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ショップガールinNYさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 78
性別 女性
自己紹介
♪一番好きな恋愛映画♪- You've Got M@il -
"もし君と僕が商売敵じゃなかったら・・・
普通に出会っていたら・・・
きっと電話番号を聞いたよ。"


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1.  ソウ
あまりにもな大ドンデン返しにやられたーッッ!!!!Σ((°■°;;))その展開はアリなんでしょうか・・・?ちょっと無理やりな気もしますが、先が読めないストーリーのラストとしては最高でした。あんなの誰も予想できないよねぇ、卑怯だ!お見事!!! いろんな映画を観てきたけど、ジグソウのターゲットだけには絶対なりたくない。
[DVD(字幕)] 10点(2005-11-01 19:10:38)
2.  Shall we Dance? シャル・ウィ・ダンス?(2004) 《ネタバレ》 
バイオリンの調べに乗せた音楽はとても良かったし、ダンスシーンももちろんのこと。情熱的だったり、時に甘美であったり。ダンスってこんなに表情を持っているんだなあと発見・感動。 ポリーナが情熱の欠片さえないダンスをしたジョンに「違う!!」と息を荒くしながら熱烈に教え込むシーンは、私の好きなシーンの一つ。「ポリーナはやっぱりダンスが人生なんだな」て思いましたし、いきなり大胆になった彼女にポカンとしている生徒達にクスッと笑ってしまいました。 あぁ~リチャードも素敵!ホントに甘いおじさまです。ちょっとはにかんだりした時にはもぉ!ウキウキと駅で一人踊るジョンは可愛いったらないです。 「幸せに飽きたらダンスを習おう」⇒ちょっとしたスパイスが全体の味付けになるってことですかね。幸せに退屈するなんて贅沢この上ないですが、刺激は必要ですよねー。生き生きとしてくるジョンを見てそう思いました。 出てくる人物全てが私のツボにきましたし、この映画のメインでもある「家族」の姿も最高でした。涙腺ゆるみっぱなしです。スーザン・サランドンはもったいない気もするけど、やはり彼女くらいの大物でないとこの役はできないかなぁと。夫の行動に不安を覚えたり、変化する夫に戸惑ったりする妻の姿をよく表現できていました!きっと彼女も変化を求めてたんじゃないかなぁ…。 あぁ~もう家族モノ弱いです! タキシードにバラ一本で登場なんて反則ですリチャードさん!かっこよすぎ。 あ、でも一番のヒットは探偵さんかも...。最後の彼の行動に客席がクスクスしていたのが印象に残ってます。あの演出は小粋でいいね~☆
[映画館(字幕)] 10点(2005-05-05 11:42:00)
3.  ローマの休日 《ネタバレ》 
恥ずかしながら、私この映画を昨日初めて観ました。正直、観るまではこの映画は「オードリーの可愛らしさ」でもっている映画だと思っていました。本当にごめんなさい。 なんて美しくも切ない恋物語なんでしょう!一国の王女と、一人の新聞記者。たった一日という短い間に一生分もの愛を燃え上がらせた、決して結ばれることはない二人の男女。厳しい規律の中にとじこめられた王女が、ジョーに出会うことで大空に羽ばたくような自由を知ります。アンがとてもかわいらしい!オードリーのおてんばさ、愛らしさ、美貌に体の芯まで魅了されてしまいました。また、グレゴリー・ペックの渋さにもすっかりやられてしまった私です。彼は渋いだけじゃなく人間的な弱さも上手く見せてくれました。二人が見つめ合うシーンが何度かありましたが、最初の方はとても楽しそうに微笑む両者が、日が沈むころになると悲しげな笑みに変わってきます。この「見つめ合う」というシーンがこれほど重要に感じたのはこの映画が初めてです。