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1.  デビルズ・ゾーン 《ネタバレ》 
一部でカルト化されているということで鑑賞したが、全くツマラナカッタです。カルトの定義が、「おかしな」「変な」という意味ならば、確かにこんなへんてこな映画はありません。ただ、この作品、パリス・ヒルトンが出ていた『蝋人形の館』に明らかに影響を与えていると思う。
[DVD(字幕)] 4点(2013-05-08 09:03:40)
2.  ラビッド 《ネタバレ》 
バイク事故で重傷を負った女性が、実験段階にある皮膚移植の被験者となり、吸血ウィルスの保菌者となってしまう。夜な夜な街に繰り出しては他人の血を吸い、そうとは知らず感染を拡大させていく。モントリオールはパニック状態となり、政府により戒厳令が敷かれるが…。クローネンバーグ版『ザ・クレイジーズ』といった趣きの、終末感漂う傑作悲劇。ポルノ女優のマリリン・チェンバースが好演。
[DVD(字幕)] 8点(2013-04-30 08:28:50)
3.  デビッド・クローネンバーグのシーバース 《ネタバレ》 
クローネンバーグ版『ゾンビ』だが、このゾンビ(正確には寄生虫の感染者だが)、凶暴になる代わりにエッチになる。老若男女、みんなエロエロして襲ってくるのだ、怖いやら嬉しいやら…(笑)また、クローネンバーグ好みの女優さん(リン・ローリーが良い)が、無意味にポンポン脱いでくれるのだから堪らない。目の保養になる映画。
[DVD(字幕)] 5点(2013-04-30 08:16:05)
4.  わたしは目撃者 《ネタバレ》 
アルジェントの作品にしては地味な作風であまり目立たない存在だが、意外とストーリーが練りこまれており、腰を据えて楽しめる出来。盲目の老人と幼い姪、それに若い新聞記者が遺伝子研究を巡る殺人事件に巻き込まれていく。このプロット自体がとても面白く、シリーズ化を望みたいくらいだ。殺しの場面は前作『歓びの毒牙』ほどフェティッシュではないものの、序盤の列車事故と終盤のエレベーターシャフトからの落下シーンは、アルジェント映画の中でも屈指の残虐度。犯人は遺伝子研究により自身が犯罪者の素質のある染色体異常であることを知り、それを隠蔽するために殺人を犯してしまう。その心理的矛盾を考えると、犯人の異常さと哀れさが浮き彫りになってくる。最後に「子供を殺した!」と嘘を言ったのは、そんな殺人者のDNAと訣別したかったからなのではないか?
[DVD(字幕)] 6点(2012-08-17 07:00:30)
5.  歓びの毒牙 《ネタバレ》 
ダリオ・アルジェントの監督デビュー作であり、そのエッセンスが存分に詰め込まれた野心作。黒い革手袋をはめた犯人はアルジェント自身が演じており、フェティッシュな殺しの美学は既に完成されている(グロシーンはあまりなく、ナイフが振り下ろされると血がパッと出る程度)。内容的に『サスペリアPART2』と被っており、真犯人に辿り着くヒントなどやや出来すぎだが、B級サスペンスとして充分楽しめる出来。
[DVD(字幕)] 5点(2012-08-17 06:23:28)
6.  狼は天使の匂い 《ネタバレ》 
飛行機事故でロマの子供たちを死なせてしまい、命を狙われるトニーは、逃亡先のカナダでチャーリー率いる犯罪グループに入り込む…この不思議なフレンチ・ノワールは、チェシャ猫の顔とルイス・キャロルの詩から始まるように、大人の御伽噺として語られる。冒頭、母親と新しい街に引っ越してきた少年は友達を作ろうとするが、最初のグループからは拒絶され(褐色の肌の子供たちはロマだろう)、次のグループでは、差し出したビー玉の網袋をナイフで切られ、ビー玉は全て階段に転がり落ちてしまう。しかし、ラストシーンでその少年とナイフの少年(グループのリーダー)は涙ながらに別れていく。最初はチャーリー一派に捕らえられ、皆から疎まれていたトニーも、ラストは「ビー玉のため」と言って瀕死のチャーリーの元に戻り、共に射撃に興じる。的はチェシャ猫の看板だ。大人になりきれない漢たちのロマンチシズムは、香港ネオ・ノワールのジョニー・トーへ受け継がれていく。死期を悟っていたというロバート・ライアンの貫禄ある老ギャング役が絶品。ペッパー役のティサ・ファロー(ミア・ファローの妹)は、『サンゲリア』でしか観たことなかったが、若い頃はこんな可憐な美少女だったとは!
