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皮マンさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 225
性別 男性
自己紹介 当方のレビューは全て独断と偏向に満ちております。
「公平・公正なレビュー」などというつもりは金輪際毛頭まったくありませんので、どうぞご安心ください 。

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181.  素晴らしい一日
不自然だ。終始不機嫌な主人公の女と、それをとりまく善意しかないような人々。いちいち人間の掘り下げが浅すぎて、すべてが絵空事に見える。時折かかるとぼけた音楽が「あんまり真面目に考えないでね~」と言い訳しているようで、不快さを増幅させる。併映の「ポエトリー」が素晴らしかったのでその差の大きさには驚くばかりだ
[映画館(字幕)] 2点(2012-09-04 21:52:23)
182.  猿の惑星:創世記(ジェネシス) 《ネタバレ》 
説明調の台詞、同じく説明調の音楽、良い奴と悪い奴しかいない人間観、どうでもよい恋愛譚、惨事が起こっているのに痛みのない事故描写、橋の上での攻防で終わりのスケール感のなさ、なにより「短時間で知能が高まるということは如何なることか」をまともに考察した気配のない杜撰なシナリオ、等々がっくりくることばかり。観客はサルじゃないんだぞ!
[映画館(字幕)] 2点(2011-11-21 09:10:14)(笑:2票) (良:3票)
183.  ペネロピ 《ネタバレ》 
可愛いブタ鼻の娘を醜い怪物として見立てなければいけない点に呆然とした。ペネロピは鼻が上向いているだけで、髪はツヤツヤお肌はすべすべだし、性格もセンスも良い大金持ちのお嬢様ではないですか。豊満というリッチ嬢最強の美点が失われてしまったのは残念至極ではありますが、それでも彼女ならウンコだって良い匂いがしそうだよ!はたして彼女を見た男どもが驚いて逃げまどうなんていう極端な演出が、外見葛藤テーマを描くのに必要ですかね。あんな鼻(耳もらしいがいいかげんに扱われていてよくわからん)、現実にはちょっと歯並びが悪いくらいのもの。彼女のささやかなマイナスの属性は圧倒的なプラスの属性に初めから完全に埋没していて説得力ゼロですよ。なんだかな~と思いつつ最後まで観て感じたのだが製作者の仕掛けたギミックが別にあるようだ。というのは…小人役者が狂言廻し的な役に就いているのだが、小人であるという彼の属性は劇中特に意味を持っていない。ペネロピを追うカメラマンというのが役所で、一瞬「なんで小人なの」と思わせるが、演技の上手さもあって違和感はすぐに消える。「偏見を持たれがちなものもすぐに見慣れてしまうでしょう?」という作品のテーマをこっちでさりげなく具現しているわけだ。それもサブリミナル的に。これは禅の方法論に通じるなかなか高度な戦略であって、言葉で説教されるより深く心に届く効果がある。ラストにペネロピが素の鼻に戻るくだりにたいしたカタルシスがないのも、素顔のリッチ嬢がちっとも魅力的に見えないように撮っているのも確信犯のように見える。以上の点を踏まえると高評価を付けたくなるのだが、本筋の部分のあまりの粗雑さが気になってそれを許さない。
[CS・衛星(字幕)] 2点(2010-05-18 11:36:53)(良:2票)
184.  椿三十郎(2007)
どう転んでもニヤけて見えることの無いチョー無骨な役者の不朽の名作を、なんでわざわざ絶対にニヤけて見えてしまう腑抜けのような面構えの役者を使って大真面目にリメイクするのか!WHY織田裕二?ミスキャストなんていう次元の話じゃないでしょう。あれは 自己愛性人格障害系のちょっと あれな あんちゃんでしょうが、あれは 。製作に関わったみなさまがた、あんたら気は確かか、と言いたい。案の定織田三十郎には三船にあったむさ苦しさも奥ゆかしさも知性も威厳も重みも品格も何もかにもぜ~んぜん感じられない。特に女性に弱い照れ屋には 金・輪・際 絶対に見えない。織田の思いきり軽い雰囲気とシナリオとの齟齬は目を覆うばかりで気恥ずかしいことこのうえない。ついでに豊田悦司もまるで悪徳御殿医のようで剣豪には見えましぇん。ある意味驚くべき映像の連続。しかし!自分の中にわき起こる激しい拒絶反応を押さえつけて無理矢理見ていたら、どういうわけか半ば過ぎから得も言われぬ多幸感に包まれた。気持ち悪〜〜ぃのがなんとも心地いいのだ!なんなんだこれは?悪い冗談のような驚愕の映像を見続けて軽い精神崩壊が起こったのかもしれない。あるいは未知の脳内物質が合成されたのかもしれない。素晴らしい!よって、これは2作品を併せて上映して悪夢のような不条理感を味わうのがいいという結論に達した。監督が「オリジナルを観る呼び水に」的な発言をしているのだから “ 椿三十郎 - Light-”と銘打って無料配布するとよろしいのではないだろうか。
