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1.  博士の愛した数式 《ネタバレ》 
 原作は未読なので、どの辺が違うのかよく判らないのだけれど、これはこれで素晴らしい作品だと思う。鑑賞後しんみりと温かい気持ちに浸ることが出来て満足至極。こんなに辛口評価が多いので大変びっくりしている。  深津絵里さんの透明感、寺尾聰さんの演技力、齋藤隆成君が吉岡秀隆さんに成長したと言われてみじんも違和感のない辺り、そして浅丘ルリ子さんの「眼差し」の演技。どれもこれも良かったと思うのだが。   やましんの巻さんも書いておいでのように、わたしも、ラスト近くで1人だけ着席している男子生徒に強い印象を覚えた。生徒たちが思わず言った(という感じだった)「ありがとうございました」という言葉といい、余韻に浸るように座り続けていたあの男の子といい、ルート先生の話が彼らにとって、非常に印象深かったのだと判るいいシーンだったと思う。   一番好きなのはやっぱりラスト・シーン。開かれた木戸と、海辺に集う皆の光景は、寂しい目の義姉に救いが訪れたと言う事を意味すると信じたい。「父親」というキイ・ワードの元に、登場人物たちが完璧な数式のように美しい関係を築いた瞬間、それがあのラスト・シーンだったと思う。ウィリアム・ブレイクの詩も効果的で良かった。   しんみりと温かい気持ちに浸れる、冬の夜には炬燵で蜜柑、みたいな作品。足の先までほこほこになれます。こういう作品を、海外の映画祭で紹介してもらえると嬉しいなあ、と思ったりする。(長い感想文はhttp://www.age.ne.jp/x/matori/cinema/matocinema.htmlに書きました)
[映画館(字幕)] 9点(2006-02-03 01:28:39)(良:2票)
2.  逆境ナイン 《ネタバレ》 
 映像化不可能と呼ばれたあの原作を、ここまで見事に映画化するとは…! もうそれだけで拍手なんですよ。ここに、島本ワールドがある、その感動。  もうホントに2時間笑いっぱなしでした。原作とちょっと違う点(モノリスとか巨大岩とかね)なども、原作の馬鹿馬鹿しさを最大限に強調しつつ、その本質を見事に捉えているあたり素晴らしいの一言。脚本も刈り込み方が上手くてストーリー展開が小気味良かったです。  この夏はトム・クルーズとかシュゴゴー・パーとか某国とかいろいろ観ましたが、「だはは~、もう1度観たい!」と思えるのはダントツでこの作品でした。スカッとしたかったらコレに限ります。
[映画館(字幕)] 9点(2005-08-12 11:41:38)
3.  ネバーランド 《ネタバレ》 
 観てからだいぶ経つけど、あの後味の悪さがなぜか今も消えない。そういう意味では非常に印象的な作品だったと思う。  レディスデイに観に行って、周り中の観客が泣いている中、ひとりだけシラーッと白けているのは正直辛かった訳ですよ。個人的にはジェイムズにもメアリーにもシルヴィアにも「あんたらいい加減にしなさいよ」というイライラする感情が募るだけ。感情移入できたのは、子供たちを除けばシルヴィア母のデュ=モーリエ夫人だけ。   おそらくジェイムズ・バリ役をジョニー・デップが演じていたのでなければ、途中で席を立ってしまっただろう。デップが出演していたからこそここまで話題になったのであって、そうでなかったらほんとにこんなに高評価だろうか。  あどけなかったり健気だったりする4人の傷心の子供たちを配し、ごっこ遊びに映像の魔力で反則技な魅力を付け加えて、トドメが死にネタ。ここまで「泣きなさい」一辺倒だと逆に興醒めしてしまう。   ジェイムズとシルヴィアの密かな恋にしたって、子供4人を前面に押し立てて「子供たちと遊んでるだけなのよ~、恋人じゃなくて援助者なのよ~」的言い訳ばっかりしてないで、どうしようもなくシルヴィアに惹かれてしまう、悩めるジェイムズ君をちょっとでも見せてくれたってバチは当たらないと思う。不倫反対なんじゃなくて、あの言い訳臭さがどうにも我慢できなかった感じ。  一方のシルヴィアだって、ジェイムズのことは単なる子供たちの理解者としてだけ捉えていたのかと思ったら、最後の最後になって惚れてたと告白。じゃあ何か、メアリーに悪いなとか思いつつここまで来たってこと? 今までのあんなことやこんなことを思い返すと、観客としては「この女とんでもない喰わせものじゃん」と思ってしまう。   そんな訳で、個人的には何もかも「ズルイなあ」という印象の1本。ジョニデが配役に入っていることも、ジェイムズとシルヴィアのことを美化しまくった脚本も、子供を使ったあざとい演出も。穢れたココロかもしれないけれど。  とはいえ映像はキレイだったので、諸々ひっくるめてとりあえず3点。
3点(2005-03-25 10:47:46)(良:1票)
4.  ハウルの動く城 《ネタバレ》 
 流星の野原で未来のソフィーのヴィジョンを見た時から、実はハウルは「あの少女」をずっと探していたんだろうなと思った。町中で軍人2人に絡まれているソフィーを助けたのは、実は「やっと見つけた」というハウルのナンパだったのだと解釈。  空中散歩に連れ出して自分に惚れさせたのも、掃除婦さんとしてやって来たソフィーの眠る姿(少女)をじっと眺めていたのも、そういうことなら納得できちゃうし。  そんな風に、自分流にアレコレ想像しながら観ることができて非常に楽しかった。結構辛口コメントが多いので驚いたくらいですが、これはこれで宮崎氏らしくて素敵なのではないでしょうか。印象としては可愛いピンクのコットンキャンディのような作品です。  強いて言えば、コットンキャンディを過剰宣伝でゴージャスなケーキのようにラッピングしたことと、大作っぽいテイストを出すためか、不必要に戦争エピソードを膨らませた2点が罪。あんなことやらなくても良かったのになあと思います。
9点(2004-12-02 09:43:49)(良:1票)
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