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プロフィール
コメント数 347
性別 男性
年齢 44歳
自己紹介 是枝と細田はブラックリストに入っている。

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【製作年 : 1970年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  スーパーマン(1978)
ふわっと飛ぶところとか、荒唐無稽のなかに上品さがあっていい映画だと思うけど、 これを観て、「梅干し食べてスッパマン」を思いつく鳥山あきらのギャグセンス はあらためてすごいな。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2023-08-25 10:37:42)
2.  大脱獄(1970) 《ネタバレ》 
脱獄をテーマにした映画でないことは原題で分かる。 直訳すれば、性根の曲がった男がいた。根っからのクズ。だろうか。 邦題をつけるなら伊達眼鏡のほうがよかった。 冒頭から馬の蹄に布を被せる用意周到さ、仲間が撃たれても応戦しない、 女を抱いて捕まる、ところから始まる。ものの10分でどんな男かは説明しているはずなのに そんな男でもカーク・ダグラスが演じると何かしらの粋を感じるのは役者と眼鏡の作用だろう。 対照的にヘンリー・フォンダが演じる元保安官は正義漢で生一本な男ながら、 紙煙草ひとつうまく作れない不器用さが世間との生き辛さを暗示している。 だもんで、結末は安易に予想できる。もともと大味なはずの題材を監督の小技と役者の力で 佳作にまで押し上げた作品。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2020-02-09 03:58:07)
3.  ダーティハリー
泥沼化する戦争中のさなか、人権派が発言力を増す1970年のアメリカの状況で 有無を言わさず悪人にマグナムをぶち込むイーストウッドの姿はさぞ爽快だっただろう。 当時のフィルムの特徴なのか、疲弊しきったアメリカの特徴なのかは分からないが 人も含め街全体がピリピリとした殺伐な空気は独特なものがある。  イーストウッドの魅力とともに、やはりマグナム44が印象深い。銃といえば開拓時代からの アメリカのシンボル。だけど生死を分かつ要因が、腕の差より運の要素が強くみえてあっけない。 生死の差がドライすぎる。死ぬときは簡単に死ぬ。  しかし、考えてみれば銃大国であると同時にアメリカは宗教大国でもある。 基本ぶっ放すだけというシンプルな殺人道具である銃に、一神教を重ねてみれば合点がいく。  より厳しい修行を積んだ者が強い、相対的な東洋の英雄像。 技を磨く過程、主人公の成長に魅力やカタルシスを覚える。 敵もまた修行してお互い切磋琢磨し、いつのまにか分かり合う時もある。昨日の敵は今日の友。 善悪ではなく、因果応報による理と理のぶつかり合い。  に対して、生まれながらの才能が絶対的な力を持つ西洋的なヒーロー像。 初めから強い。苦労して強くなるイメージがない。たまに修行の場面があるときはだいたい、 謎の東洋風マスターがあらわる。基本主人公は強い。弱みなどみせないし、 グダグダなやまない。戦って勝つ。敵の弾は当たらない。敵に有無を言わせない。 正義は強い。強いから正義の世界。俯瞰すれば悪すらいない。 正義ともう一方の正義の戦い。勝てば天国負ければ地獄。 この絶対的なカタルシスの背景に、神に選ばれてる感、創造主をイメージするのだろう。
[地上波(字幕)] 7点(2016-04-07 00:19:59)(良:1票)
4.  新幹線大爆破 《ネタバレ》 
「スピード」「ヒート」またはサンデル教授の「正義の授業」にも通じる骨太の内容。そして犯人側の用意周到さと警察側の身元の割り出しの攻防に見応えがある。ただ最後は捕まるんだろうなと予想できる。どこでつまずくんだろうなと思っていたら、家族とはね。息子を見た健さんが逃げたのは息子を信じられなかったのか、それとも息子を巻き添えにしたくなかったからか。逃げなくても家族は知らない振りをしてくれたと思う。そこは家族を失った男の弱みなのか。 ちなみにフランス版では犯人側の情緒には触れず単なるテロリストとして扱われている。日本人から見れば健さんが訳もなく犯罪を犯すわけなかろうもん。。と言いたい。
[DVD(邦画)] 8点(2012-12-04 14:32:02)
5.  ロング・グッドバイ
松田優作も惚れてまうわ。
[DVD(字幕)] 8点(2012-02-25 22:12:41)
6.  パンダ・コパンダ
子供目線で日常を描くと子供たちの反応がいいことをこの作品をきっかけに知ったと宮崎監督は言う。のちのハイジでありトトロにつながる。子供目線のフィルターを通すと、子供はもちろん大人でも自然に童心に返り、物語に自分を投影できる。宮崎監督はこうしたツボをたくさん知っているのだろう。今TVで流れている日清製粉のCMの猫「コニャラ・子コニャラ」は鈴木プロデューサー原案(笑)だが、これが不快なパロディにしか見えないのは子供不在のせいもあると思う。
[DVD(邦画)] 8点(2011-03-28 22:57:36)
7.  インテリア 《ネタバレ》 
才能はなくても表現の術を知る長女。直感力はあっても表現の術を知らない次女。売れない女優ながらも自分と折り合っている三女。そして、完璧でなければ死を選ぶ芸術家の母。最も悲劇なのは次女で、怖いのは自分が何者か知らないこと。
[DVD(字幕)] 6点(2009-04-15 23:46:08)
8.  復讐するは我にあり