[DVD(字幕)] 7点(2012-08-10 09:01:31)
7.  ザ・ドライバー 《ネタバレ》 
この頃のウォルター・ヒルはマジで格好良いな~!カーペンターの『要塞警察』にも通じるクールな傑作。一度も笑わないライアン・オニールと、謎の女イザベル・アジャーニ、そしてそれを追う刑事ブルース・ダーン。カーチェイスシーンも、CGなんかない時代なので、生の迫力を味わえる。ヒップホップなど余計なBGMもなく、車のエンジン音とタイヤの軋み音、そして遠くから聞こえるパトカーのサイレン音のみと言う、実にシンプルな構成。やたらと派手な爆破シーンとかありえね~アクションとかもない。ないない尽くしで贅肉を極端に削ぎ落としたストイックな作りが最高。
[DVD(字幕)] 8点(2012-07-23 21:56:14)(良:1票)
8.  発情アニマル
興味本位で観てしまったが、たぶんもう二度と観ないだろう。こういう作品に中途半端な点数をつけるのは逆に失礼だと思うので、3点を献上する(しかし、『発情アニマル』って邦題はスゴイな!)。
[DVD(字幕)] 3点(2012-07-15 07:27:15)
9.  イレイザーヘッド 《ネタバレ》 
よく難解だとか言われるけど、これってほとんどリンチ監督の実体験だよね。フィラデルフィアの陰鬱な光景とか、予期せぬ恋人の妊娠と結婚とか、若くして父親になることの不安と苦悩があのようなビジュアルを作り出したのだろう。実際リンチにはあのように見えていたのかもしれない。恋人の実家に行って相手の両親と会う時なんて、大体あんな感じだと思う(かなりカリカチュアされてはいるが)。また、男は自分で子供を産むことが出来ないから、赤ちゃんに対して潜在的な恐怖がある。リンチがここまで自分に正直に映画を作ったことに(製作に4年もかけている!)、何だかホッとさせられた。しかし、こんなカルト映画が一般の人たちの目に触れ、ここまで支持?されているのって、物凄く幸福なことだと思う。同じカルト映画の『エル・トポ』なんかと比べても、レビュー数が半端ないもの。
[DVD(字幕)] 9点(2012-06-22 21:37:48)(良:1票)
10.  デリンジャー(1973) 《ネタバレ》 
内容的に被っているので、どうも『俺たちに明日はない』の陰に隠れてしまった感があるものの、これも間違いなく傑作。大恐慌時代に実在したギャングスター、ジョン・デリンジャー(ウォーレン・ウォーツ)とその一味の最期の一年間を描いている。紳士的な銀行強盗として名を馳せたデリンジャーは、しかしFBIから〈パブリック・エネミー(社会の敵)〉ナンバー1として指名手配される。主任捜査官パーヴィス(ベン・ジョンソン)の執拗な追跡により、次第に包囲網を狭められていくデリンジャー達。終盤、追い詰められて散っていく悪漢たちの最期が何とも物悲しい。プリティボーイ・フロイドは食事をご馳走してくれた老夫婦に礼を言って逃げた後、捜査官たちに背中から撃たれ、ホーマーは怪我をして命乞いをしているのにも関わらず蜂の巣にされ、ベイビーフェイス・ネルソンは捜査官と相討ちになって斃れる。彼らよりもFBIの方がよっぽどギャングっぽい(実際、デリンジャーたちを犯罪者とは知らず匿っていた一般市民を誤射し殺害している)。この時代の映画としてはバイオレンス描写もかなり強烈で、さすがは武闘派のジョン・ミリアス。マイケル・マン×ジョニー・デップの『パブリック・エネミーズ』と比較して観るのも面白い(ビリー役はミシェル・フィリップスの方が好みだな)。
[DVD(字幕)] 7点(2012-06-11 18:27:27)
11.  ハロルドとモード 少年は虹を渡る 《ネタバレ》 
裕福な家庭に育ちながら、死に取り憑かれ、狂言自殺を繰り返す青年ハロルド。一方、辛い戦争体験を経ながらも、底抜けに明るい人生を送る老女モード。そんな二人が「他人の葬式見物」をしていたことがきっかけで出会い、やがて惹かれ合う。現代を舞台にした一種のファンタジーだが、ラストのハロルドの「決断」は、負け犬根性に美学を見出そうとしていた当時のニューシネマへの鮮やかな回答として、真摯に受け止めるべきだろう。このたび初のDVD化でやっと観ることができた、ハル・アシュビー監督幻のカルト作。
[DVD(字幕)] 8点(2012-03-12 19:30:51)
12.  ナッシュビル 《ネタバレ》 
なかなかソフト化が実現しなかった、ロバート・アルトマン幻の名作。『ショート・カッツ』の前身とも言える群像劇で、24人(だっけ?)のスターが総出演。最初は登場人物の多さに混乱するが、キャラクターやその背景が分かるにつれ徐々に面白くなってくる。カントリーミュージックと60~70年代の〈アメリカ〉を知らないと理解できない部分もあるが、当のアルトマン自身は全くカントリーに興味がないらしく、そのアバウトさがまたこの監督らしい!エリオット・グールドとジュリー・クリスティが本人役で登場するところが面白い。
