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カワウソの聞耳さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 416
性別 男性
年齢 41歳
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1.  2人のローマ教皇 《ネタバレ》 
引退を決意するローマ教皇と、それを継ぐ新たなローマ教皇が交流する物語。考え方のまったく異なる2人が、次第に理解し合えるようになる過程が丁寧に描かれる。テーマはとても地味で、会話劇が中心の物語なのに、全く飽きることなく楽しめた。主人公を演じる2人の名演はもちろんのこと、教会や園庭の色彩を捉えた画作りに、実映像を交えた場面展開の鋭さなど、フェルナンド・メイレレスの巧さが光る。良作。
[インターネット(字幕)] 8点(2022-02-23 20:50:23)
2.  ザ・テキサス・レンジャーズ(2019) 《ネタバレ》 
年老いた2人の元テキサス・レンジャーが、殺しを続けるボニー&クライドを追う物語。しかし、本作の主題は追跡劇にはない。時代の変化に取り残されたかのような2人の男の人生を語りながら、かつて多くの人を殺してきた重荷と、犯罪者を人気者に仕立て上げる世間との乖離というジレンマに抗う姿が描かれる。ケビン・コスナーがハマり役で、彼の作品群の中では、かつて共演したクリント・イーストウッドの名作「許されざる者」のような位置づけになるのではないだろうか。
[インターネット(字幕)] 7点(2022-02-23 20:41:12)
3.  THE GUILTY ギルティ(2018)
室内劇。主人公の巧さがあって、飽きることなく見れる。電話越しの事件と、主人公が抱えている問題とはなんなのかという真相が同時並行で明らかになっていく。
[インターネット(字幕)] 7点(2021-11-06 22:16:44)
4.  ジョジョ・ラビット 《ネタバレ》 
戦争の残酷さを描きながら、子供の視点を軸としたファンタジーにもっていくのがおもしろい。空想やロマンスを取り入れて、明るさと暗さをうまく織り交ぜながら、過酷な時代の中で少年が成長していく様を温かくみつめる。絶対的だと信じていた世界が少しずつ崩れていく中で、少年の心がどう変化していくのか。ラストの落とし方をどうするのがが気になったが、最高でした。
[インターネット(字幕)] 9点(2021-11-06 22:08:37)
5.  バイス 《ネタバレ》 
ディック・チェイニーの伝記映画のようでそうではない。権力をもつ者がどうのし上がるのか、そして、周囲の人間をどう利用して権力を振りかざすのかをシニカルに描く。実際の登場人物や政治背景が元になっているためシリアスになりやすいところを、コメディタッチで一気に魅せる。ブッシュ息子の大統領誕生から9.11、イラク戦争に至る背景と、当時の米国の変遷をある程度知っていないと理解しづらいところがある。オリバー・ストーンの「ブッシュ」と比べてみるのもおもしろいと思います。
[インターネット(字幕)] 7点(2021-11-06 21:36:27)
6.  ファイティング・ダディ 怒りの除雪車 《ネタバレ》 
雪の情景にフィルム・ノワールの世界を被せたような、異質なクライムドラマ。ステラン・スカルスガルドの渋さもはまっていて、楽しめた。
[インターネット(字幕)] 7点(2021-01-16 22:51:47)
7.  記者たち 衝撃と畏怖の真実 《ネタバレ》 
映画としては薄い仕上がり。俳優陣は豪華なのに、キャラクター設定が曖昧。実写を織り交ぜる演出も浮いていて、効果的とはいえない。
[インターネット(字幕)] 5点(2021-01-16 22:47:19)
8.  ロープ 戦場の生命線 《ネタバレ》 
予想を超える秀作。映画としての面白さと、戦争・紛争に対する皮肉がうまく合わさっている。ストーリーがうまく運び過ぎるきらいがあるものの、ベル・トロとティム・ロビンスの相性のいい掛け合い(最高!!)を中心に、キャラクター造形の巧さで突き進む。ラストの映画的な終わり方も秀逸。
[インターネット(字幕)] 8点(2020-09-27 23:13:20)(良:1票)
9.  ペイン・アンド・グローリー 《ネタバレ》 
アルモドバルの感性の目覚めを描く。母親への想い、同性に対する性への目覚め、器用した俳優(だれ??)への贖罪。淡々としていながら、ドラマとしての見応えは十分あるものの、アルモドバルらしい奇をてらう表現はない。バンデラスの枯れた様相が適役。80年代以降のアルモドバル映画が好きな人は、見て損のない作品。
[映画館(字幕)] 7点(2020-09-27 23:08:40)
10.  魂のゆくえ 《ネタバレ》 
宗教的要素に環境問題が織り交ざっている。主人公の一人称で淡々と物語は進むものの、抑制の裏に葛藤と苛立ち、苦悩を体現したイーサン・ホークにのめり込んで飽きません。主題はなんでしょう。結局は、まじめに神につかえて生きたものの、子供も家族も失い、さらには自分も死に対面する。そんなさまざまなしがらみを疎みながらも、どうしようもできないジレンマではなかったかと思います。その鬱憤を晴らそうとするとも、叶えられず終わります。強い権力、世の中の流れ、そして運命には誰しも抗うことができないという現実が突きつけられます。しかし、エンディングはハッピーエンドです。あまりに唐突なラスト、これは幻想なのだと思いつつ、映画はそういうものだという感動も与えてくれました。
