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1.  ラスト・ワルツ
マーティン・スコセッシの映画に感心したことはあまりないが、この映画だけは何度見ても深く心を打たれる。 こういうストーリーのない音楽ドキュメンタリーは繰り返しに耐えうるので、DVDを買っても絶対元がとれます。(笑) THIS FILM SHOULD BE PLAYED LOUD!
10点(2003-10-16 22:24:24)
2.  風が強く吹いている
私は年間映画100本くらいは見ていますが、この映画はまぎれもなく高水準の傑作だと思いましたよ。とにかくランナー達の走る肉体の小気味よさがそのまま映画的快感に直結しているのが見事だと思いました。この新人監督、大森寿美男という名前は覚えておくべきではないでしょうか。箱根駅伝のモブシーンなども、嘘っぽさがなく、そんなに予算をかけた映画とも思えないのですが、うまいなあと感心しました。邦画では個人的に今年のベストです。
[映画館(邦画)] 9点(2009-11-07 13:10:06)
3.  わが青春に悔なし
黒澤の映画はまず、どうしても伝えたいことがあり、それは言葉だけでは伝えきれないという狂おしいまでの渇望があり、その伝えたいことをどうしたらもっともインパクト強く伝えられるか、ということのためにあらゆる技術が総動員されてる気がする。映画であれ何であれこれが表現の基本で、とくべつ撮りたいことがなにもないのに、ただ映画が好きだから映画が撮りたいなどという人は、見せられる方が迷惑なので映画など撮るのをやめてください。 黒澤の映画はすごくシンプルで、てらいがないし、ストレートで、つよい。その光はあまりにもぎらぎらとつよすぎて、目をそむけたくなるほどだ。だから日本人に黒澤アレルギーの人が多いのもなんとなくわかる気がする。 それから黒澤映画はひとつひとつの絵の構図がとにかく完璧です。
9点(2004-06-06 02:11:06)
4.  キル・ビル Vol.2
Vol.1は正直言ってギミックだけの駄作だと思っていたけど、このVol.2は傑作ではなかろうか?なんといってもうれしいのはタラちゃんの持ち味である語り口のうまさ、これが全開になって戻ってきていること。このとぼけたC調な会話術はほんとうにタランティーノの持ち味。日本ではコトバの制約があるからそうでもないけど、アメリカの劇場では爆笑に次ぐ爆笑なんではないかな。 アクションも細かいアイディアがいっぱいあって、たとえばトレーラーハウスの死闘では、狭すぎて日本刀を抜けなかったり、便器に顔を突っ込まれたエル・ドライバーがレバーを引き、水位を下げ一息ついたり(笑)こういう小技がVol.1にはいまいちなくて、ひじょうに大味だった。Vol.2は隅々まで考え抜かれていて、洗練された映画でしたね。 全体を通じていえることは、これはタランティーノ版「地獄の黙示録」なんだね。完結してみると、やっぱりこれは映画史に残りうるポテンシャルをもった快作でしたね。
9点(2004-04-27 06:55:27)(良:1票)
5.  座頭市(2003)
壮絶な殺陣、タップ、復讐姉妹のあでやかな舞い、そのアイディアの卓抜さ、豊穣さ、絵の美しさ、編集のうまさ、いずれもまさに映画的で舌を巻くほど素晴らしい。 ただし、ガタルカナル・タカを使った一連のコメディ・シークエンス。これらがいずれも凡庸でまるでおもしろくない。市のまぶたに目玉の絵を書いて笑いを取るなんて、そんな安手のTVコントみたいなシーンは必要だったのだろうか。満員の映画館もせいぜい「クスリ」というくらいで、ギャグというギャグは明らかにすべっていた。 でもたけし映画ってどれもそういう傾向ない?天才北野武の映画における唯一のウィークポイントが「笑い」というのがおもしろい。
9点(2003-10-16 22:58:20)
6.  ホワイト・ライズ 《ネタバレ》 
