Menu
 > レビュワー
 > ピヤクト さんの口コミ一覧
ピヤクトさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 19
性別

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  男はつらいよ 翔んでる寅次郎 《ネタバレ》 
これは、名作だと思う。マドンナは桃井かおり、しずちゃんに似ている天然キャラの彼女が、映画の役柄そのまま、結婚式から逃げ出したり、はたまたその相手と寄りを戻してしまったりと、不思議系天然さで、観客をほのぼのとさせてくれる。渥美清本人の年齢も高くなったせいで、このころからは寅さんはマドンナに恋愛対象として見られなくなってきている。そして、本人の意図とは裏腹に彼女や彼の恋のお手伝いを結果としてしていることとなり、寅さんの性格に皆引き込まれるのである。 歌詞にもあるように、もともと寅さんの役柄は各地に女を作り、喧嘩っ早く定職につかずにふらふらしているヤクザな男だったと思う。それが俳優渥美清の性格もあってか、どんどん変化してきた。自分の好意を寄せているマドンナに何か別の男の影が出てくれば、いつも決まって現実逃避して旅に出てしまった寅さんが今回は家族の説得もあったが、家にとどまり仲人を引き受けたのは変化の一つだ。  今では珍しくないが、簡単に結婚を決めてしまう風潮に一石を投げかける作品。何が結婚にとって大切なのかを問う形になっている、布施明演じた新郎が忍耐強く優しく彼女を見守り、いつものように寅屋の家族が暖かく守ってくれる。もちろん、ズボンも脱げ落ちた場面など絶妙の笑いがところどころにあり、笑いと感動の作品に仕上がっている。
[インターネット(字幕)] 7点(2006-10-27 02:50:40)
2.  嫌われ松子の一生 《ネタバレ》 
色鮮やかな映像美、ミュージカルテイストの音楽、自分の好きなジャンルである。 しかし、凄まじいまでの暴力とセックス。それがディズニー調の明るさや爽やかさを冒涜している気がして、途中で観るのをやめようと思ったほど。でも、その不快感をすぐに払拭してしまうほどの魅力がこの映画にある。  松子の幼少時、百貨店の屋上の遊園地のシーン、これほど鮮やかで楽しさを表している映像を今まで見たことがない。絶賛されるべき映像。その賑やかさの中にあって、父親役の榎本明が独特の無表情さとスッポットライトで親子だけを浮き立たせるのも絶妙の手法。松子が土手を駆け抜ける場面は、紫や群青色で彼女の人生の道のりの暗闇や絶望を表現している。パリテキサスやバクダッドカフェを彷彿とさせる紺碧の美しさ。 また一転して劇団ひとりとの不倫愛をアップテンポの曲とレトロ調の映像で賑やかにhappy wednesdayを歌い上げ、観客を楽しい世界へ誘う。劇団ひとりの妻役にメチャイケの大久保佳代子が扮しており、中谷美紀に勝ったといわしめたところは笑ってしまった。 暴力のシーン。松子が殴り倒されると、カメラも殴り倒されたようになり、下からのアングルになる。このあたりの描写も臨場感があって秀逸。彼女の恋人は暴力をふるい、彼女はそれに怯えながらも、激しく愛されることに喜びを感じ、寂しげな表情に、同情をよせる。暴力の中にしか真実の愛がないのではないか?と錯覚を起こさせるほど、中谷美紀は激しい愛情を表現を映画の中で演じてみせる。逆に妹や父といった暴力の介在しない愛情にもどかしいほど応えられずにいるのだ。 AIなどのシンガーがミュージカル調でこの映画の幅を広げているが、激動の人生を短時間で効果的に表現している。その最たるものがBONNIE PINKのソープ時代の歌で、曲が終わる頃には、ひとつの時代も終わり、曲の終わりにあばよ!と去っていくマネージャーの後姿に鳥肌がたった。 物語の展開が速く、ぐいぐいと引き込まれていく。教え子の土手でのシーン、美しい青空と波しぶきが暖かく彼たちを見守り、観ている者の涙を誘う。 松子の最後のシーン、薄汚れた現実とかけ離れた美しさ。土手をふらふらと彷徨う、夕焼け、夜、そしてまた日が昇り中谷美紀の優しく温かみのある澄んだ声が素晴らしい光景を際立たせる。それぞれの登場人物が愛おしくて心が熱くなって、涙がとまらなかった。
[インターネット(字幕)] 8点(2006-10-27 02:44:20)(良:3票)
3.  カンフーハッスル
 面白い。笑える。そして圧倒的なまでのカンフーアクション。想像もつかなくて、あまりにばかばかしすぎて笑ってしまうほどの桁違いのスケールのカンフーなのだ。また、へたれの脇役を揃えている為、見事に彼の罠にかかってしまいチャウ・シンチーがとても格好良く見える。まあ、たけしのように彼は殿様だからいいか。しかしこれほど爽快な映画があったろうか?なんともバラエティに富んだ戦いの数々であった。あと、どうみても久本マチャミが出演しているのだ。彼女の顔は世界でも笑いが取れるんだと再認識。又この程度のグロと暴力は免疫のついた私の体にはまったく問題がない。現実世界の残酷さと不条理さを彼は訴えているのだ。そしてほろりとさせる場面も用意してある。非常に細かな所にも気を配って作っているので2度見ても全然楽しかった。傑作ですよ!! 