一緒に遊んで楽しむ二人が徐々にお互いを意識し、愛しあい、それと同時に自分たちの生きる場所を今更ながらに知らされる。こんな苦しい愛情ってあるでしょうか。王女としての風格と厳格さを表したラストの記者会見のシーンのアンは実に美しいです。その姿を見つめるジョーの表情は二人の住む世界の相違を痛感させられますが、不思議と嫌な気分にはならないんです。むしろ感動してしまいます、二人の愛の大きさに。 そして最後の「見つめ合う」シーン。優しく微笑みあう二人の瞳には涙が浮かんでいます。今すぐ走りよって、抱きしめたい。そんな二人の気持ちが強く伝わってきました。 アンを見送ったジョーがポケットに手を入れ、ゆっくりと歩みだします。広い屋敷にこだまするジョーの静かな足音が、これまでの二人の思い出を語るかのように、美しい調べとなるフィナーレでした。ほんとラブストーリーの王道ね。  
10点(2004-10-30 12:35:07)(良:3票)
4.  ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ 《ネタバレ》 
この映画ツボにどかんとハマる。登場人物が多いけどそれがうっとうしくならないし(←でも2回目鑑賞でやっと理解)、面白い奴らばかり。でもあえていうなら主役の4人がちょっと影薄かったかなと。主役なのに。ベーコンとかキャラがない。とはいえパーフェクト!ラストも最高。 大真面目に「変態クラブ」の設立を計画してたトムがあほで良かった。 ロリーも全身黒でかっこいい。結構意味不明なことばかり言ってるのにあまりにも堂々としてるからそこが渋い。あの「断る」のあとのトム・ベーコン・ソープの「ウゥ~~~~」には笑った。
10点(2004-08-30 14:07:24)
5.  スタンド・バイ・ミー
淡々とした毎日の中の一つの大きな刺激と衝撃。なんてことない夏休みに彼らは死体探しという冒険に出かけ、お互いその道中で何を思ったのだろう。そうそう、この4人がむちゃくちゃ強い友情に縛られてるように見えないのがまた良いんだな。彼ら「全員」がこの二日間の出来事を一生の思い出として抱き続けたようにも見えないし。「特別でもない」、だからこそ、このゴーディが見た少年時代に我々が共鳴してしまうのでは。そこがよくある少年少女青春映画と違うところ。そしてこの真夏のむし暑そうな雰囲気が、彼らの心情と重なりあってよけいに画面に魅入ってしまう。 青春時代と限らなくても、ゴーディみたいになんてことない日常の中に一生モノの思い出を作りたい。それが幸せなものでも切ないものでも、大人になってふとしたことで振り返れるような自分だけの秘密を持てたらいいなあ。
10点(2004-06-27 19:40:48)(良:2票)
6.  逃亡者(1993)
「映画好きになったきっかけの映画」と言ったら大げさかもしれないけど、まさにそうなんです。始終ハラハラ・ドキドキしっぱなし。「次はどうなるの、どうなるの」思いっぱなし。頭が良く、ジェラードの手から逃げまくるキレの良さを持ちながら、ちょっとぎこちなくオドオドした雰囲気を漂わせるキンブルと、それを演じるハリソン。すっかり好きになりました。何気にトミー・リーが良い!ていう方が多いのは驚きです。が、何回目かの鑑賞中に「あれ、ジェラードもなかなか!」と思いました。どこまでもしぶとく、やはり頭も良い、そして人を容易には近づけさせないようなオーラ。なのにラストのキンブルへのセリフが・・!泣かせるじゃないの~。やっぱり主役はあなたです(嘘。←嘘かい)。
[CS・衛星(字幕)] 10点(2004-06-25 20:03:15)
7.  リトル・ストライカー