[CS・衛星(邦画)] 2点(2008-12-02 18:30:18)(良:2票)
185.  茄子 アンダルシアの夏
劇中アンダルシア地方の民謡(?)が繰り返し唄われる。しかしその歌は記号としての民謡にとどまっていて、歌としての魅力が全くない。ありえないくらい音楽性の感じられない歌だ。更にコメディリリーフのじじいが吐く“おっさんくさい冗談→座が沸く”というシーンが繰り返されるのだが、発言の内容は実は面白くも何ともない。この2点のダメさは同根ではないか。なんかこの手の自分に甘い感じってジブリ作品に顕著な気がするのだが“どうせマンガだからこんなもんでいいでしょ”と自らの仕事をおとしめているように見えてしまうぞ。問題はもう一点。原作の漫画は絵がきたならしいのでスノッブさがそれほど鼻につかない。それがあのふやけた絵柄になるとナルちゃん垂れ流しがモロバレで見ていて気恥ずかしいことこの上ない。 制作者はどうして自家中毒をおこさないのか不思議だ。イタ公気取りの宮崎氏からの毒電波で周りのスタッフ共々自意識がどうかなってしまうのだろうか。
[DVD(邦画)] 2点(2007-05-29 18:35:11)
186.  蝿男の逆襲 《ネタバレ》 
やる気のない続編の見本といった趣の作品。この手のマッドサイエンティスト物の見所のひとつに研究室の造形がある。巧妙に設計されたセットはそれひとつでどんなむちゃをも通してしまう説得力を持つ場合があるんだけどね。この作品はその点ひとつとってもいいとこなしでベニヤの箱に電飾をくっつけただけの器材しかない部屋で人とハエをくっつけたり元に戻したりされても困ってしまう。どうみても前作とは違う条件での実験なのにやっぱり頭部と片腕がハエ化するってのもあまりに投げやりな感じ。一作目もホラー寄りのSFだったがもはやSF的な喜びは微塵もかんじられない。せめてくっついてたものをどうやってはがすのか、ヨタでいいからそのプロセスを説明して欲しかったなぁ。
[ビデオ(字幕)] 2点(2004-11-08 00:27:12)
187.  ラスト サムライ
きょうぼくはニュージーランドにあるサムライランドにいってきました。 おもったよりゆうだいなところだったのでおどろきました。 ウエストワールドみたいなテーマパークなので人殺しもしほうだいだし、 いくらきられてもテッポウでうたれてもへいちゃらです。 いちばんえらいサムライはハナシずきなのかえいごでべらべらはなしかけてくるのでちょっといわ感がありました。 けっきょくサムライはむやみに死にたがるばっかりで、ブシドーってのはなんだかよくわかりませんでした。 きいろいニホンじんはぼくたち白じんとちがって、死なないとなんかキマらないからしかたないのかな・・ ころされてからアタマを下げられてもいみないし、ぼくはハラキリもしませんでした。 でもカッコいいニホンのヨロイも着ることができたしまんぞくしました。 えっちなオプションをもっとつければよかったかなとおもいます。
[DVD(字幕)] 2点(2004-06-19 19:27:44)(笑:6票) (良:4票)
188.  HERO(2002) 《ネタバレ》 
最初の脳内バトルが大層面白かったので、なるほど段階を踏んで3人の強い相手と対峙していくのだな、こりゃ凄いと思ったらNo.2とNo.1は恋人だそうでひとまとめ扱いで驚いた。ストーリーテリングの王道を踏みにじるのは大いに結構だが、そのせいで話がつまらなくなるのはいかがなものか。あとはジェットリーを筆頭とするスタッフのナルシズム垂れ流しに延々つきあわされるだけといった印象。
[DVD(字幕)] 2点(2004-02-19 01:03:29)
189.  ゴーストランドの惨劇 《ネタバレ》 
「海坊主みたいな大男が古い屋敷のなかで暴れてコワいの」「物陰からいきなりなんかが出てきて[ドン!]とか音がしてびっくりするの」そんな単純なサスペンスにラブクラフトだのあんなアンティーク趣味の味付けだのが必要ですかね?海坊主とタッグを組む変質者もただただ暴力的なだけで二人の違いがまったくない。少女を監禁して責めまくるのならもっといたぶりの美学に工夫があっていいんじゃないの?
[インターネット(字幕)] 1点(2021-12-06 10:10:16)
190.  静かなる叫び
にじばぶさんの仰るとおり。これはスタイリッシュな再現ドラマ以上のものではない。犯人に破滅的な行動をさせた心理的背景がほとんど描かれていない。そのため何の問題提起にもなっておらず、分析の手がかりもない。よって知的な興味は全く満たされない。エンドクレジットで犠牲者の名前を並べているが、この内容の無さでは本気で哀悼の意を表しているとは思えない。ヴィルヌーブ氏の作品は思わせぶりなだけで内容が極端に薄いか未消化。もう騙されないぞ。
[インターネット(字幕)] 1点(2021-12-03 07:38:09)
191.  哭声/コクソン
あけすけなグロ表現が愉快な作品なのだろうが、演者の熱演にかかっている比重が高すぎ。 何度も繰り返される忙しないゾンビ演技は単調で、役者の自意識とがんばりばかりが鼻について白けてしまう。 物語も初めから終わりまで行き当たりばったりの展開で論理性も求心力もなく、ダリオ・アルジェントの駄作を観るようだ。 こんな作品でも作り手の自己陶酔感が強く漂うのは韓国映画ならでは。 もっと自然でさりげない演出ができないものか。
[映画館(字幕)] 1点(2019-08-03 13:22:48)
192.  ミッション:インポッシブル/フォールアウト
例によって僅かに目新しいのはトム・クルーズが老けて緩んだことくらいで他は一切新味がない。例によってデ・パルマ版から一歩も進歩を見ないって一体どういうこと? 母さん助けて詐欺でさえどんどん脚本が更新されているのに彼らは20年以上演目が全く変わらない。今時テレビの偽ニュースに引っかかるなんて悪人もたいがいトロすぎでしょ。そのうえ例によってミッション成功が約束されている世界観の中でサスペンスを持続させる工夫にも見るべきものが見あたらない。殴り合いの舞台の高所がいくら高くなってもyoutubeで現実の危険行為を見まくっている身としてはもはや何も感じない。爆弾解除までの残り時間が0.1秒になったからといって7秒(ゴールドフィンガー)の70倍はらはらするわけでもない(ご都合主義感だけは70倍だ)。なにか前作までの人間関係を引きずってドラマの足しにしているつもりのようだがそれも雰囲気だけだ(第一んなもんいちいち憶えてねえし!)。例によって過去の設定を食いつぶすだけで何も創造していないのはいかにもJJエイブラムス印といった感で例によって腹立たしいことこの上ない。
[インターネット(字幕)] 1点(2019-07-13 10:42:34)
193.  オブリビオン(2013) 《ネタバレ》 
なんだこれ?いい話風の雰囲気だけでぬるぬる進む気持ち悪い演出に意識が混濁したせいか話がよくわからん。分かったところで展開するのはマトリクス、トータル・リコール、ソラリス、2001年、アウターリミッツ等々どこかで見たようなイメージのサンプリングだけ。オリジナリティゼロ。ストーリーテリングのセンスも全く感じられない。なんて志が低いんだ!センスのかけらも感じられないSF的ガジェット類も「アバター」みたいなダサさでイタいものばかり。なんだよあの昭和のラブホみたいなスケベ風呂。ドローンって、SF作品にあって既に時代遅れっぽくないか?特攻礼賛のお安〜い感動にもゲンナリ。メイキングを見たら地の果てみたいな所でロケしたりCGかと思ったプロップが実物だったりと、あさっての方向に異様な努力が成されているようなのだが全くと言って良いほど効果を上げていない。そんなことばかりに力を入れて仕事したような気になるなよ!もっとSFと脚本と演出の勉強してくれ!