[DVD(字幕)] 7点(2012-02-22 07:27:16)
13.  スター・ウォーズ 《ネタバレ》 
ジョン・ウィリアムスによるかの有名なテーマ曲と共に「STAR WARS」の文字がドーンと画面に現れ、エピソード4のあらすじが宇宙の彼方に向かって流れていくオープニング。これにはまんまとやられました。しかし、内容はいたって子供向けのSF映画という印象。タイトルに「WARS」とついているくらいだから、当然<戦争映画>としての側面もあるはずなのに、人が死ぬことの「痛み」がほとんど感じられない。ルークとレイア姫の育ての親があっさりと殺されるが、あまりにもあっさりしすぎ。オビ=ワンがダース・ベイダーに斬られた途端、消滅してしまうのも「?」でした(オビ=ワンにいたっては、その後も幽霊?になって何度も出てくるものだから、本当に死んだのかどうか判然としない)。『隠し砦の三悪人』から着想を得たという、ロボットコンビのやり取りは面白かった(会社の掃除機が青くて丸くてR2-D2に見えてしまう)。
[ブルーレイ(吹替)] 7点(2011-12-15 16:57:21)(良:1票)
14.  ファール・プレイ
うむむ…面白い。ただ、ここでの評価が高いのでちょっとハードルを上げすぎたか、上質なサスペンス・コメディという印象…。ゴールディ・ホーンは相変わらず可愛い(ノーブラなんですね)。変態(!)のダドリー・ムーアが要所要所で笑わせてくれる。
[DVD(字幕)] 7点(2011-11-19 14:35:21)
15.  ファントム・オブ・パラダイス 《ネタバレ》 
『ロッキー・ホラー・ショー』と並び、今なおファンを魅了し続けるロック・ミュージカルの傑作。初期デ・パルマ作品の中でも、本作におけるウィリアム・フィンレイの「負け犬」っぷりは尋常じゃなく、『ミッドナイトクロス』のトラボルタをも凌ぐほど。狂乱のラストへ向けて一気に駆け抜けるデ・パルマのスピーディーな語り口と、全編を彩るロック・ナンバーの数々に踊り出すこと間違いなし!!「負け犬は死んじまえ!音楽くらいは残るさ!」
[DVD(字幕)] 9点(2011-10-16 14:06:52)
16.  片腕ドラゴン 《ネタバレ》 
ここでの高評価につられて観てしまいましたが…友達に「こんなヘンな映画観たよ!」と自慢するためのネタ映画としては面白いが、それ以上のものではない。タランティーノが好きだと言うのはよく分かる。全編闘ってばかりだから、途中で飽きて眠くなったんだけど、目が覚めたらまだ闘っていた。効果音だけは迫力があるが、技がいちいち頓珍漢なんだよね。インドの武術家なんて、顔を黒く塗っただけ(笑)
[DVD(字幕)] 6点(2011-08-11 22:45:17)
17.  鮮血の美学 《ネタバレ》 
80分ちょっとの映画だが、3時間の大作を観た時くらいの虚脱感。別に退屈だったわけではない。全編を通して描かれる不快極まりない描写の数々に、ホラー映画を見慣れた自分でもさすがに気分が悪くなった。脱獄犯たちの凶行を前半たっぷりと時間を割いて描いているため、後半の怒涛の復讐劇が活きてくる。チェーンソーを振り回す父ちゃんも頑張ったが(『悪魔のいけにえ』より先にチェーンソーを殺しの道具にした作品としても知られている)、色仕掛けで犯人を誘いチ〇ポを食いちぎる母ちゃんが凄すぎる!
[DVD(字幕)] 7点(2011-07-08 08:11:23)
18.  ハリーとトント
特に大きな事件が起こるわけでもなく、老人と猫が立ち退きにあい、旅に出るだけの話なのだが、妙に心に沁みるものがある。「禅」や「フリーセックス」等、70年代の世相を反映させながらも、「老い」という普遍のテーマを、シリアスになり過ぎることなく描いた、ロードムービーの佳作。
[DVD(字幕)] 7点(2011-05-04 21:14:28)
19.  ローリング・サンダー(1977) 《ネタバレ》 
レイン少佐とヴォーデン軍曹の阿吽の呼吸が素晴らしい。エル・パソで再会した二人が、「(妻子を殺した)奴らを見つけた」「武器を用意します」と即座に復讐へと赴く様が痺れる。「早く帰ってきてね」と何も知らない呑気な女たちと、事情を察して別れを告げる父親。ソードオフショットガンで無法者をぶち殺しまくるクライマックスにはこちらの血管がぶち切れそう。全体に漂う静謐な虚無感がカルト映画たる所以か。女人禁制のベトナム帰還兵リベンジ映画の最高傑作。
[DVD(字幕)] 8点(2010-12-20 10:20:26)
20.  ブルース・リー/死亡遊戯 《ネタバレ》 
(本物の)ブルース・リーが登場するまでの80分は見るに耐えない代物だが、黄色いトラックスーツに身を包んだ(本物の)リーが「ジャジャーン!」と現れた途端、そんなことはどうでもよくなる。ジョン・バリーの音楽が無駄に格好良い。
[DVD(字幕)] 5点(2010-12-13 20:25:28)
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