票)
9.  フィフス・エレメント
私もこの映画が“良く出来ている”なんて全く思わない。ストーリーは稚拙、世界観も「ブレードランナー」のマネだし、ヒロインの演技に至っては犯罪的なレベル。しかしながらこの映画の意義は別の所にあると思う。それは“ヨーロッパの監督がハリウッド資本で作ったヨーロピアン・テイストのSF超大作”というところ。キャラクター達はブルース・ウィリスとクリス・タッカーを除いていかにもヨーロピアンな風貌の者が多いし、ゴルティエのファッションもゲイ・テイストが強すぎてアメリカでは受けないだろう。オペラハウスでのアリアのシーンなどは映画史上、ヨーロッパ的美学がSFの舞台で炸裂した数少ないシーンの一つだ。この映画がアメリカの狭量な観客達に受けなかったのは、ある意味痛快だ。あとこの映画は絶対字幕で観るべき。クリス・タッカーの才能を理解するためにも、ミラの大根ぶりを再確認するためにも。
6点(2004-11-07 19:15:29)
10.  バードケージ
999円だったので思わずDVDを買ってしまいました。でもこの映画をDVDを買ってまで見たい人って一体どれほどいるのか我ながら疑問です。私はネイサン・レインとジーン・ハックマンの演技がツボで、これで何杯でも御飯が食べれる位に気に入ってます。 やはりネイサンの“本物”の演技の前では、さすがの芸達者ロビン・ウィリアムズも霞んで見えます。
6点(2004-10-23 21:27:32)
11.  デューン/スーパープレミアム 砂の惑星・特別篇
最初の紙芝居を見てスゴ~ク不安にさせられるけど、あとは大丈夫。劇場版ではしょられた舞台説明を盛り込んだつもりかも知れないが、はっきり言って原作読まないとダメなのは相変わらず。しかし、もともとが大河ドラマ的なストーリーなので長尺になればなるほど面白いのも確か。イギリス国営放送の歴史ドラマ(シェイクスピアの様な)を見ているような錯覚を覚えるほど。あの手の時代がかった芝居、スタイルが好きな人ならきっと気に入るでしょう。
8点(2004-05-26 02:24:10)
12.  恋する惑星
この手の映画は時間が経つと印象が大分違うかもと心配しつつ5年ぶりくらいで観たけど、やっぱり良かった!特に部屋や石鹸やタオルを擬人化して会話するところがカワイイ。この映画は世界的にも人気があるが、『アメリ』などはこれを少なからずマネしていると思う。主人公のイメージもフェイ・ウォンから脱却できなかった様子が伺えるし。唯一の欠点は前半の金城のシーンと後半の関連性の無さ。ま、あんま気にならないけど。
9点(2003-10-16 16:57:13)
13.  羊たちの沈黙
映画としても素晴らしいが、何よりも扱うテーマの深さがいい。連続殺人犯もその行動には時間をかけて醸成された必然的動機がある。まさにレクター博士が言ったように、物事を本質の面から見ることを教えてくれる。三部作の中で原作を超えるのはこれだけ。ちなみに何故レクター博士を崇拝する人間がいるかという問いには、何故人間は神を崇拝するのかと問い返せばいいと思う。無作為に、そして理由も無く大量の人間を殺すのは神の所行をおいて他にないからだ。レクター博士が教会事故の記事を集めているのは、レッド・ドラゴンの犯人が博士の記事を集めるのと同じだ。つまりレクターも“神”のファンなんだと思う。
9点(2003-10-10 15:23:36)
14.  誘う女(1995・米)
この映画の評価はキッドマン演じる主人公のような女を実際に知っているかどうかで決まると思う(笑)。私は過去に付き合った経験があるので結構真に迫ってコワかった。本当にいるんだよね、こういう女。でも知らない人には極めて陳腐な題材と映ってしまう恐れアリ。それにしてもキッドマンはハマリ役。彼女自身がこの手の女なのでは?と思わせるほど真に迫っている。
[映画館(字幕)] 7点(2003-10-10 14:47:14)
15.  奇跡の海
この感動を何と表現したらいいんだろう。“これこそが映画だ!”と叫べば、この作品に相応しい賛辞になるだろうか?心臓を抉られるようなストーリー。身体の底の枯れ井戸から溢れてくる涙。“人間性とは何か?”、“本当の人間とは?”、“信仰の本質とは何か?”、この映画はそう問いかけているように思える。この映画を無視できる人は幸せだ。幸せだが、それは盲目の暗闇を生きているようなものだと思う。この映画は暗闇に慣れきってしまった人間に光(真の人間性)を取り戻すことの勇気を説いているような気がする。
10点(2003-09-25 15:14:03)
16.  ボーイズ’ン・ザ・フッド
よく出来てる!この監督は説教臭い作風が鼻につくけど、この映画は社会的な視点とナマの衝動がうまくブレンドしていて説教くさくない。エンターテインメントとして十分なクオリティを持っている。『マトリックス』のモーフィアスの演技もシブイ。アイス・キューブもいい味だしてる。
8点(2003-09-25 14:38:33)
17.  プライベート・ライアン
98年は戦争映画の当たり年だった。この映画も冒頭のオマハ・ビーチでのシーンが秀逸で、今まで本当の戦闘の姿を知らされていなかった事に気付かせてくれる。この戦闘シーンを観れば、いかなる理由に於ける戦争も自信を持って否定することができるだろう。そういう意味では為政者にとっては「華氏911」などよりも余程脅威的な映画だろう。ただ、全体を通しての質は同年の『スターシップ・トゥルーパーズ』には遠く及ばない。スピルバーグの映画作家としての力量は落ちたと感じる。 それともこの辺が“良心的アメリカ人”の表現の限界だろうか?
[映画館(字幕)] 4点(2003-09-25 14:27:50)
18.  ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ
正直やられたってカンジ。この脚本考えるのにどのくらい時間かかったんだろ?キャラクターもそれぞれいい味出してるし、科白もテンポが良くて個性的。ところでスティング親父とアランはゲイのパートナーっていう設定なのかな?
[映画館(字幕)] 7点(2003-09-25 14:06:44)
19.  シックス・センス
泣けた。オチの謎解きなんて大した問題じゃ無いと思う。この映画の肝はなんといってもオスメントの存在感と、ゴーストと人間に分け隔てなく優しく接する優しいキャラクターだと思う。渋滞中の車の中での彼の母親への告白シーンはいつ見ても泣ける。
9点(2003-09-25 14:00:02)
20.  スターシップ・トゥルーパーズ
バーホーベンの突出した最高傑作であると同時に戦争映画の傑作のひとつだと思う。戦争の本質(殺戮の快感と、醜悪さ、滑稽さ)を表現している所は『地獄の黙示録』と同様だが、この映画のスゴさはそれが少しも説教くさくないところ。近未来で敵を虫にしてはいるが、これは現代のアメリカのメディアを駆使した軍事国家ぶりを暗に批判していると思われる。自分達の敵は、アメリカ的価値観が通じない点では虫と同じ、と言っているようにも見える。理屈込みでも、理屈抜きでも楽しめる唯一の戦争映画。
10点(2003-09-25 13:53:48)(良:2票)
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