生きることはやることだ。 
[DVD(邦画)] 7点(2007-07-08 23:34:12)
9.  竜馬暗殺
役者で持つのは90分までだな。
[DVD(邦画)] 6点(2007-01-24 13:58:24)
10.  バリー・リンドン 《ネタバレ》 
3時間、主人公がまったく成長しない。壮大なアンチテーゼ。
[DVD(字幕)] 6点(2007-01-10 14:27:36)
11.  仁義なき戦い
仁義なさ過ぎ。
[DVD(邦画)] 7点(2007-01-06 20:54:45)(笑:2票)
12.  幸福の黄色いハンカチ
高倉健の昔語りが始まってからの武田鉄矢のトーンダウンが気になった。 思うに監督は予想以上に武田鉄矢の躍動感と、寅さんとはまた一味違う抜けた面白さが気に入り、前半はコミカルなシーンに時間をかけて撮っていたのだが、このままだと武田鉄也がメインのコメディ作品に成りかねないから、わざとセリフを抑えたところではないか。だが全体を通してみると、武田鉄也が急に黙るのはバランスが悪いから、ラストで車のラブシーンを追加した。山田洋二監督は武田鉄矢の扱いに迷いがあったのだと思う。そんな教訓からか『遥かなる山の呼び声』では高倉健の魅力が存分に発揮されて、武田鉄矢はチョイ役ながら存在感をしっかり出している。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2006-09-01 15:31:41)(良:1票)
13.  夢のチョコレート工場
「平成よっぱらい研究所」で酔っ払った二ノ宮知子と助手が踊るウンパルンパのダンスの場面を読んでから、いつか見たいと思っていた。確かにウンパルンパは強烈だったけど、黄金のチケットをめぐる騒動がおもしろかった。映画のように、たとえばハーゲンダッツに秘密のアイスクリーム工場チケットが付いてたら、当たるまでハーゲンダッツを“バカ買い”することを辞さないと思う。なわけない。そして、まっさきになんかやらかして、遠くでウンパルンパの歌を聴きながらラムレーズンの原料へと・・。
[DVD(字幕)] 6点(2006-07-12 22:23:21)
14.  ロッキー・ホラー・ショー
冒頭でいきなり唄い出したときには不意をつかれ吹いた。ミュージカルならではだ。だけど、前評判が高かったせいか、もっとカルトなホラーショウを期待してた。あのバイセクシャルな異星人は『アングリーインチ』のおかま歌手にダブる。
[DVD(字幕)] 6点(2006-04-07 22:15:43)
15.  都会のアリス
何より車が印象的だった。単に乗り物としてだけでなく、プライベートな空間としての魅力が、このロード・ムービーを観てすごく感じた。
[映画館(字幕)] 6点(2005-08-25 22:20:09)
16.  砂の器 《ネタバレ》 
脚本と丹波哲郎に尽きる。良い映画だけど、肝心の和賀の動機が分からない。なぜ、あの情に厚くできた三木を殺さなければならなかったのか?たぶんそこを理解しないうちは、作品の本質を理解することはできない。差別、放浪生活、親子の絆。言葉にするのは簡単だが・・。 話変わって、食堂車で飲むビールはとてもうまそうだった。また、レトロな桜田門の雰囲気が印象深い。あと、笠智衆の古風すぎる手紙には吹いた。ドラマの話をすると、ハンセン病を扱わなくとも小さな共同体での差別(村八分)をシリアスによく描いたと思う。尺が長いだけあって和賀を初め人物の描写が丁寧だったし(時代が違うし比べること自体がおかしいんだけど)映像や音楽ではドラマのほうが良かった。
[映画館(字幕)] 7点(2005-03-11 00:30:46)
17.  ペーパー・ムーン
確かにテイタム・オニールも良かったけど、この映画の最高の功労者はライアン・オニールだと思う。詐欺師だけど悪い男ではなく、どこか哀愁を漂わせ、またコメディチックな動きと微妙な表情の変化で楽しませる。なんでこの演技でオスカーにノミネートすらされないんだと思っていたら、同じ年に『セルピコ』のアル・パチーノや『STING』のレッドフォード、他にもジャック・レモン、マーロン・ブランドそしてジャック・ニコルソンというなんかすごい年だったようだ。ツイてなかったんだね。白黒なのもよかった。でもラストは伯母の家に聖書を売りつけてほしかったな。
8点(2005-03-08 22:20:53)
18.  華麗なるヒコーキ野郎
このころのレッドフォードは本当にブラピによく似ている。 底抜けに明るいレッドフォードがとても魅力的だ。 飛行シーンは命がけでよく撮れていると思うけど、 カナシイかな(無粋かな)CGやアニメで見慣れているせいか ちょっと物足りなかった。
6点(2004-07-25 18:26:09)
19.  映画に愛をこめて/アメリカの夜
映画の舞台裏は興味深い。 DVD特典のメイキングは必ず見るし、映画の舞台裏を撮った海外のドキュメンタリー番組や『ニューヨーク・アクターズスタジオ・インタビュー』もよく見る。また『鬼が来た!』で香川照之が書いた撮影日記は最高だ。 トラブルを乗り越えて役者とスタッフが一緒になって、作品を作る姿はおもしろい。 だけど舞台裏をそのままひとつの映画作品としてしまうとおもしろくなくなる。 なぜなら、ドキュメンタリーとしてなら実際に起こったことなので楽しめるけど、トラブルを作るフィクションになると見ごたえがなくなるからだ。 トリュフォー自身が監督役として出演した意図はわからないし、ドキュメントタッチなのかフィクションなのか曖昧で中途半端に見えた。    
5点(2004-07-20 00:28:43)
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