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プロフィール
コメント数 41
性別 男性
年齢 43歳

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1.  マルホランド・ドライブ 《ネタバレ》 
ここ数年で最高。切なくも美しい、ラブストーリーです。 わからないものはわからないとして、取りあえず話を追わないと見失うかもしれません。クラブシレンシオからの一連の流れが非常に丁寧な作りだったので、そこそこ理解できました(あれだけ、「これは録音されたものです」と連発されれば・・・)。 ダイアンの夢・妄想にベティの魂が迷い込んだとでもいえばいいのでしょうか。 私の場合、初見では冒頭の事故の話や殺し屋などを「わからない」で切り捨て、映画のオーディションや、リタ風の金髪のカツラをかぶって喜ぶカミーラ、唯一のストレンジャーとしてのカミーラを「意味あり」としてしまったがために、 殺されはしたが、この夢は、実はベティも望んだ世界なのではないかと思って、非常にロマンティックな気分になりました。 箱を開けたのが誰かって考ると、そうではないんですけどね。
10点(2003-11-30 08:26:14)(良:1票)
2.  ギャラクシー・クエスト
何がいいって、スノッブさとかオシャレさを100%排除したと言うこと。1%でもそれがあったら鼻についてしまう。スタートレックは見たこと無いが、個人的にはドリフ的なものを感じた。サーミアンに前田健に似てる奴がいた。そういえば、自分は吹替えで見たのだがドクターの決めぜりふは、なんちゃらのハンマーにかけて、といった感じだったと思うが、字幕だとトカゲヘッドにかけて、なんですかね。
8点(2005-03-27 00:52:35)
3.  砂と霧の家
宗教的な慈愛と尊厳、懺悔と贖罪。そういった感覚に満ちた素晴らしい映画。何の前知識もなく見たが、よもやこんな展開になるとは。後半、展開が急な気がしたがよく考えると細かい複線が山ほど張られていたように思う。例えば、DVの夫をハメる保安官の話とか、コネリーがヤク中だったと示唆する態度であるとか。イラン人夫婦の演技は素晴らしく、ジェニファーコネリーの腐りっぷりも良い。音楽も、最後ベラー二が軍服に着替えたときの中東旋律などはたまらん。職人的映画。
8点(2005-03-23 17:43:14)
4.  グッバイ、レーニン!
タイトルが「グッバイ、レーニン! 」なんです。グッバイです。だからこそあの時代を笑い飛ばせるんです。皮肉れるんです。評価できるんです。許せるんです。でも、グッバイ、なんです。十数年でこれは早いのか、十年もかかったと見るべきなのか。そういや、バブルっていつだっけ?
8点(2005-02-20 03:34:57)
5.  ファイト・クラブ
コメディ、になるのかね。 物質文明批判っていうのも冗談だよね。 ハリウッドにおいてそういうことを主張しても、皮肉じゃなくてやっぱり冗談にしかならない。 「この中でだーれがー一番だなーんてー」という歌詞の歌が「オリコン一位」なのと一緒。 途中でシリアスになるのか?と思ったがラストで冗談だと思い安心。  
8点(2004-01-30 07:29:44)
6.  ラスト サムライ
合戦のシーンで、「弓兵が"アローレイン"をひらめいた!」と一人興奮していたのは私だけでしょうか。 これだけ日本語と英語が混在する映画はあまり思い当たらないので、侍はwarriorではない、SAMURAIだ!刀はSWORDではない、KATANAだ!などと憤っていたが、 これは日本語の表現が豊かというだけでなく、訳するという事自体の味気なさを感じ、私も外国映画を見るときにどれだけ損をしているかと苦々しかった。字幕は文字数の制限もあるしね。 ともかく、勝本の魂に涙するもよし、真田広之のバッファローマン風兜に苦笑するもよし、自分の知識・想像にそぐわない時代考証に憤るもよし。感じ方は色々あれど、 日本人だけが本質にも末梢にも踏み込む権利と素養を持ったハリウッド超大作という極上の贅沢、この特権、行使しない手はないですよ。 
8点(2003-12-25 11:01:41)(良:4票)
7.  アメリカン・ビューティー 《ネタバレ》 
ケビンスペイシー扮する主人公が娘の友人でマスをかくってのに嫌悪感を抱く方が多いだろうが、何のことはない、誰だって、恋人や妻が居ても、環境を変えたい衝動がある。 それを極端に書いているだけで、だからわかりやすく、笑えるところもあるし、飽きさせない。  実際、 娘の友人に恋というのも、ただのきっかけだろう。それと解雇の問題などが重なって、もう限界!たががはずれてしまったと。それを証拠に、友人のアバズレ気取りがラスト近くまで、それほど話の中心に絡んでこない。やはり、親子三人、家庭の話であると思う。 個人主義と家庭生活は相反する。社会的人間と自由奔放に生きることは両立できない。だから、会社はもちろん、家庭という社会の単位で建前ばかりで生きている。そのぎくしゃくした関係を、少年のカメラは隣家の窓から第三者の目で克明に映し出す。 (彼女だけを取っていたわけではなく、それがあとで災いになるのだが)  母が父親をたてずまとまりのない家庭と、父親が支配する形だけの家庭。 どちらの夫婦も、子供への希望で何とか存続 しているが、子供は家庭を愛してはいない。 子供を作ることが出来ないゲイカップルが一番幸せ、というのは皮肉な話だ。  このスペイシーの家で起こったトラブルに、結末を用意するのはその家庭の人間ではない。 でもこれは救い?逃げ?どっちだろうね。 それにしても、家庭や会社ですらコントロールできないのに、戦争になると一致団結の度合いが強いアメリカ人は不思議だ。いや、逆か。だからこそ、外に国民共通の敵・目標を作らないと存続し得ないという事か。