あまり期待はしてなかったが、その分これは意外な拾い物。まあまあ楽しめました。 まずミステリー仕立てのシナリオがとても練られていてよくできていたということ。どこかヒッチコックを思い出させる秀逸なプロットだ。ただし、現実に即して考えるとかなり無理のある強引な展開ではあったが…。「きみたち、どうして携帯電話を使わないの?」とつっこまれたらこの話しは終わりではないか(笑)手紙とか留守番電話というのはとても映画的な小道具だけど、今や誰も手紙を書かないし、(部屋電の)留守電なんていうのももはや誰も使っていない。だからといって携帯やメールですぐに連絡がとれてしまっては映画が成立しない…。そういう苦しい事情がうかがえた。便利すぎる世の中というのはなかなか作家泣かせなものらしい。 この映画も昨今流行の「純愛もの」といっていいのだろうが、この映画における純愛というのは、本人たちはいいけど、周りの人間にとってはかなりハタ迷惑なもので、周囲の善意の人たちを皆ボロボロにするかなりすごいものだった。もう一人のリサさんは自業自得だとしても、ジョシュ君の婚約者、彼女はかわいそう過ぎるな。あ、それから親友のルーク君、彼もひどい被害者だ。なんだ、本人たち以外は全員不幸のどん底じゃないか。これでハッピーエンドといえるのか(笑)
8点(2004-12-30 17:21:01)
7.  ジャッキー・ブラウン
タランティーノの作品ではもっとも出来の良い作品だと思う。 この映画はタラちゃんお得意のギミックにあまり頼っていない。(対極がキルビルVOL.1。)だから地味な印象を受ける人もいると思うけど、映画の基本的な出来としては、キルビルなんかよりもはるかによく出来てると思う。 タランティーノの映画作家としての基礎体力の高さが伺われる、渋い一品。 ぼくが好きなシーンは対立するサミュエル・L・ジャクソンと、ロバート・フォスターが、カーステから流れるデルフォニックスの音楽で一瞬だけ心を通じ合わせるシーン。音楽好きのタラちゃんらしい良いシーンだった。 パム・グリアー、ロバート・フォスター、最高だった。デ・ニーロも楽しそうでしたね。 非常に良質な哀感あふれる品の良い(?)作品でした。
8点(2004-09-13 17:55:35)
8.  オール・アバウト・マイ・マザー
人が生きるということはどういうことか?ということに誠実に向き合ったまじめな映画だと思いました。終ったあといっしょに見た人といっぱい喋りたくなるような映画だったな。 ハリウッド映画や日本のTVドラマみたいに誰にでもわかるように親切には作られていないから、「わかる人にはわかる、わからない人にはわからない」映画とは言えるのかな? ところで「イヴの総て(オール・アバウト・イブ)」「欲望という名の電車」両方とも見てないんですけど、これらの作品を見ているとより深く映画を味わえるのでしょうか?
8点(2003-11-17 08:05:41)(良:1票)
9.  終の信託 《ネタバレ》 
日本映画の古典を思わせる重厚な作り。検事の尋問の前に、主人公の行動は前半で全て明かされているので、これはサスペンスではない。大沢たかおが憎々しげな悪役を見事に演じているが、見方によってはこの検事の言い分の方が筋が通っているように思えるのが、この作品のポイント。被疑者を自白させるまでの尋問の汚い手口は、周防監督は例によってリサーチが入念で、かなり真実味があった。世評で言われるほどは悪くないと思った。
[映画館(邦画)] 7点(2012-12-09 06:49:04)
10.  この空の花 長岡花火物語 《ネタバレ》 
巷では大変に評判の良い本作。真摯な思いに満ちあふれた充実作だとは思うが、この今さらながらの空想平和主義には根本で乗れず。平和というのは、悲惨な被害のおそろしさを後世に伝えていくことで実現できるものだろうか。現在日本が平和なのは、アメリカの強大な武力に守られている(と、思われている)からであって、日本が武器を棄てたからではない。武器を完全に棄てれば平和は揺らぐ。その根本の矛盾にこの映画は全く答えてはいない。
[映画館(邦画)] 7点(2012-09-07 05:32:45)
11.  男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花 《ネタバレ》 
「俺と所帯を持つか」という寅の言葉を、故意に冗談にして受け流すりりー、お互いあんなに惹かれあっているのに…。「寅さんみたいに自由に生きたいなあ」などという人は多いけど、彼ら(寅とリリー)がその自由と引き換えにしているものをその時観客は目の前に突きつけられるんですね。 最後のシーンはものすごく救われるいいシーン。やっぱり名作です。
[DVD(邦画)] 7点(2006-06-17 21:54:48)
12.  スパイダーマン2
まあ、話しはかったるいけど、CGアクションがめちゃくちゃよくできているのと、これだけの超大作なのに良い意味でのB級っぽさが残ってるのは魅力かな。 今回の敵役タコ人間は、ライミ監督の傑作「ダークマン」をほうふつとさせる陰影に富むキャラクターでよかった。 パート3はいよいよ…なんですけど、相手があれじゃ弱くない?  
