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皮マンさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 225
性別 男性
自己紹介 当方のレビューは全て独断と偏向に満ちております。
「公平・公正なレビュー」などというつもりは金輪際毛頭まったくありませんので、どうぞご安心ください 。

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1.  ゴーストランドの惨劇 《ネタバレ》 
「海坊主みたいな大男が古い屋敷のなかで暴れてコワいの」「物陰からいきなりなんかが出てきて[ドン!]とか音がしてびっくりするの」そんな単純なサスペンスにラブクラフトだのあんなアンティーク趣味の味付けだのが必要ですかね?海坊主とタッグを組む変質者もただただ暴力的なだけで二人の違いがまったくない。少女を監禁して責めまくるのならもっといたぶりの美学に工夫があっていいんじゃないの?
[インターネット(字幕)] 1点(2021-12-06 10:10:16)
2.  交渉人(1998) 《ネタバレ》 
【ご注意を:思い切りネタばれしてます】主要登場人物が揃いも揃って間抜けでびっくり! まず主人公の交渉人1。掴みではなんか鋭そうな人物に見えたので、自ら起こした立てこもり事件もよほど考え抜いた計画なのかと思ったら、やることなすこと運任せ・成り行き任せ。ほとんど勝算の無い場当たり的な行動は、興奮した粗暴犯と変わらない。 そして途中で呼ばれた交渉人2。受話器越しに銃声を聞いただけで交渉人1が人質の警官を殺したとあっさり信じ込んじゃう。そんな信じやすい性格で交渉人なんて務まるのか? そして黒幕の警視。彼も交渉人2が仕掛けたブラフをあっさり信じて交渉人1が死んだと誤認して勝手にゲロする。どう見ても急所を外したのがみえみえな撃ち方なのにそんな節穴みたいな観察眼で犯罪捜査なんかできるのか? さらに突入突入と騒いでるシカゴ警察の面々。犯人が多用していた閃光手榴弾みたいな武器って特殊部隊を蹴散らす程の威力があるの?あんなユルユルの状況で犯人を仕留められないなんてなんてざまなの。 といった具合でみーんなプロとは思えないただのお人好しって感じ。あれじゃ唯一死んだ人質のおっさんが浮かばれんわ。
[インターネット(字幕)] 3点(2019-09-02 15:34:48)
3.  哭声/コクソン
あけすけなグロ表現が愉快な作品なのだろうが、演者の熱演にかかっている比重が高すぎ。 何度も繰り返される忙しないゾンビ演技は単調で、役者の自意識とがんばりばかりが鼻について白けてしまう。 物語も初めから終わりまで行き当たりばったりの展開で論理性も求心力もなく、ダリオ・アルジェントの駄作を観るようだ。 こんな作品でも作り手の自己陶酔感が強く漂うのは韓国映画ならでは。 もっと自然でさりげない演出ができないものか。
[映画館(字幕)] 1点(2019-08-03 13:22:48)
4.  コングレス未来学会議
メタ映画好きにはたまらない最高のメタ映画。主演女優の現実と映画内現実と映画内幻覚と映画内映画と幻覚内映画と幻覚内夢が交錯してクラクラする。主役の実際のキャリアを肴にしたブラックなネタ満載で、脚本上はまるでコメディなのだが彼女の煩悩に焦点を当てているせいで終始重苦しい空気が支配する。実写パートとアニメパートの混ざらなさ具合といい「博士の異常な愛情」の悪夢のようなパロディといい、無謀とも思える大胆さが快感だ。幻覚を見せてくれるのが「異星の生命体」と「薬物」という違いはあれど同じレムの原作だけあってそのテーマは「惑星ソラリス」によく似ている。軽いショックを受けて見終わってしばらく虚脱状態に陥った。作品の素晴らしさを上手く言えなくて申し訳ない
[DVD(字幕)] 9点(2017-02-05 12:58:34)
5.  こわれゆく女 《ネタバレ》 
雰囲気のある個性的な作品ということは認める。しかしあまり面白くないのはなぜだろうか。ドラマの本質は「葛藤」にある、という説を聞いたことがあるが、その論に沿って考えるとこの作品に於いては「いかれた奥さんがいました〜どうしましょう」が葛藤の全てだ。彼女の壊れっぷりは全体を通じて大きな変化がなく、事態の進展や起承転結が感じられない。そのあまりの動きの無さが物足りなさの原因と思われる。同趣向であるキューブリックの「シャイニング」もジャック・ニコルソンが始めから狂っているように見えるという同じ弱点を抱えているが、あっちは最後に彼が大暴れするのでそれなりのカタルシスがあった。本作もグダグダのパーティの件で彼女がぶち切れてなにもかも破壊してくれればスッキリしたのではないか。とはいえ女優の体当たりの演技のみが見所というワンテーマ推しという、ある意味潔い作品とは言えるかもしれない。ちなみに共演のピーター・フォークはどうかといえば、何をどう頑張っても彼はコロンボにしか見えないので熱演されても違和感が増すばかり。レナード・ニモイのスポックといい、優れた役者がひとつの役柄にイメージが固定されるのを警戒するわけだ。これは受け手の勝手な事情であり誰の責任でもないが。
[DVD(字幕)] 5点(2015-12-25 17:55:15)
6.  子供の情景 《ネタバレ》 
あまり馴染みのないイラン映画。しかも政治的に難しいものを抱えるアフガニスタンが舞台ということで、観る前は構えていた。しかし演技というにはあまりにも自然な子供の表情、お涙頂戴的な演出が一切無い、このふたつに心の壁は簡単に突き崩された。ほのぼの系なのかな、と、無防備になった精神にラストの「自由になるには死ぬしかない」というメッセージが突き刺さる。失礼しました。そんなに甘いもんじゃないんだね。救いのない物語のわりには後味がそれほど悪くないのは、暴力も子供のゴッコ遊びの範囲を決して出ない上品さ故だろうか。原題の元になった言葉が「仏陀は破壊されたのではない。恥辱のあまり自ら崩れ落ちたのだ」であることは押さえておいていいと思う。それにしても10代の女性がこれを監督したという事実には驚いた。
[映画館(字幕)] 8点(2011-12-08 15:07:34)
7.  ゴーストライター
見終わってからよく考えると主人公の行動が不自然だったり、ヤマがなかったり、結局あまり新味のない話だったりと、手放しで褒めることはできない。しかし見ている最中は語り口の上手さ、音楽の良さ等あってぐいぐい引き込まれる。「序盤中盤でこの調子なら、ラストにはどんな素晴らしいカタルシスが待っているだろう」とワクワクしていたら何のひっかかりもなくさらっと終わってしまった。テクニックはあっても熱いものがないのは、監督のお歳を考えると仕方のないことなのかもしれない。 ピアーズ・ブロスナンの大統領がはまり役なのと雨音や靴音など効果音が心地良いのに驚いた。
[映画館(字幕)] 6点(2011-09-26 11:20:03)
8.  ゴジラ(1954) 《ネタバレ》 
日本映画界に燦然と君臨する金字塔的本作だが、あまり良くできた作品とはいえない。全体にメリハリの無いいきあたりばったりのストーリー展開。特に芹沢の“科学者としての良心”という最大の葛藤はゴジラがゴジラであることと直接関係無いのは致命的欠陥だ。折角ゴジラという魅力的なキャラクターを創造しておきながら、肝心のドラマがそれを生かしきっていないのだ。あれでは芹沢が特攻に追い込まれる要因を作るのがたまたまゴジラだっただけで、強大な敵なら米軍でもムー帝国人でもなんでも代替え可能ではないか。ほとんど意味のない三角関係を持ち出すところにもそこらへんの見識の無さが現れている(個人的には山根博士の心情「ゴジラを殺したくない」にテーマを絞ってドラマ作りをすれば良かったのではないかと思う)。他にもドラマパートの凡庸なカメラワーク、及び宝田氏と河内嬢のあまりにも一本調子な演技には閉口してしまう。たしかに特撮シーンは素晴らしい。その点は多くの論者によって語り尽くされているとおり。しかしこの手の作品に期待させるカタルシスが、ドラマの練り込み不足とタメのないぬら~っとした構成のせいで台無しになっている。古い作品ということは言い訳ににならない。なんと言っても1954年には「七人の侍」が公開されているのだ。それでもゴジラが世界的名声を勝ち得たのは、ひとえにそのキャラクター性の強さによるものだ。そしてそのキャラクター性に決定的な貢献をしているのは、あの咆吼を設計した音楽の伊福部昭氏の独創性だと思う。あれこそがこそがゴジラをこの世ならざる、生物を超えた存在と感じさせる最大の要因ではないか。海外で作られた怪物映画の声の凡庸さをみるにつけ、伊福部氏の存在の大きさを感じないわけにはいかない。
[地上波(邦画)] 5点(2009-12-10 00:51:35)(笑:1票) (良:2票)
9.  CODE46
SF的な設定は必要ない話ですねこれは。まるで吉行淳之介の私小説みたいな感じ。監督のSFに対する愛のなさを裏付けるように当初のクローン間恋愛問題が中盤から記憶いじられ問題にずるずるシフトしていくのもいただけない。気分を変えて官能映画として見ているとクライマックスの陰毛丸出しシーンはしっかりぼかしが入っていて、日本人であることがしみじみ恥ずかしくなりました。ばっかみたい。またDVDの特典としてインタビューが収録されていたがインタビュアーの質問があまりにもおざなりであきれてしまった。
[DVD(字幕)] 4点(2005-10-06 09:35:51)
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