Menu
 > レビュワー
 > フライボーイ さんの口コミ一覧
フライボーイさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1205
性別

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順1234567891011
投稿日付順1234567891011
変更日付順1234567891011
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  死霊のはらわた(2013) 《ネタバレ》 
名作のリメイクという時点で不利なのは承知の上。麻薬依存の更正や兄妹の絆などという余計なストーリー性をもたせたことは、『死霊のはらわた』という作品のもつ「勢い」を削ぐ結果にしかならなかったのは残念。しかし、近年稀に見るリアルで痛いスプラッター描写の数々は、『悪魔のいけにえ』『ゾンビ』『13日の金曜日』といった名作ホラーのリメイク群の中にあってもトップクラスの出来で、ハリウッドホラーもやっと最近のフレンチスプラッターに追いついた感じ。チェーンソーで手足をぶった切る、カッターで自分の舌を縦割りにする、釘打ち機でバスバス撃たれる、などという描写が好きな方には激しくオススメ。エンドロール後に「あの人」が出るので、最後まで席は立たないように。
[映画館(字幕)] 7点(2013-05-08 08:58:37)(良:2票)
2.  ジャッキー・コーガン 《ネタバレ》 
日本の配給会社は、ブラピ最新作ということで買い付けたはいいものの、全く一般向けの映画でないことにさぞ驚いたことだろう。それで仕方なくあんな宣伝方法をとったのだろうが、本作はシネコンで大々的に公開されるようなタイプの映画ではなく、ミニシアターでひっそりと上映し、知る人ぞ知る通好みの映画と言ったところ。個人的には好きな題材なので楽しめた。レイ・リオッタ、ジェームズ・ガンドルフィーニといった脇役もいい感じ。映画史上最も美しい銃撃シーンが観られただけでも満足。
[映画館(字幕)] 7点(2013-05-08 08:50:48)(良:1票)
3.  ライジング・ドラゴン 《ネタバレ》 
〈アジアの鷹〉シリーズの最新作にして、ジャッキー最後のアクション大作。宣伝文句の「最高傑作!」とは程遠いものの、近年のジャッキー映画の中ではかなり面白い部類に入るだろう。それにしても、齢60になろうかというジャッキー、流石に往年のキレはないものの、頑張ってる感はビンビン伝わってきます。予告編の全身ローラーブレードはてっきりクライマックスに用意されているものかと思いきや、冒頭のアクションで披露。その後もアイディア満載のアクションの連続で、2時間超えの長尺を全く飽きさせない。ひとつ意外だったのは、ジャッキーが既婚者であるという設定。トレジャーハンターのJCが、最初は金目的でお宝を探していたが、やがて国宝を自分たちの国に取り戻すという使命感のために戦うようになる。そういった政治的なメッセージを込めながらも、「やっぱり最後は愛だよね」という締め括りは、ジャッキーらしい大団円。これがラストというのはやはり寂しいが、心からお疲れ様を言いたい。今後こういったアクション映画には出ないかもしれないが、またスクリーンで会えるのを楽しみに待ってるよ!
[映画館(字幕)] 7点(2013-04-19 00:43:20)(良:1票)
4.  舟を編む 《ネタバレ》 
原作未読。こういう落ち着いた雰囲気の邦画もいいものだ。辞書作りと一言で言っても、言葉というのは日々変化し、新しい用語が次々と現れては消えていく中で、大切な言葉をひとつずつすくい取り、十数年かけて完成させるという途方もない作業なのだ。辞書作りを始めた頃には流行している言葉でも、10年後には時代遅れになって使えないものもあるが、一方で不変の言葉というものもある。「恋」もそんな言葉のひとつだ。主人公のマジメ君は、辞書一筋の変わり者だが、ある日、大家の娘に「恋」をする。今まで恋愛なんてしたこともなさそうなマジメ君の恋の行方は…。馬締に扮した松田龍平はコミュニケーション不全の若者を見事に演じているが、相手役の宮崎あおいがちょっと可愛すぎて釣り合わない。普通に考えて、あんな童貞オタクが、ひょいと現れた美女とまともに恋愛できるわけないでしょ?もうちょっと不美人でも気立ての良い娘とかの方がリアリティあると思う。そこだけが腑に落ちないが、全体的にはとても良い映画でした。
[映画館(邦画)] 7点(2013-04-16 07:53:27)
5.  相棒 -劇場版Ⅱ- 警視庁占拠!特命係の一番長い夜 《ネタバレ》 
適度にハラハラドキドキして楽しめる出来だが、TVドラマで充分かと。ラストの〇〇さんの死は、ちょっとした衝撃だったが、劇場版を観ていない人は、今後のTVシリーズで「え?この人いつのまに死んでたの!?」となること請け合い。また、過去作を観ていなければ、〇〇さんの重要度がいまいち分からず、「あ、死んじゃった」くらいの感想しか浮かばないだろう。どちらにせよ、TV版、劇場版両方を観ていなければ、『相棒』を理解することはできないという、ファン向けの作りになっている。
[地上波(邦画)] 5点(2013-04-11 16:43:37)
6.  映画 ホタルノヒカリ 《ネタバレ》 
TVシリーズはそれなりに面白く観ていた。家内が「どうしても観たい!」と言うので、地雷覚悟で観に行った。正直、ここまでひどい映画も珍しい。というか、コレを映画と呼んで良いのだろうか?