レビューがこんなに少ないなんて!私ももっと早くこの映画に出会いたかった!てっきりフットボールだけの映画だと思ってたら、深い人間ドラマに心が締めつけられた。決して皆幸せじゃなく、誰にも弱さを見せられず苦しんでいる。その苦しみが少しずつ、でも確実に和らいでいく情景がなんとも心地よく切ない。映画全体にブリティッシュ・ポップがかかっていて飽きない。洋楽ファンの自分にはおいしすぎる選曲に大満足。ストーリーは少々重めなのに清清しい感じがするのは確かな選曲や使うシーンがキマっているからだろう。エリックが自分の弱さを告白し、自分がいかにフットボールを愛しているかをジミーに語る姿は感動モノ。ベタな展開やストーリーだけれどそれに弱いんだ自分~。
10点(2004-04-19 22:04:51)(良:1票)
8.  ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア 《ネタバレ》 
ラスト近く、ギャングのボスのしんみりとしたセリフ。キザだとは思いつつも感動。雨の中キャデラックをプレゼントするシーンに胸がすごくキュンとなる。死という重いテーマを扱っているにもかかわらず、爽快で温まる映画。
[DVD(字幕)] 10点(2004-03-15 15:47:09)
9.  ムーラン・ルージュ(2001)
周りが「期待するほどでもないよ~」と言ってたので不安があったけど、全然!私は大満足でした。ミュージカル好き・嫌いな人はハッキリ別れるのでこうゆうバラバラの評価なのかなと思ったり。私は前者です。歌で愛を告白したり、悲しい気持ちを表現したり。やっぱりすばらしいと思います。主演の二人は歌めちゃめちゃ上手いですね。驚き。公爵もいい味出てたし(後半はただの悪者だけど)、脇役の方達も良かったです。音楽も現代のPOPSがかかりまくって飽きません。内容も楽しいですし、また観たいなと思います☆ Come What Mayが頭から離れない~
10点(2004-03-06 10:44:38)(良:1票)
10.  オー・ブラザー! 《ネタバレ》 
3人にそれぞれ笑わされました。というか、出てくるキャラクターすべてに強烈な個性があってお腹いっぱい。カントリー・ミュージックが始終流れっぱなしで嬉しい。「I am a man of constant sorrow」もごきげん(哀愁ある曲だけど)で良し。カントリーな雰囲気最高ですね。 盲目の黒人が最初に言った「目当てのものは見つからないがもっと美しいものを目にする」これがこの映画のテーマだと思います。タイトルもすごく好きですし。なんというか、清清しい感じ。 ラストにもう一度出てきたのでビックリ&感動。姉と一緒に「天使っぽい」と話してました。あと、ジョージ・クルーニー以外の2人はどうゆう人生を歩んでいくのでしょう?映画のテーマはまだ続いていると思うのです。 私は「I am a man~」をネットで聴いて、興味がわいたのでこれをレンタルしました。本当にこの映画に出会えてよかった!
[DVD(字幕)] 10点(2004-02-29 10:36:02)
11.  スリーピー・ホロウ
とにかく好き。ジョニーデップの作品では一番好き。衣装も街の風景も、美術もなにもかも素晴らしい。何と言ってもイカボッドのキャラクターがピカイチ!ジョニー談では「(ああゆうキャラで)おろされる覚悟で演じた」ってあったけど監督はあの、ティム・バーチョンだもの。気に入らないわけがない。 クリスティナ・リッチもとても可愛かった。色が白い&眉毛ないのがミステリーな舞台とよくマッチしてた。「ホラーとしては怖くない」と不評を聞くけど、「ファンタジー映画」だと思ってたので違和感はなし。
10点(2004-02-29 10:23:40)(良:1票)
12.  グーニーズ
もぉ最高!!悪役がいて、個性豊かな子供達がいて♪インディジョーンズにも出てたキー君がいて「なんか似てるなぁ。」とか思ってたらやっぱりそうだった。それとスタンドバイミーのテディ役のコリー君も出てた。かっこいいよ、コリー。悪役もバカで面白いし(歌歌う奴、カツラな奴)なんかワクワク冒険劇でした。主役の子も、デブでドジな子も(あんな子供よくでるよねぇアメリカ映画は。デブでドジ、でも憎めない^^*)シンディローパーの歌も良かったし。あぁまた観たいなぁ~!!