[インターネット(字幕)] 8点(2020-04-23 21:12:54)
11.  アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル 《ネタバレ》 
トーニャ・ハーディングの描き方がうまい。主要登場人物への模倣インタビューや観客への語り掛けを絡ませながらの演出は、フィクションと伝記ものの微妙な立ち位置を示す。そして、この曖昧かつ大胆な語り口が、この映画のおもしろさとその裏に潜む社会的背景の闇深さを増大している。その一方、フィギュアシーンはどうやって撮影しているのかわからない程になめらかで関心させられるほど見事だった。
[映画館(字幕)] 7点(2020-02-20 22:03:52)
12.  1917 命をかけた伝令 《ネタバレ》 
サム・メンデスが、画作りをベースに物語を構築したのは確かだろう。そのワンカット風が映画の特徴ではあるものの、一つ一つの場面は、緑や炎、泥や砂、闇といった、視覚的にわかりやすい色調を意識させることで、場面の切り替わりがはっきりしている。そのため、ワンカットを感じさせないメリハリがある。この美しく巧みな構成は、メンデスが舞台監督出身であるゆえの技だろう。塹壕をはじめとするセットの出来も感嘆という言葉に然るべき。しかし、この映画最大の成功は、そのような映像技術に負けない人間ドラマを作りこんだ点にある。主人公の感情の移り変わりが、画面を通して伝わってくる。戦争映画という以上に、一人の人間の勇気と愛に溢れた姿に胸を打つ、映像と人間ドラマがうまく融合した良作だ。
[映画館(字幕)] 9点(2020-02-20 19:25:25)
13.  ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密 《ネタバレ》 
複雑な家族構成に伏線を張ってはいるが、それがタネ証しに活きていない。探偵がギモンを抱くきっかけが、シューズについた血の跡というのはとって付けた感が強い。とはいえ、見せ方が巧いので楽しめる。全体として、ミステリとしてはいまいち。家族ドラマとしてはまずまず。アガサ・クリスティを意識した近年の作品としての出来栄えは、「ゴスフォード・パーク」には及ばない。
[映画館(字幕)] 5点(2020-02-18 20:51:19)
14.  フォードvsフェラーリ
クリスチャン・ベールの存在感がすごい。カーレースに駆ける情熱、その圧倒的なパワーがスクリーンを通して活き活きと伝わってくる。
[映画館(字幕)] 7点(2020-01-29 08:44:30)
15.  ミッション・ワイルド 《ネタバレ》 
19世紀のアメリカ西部が舞台。婚期を逃して人生に迷いつつも、農業に精を出して逞しく生き抜こうとする女性と、初老のはみ出し者との交流が、ロードムービーとして描かれる。この時代、田舎の開拓地で女性が生きることの過酷さが伝わる。陰鬱とした雰囲気の中に、ヒラリー・スワンクとトミー・リー・ジョーンズの巧さが光る、味わい深い作品である。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2020-01-29 08:39:57)
16.  ザ・レポート 《ネタバレ》 
9.11の後、CIAが捕虜に行った拷問による尋問。前半はこの事実を明らかにしようと報告書を作成する様が、後半はその報告書を公にしまいとするCIAとの攻防が描かれる。内容については学ぶことが多かった。一方、映画としては淡々としすぎていて、めりはりがなくて物足りない。
[インターネット(字幕)] 6点(2020-01-20 11:54:17)
17.  ロングトレイル!
ロバート・レッドフォードとニック・ノルティの駆け合いを楽しむ映画。個人的には、がらがら声の強面で、人情味を持たせた演技のできるニック・ノルティのご贔屓なのでとても楽しめました。女好きで粗野な反面、アルコールをやめようと努力する律儀さ、レッドフォードの成功と交友関係に嫉妬するお茶目なキャラクターを見事に演じたノルティに大喝采です。
[インターネット(字幕)] 7点(2020-01-03 22:23:48)
18.  ウインド・リバー
見ごたえのある作品だった。ミステリ要素は強くない。娘を失った過去を持つ男が、ある少女の殺人事件の真相を追うハードボイルドタッチなドラマ。その舞台は、雪に閉ざされたアメリカの僻地とも言うべき、先住民の居住地。ミステリとしての捻りがないのが少し物足りないが、アメリカに巣食う闇を強く反映した良作。
[インターネット(字幕)] 8点(2019-12-30 09:43:40)
19.  リベンジ・リスト 《ネタバレ》 
妻を殺された男が犯人に復讐する。シンプルな内容ながら、小粒な作品が続くものの、未だにスターオーラの衰えないトラボルタが悪を倒す姿をみるだけで楽しめる。
[インターネット(字幕)] 6点(2019-12-30 09:19:15)
20.  MERU メルー 《ネタバレ》 
「運命を分けたザイル」と「イントゥ・ザ・ワイルド」を意識した作りだろうか。登山に挑む様がドキュメンタリーで語られる。登った本人が撮影して映画にしているのが本作品の凄みでもあり、ユニークな点でもある。山のどこに魅了され、なぜ登るのかが、直に伝わってくる。本人たちにしか分からない感性、山の頂点を目指す者にしか理解しえない感情が垣間見える。他者にとっては無謀だなと思う一方で、夢に挑む姿に憧れも抱く。
[インターネット(字幕)] 7点(2019-12-19 21:31:46)
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