[映画館(字幕)] 8点(2005-07-22 02:36:39)
4.  再見(ツァイツェン) また逢う日まで 《ネタバレ》 
 不覚にも外で大泣きしてしまった。反則技だと思いながらも、これほど泣いてしまうとは!中国の田舎の素朴な風景と家族の絆と愛。感動的な映画です。特に子役の迫真の演技は涙モノです。しかし、大人になってからの場面は正直見る価値がない。まず、子役と全く結びつかない。どう贔屓目に見ようとしても別人。ワンスアポンアタイムインアメリカとは全く比べ物にならない。また役の設定も陳腐。また、えー?やめてしまうの?何?この拍手?とつっ込みどころが多いのでした。
[映画館(字幕)] 8点(2005-07-22 01:29:57)
5.  ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ 《ネタバレ》 
もう20年も経ったのか?感慨に耽ってしまう。当時映画館で見た衝撃は計り知れない。音楽の素晴らしさがこの映画を際立たせている。今だに音楽が頭の中を駆け巡るとその時の場面がフラッシュバックしてくる。コマ送りで少年が撃たれる場面、貸切レストランで踊る場面、デボラがヌ-ドゥルスを入れない場面などなど。少年たちのヌ-ドゥルスを呼ぶ声まで思い出すほど、深く余韻を残してくれた重厚で濃厚な傑作だと思う。どの場面も印象深く 時代を織り交ぜた構成は見事で、中でも生き生きとした少年時代が感慨を深くさせている。衝撃的過ぎたエロスや暴力もありつつ友情、金、愛、裏切り、死を綴っていく。すべてを手に入れた者の表情など見所も多い。物凄い衝撃を与えてくれた映画でした。
10点(2004-03-31 06:26:17)(良:1票)
6.  フォエバー・フレンズ
映画は日常と少しかけ離れたほうが良いと思ってしまった次第です。特に驚く場面もなく確かにいい友情映画なんだろうけどありきたりな感じもします。物語の進行が速過ぎるし、登場した人物も途中であっさり消えてしまって深みがないような。どちらかというと虚しさの方が心に残る。
4点(2004-03-31 04:49:40)
7.  陽だまりのグラウンド
大のスポーツ観戦好きですが、映画のスポーツ物で面白かったためしがない。スポーツは結果が分からない生が興奮するのであって結果の決まっっているフィクションに興味を失うのは当然のことであり、評価をするのにふさわしくないかも知れない。したくもないがあらをさがすとフライもとれない選手が短期間で上手くなることはありえない。まあ、野球の場面はそれほど多くないので良しとしましょう。ギャンブル狂いの男が少年を指導するので少しスリリングではあります。ただ、スポーツ物は展開がありきたりだから退屈なんですね。
5点(2003-12-17 03:10:25)
8.  マトリックス レボリューションズ 《ネタバレ》 
いかのような機械生物がただただ気味が悪い。延々と続く攻撃に食傷気味で映像美なんてあったもんじゃない。ネオやトリニティーの最期にも納得がいかない。非難されないように矛盾なく辻褄あわせをしようとしたため無駄な表現が多くなり作品として楽しめなくなった気がする。オラクルの外見が変わったことなんて別に理由付けなんていらんでしょ。
5点(2003-12-15 05:53:43)
9.  ウインドトーカーズ 《ネタバレ》 
ネタバレで申し訳ありませんが、主人公の結末がいかにも東洋系の監督が作った作品らしい。米映画イコールハッピーエンドという図式と違っているので、戦争の不条理、残酷さ、無意味さ、虚しさが淡々と描かれている。例えば、負傷兵を助けようとしたものが殺されてしまうとか、勇敢に味方を援護しようとしたものが命を落とすとか。結局、正義や大義名分を掲げたとしても戦争とは悲惨なものであり、敵に爆撃を与える成功が実は50年後に友となっているかもしれない人を傷つけている行為でもあり、それは誤爆を通して語りかけている。さてこの映画のどこに不快感があるのだろうか?日本軍に拷問虐殺されたトーカーズの写真か?もしくはばたばた殺されたいく日本兵を見てか?私はそうは感じませんでした。こうした友情映画を戦争を舞台としてつくれる米軍はある意味うらやましい。捕虜を人体実験にしたり、無抵抗の一般市民に強姦や虐殺を繰り返した日本軍など怖くて映画にしにくいだろうから。 
7点(2003-12-15 05:13:05)
10.  ファインディング・ニモ
生き物への愛情が滲み出ているいい作品です。親子の愛や友情がきれいな映像と魚たちの豊かな表情で描かれています。コメディのセンスもなかなかのものです。
9点(2003-12-12 15:43:41)
11.  ラスト サムライ