8点(2003-12-05 15:21:01)(良:1票)
8.  ゴーストワールド 《ネタバレ》 
幾人かの方が書いているとおり、「裏アメリ」とでも言える味わい。バブル以降、日本でも巻き起こった自己中心・自分語り・自分探し・鬱自慢ブームに連なる作品で、その中でも上々の出来。アメリはあまり好きではないけど、これはいいですね。 甘えがない。 世の"少女"には、あまりにも凡人であるが故に「変」になりたい人と、最初から「変」で、自分のそういう所を愛しつつ憎んでいる人がいて、主人公は前者かと最初は思ったが、一応、美術の才能もあるようなので、後者の方を描いてるつもりなんでしょう。 ステレオタイプな表現ではありますが、イニードの家庭環境は正解です。実の母親を嫌うがために、大人の女性、ひいては母になる事への嫌悪。そして情けなく頼りにならない父親。 イニードがブシェミに惚れるのは、「ファザコン」の一言で片づけていいかと。"彼女たち"はいつだって、自分が手に入らないものを必死で追い求め、手にした瞬間に冷めてしまう人種なのです。自分が世界の中心で、他人の気持ちなど考えることも出来ない。ずっと夢の中で生きていきたい。でも、現実が、生活が、社会が、目の前に迫っている。 自分は男だが“少女時代”に別れを告げるのは、並大抵の事ではないと思う。しかも、十代半ばから徐々に馴していった人と、社会にほっぽり出されてから慌てて現実に気づく人とではその差は歴然としてるだろう。 そんな中でのラストシーン、自分の中では、やはり"自殺"かなぁ。 でも、イニードは人生に真正面から取っ組み合ってたと思いますよ。だから、前向きになる。  僕は、何故かあのバスで、銀河鉄道999を思い出した。それは死ではなく、希望なのだが。 ああ、そうそう、例のコンビニマッチョが流してた似非MASTER OF PUPPETSに爆笑したのは僕だけではないはず。
8点(2003-12-05 05:38:56)(良:1票)
9.  リトル・ダンサー
性同一性障害の彼は、ラストの劇場内においてどんな服装をしていたっけ。 暗かったし、そこまで注意を払っていなかったのでよく思い出せない。 おすぎ風のジャケットだったっけ。ボンテージに網タイツだったっけ。鼻からピーナッツとばしながら「ろくでなし」歌ってたんだっけ。よく思い出せない。
8点(2003-12-03 22:50:22)(笑:1票)
10.  スモーク(1995)
ブルックリン人間交差点。 少し前、それがただのマナー違反・害悪と見なされる以前は、煙草とは酒と同じような「意味」を持つものであったと思う。心の何かを紛らわすためにあるのだ。それは孤独、虚しさ、やるせなさ、といったものだろう。毎日幸せで幸せでしょうがないやつが煙草を吸う必要はない。煙草は嗜好品ではないのだ。それは薬である。 取りあえずの処方箋でその場は煙のごとく切り抜けて、また明日もなんとか生きていく。そんな小さくて猥雑で平凡で、かつ実直で暖かくファンキーな人々の日常スケッチ。 最後のクリスマスのエピソード、最高ではあったが繰り返しは若干くどい。 
8点(2003-12-02 15:56:18)
11.  この森で、天使はバスを降りた 《ネタバレ》 
最初は槇原敬之の「どうしようもない僕に天使が降りてきた」みたいなタイトルだな、と思った。 ところがどっこい、見終わって、なんて的を射た邦題であろうか!と感心した。 この映画は「ファンタジー」と言えよう。ラストで、主人公の来訪は寂れた田舎町にとって、泡沫の夢のようでもあり、神の奇跡のようでもあったと感じるのである。「森の人(またはジャージー・デビル)」イーライの存在がそれにまた拍車をかけるね。 この映画の雰囲気、何となく懐かしいな、と思っていたら、それが何故なのか気がついた。 大島弓子先生のまんが、特に中期以降の作品の味わいに似ている。この雰囲気が好きな人には、あわせてお勧めしておく。 
8点(2003-11-30 08:04:59)
12.  スクール・オブ・ロック
ジャック・ブラックが前田健(ものまねの人)に見えてしょうがありませんでした。いい映画です。選曲のベタっぷりもちょうどいいと思います。でもこの映画は、子供と、表現したいという初期衝動に青春を捧げた人向けかな。僕の年齢では、ロックに目覚めるにはtoo oldだし、懐かしむにはtoo young。子供が小学校に上がるくらいのお子さんを持っている元ギターキッズは、GWに子供さんを連れて映画館に足を運んで、帰りにイケベでエピフォンのSGを買ってあげましょう。