10点(2003-04-11 19:40:37)
13.  ユー・ガット・メール
ふんわり、しっとり、さわやかって感じの映画でした。女性監督だからかな?トムもほのぼのラヴストーリーは似合うんじゃないかな?出て欲しい。文句なしに10点満点!また見たい。
10点(2003-03-14 18:26:28)(良:1票)
14.  バタフライ・エフェクト/劇場公開版 《ネタバレ》 
「なぜあの時決断しなかったのか、なぜあの時前進する勇気がなかったのか・・・。」何かが変わったのかもしれないのに、自分は動かなかった。今とは違う、別の未来があったのかもしれないのにと考えることはよくあります。 エヴァンのような力があれば、私も過去に戻ってやり直しをはかったでしょう。けれどエヴァンは何度も失敗し、先の未来をより悲惨なものにしていきます。ケイリーを救おうとする度にこじれていき、エヴァン自身も苦しんでしまいます。 ケイリーが叫んだ、「ならあたしを救ってよ!!」という台詞にとてつもなく胸が痛みました。その時エヴァンが流した、一筋の涙もとても切ない。「必ず迎えに来る」と約束したのに、結局は迎えに行けず、助けることもできなかった自分のふがいなさと、時の流れ、自分達を取り巻く運命を痛感した瞬間だったんだろうなあ。 とうとう追い詰められたエヴァンがとった究極の選択。それは、エヴァンにとって常に一緒でなければならなかった存在を「離れ離れ」にすること。それによってケイリーの未来は開けていくのです。愛する者の幸せの為、彼は自らの幸せを捨てることになったのです。こんな辛いことってあっていいのかぁあ(泣)。 最初で最後の二人の接触になってしまった、「さよなら」。別バージョンのエンディングはどちらもいらん!!でないと、この「さよなら」の意味がなくなってしまうと思います。颯爽と歩いていくケイリーはきっと不幸ではないでしょう。今なら彼女に話しかけてもきっと問題は起こりません。それでも声をかけなかったエヴァン。何度も過去を書き換え、何度も違う未来を作った。そのたびに周囲の人々に辛い思いをさせた。結果エヴァンは最後の選択をして彼女を守りました。だから、きっともう何かを変えることは許されないと思ったんだと思います。そしてそれは自分への「けじめ」でもあったんじゃないかなぁ。 過去は今を作ったいわば土台のようなもの。その上を生きていくのはその人の運命なのだろうと私は思ってます。悲しい思い出も、それが生きることの一部なんだろうな~。心に残るラストでした。オアシスの主題歌もとても良いです♪
[DVD(字幕)] 9点(2005-10-26 00:07:18)(良:1票)
15.  リリア 4-ever 《ネタバレ》 
ここまで救いようのないことってあるんでしょうか?わずかな希望さえも簡単に打ち砕かれてしまう。彼女には、私達が思う「普通の暮らし」さえ手に入らない。親友の裏切りによって、友人達から売春婦と罵られ、けれども確実に売春に身を落としていくリリアはとても見ていられませんでした。親友ヴォロージャだけが、リリアの存在の証だったんじゃないかなあ。リリアを慕い、常に彼女を守ろうと彼なりに頑張る姿に胸を打たれました。ヴォロージャも、これ以上ボロボロになっていくリリアを見ていられなかったんじゃないかな。リリアが出て行った後、ヴォロージャは自ら命を絶ったけど、「リリアはもう手の届かないところに行ってしまった。僕がここにいる意味はもうない」と彼は思ったのではないでしょうか。勝手ながら私はこう思っています。 人身売買としてスウェーデンに送られてしまったリリアの状況は、かなり残酷で悲惨です。でもこれは実際に起こっていることなんです。今でも何千という少女達が犠牲になっています。 欲望のはけ口にされ、毎日のように男達の相手をさせられるリリアは、映画が進むにつれ人形のようになっていきます。感情もなくなり、言葉も発しなくなるほど、精神的にも肉体的にも壊れていくリリアを見て、私は泣きました。「なぜこんなことが起こってしまうのか」と強い憤りを感じました。 ヴォロージャは、自殺しようとするリリアに「死んではだめだ。死ねば奴らの勝ちだ」とこう説得します。自分は死を選んだけど、彼女にはまだ生きる道が残されている。そう信じていたのではないでしょうか。もう一つ、彼女を自分と同じ運命にはさせたくなかったんだ思います。 ラスト、天使になった二人が笑顔でバスケットをする姿はもう、もう!! なぜ、ささやかな幸せさえ手に入れることを許されないのだろう。なぜ、死ぬことでしか真の安らぎを得られないのだろう。 激しい怒りと悲しみでいっぱいになります。 クレジット終了後の監督のメッセージには『この映画を、現在性産業に搾取されている世界数百万の子どもたちに捧ぐ…』とあります。一刻も早く、こんな社会がなくなれば...。そう願わずにはいられません。
9点(2005-03-11 13:34:30)(良:1票)
16.  グロリア(1980) 《ネタバレ》 
私は最近になって知りましたが、レオンの元ネタというのは有名な話。。レオンも大好きな私にとってこの映画は・・・「レオンより最高!」です。ハッピーエンドという点が評価アップの大きな要因です。もうね、ジーナ・ローランズのグロリアがかっこよすぎ!あんな強面のお顔で尚且つ厚化粧。関西のおばちゃんのようなファッション。口も悪いし、子供嫌い。こんなはたから見れば「クソババア」そのもののグロリアがめちゃくちゃかっこいいんだな、これが。渋いんだな、これが。 あの男の子も可愛かった。生意気で、自分じゃ何もできないくせに「僕はもう子供じゃない」やら「クソババア!バカ!」など罵倒飛ばしまくり。でもそれが嫌味ではないんです(子役の演技力は乏しいですが・・・)。それは彼の性悪さが「強がり」から出てるんだなって気づくから。絶対泣かないし、弱音もはかない。でもそこは8歳。母親に甘えたい年頃。だからどんなにグロリアにどなっても、結局はドレスのすそを掴んでる(文字のとおり)。グロリアの後ろに隠れながら、歩調を合わす気などない彼女に必死についていく。でもそれがギャングに追われる「恐怖」からじゃなく、純粋な少年の「孤独」からだって伝わってくるんです。グロリアが徐々に少年と心を通わせていく姿も美しい。すごく不器用でぎこちない。わざと相手のかんに触れるような言葉を吐いたりする。でもそれってお互いのことを想いあってるからこそ許されるものだと思うのです。  ラストの墓場をかけぬけるスローモーションシーンには何度涙したことか。墓場というものは汚い言い方ですが「悲しみの溜り場」そのもの。そこを少年は「希望」への「道」としてつっぱしっていくんですよ。その先には少年の待っていたものが待っているんです。この墓場とのミスマッチさが本当に感動させてくれます。音楽も最高に良いし、そのときのグロリアの表情といったら!実に美しかったです。本当に心のそこから笑ってるって感じでした。幸せになってね二人とも。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2004-11-23 22:45:10)(良:1票)
17.  ストレンジ・ワールド
好きな順から「置き去られた空間」→「空の誘惑」→「未来の始まり」→「少年と自転車」。オムニバス映画=短編映画を集めたものですから、好きな人は好き・嫌いな人は嫌いってはっきり分かれる種類だと思います。短編映画って独特の世界観やビジュアルがあるじゃないですか。それを「かっこいい、斬新、深い」ととるか、「分らない、入り込めない」ととるかのどっちかなので評価がかなり変わると思います。私は前者なので全体的にうっとりしながら観れました。あ、でも「少年と自転車」は違ったかなあ。「モノクロが苦手+ほぼ主人公の呟き(苦手)」なので・・。  オムニバス映画って「中身がある」のと「中身があるのか?」ていうのがありません?