[映画館(邦画)] 3点(2013-04-10 08:01:31)
7.  世界にひとつのプレイブック 《ネタバレ》 
『ジュノ』や『リトル・ミス・サンシャイン』などを思わせる、ちょっと型破りな家族の形を描いた、イマドキのアメリカ映画。それにしても、主役のクーパー君、間男を半殺しにしたからって、精神病院送りにされて、妻とも接近禁止命令を出されるなんて、ずいぶん可哀相じゃない?悪いのは浮気した妻と不倫相手でしょ?そんな目に遭ったら、精神も病むって。対するローレンス嬢もズケズケと本音トークでぶつかってくる、少しアブない彼女。しかし、そんな彼らよりも、親父のデ・ニーロがヤバイ。大体、この人が父親役をやると、『ミート・ザ・ペアレンツ』なんかを思い出しちゃって、普通のお父さんにはとても見えない。アカデミー賞では8部門にノミネートされただけあり、役者の演技を観ているだけでも楽しい、今年オススメのラブコメ。
[映画館(字幕)] 7点(2013-04-09 00:01:04)
8.  ゼロ・ダーク・サーティ 《ネタバレ》 
この作品、事実に基づいていると言われているが、果たしてどこまでが本当なのだろうか?勿論、歴史的事実として、米国同時多発テロ、イラク戦争、ビン・ラディン殺害といった出来事は存在するが、その内情がそのまま映画化されているとは到底考えにくく、大部分がフィクションなのではと推察される。かなりリアルな作りをしているとは思うが、「イラク戦争においてこういうことがあったのではないか?」という大衆の想像の域を出るようなものではない。それならいっそのこと、『ハート・ロッカー』や『キングダム』のように、あくまでフィクションという括りの中で映画を作った方が、作り手のメッセージが明確に伝わるであろうし、こちらも感情移入し易い。深い映画だし、観る価値は大いにあるが、〈事実〉として映画を作ってしまったために、余計な制約ができてしまったように感じられる。
[映画館(字幕)] 7点(2013-04-08 19:19:34)
9.  リヴィッド
ダリオ・アルジェントを思わせる画作りや、ヒロインのビジュアルは好きだが、内容が少々難解で退屈。この監督の前作『屋敷女』はホラー映画史に残るウルトラ・スプラッターだったが、今回は落ち着いた雰囲気のゴシックホラー。随所に監督のセンスが光るが、ここから更に一歩踏み込んだ作品を撮って欲しい。次回作に期待。
[DVD(字幕)] 5点(2013-03-30 22:15:32)
10.  インブレッド
予告編がかなりイケてる感じだったので観たが、期待ほどではなかった。結果的には、『悪魔のいけにえ』や『2000人の狂人』がいかに名作かということを再確認しただけだった。
[DVD(字幕)] 4点(2013-03-30 22:06:56)
11.  トールマン 《ネタバレ》 
パスカル・ロジェ監督は前作『マーターズ』がかなりぶっ飛んだ鬼畜映画だったので、本作も心して観たが、スプラッター描写は皆無。子供の誘拐事件が多発する寂れた炭鉱町を舞台に、二転三転する展開は全く先が読めずに、「え?え?ええっ~~~!?」となること請け合いだが、ラストのオチは少々拍子抜け。『マーターズ』よりは分かり易いが…。
[DVD(字幕)] 5点(2013-03-30 22:03:46)
12.  あなたへ 《ネタバレ》 
気がつけば主演級の役者が揃ったオールスターキャスト映画になっているが、皆さん、健さんを前に緊張していたのか、どうにも台詞がたどたどしい。当の健さんにしても、ちょっと見ない間に随分お年を召されたようで、田中裕子と夫婦役というのが苦しくなってきた。ゆったりとした日本映画らしい展開は安心できると言えば聞こえは良いが、全く新鮮味もなく、ラストのオチにしても特に感動に繋がらない。観光名所がいろいろ紹介されているので、天空の竹田城には行ってみたくなった。…あ、ナイナイの岡村さん、健さんとの共演おめでとう!10年前の日本アカデミー賞での約束が果たされましたね。