まず、侍や武士の考えが野蛮で残忍で狂っている面があることを認識しておかないといけないと思う。腹切りも自分で死ぬということは生命を軽薄に扱っていることを示しているし、切捨て御免は侮辱されたら切り殺してもいいのかとか。美化されている感じがあるのでとりあえず言ってみました。さて本編ですが、米の監督が作ったと思えないほど、侍道が違和感なく表現されていたし、静の部分や無の表現も上手かった。トムクルーズも難役を見事にこなしていたし、周りの日本人役者達も表情豊かに好演している。雄大な風景をバックに戦闘シーンも迫力があったし、バランスのとれた好作品だと思う。
8点(2003-12-12 01:40:03)
12.  フォーン・ブース 《ネタバレ》 
あらすじやレビューなどは観る前に読まないほうがいいと思う映画だと思う。これこそ言ってはいけないことだろうが、殺人も必要最小限にして緊迫感を持たせ続けるのは好感が持てた。電話ボックスだけで映画1本作り上げたアイデアもよし。短い時間であるがぐいぐいと映像に引き付けられます。
7点(2003-12-06 03:54:36)
13.  スウィート・ノベンバー
後半を見ているとシリアスな恋愛物になりえなくはありませんが、前半がデタラメなドタバタ物なので感情移入できない。ビジネスマンが大事な顧客の前で自発暴発的にキレまくる部分やビジネスチャンスをわざわざ蹴る場面などは何故の商談の場所にいったんだとつっこみたくなる。彼女も美人だから違和感が少ないがあの行動は少し頭がいっているよね。もっともいいセリフも多いし、いい場面も多いですが。
4点(2003-12-06 03:42:01)
14.  ル・ブレ
殺人、看守、脱獄囚といった設定から思いつくイメージとは違い、おとぼけレジオを軸としてコメディータッチで軽快に進んでいく。砂漠など映像もきれいだし、アクションシーンもめりはりがあり楽しめる。レジオがはらはらさせるので飽きも来ない。脇役たちも無駄がなく良くまとまった楽しめる映画です。
8点(2003-11-29 05:41:48)
15.  EUREKA ユリイカ 《ネタバレ》 
 あらすじを見ていればおそらく見ていなかったと思うが、それにしても自分の中では飛びぬけて最悪の映画だった。あまりのむなしさに吐き気がして死にたくなったほどだ。まず映像が汚い。モノクロだし汚いバスの中など場面場面も見にくい。最後に色がついた時に本当に吐き気がした。次に音楽、ほとんどないと言ってよい。そして後半は咳き込む音ばかり。最悪の音楽に聞こえ気分がまいってくる。次にバスジャック犯の全くやる気のない人の殺し方、あまりにやる気がなさすぎる。生の冒涜もはなはだしい。まあとにかく陰鬱な描写が延々と続く。とにかく長い。部屋の中であかりをつけたり消したりする場面は心情を表しているの?まったく不要。手でゆっくりコンコンと叩くのが会話のつもり?また吐き気がした。連続殺人犯の犯人は誰なの?殺された彼女たちはどうなるのさ?主人公の頭もいかれているんじゃないの。思い出しても吐き気がする。
0点(2003-11-28 02:47:59)(笑:3票)
16.  死ぬまでにしたい10のこと 《ネタバレ》 
 雨に打たれて生を実感する場面など同感させられる部分も多い文学的な作品。とにかく登場人物各々の謙虚な人間性が素晴らしく全体として佳品に仕上がっている。コーヒーを奢ろうとして断られた瞬間すぐに引き下がる彼とそれを見てシュガー入を頼む彼女のほほえましさ、あめをもって正面に向き合った医者などなど。結局完全告知が彼女の人生に大きな意義を持たせたわけで、期待を持たせようとする日本の医者に考えてもらいたいと思った。そういう理由で彼女のとった行動には個人的には賛成できませんが。
9点(2003-11-28 01:48:59)
17.  マトリックス リローデッド
アクションが僕には衝撃的でした。1を見ていないからかもしれません。スミスとの戦いには武者震いがしたし、高速道路での場面は圧巻です。アクションに関して言えば2度目の方もいっそう楽しめました。
9点(2003-11-28 01:11:12)
18.  スズメバチ
評価なんてものは映画館で見るのと自宅で見るのでは大きく差が出てくると思う。自宅で見たので確かに緊迫感はあったが、凄い迫力には感じられませんでした。それにしても救援が遅すぎやしないか?電波を妨害したとしてもドンパチやってて誰にも気づかれないとは!
5点(2003-11-28 01:01:53)
19.  マーサの幸せレシピ 《ネタバレ》 
 姉?の娘を通して心情が動いていくことを繊細に描いたいい作品だと思います。性格の反対なイタリア人シェフや打ち解けてくれない子との心の融解がいい。ところで、彼女は伊勢えびをゆでる料理人がいることに心を痛めていましたが、そうした感覚はびっくりもし見習うことだと感じます。
8点(2003-11-28 00:41:35)
015.26%
100.00%
200.00%
300.00%
4210.53%
5315.79%
600.00%
7315.79%
8631.58%
9315.79%
1015.26%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS