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1.  インターステラー 《ネタバレ》 
Do not go gentle into that good night.実に印象的な一節。命あるものの為に、という物語として王道な筋ではあるが、この詩の朗読により独特の雰囲気が醸し出されていたようだ。これまでのノーラン作品の中でも群を抜いて"素直"だと思った作品。ノーラン特有のどんでん返しがありつつ、そして小難しい理論を引き出しながらのSFが題材ではあるが、極めて素朴な夢に満ちている。美しい宇宙空間の映像も相俟って、巨大なスクリーンで游ぐ感覚。時間を超越するなかで失うもの、残るもの、そして得るもの。家族愛という安売りの宣伝文句をいとも簡単に踏み越えていくいい映画だった。去年は同時期にゼロ・グラヴィティを見ていたと思うと感慨深い。空間に圧倒される贅沢をくれたこの映画に心から感謝する。
[映画館(字幕)] 10点(2014-12-07 23:35:31)
2.  救命士 《ネタバレ》 
誰も正気ではない空間。ろくに眠れない虚ろな目の主人公の前で、走馬灯のように幾人もの死が通り過ぎていく。誰が生きていて、誰が死んでいるのか分からない。登場人物たちは、自分の生死の境目でさえ、最早見えていないのだろう。夜の暗闇に制服の白いシャツ白い救急車のボディがぼんやりと浮き上がり、レッドライトが日常を非日常に照らし出す。血液と麻薬、白と赤の対比。これらの表現に音楽が組み合わされることによって、救急医療の死への近さや非日常感がコミカルに描かれる。ある種のトランス状態や幻覚のような画面に酔う映画。
[DVD(字幕)] 9点(2013-10-16 06:25:52)
3.  レオポルド・ブルームへの手紙 《ネタバレ》 
肩を落としている主人公の影が印象的な作品だった。生んだ母親は罪の意識から事実を認めず、子は「母が自分を殺した」と言う。そして「自分が彼を殺すのだ」と。親子の和解は得られぬままエンディングを迎えるが、これも"レオ"という物語の一つ。物語を聞いてくれる人間がいるうちは人生捨てたものではない、という言葉を思い出す。彼にもそういう相手がいることが救いだった。願わくば母の祈りが届きますよう。濃すぎない、やさしい色合いの青がよかったと思う。
[DVD(字幕)] 8点(2014-06-22 02:32:20)
4.  シンデレラマン 《ネタバレ》 
ボクシング、貧困の中の家族愛と二つのテーマがあるが、どちらに偏るでもなくジム・ブラドックという人物を描いていた。正直なところ、ラッセル・クロウ演じる父親があまりにも優しげで柔和なので、格闘技とはいえ他人を傷つけるような男には見えなかった。家族おもいの父親を強調するあまり、フィクション色が強まってしまったのではないかと思う。「黙って俺について来い」の夫に寄り添う妻も、希望を捨てず支え続けるマネージャーも、フィクションと言われたらフィクションだろう。それでも、子供を抱きしめる姿が映し出されるだけで、見てよかったとまた思ってしまう。
[DVD(字幕)] 7点(2013-10-16 12:22:09)
5.  ウルヴァリン:SAMURAI 《ネタバレ》 
2Dにて。ヤクザやニンジャなどの日本の描写や新幹線のアクションなどはご愛嬌。笑って楽しめました。治癒能力による不死、延命への欲求、恋人の喪失、権力闘争、戦争描写など要素の詰め込み過ぎ感は幾分かする。とは言え、ウルヴァリンを格好よく撮ることが中心だと思えば、あまりこだわる部分でないと思う。夜景や漁村の風景が思ったよりきれいに撮られていてよかった。応援の意味も込めて7点献上。
[映画館(字幕)] 7点(2013-10-10 14:48:07)
6.  トランスポーター2 《ネタバレ》 
前作はアクション映画か?と疑問視するところが割とあったのでがっかりしたのだが、これは面白い。ありえなさがアクションのぶっ飛び方で表現されている。とんでもネタの宝庫。ストーリーは大筋だけ、アクションを只管に楽しむ。楽しい。個人的にはマシュー・モディーンが一枚噛んでいるに違いないと思っていたのに、すれ違いがあったお父さん以上の何物でもなかったのでそこにはちょっと物足りなさがある。とは言え、アクション映画に関しては「おいこの絵どうやって撮ったんだよ!すげえよ!」と言わせてなんぼだと思うので、かなり高評価であります。ちょっとした気晴らしがしたいときにおすすめ。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2013-10-10 13:55:19)
7.  デッドマン・ウォーキング 《ネタバレ》 
死刑執行直前の人間の思考、行動、感情、そして周囲の人間の態度。外見的な強がりと内面の葛藤とが、登場人物それぞれの立場から絶妙なバランスで描かれている。最後まで黒か白か分からないという流れにぐっと引き込まれた。始終重い画面で進むのが見る人を選ぶ点なのかもしれないが、たまに見える安堵の表情や笑い声や笑顔が逆に際立って、深みを感じさせる。複雑な人間らしさを映し出そうと真摯に取り組んでいることが分かるのがよかった。S.サランドン演じる女。寄り添えばあらゆる人の力になれると信じてきた育ちの良いお嬢さんであった彼女が、立場に葛藤しながら真の尼僧へと近づいていく。被害者遺族からことごとく無力を思い知らされたからこそ、救いの手とは何かと考え始める。宗教が欠かせない作品ではあるが、ひとりの人間として死に向かう姿を提示した作品であったと思う。
[DVD(字幕)] 7点(2013-10-10 13:41:28)
8.  マンマ・ミーア! 《ネタバレ》 
メリル・ストリープ見たさに手に取った作品。男性陣が割と豪華でびっくり。しかもみんな、だらしがない意気地なし。外見や身分を考えれば世間的にはそれぞれがそれぞれに好条件なのかもしれないが、あそこまでいいように振り回されていると団栗の背比べ。笑った。とは言え、恋に泣き、恋に浮かれ、恋にまた恋をするメリル・ストリープの役が一番滑稽なんだろうなと思ったり。歌唱力云々は気にならなかった。ミュージカルというより、男女関係に浮かれ騒ぐのがメインなのでカラオケ大会的なノリでいいと思う。ABBAへのリスペクトに溢れた良作。
[DVD(字幕)] 6点(2013-10-10 14:12:16)
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