「不思議な世界観や異常な心情を描いときゃそれなりにかっこよく見えるだろ」っていう監督の意図見え見えなのが後者(オムニバスってほとんどこっちだったりするんですが・・・)。ちょっとそれが入ってるのが「空の誘惑」だったりします。でも良かったです。最後のジュード・ロウの開放感溢れた笑顔。それで本当に良いのか?ていう余韻が残るのもまた♪「空の誘惑」という邦題も上手いです。 「置き去られた空間」は1位。一番心に残ります。これは確実に「中身がある」映画です。20分弱で一人の男の心情・状況・心の変化を完璧に描ききるなんてお見事。それに尽きます。そして出てくる人間のあらゆる感情が交錯している。ロバートカーライルの演技もこれまた上手い!台詞がほとんどなく、感情を出さない。そんな人物を静かに、しかし確実に表面と内面に出し切って演じている姿がとても印象に残りました。老婆との出会いや一目惚れしてしまった(ここの演技も上手い)女性との関わりなど、ありきたりでない日常が「ありえるかも」なんて思ってしまう。面白い。エンディングは・・・なんだか泣きそうになってしまった(笑)。感動します。彼を見送っている自分がいました。 この映画集、誰かのファンでない限り観ることはないんだろうけど^^;、このレビューを読んだそこのあなた。是非観てください。いろんな方に観てほしい映画です。
[DVD(字幕)] 9点(2004-08-17 11:58:04)(良:1票)
18.  ノー・マンズ・ランド(2001) 《ネタバレ》 
悲しすぎる。所々に入るブラックな笑いがラストの悲しみを一層深いものにさせる
[CS・衛星(字幕)] 9点(2004-06-04 18:11:53)
19.  ジュマンジ
素直に面白いですよ。ロビンはやっぱりファンタジーな映画がよく似合う。ストーリーも良くできてて、所々伏線が張られていて見ていて飽きませんでした。ラストのところも、「そうだ!ロビン、あれ言わなきゃ、あれ!」って思い出しちゃったし。最後のシーンが途中で予想できてしまったのが残念です。ああゆう終わりかたって付き物だからな~。それに、サルとライオンのCGがお粗末にも×。ディズニーじゃないんだから。(ディズニーなの?)ゾウとかサイのCGはよくできてるのに。なんでだろう? でも、面白かったです。楽しませてもらいました。
9点(2003-03-14 18:56:28)
20.  めぐり逢えたら 《ネタバレ》 
「めぐり逢い」などメロドラマにハマるのは女性だけで、トム・ハンクスら男性陣は戦争ものだのそういう類の映画が好きだと語り合ってるシーンがすごく好き。世界の男女間に存在する、ある種のカルチャー・ショックがとっても面白い!互いに好きな映画を熱く語ってるのに相手はポカーンとしてる状況が笑いを誘います。ノーラ監督ってこういうの好きだなあと思う。現代に生きる男女の考え方の違いっていうか、男女そのものの違い、そういうものをコミカルかつユーモラスに表現するのが得意な監督さんだと思う。 トムとメグのコンビはやっぱり最高!現代ストーリーがよく似合う。会ったこともない人間に思いを馳せるっていうのは最後まで共感しにくいところであったけれども、この2人が演ると全然嫌味にならないんだよなぁ。 でも、トムのいるシアトルまで行っちゃったり、婚約者をフっちゃうメグはすごすぎるー。 エンパイアステートビルで最後二人は会うんだけれど、手をつなぐのはなんか納得できなかったです;。こうも人間フィーリングが働くんでしょうか??「映画だから」といっちゃあそれまでですけど、普通に考えて手を繋ぐのは、やっぱり納得できないぃぃ!!あそこはサラッと「どこかでコーヒーでも?」で終らせとけば・・・。あ、その後二人は上手くいくのかなぁ、いってほしいなぁ(ジョナのためにも(^^)
[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-10-25 21:27:29)
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