[DVD(邦画)] 6点(2013-03-15 07:20:33)
13.  ゴッド・ブレス・アメリカ 《ネタバレ》 
言ってることは正論だけど、やってることはただの人殺しっていう、マイケル・ダグラスの『フォーリング・ダウン』を思わせるバイオレンス・コメディ。女子高生をお供にするあたり、『俺たちに明日はない』とか最近の『スーパー!』に近い感じ(でも主人公の中年オヤジはロリコンじゃないので、あくまでプラトニックな関係)。ムカつく金持ちお嬢様や差別主義者、口の悪いトーク番組の司会者、映画館で騒ぐ若者らを片っ端から撃ち殺す!身も蓋もないラストはもうちょっと工夫がほしいところ。もっとハジけた方が面白かったのに、意外と普通の出来。
[DVD(吹替)] 6点(2013-03-15 06:48:44)
14.  トゥルー・グリット 《ネタバレ》 
普段は飲んだくれて足元も覚束ないダメ親父のコグバーン保安官だが、敵を前にした時の鋭い眼光はやはり只者ではなく、ジェフ・ブリッジスの演技にハズレはない。14歳でエディ・マーフィ並のマシンガントークを発揮するヘイリー・スタインフェルド嬢も素晴らしく、彼女を抱えて星空の下を駆けてゆくコグバーンの姿に涙が出そうになる。結局、復讐から得たものは何だったのか?彼女は片腕を失い、心強い仲間だったコグバーンとテキサスレンジャーのラビーフには二度と会うことはなかった。正統派西部劇ながらも、随所にコーエンらしさが発揮された作品。
[映画館(字幕)] 8点(2013-03-07 14:18:49)
15.  フライト 《ネタバレ》 
冒頭のスペクタクルシーンにまず目を奪われる。これは、エンターテインメント映画を数多く撮ってきたゼメキス監督ならではのバランス感覚の良さで、クライマックスへ到る伏線としても重要なポイント。予告編を観た限りでは、デンゼル機長の「黒か白か?」を巡るサスペンスドラマをイメージしてしまうが、ファーストシーンから酒を呑んでコカインでキメてるんだから、そりゃもう100%「黒」で間違いない。事故後も品行方正とは言えない言動の数々で、どうしようもないクズ野郎であるのは明白だが、その一方で、100名もの人命を救った英雄であるのもまた事実。果たしてその結末は、いかにも映画的なフィクション(作り物)なのだが、薬物中毒の女性や癌患者との対話から浮かび上がるデンゼル機長の「心の闇」、拡大解釈すれば「アメリカの闇」は、作り物では終わらない説得力がある。
[映画館(字幕)] 8点(2013-03-03 19:49:11)
16.  桐島、部活やめるってよ 《ネタバレ》 
学園内のヒエラルキーを明確に描いた作品と言えば、ジョン・ヒューズの『ブレックファスト・クラブ』が挙げられる。しかし、「現実はそんなもんじゃないぜ!」とNOを突きつけたのが、ウィノナ・ライダー&クリスチャン・スレーターの『ヘザース』だった(『ヘザース』で描かれていたことが現実化したのが、例のコロンバイン高校での銃乱射事件)。学園内のスターだった「桐島」がバレー部を突然辞めたことで、平穏だった人間関係に歪みが生じ、ヒエラルキーにも変化が生じる。最下層の映画部でこそこそとゾンビ映画を撮っていたメガネ君が、「あいつらみんな食い殺せ!」とゾンビたちに命令する時の爽快感と言ったら!もちろん自分はメガネ君に終始感情移入して観ていたものだから、その瞬間にはぶわっと鳥肌が立った。好きだった女の子でさえゾンビに食い殺させる、その哀しみと切なさ。お恥ずかしい話ですが、自分も高校生の頃、ゾンビ小説なるものを書いていて、好きな女の子を登場させていました…(汗)ジョン・ヒューズからタランティーノを経て、日本はこんな凄い映画を作ってしまった。一言、傑作。
[DVD(邦画)] 9点(2013-02-28 23:02:44)(良:3票)
17.  おおかみこどもの雨と雪 《ネタバレ》 