7点(2004-05-01 18:39:03)
13.  アメリカン・ヒストリーX
これほどの超人種差別意識って、それこそ「プロテスタント系白人」特有のものじゃないんだろうか。 怒りと憎しみは不幸の連鎖しか生まない、ということだろうが、 その怒りと憎しみの正体、そもそもの差別の根っこが我々には理解不能だ。~された、悪口言われた、という問題ではないからだ。 我々に突きつけられるのはその差別によって生じる現実のみ。  ラストが映画的誇張ではなくアメリカの、人種対立の現実だとしたら(そこまで彼ら二人は対立していたかな?)、何ともやりきれない。
7点(2004-01-17 17:17:46)
14.  いまを生きる 《ネタバレ》 
これは結構いいですね。両サイドから見れるから。 「キーティングは必ずしもいい先生じゃないと思う」と思う人が多いでしょうが、その通りです。だから断罪されているんでしょう? 自殺した子と尻をたたかれた子はキーティングに傾倒しすぎたために罰を受けました。自由には責任が伴う、従順には爆発はない、どちらを選ぶのもいいよ、ってことでしょう。「歩かないことも選択です」みたいなシーンがもっとあれば(でも、あの生徒が言っても説得力がないが)、わかりやすかったんでしょうが。 ただ、死が「道具」として使われているのは納得いかないですな。映画においては全部が道具だけれど、これはあからさま、とってつけたような感じだったので。
7点(2003-12-11 11:50:33)
15.  俺たちに明日はない
フェイ・ダナウェイがフェイド・アウェイ
7点(2003-12-11 06:20:39)
16.  スターシップ・トゥルーパーズ
少なくとも現在の情勢では、アメリカ人のためのアメリカ批判コメディ。 でもたぶん、当のアメリカ人にはわかんねぇんだろうな。 あの、口がいつも開いてる女との茶番とか、段々戦争に酔っちゃってる主人公とか、ディジーともう一人アメフト(のようなもの)やってた人のバレバレな当て馬っぷりとか、かなり凝ったCGと、宇宙船のショボイ内装とのギャップとか、バカで笑った。 わかっててダサイ事をやっているのが逆にかっこいい、なんて価値観は、もはや自称「クールな」世界でも通用しないだろうけど、 これぐらいバカに徹してくれれば、今でも見れる、見れる。タランティーノも、バカやるならもっとやらないと! それにしても、戦争映画の鬼軍曹っていい役多いですね。厳つい強面がやればなんかよく見えるのかな? あ、そういや2撮るみたいですね。でも監督が違う。Vシネだそうですが。
7点(2003-12-09 04:18:57)
17.  オール・アバウト・マイ・マザー
話の内容はかなり強引で、例えば女優と主人公が絡んでいく所など、無理がある。 しかし、何かラテン特有のテンションの高さというか、そういうもので見るものに有無を言わさない。 息子の父親もオカマである必然はないのだが、 どうしても、ストーリーの軸に男を絡ませたくなかったのだろう。それにしても、女が女だけで集まっているときにする、あけすけな会話は聞くのはすごく面白い!ペネロペにあんな事言われたら・・・。 実際、男と居るときの女性の会話は面白くないからな。男だってそうだけども。 あ、そうか、だからオカマちゃんの話はいつ何時でも面白いのだ。 一つ積年の謎が解けた。  子宮と乳房と乙女のハートを持たぬ人種には理解できぬ部分も多々あるだろうが、 だからこそ、我々男も見る価値がある。 世界中の半分の人々と、もっといたわりあえて、もっと愛し合えるようになれば、こんなに素晴らしいことはない。 しかし理解すると一方で、男の母になれぬが故の孤独も身に染みるのだが・・・ いや、野暮なことは言うまい。俺は母にはなれないが、母から生まれてきたのだから。
7点(2003-12-06 09:28:41)(良:1票)
18.  ウェルカム・トゥ・サラエボ
ドキュメンタリー風。 ジャーナリストという、傍観者および被害者でもなく、かといって兵士でもない、問題意識を持つがあくまでも市井の人間が主人公というのが、戦闘と生活とのバランスをうまく保っている良作。映像の生々しさもすごい。
7点(2003-12-01 21:09:17)
19.  ストレイト・ストーリー
言葉が明示的・説明的すぎるきらいはあるが、 ゆったりとしたいい話。家を出るまでが多少長い気もするが、娘との関係を描くためにしようがないかな。 2:30ぐらいにしたかったかも知れないが、このテンポでは見るのが厳しいしね。 後半は聞いてもいないのに兄の話ばかりしてしまう爺様に涙。 
7点(2003-12-01 02:14:38)
20.  ザ・ロック
「ザ・ロックへようこそ!」まで10点、それ以降5点で7点でございます。
7点(2003-11-30 08:31:35)
000.00%
112.44%
200.00%
300.00%
449.76%
51024.39%
6614.63%
7921.95%
81024.39%
900.00%
1012.44%

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