7点(2004-07-11 19:04:01)
13.  ランブルフィッシュ
コッポラという人の本質は、意外とこういう映画にあるのでしょうね。映画オタクの学生みたいな青臭さがある人なんです。 映像は綺麗でした。この映画がMTVの若い映像作家などに与えた影響は大きいんじゃないかな?モノクロの早回しで雲がびゅんびゅん飛んでいくイメージとか。この手の映像をその後あちこちで見かけるようになりました。 スチュワート・コープランドのエスニック風の音楽がすごくかっこよかった。 マットディロンのイメージは、「欲望という名の電車」のマーロン・ブランドをほうふつとさせました。
7点(2004-02-11 18:56:04)(良:1票)
14.  キル・ビル Vol.1(日本版)
タランティーノって、語り口の上手さで見せるウェルメイドの職人だと思ってたけど、その得意手を封じ込めて、シナリオもなにもなく徹底的にハチャメチャやっているのが、すごいというか、なんかキレちゃってるというか、わけがわからなかった。 『ジャッキー・ブラウン』なんて、ほんとうに上質な哀感のあるいい映画でしたけど、『キル・ビル』はなあ~。 スプラッターが嫌いな人、悪趣味が嫌いな人、ナンセンスが嫌いな人は見ないほうがいいです。とにかくまあ徹底してますから。 ルーシー・リューのやくざの女親分はなかなかイカしてたです。決闘の時彼女のテーマソングが流れるんですけど、それが梶芽衣子の『修羅の花』なの(笑)梶芽衣子もさぞかし驚いたことでしょう。 ルーシー親分の部下の女子高生栗山千明ちゃんも、光ってましたね。とにかく女性はアジア系に限りますね。この映画はひどい日本語ばかりで満載なんですけど、彼女が喋るところだけは安心して見られました。 日本語といえば日本人同士の会話がなぜかいつもキーキーと不自然に怒鳴りあってるというのが、笑えました。この映画は亡き深作欣二監督に捧げられているのですが、たしかに深作監督の映画って、登場人物が喋るときいつも怒鳴りあってるような印象があって、それがものすごいテンションを生んでましたからね。ああいうの、言葉がわからない向こうの人が見ると、すごく異様に見えて、おもしろいのでしょうね。 それと、この映画、途中でなぜかアニメーションが入るですけど、これが良くできてた!押井守のスタッフが作ったそうですが、このジャパンアニメの部分が一番よくできてたんじゃないかな?(笑)感動しました。
7点(2003-10-26 08:36:28)(良:1票)
15.  ガン・ホー 《ネタバレ》 
草野球のシーンで組織力と小技に勝る日本チームが、ぶんぶん振り回すだけのアメリカチームを倒すシーンは、今回のWBCの結果を予見していたのか。(笑)
[ビデオ(字幕)] 6点(2006-03-24 13:25:56)
16.  シュレック2
ピクサーものと違う点は、登場キャラがぜんぜん可愛くないこと。とくに人間キャラの顔はひどいな。人の顔はCGの一番の泣きどころなんでしょうね。それはしかたないにしても、ロバも猫もみんなちっとも可愛くなくて、これじゃグッズも売れないでしょう。 「どうする、アイフル」のCMみたいな猫のシーンは笑えました。
6点(2004-07-17 16:40:51)
17.  ゴッドファーザー PART Ⅲ
映画館で見た時はかなりがっかりしたけど、DVDで見直したらまあまあ悪くはなかった。とはいえ、ストーリーに求心力がなく、長尺のわりには中身がスカスカなのが気になりました。しょうがないよ、枯れちゃったパチーノの後日談だもの。こんな話蛇足もいいところ。 ゴードン・ウィリスのカメラはすばらしい。ソフィアコッポラは論外にしても、アンディ・ガルシアは魅力ないね。この当時、ガルシアは周囲から将来を非常に期待されていたビッグ・スター予備軍だったんですけど、案の定最近ではあまりパッとしないですよね?この人どうもオーラが足りないんだよな。
6点(2004-05-04 21:20:11)
18.  ケープ・フィアー
デ・ニーロの体ってぶよぶよの時はホントぶよぶよなんだけど、どうしたら短期間であんなとんでもないキン肉マンになれるんだろう? 今体を鍛えてるんだけど、なかなか筋肉がつかないで悩んでいるので、ぜひ聞いてみたいです(笑)ステロイド注射かな?