たまたま好きになった人が狼男だっただけ。たまたま好きになった人がイラン人だったり、片脚がなかったり、妻子持ちだったり、といったことと同列に、彼女が好きになった人はたまたま狼男だった。そんな彼との間にできた子供は、半分狼、半分人間のおおかみこども。幼い姉弟が成長していく様は、世の母親だったら誰もが経験することだろうし、親離れ、子離れの瞬間の切なさは、母親にしか分からぬものだろう。だからこの映画は、普遍的な母子の物語であり、〈おおかみこども〉という特異な設定ながら、誰もが共感し得るテーマを内包している。厳しい自然の中で〈狼〉としての己の運命を受け入れる雨と、普通の〈人〉としての生活を望む雪。幼い頃とは正反対に育ってしまった二人の〈その後〉が気になるところだが、映画は二人が別々の道を歩むことになったところで終わる。そして、彼らの母親は変わらぬ笑顔でいつまでも子供たちに愛情を注いでゆくのだ。母親とは何と偉大なものだろう。
[映画館(邦画)] 7点(2013-02-28 22:40:10)(良:1票)
18.  ももへの手紙 《ネタバレ》 
『となりのトトロ』との類似は確かに見られるが、ただのパクリには終わっておらず、むしろ最近のジブリ作品に違和感を感じている人ほど素直に受け入れられるのではないだろうか?ヒロインのももは、子供らしい傲慢さとナイーブさが同居しており、留守がちの母親や近所の男の子の前では素直になれないが、自分だけに見える妖怪たちには居丈高に振る舞い、天真爛漫な表情を見せる。『人狼』の沖浦監督だけに、いわゆる萌えキャラは描かれないが、ももの可愛らしさにノックアウトされる観客は少なくないだろう。声優陣も素晴らしく、優香の母親役は意外にもハマっていた。
[映画館(邦画)] 7点(2013-02-28 22:13:44)(良:1票)
19.  ダイ・ハード/ラスト・デイ 《ネタバレ》 
前作あたりから、シナリオよりもアクション重視の映画になってしまったのは分かっていたので、『エクスペンダブルズ2』でも観るような感覚で鑑賞したが、ここまでひどいと擁護しようがない。ジョン・マクレーンがかつてのシュワちゃんのような超人キャラになってしまったのは仕方ないとしても、前作までは家族のため、市民のため、という大義で戦っていたが、今回はそれがない。敵キャラが悪い奴なのは誰もが知るところだが、息子の説明を聞いただけで、「ウジ虫どもめ、皆殺しにしてやる」などと息巻いているのでは、ただの殺人鬼である。敵でさえ防護服を着ているのに、普段着のままチェルノブイリに乗り込むのもおかしい。放射能の心配をする父親に、「ハゲるだけ」などとからかう息子。正直、今の日本人から見たら罰当たりすぎる描写だ。また、放射能を中和するガスなんてものが実在するのなら、そんなところで使ってないで、さっさと福島に持ってきてほしい。『ダイ・ハード』の看板を背負ってるだけあり、アクションはさすがに派手だが、ただ派手なだけで、『ボーン』シリーズのようにストーリーとうまく噛み合っていないため、そこだけ浮いて見える。評判の悪い『3』が名作に思える駄作ぶり。個人的に、『ダイ・ハード』シリーズの(仮)最終章として『16ブロック』を推したい。
[映画館(字幕)] 5点(2013-02-20 15:06:16)(良:1票)
20.  リンカーン弁護士 《ネタバレ》 
マシュー・マコノヒーがいい感じに年を取り、ダーティな弁護士役がこれまでにないハマリ役。マリサ・トメイ、ウィリアム・H・メイシー、ジョン・レグイザモといった脇役陣にも恵まれ、久し振りに満足度の高い法廷サスペンスとなった。『リンカーン弁護士』とは変なタイトルだが、原題もそのまんまというのが笑える。しかし、言うほどリンカーン(高級車)がクローズアップされていなかったような…。
[DVD(邦画)] 7点(2013-02-12 22:04:13)(良:1票)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS