1. ペット・セメタリー(1989)
スティーブン・キング原作映画の中でも、群を抜く傑作。「シャイニング」より、こっちの方が良いよ、ぶっちゃけ。原作のドロドロとした心理描写を映像化するのはさすがに無理だったけど、「生と死」を上手くテーマ化しているし、家族の死に対するうねりというか、縺れというか、そういう情念が伝わってくる。ホント、良い映画だ。ホラー映画というジャンルの枠組みを超えているって、これ、マジで。ラストの衝撃が未だに忘れられません。オススメです。 10点(2002-05-24 12:51:00)(良:1票) |
2. ゴースト・ハンターズ
こりゃ、面白い!カート・ラッセルとジョン・カーペンター監督のコンビが作った映画の中では一押しです。何かハリウッドっぽくなくて良い!とにかく良い!キム・キャトラルもスゲェ綺麗だ~! 10点(2002-05-16 12:31:37) |
3. エイリアン2
かっこよすぎ、シガニー・ウィーバー!ここまで体を張ってアクションをした女優は彼女が初めてでは!?それとも、僕が無知なだけか!?どっちにしても凄い!ランス・ヘンリクセン、ビル・パクストン、マイケル・ビーン等のキャメロン組も最高だった!シリーズ中最高の1作! 10点(2002-04-12 16:10:00) |
4. 絶体×絶命
面白かったです。悪くない。主役のマイケル・キートンの見事なホワイトトラッシュぶりは、堪らない!アンディ・ガルシアも悪くはないけど、キートン派という事で、この作品を一押しします。ただの、サスペンス・アクションと思って見てたら、ラストに凄いドンデン返しがあります! 10点(2002-04-08 15:44:51) |
5. ヒッチャー(1985)
完全にハマってしまいました。ルトガー・ハウアーの強烈なパワーが前面に押し出された、異色サイコ・スリラーですネ!畳み掛けのように起こるドンデン返し。C・トーマス・ハウエルがじわじわと追い詰められていく様は、目のあてようがない!でも目が離せない!この矛盾も、この「ヒッチャー」では難なく成立してしまうところが圧巻。でも、このふたり、この作品以降はほとんどパッとしないですね。それが残念。監督のロバート・ハーモンも「ボディ・ターゲット」はまずまずだったんで、あと一押し欲しい!ところで、この映画、冒頭、非常に暗いですよね。夜の場面が。どういう風に撮ってるんでしょうかね? 10点(2002-04-08 13:48:16) |
6. メメント
《ネタバレ》 ネタばれして言うならば、この映画、犯人が誰かなんて事は、どうでも良いらしいですね。問題とすべきなのは、当然ながら事件の謎なんかではなく、主人公の記憶障害。記憶障害を背負った彼は、病院に入院せざるを得ない、そして一生出られない、それは廃人も同然だ。廃人になるのは嫌だ。ならばどうする?生きる意義を見つけるのだ。それが妻を殺した犯人捜し。しかしもし犯人を見つけてしまったら、そこで『生きる事』は終了してしまう。ならば、自分で謎を作るのだ。主人公レナードは、つまり生きる目的がほしかったのだろう。人間には、生きる目的が必要なのだ、という事を僕はこの映画から感じ取りました。 10点(2001-11-12 12:17:54)(良:1票) |
7. ヤングガン2
面白かった!従来の西部劇のイメージを壊して、全く新しいスタイルのガンマンのアクションは楽しめました。エミリオ・エステベス、キーファー・サザーランド、クリスチャン・スレーターという贅沢なキャスティングも手伝って見応えたっぷりの作品になったと思います。前作とは違い、回想形式のミステリータッチで突入したのが、続編映画としての成功の決め手になったのではないでしょうか。エンディングテーマも大好きです。ビリー・ザ・キッド、カッコイイ~★ 10点(2001-11-01 14:38:24) |
8. エルム街の悪夢(1984)
シリーズ中で最も怖く、シュールな作品!この映画で、ヘザー・ランゲンカンプ大好きになったけど、あんま出演作ないですね・・・。フレディの露出が少ないのも逆に恐怖を与えてくれました。縄跳びする子供たちの歌が今でも耳に残ってます。マジ怖い映画! 10点(2001-10-30 15:03:22) |
9. ファイナル・デスティネーション
この映画は単純に面白いって言える映画ですね。良かったです。出演者がフレッシュな新人スターばかりだし(デヴォン・サワはだいぶ前から出てるけど)、ストーリーが練り込まれてる感触があった。「ただのホラー・サスペンスにしてなるものか」っていうスタッフの意気込みが伝わりましたよ。先が読めない、ホントに。相手が相手なだけに、主人公たちは棒行しか出来ないところにサスペンスが生まれてくる。「スクリーム」「ラストサマー」と同系列線上にあたる映画ですね。サスペンスなのかコメディなのか分からない、いわゆるミクスチャー映画といってもいい。こういう映画が増えると良いですね~。ひとつ文句を言うと、ラストでヒロインの髪の色を変える必要はなかったでしょうって事かな(笑) 9点(2002-08-30 12:57:02) |
10. 遊星からの物体X
完璧なまでに構築されたストーリー構成!独特の映像!恐怖を喚起する音楽!全てにおいてスゴイ!SFホラー映画の金字塔といっても過言ではないですな。ジョン・カーペンター監督映画の中で面白かったのは、この映画と『ゴースト・ハンターズ』くらいだね。<ネタバレあり>→ラストのシーンで、色々と物議を醸しているようですが、あの生き残ったふたりは、両方とも『人間』です。あるインタビューで、ジョン・カーペンター監督にこの映画のラストシーンについて問い質したところ、彼は「ふたりとも人間です」と言い切りました。黒人の方が白い息が出てないように見えるのは、「照明のせいで、そう見えてしまったのです」と説明していました。YEAH~★ 9点(2002-05-31 13:36:31) |
11. 不法侵入
とにかく怖い・・・・この一言に尽きます。レイ・リオッタはこの映画でメチャメチャ好きになったし。サイコロジカルな演技は良質だと思う。マデリン・ストウもスゴイ綺麗!これ、他の人も言ってますね(合掌)カート・ラッセルは主役を張ってる割には印象が薄かった。完璧にレイ・リオッタに食われてた感じ。 9点(2002-05-23 14:38:36) |
12. インディ・ジョーンズ/最後の聖戦
シリーズの中では一番面白いです。ショーン・コネリーの演技が深味を与えている。いぶし銀の魅力が放たれております。カッコ良いです、コネリー様。 9点(2002-05-16 12:42:55) |
13. エイリアン
宇宙を舞台にしたSF映画の中で、ここまで怖さを醸し出せた映画はないと思う。出演者が7人しかいないことも、閉塞感を与えてくれて、すごい緊迫する。1作目は完璧にホラーなんで、ビビったね。2作目から観たので、どんなものかと観てみた1作目。唸った。シガニー・ウィーバーのセクシーなボディも含めて、満足(笑) 9点(2002-04-12 15:56:52) |
14. GONIN
迫力満点!5人の息の合った演技が、素晴らしい!特に、椎名拮平。最初、マジで出てたかどうか分からなかった。よく見たら、金髪の兄ちゃんだったのネ。バケたね~。根津甚八も、渋すぎ!そして、作品をさらに盛り上げているのは、ビートたけし扮する狙撃者でしょ!何と言っても!怖すぎる。彼が出てきただけで、変な怖さが醸し出されます。普段、バラエティのビートたけししか知らない人にこそ、観てもらいたい。木村一八、永島敏行、アーンドゥ、室田日出男の格調高い俳優陣もたまらない。この作品で、初めて石井隆なる人を知ったので、嬉しいです。 9点(2002-04-09 12:12:22) |
15. 悪魔を憐れむ歌
ドナルド・サザーランドの使い方が巧かった。悪役が多いから、最後の最後で悪魔はこの人に乗り移ってるんだと、サザーランドファンは思い込まされるが、実のところは悪魔が乗り移っていたのはジョン・グッドマンだった、という意外性!グレゴリー・ホブリット監督作品の中では一番好きですね。しかも、問題なのは、この映画、『どこが舞台なのか』を全く明かしてない。つまり、悪魔はどこにでもいるという意味で意図的に舞台を曖昧にしたところに、恐怖を喚起させられるところがある。エリアス・コーティアスの怪演も含めて、ご馳走さま! 9点(2002-04-06 11:22:16) |
16. スキャナーズ
マイケル・アイアンサイドが存在感あり過ぎ!頭、ボン!最高!それに尽きる。主役ふたりは、僕的に印象が薄かったです。 7点(2002-05-23 16:03:24) |
17. 氷の微笑
最後の最後で、バンバンやりまくるところがスゴイと思った。もう山場終わったと思ったら、突きまくる!突きまくる!たまらんですね(笑)犯人は、同じくわからずじまいでしたけど。シャロン・ストーンの大胆演技に乾杯。 7点(2002-04-11 15:08:26) |
18. 真実の行方
なるほど、そうくるかって感じのラスト。デビューとは思えぬほどのエドワード・ノートンの完成度の高い演技。リチャード・ギアの貫禄。それで持ってる映画ですね。この2点を除いたら、普通の法廷サスペンスでしょう。でも、エドワード・ノートンと同じくこの映画が監督デビューとなったグレゴリー・ホブリットはこれ以降、観客を驚かせる事を念頭に面白い映画を撮り続けている。非凡な才能。これからも、見守りたい。 6点(2002-05-29 12:16:10) |
19. コピーキャット
シガニー・ウィーバー・ファンなので観ました。冒頭のハリー・コニック・ジュニアの怪演はビビった。すげぇよ、この人、とマジで思った。でもストーリー的には流行りのサイコ・スリラーのひとつとしてしか観れなかったし、シガニー・ウィーバーが屋外恐怖症で悶えるシーンも納得いかねぇ!(笑)やっぱ、シガニー・ウィーバーは強い女性役が似合ってる。こんな弱いシガニーはシガニーではない! 6点(2002-05-23 14:51:46) |
20. プレッシャー/壊れた男
主人公チャーリー・シーンの気持ちはよく分かる。監督としては、こんな危ない隣人を相手にしてしまったデビッド・アンドリューズたちに感情移入をさせたかったのだろうが、この家族のどこにも同情できるところがない。逆に腹が立ってくる。ざまあ見ろというしかない。作りとしては、よくあるサスペンスだけど後味は悪いなぁ。この映画。 6点(2002-05-22 12:26:08) |