6点(2003-10-16 22:30:26)
19.  傷だらけの男たち 《ネタバレ》 
最初から犯人は割れているので、謎解きの面白さは犯人探しではなくて、主人公の内面探し。このアイディアは悪くないと思うのだが、いかんせん話しが意味もなく複雑すぎるし、やや無理がありすぎると思った。(チャンドラーのハードボイルド小説などが好きな人にはこういうプロットは好まれるのだろうか?)「オールドボーイ」とも通じるような、主人公の執念深さ・残酷性は、動機はともかくとしても、日本人にはちょっとついていけない部分も多いのではないだろうか?いくら親のかたきといっても、その娘は関係ないでしょう。しかも一緒に暮らした女をあんなふうに残虐に殺すことが出来るかなぁ?ということでトニー・レオンにぜんぜん感情移入はできなかったです。(トニーレオンは役作りにかなり苦しんだらしいけど当然でしょう。) 中国映画や韓国映画にはこういう理解に苦しむメンタリティが時々出てきます。そこが面白いともいえるのですが。たとえば過去の日本軍の行いをいつまでたっても許そうとせず執念深く徹底して糾弾する中韓の国民性と、米軍に原爆を落とされて何十万人も虐殺されてるのに、終戦したとたんにもう赦してしまう日本人の国民性、その断層というのは深くて大きいなあ・・・などと、映画とは関係ない感慨に改めて耽ってしまいました。
[映画館(字幕)] 5点(2007-07-26 18:11:04)(良:1票)
20.  コラテラル 《ネタバレ》 
ハードボイルドでスタイリッシュな世界はいかにもマイケル・マンの世界で、まあまあ楽しめました。ぼくは、この人の処女作『ザ・クラッカー/真夜中のアウトロー』っていう映画にひじょうに感心した記憶があるのですが、この映画もまさにあの世界でしたね。日本のやくざ映画にも通じるような感じでしょうか。こういうの結構好きです。 ただし、この映画、ストーリー展開にはかなり無理があったような気はしました。意味不明な部分も多かった。トム君はいざタクシーに乗ってからクライアントからもらった資料に一生懸命に目を通していたけど、プロなら今夜の仕事の相手5人くらいの顔と居場所くらいは最初からしっかり頭に入れとくべきだったんじゃなかろうか?(笑)資料カバン捨てられたくらいであんなにおろおろしてしまう殺し屋でどうすんの。というかそんな大事な証拠がぎっしり入ったカバンを持ち歩いて2度も奪われるなんて、そんなマヌケなことしてちゃ殺し屋どころかサラリーマンでも通用しないぞ~! それから、まずふつうの殺し屋は、最初に予定が狂った時点であのタクシー運転手は始末して、自分で運転するなり車を乗り換えるなりすると思います。どう考えても。なにゆえにあんなお荷物な人質といっしょにいつまでも仲良く一緒にいなければならないのか?この映画、そういう基本的な設定に無理がありすぎると思いました。そんなこと言ったらミもフタもないかな(笑)ま、一風変わった「バディもの」にしたかった…というコンセプトはわかりますが。 いずれにしてもこの映画、アイディア自体がどっかで見たことあるようないかにも新味に乏しいものだし、展開も最初から最後まで全部読めてしまうんです。この辺、先日の『オールド・ボーイ』みたいな超アナーキーな映画を見たあとじゃいかにも「ぬるすぎ」のような気がしました。 最近はメジャーなハリウッド映画でこれはすごい!と思ったのってほんとうに少ないですね。ちょっと停滞期に来てるのかもしれません。守りに入ってる気がしますね。
5点(2004-11-15 06:18:56)
025.00%
137.50%
225.00%
337.50%
437.50%
5922.50%
6410.00%
7615.00%
837.50%
9410.00%
1012.50%

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