[ブルーレイ(字幕)] 1点(2017-08-21 09:56:45)
194.  疑惑(1982) 《ネタバレ》 
本作には大勢の役者がカメオ出演する。その顔ぶれと結果を見ると野村監督は佇まいがその役に見える役者をキャスティングしさえすれば、あとはろくに演技指導しなくていいとお考えのように思える。役者の力量の差が思い切り顕わになって、演技レベルがバラバラになってしまっている。総じてベテラン勢がさすがの演技を見せていて、特にみごとな松村達雄・丹波哲郎・山田五十鈴あたりは自分にあわせて適当に台詞をアレンジしていると思われる。若手では鹿賀丈史が特にはまり役で芝居も上手い。千葉県知事の人もボロの出ないチョイ役のせいもあってかなかなかいい。残念なのはまず岩下志麻。得体の知れない人物造形に説得力を持たせるだけの深みはなく、記号的演技に終始している。そして主役の桃井が柄本明や新田昌玄と並ぶ下手の筆頭格なのはまずい。ギャーと叫ぶ大仰な演技からタバコに火を付ける小さな演技まで、よくこれでオーケーが出たなというカットが続出する。彼女の芝居を支持している方々には申し訳ないが、台詞回しに手一杯で身体の使い方に意識を向けることが出来ないように見える。自然な演技が難しい雑な脚本なので全て桃井のせいにするのは酷かもしれないし、そもそも素はあんなヒステリックな人じゃないんだろう。演技指導は黒澤明みたいに厳しければいいってものではないが、主役級のまずい芝居を見ると投げやりな監督の責任はやはり大きいと言わざるを得ない。そして本作には演技指導の問題とは別にシナリオ上の大穴がある。桃井は事故の時のダンナの様子を知っているわけだから、本筋であるダンナの無理心中の線を初めから訴えるのが当然だろう。彼女は六法全書まで持ち出して無実を勝ち取ろうとしているくらいなのだから。岩下が桃井にそこらへんを聞き取る描写がないのもあまりにも不自然だ。時に屋上屋を重ねるもっさりした展開といい美学の無いカメラワークといい火曜ワイド劇場かなんかのテレビドラマみたいな安い造作。よって飯でも食いながら横目で見るのにふさわしい作品と考える。
[DVD(邦画)] 1点(2017-01-02 12:18:14)
195.  “アイデンティティー” 《ネタバレ》 
これはがんばって45分しか持たない内容だろう。荒っぽい脚本のどんでん返しのための純粋どんでん映画。こういうものを未体験のウブな人には楽しめるのかもしれない。しかし制作年からいってあまたの類似作品のある手垢の付きまくったどんでん手法であり、まったく新味がない。どんな画作りも許されるこの設定なら悪夢の見せ方に美学が欲しいがそれもなく、あるのは必然性を感じない陳腐なゴア描写ばかり。囚人の造形もダサすぎて見るに堪えない。本作と共通する構造を持つ「怪人カリガリ博士」のエレガントな不思議さ・異様さ・不気味さ・色っぽさを少しは見習って欲しい。1962年で既にあれだけのものが作られているんだぞ。
[DVD(字幕)] 1点(2016-07-26 09:55:08)
196.  レッド・バロン(2008)
映画学校の生徒が作ったような作品。NHK大河ドラマ並の陳腐な演出。推進力の無い脚本。なってない空間把握。台詞棒読みの演技。平板で美学のないカメラワーク。音楽がナルシスティック、等々良くない所ばかり目に付く。中でも一番の問題は役者の面構えが今風の若者である点。実年齢は史実である当時と同じくらいなのかもしれないが、時代を経る毎に精神年齢が低くなっていることがモロに画面に現れている。我が国でも今のアイドルが時代物をやるとコスプレをして遊んでいる兄ちゃんにしか見えない。そのためか絵空事感が全体に漂い、リアリティが全く感じられない。主役に華がないのに加え登場人物各々のキャラが立っておらず、誰が主役なのか混濁するほど。肝心の空戦シーンは空間把握が出来ていないカメラと雑な編集のせいで論理性が感じられない。なので撃墜王である主人公の腕がどう良いのか不明なのも辛い。もしかしてこれほんとにアイドル映画なんだろうか?
[ブルーレイ(字幕)] 1点(2015-02-12 10:56:40)
197.  青い塩
演技者も演出も終始自己陶酔を垂れ流すという最も苦手なタイプの作品。「アジョシ」と同種のイタさ。ハズレの韓国映画の典型的なパターン。キレの良いカット割りは好感が持てるのでアニメ作品と見立てればイラつかずにすむのかもしれない。それにしても彼の国の人が他人のナルシズムにこれほどまでに寛容なのは何故なのだろう。率直さの現れなのか?
[映画館(字幕)] 1点(2013-11-23 09:46:37)
198.  ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン
つまらない。主人公を含め登場人物すべてがまともに人物設計された気配が無い。そのため語られるエピソードに説得力というものがない。テキトー、場当たり的、ご都合主義。何がどうしてどっちに転ぼうが何の必然性も感じられない。笑えないコントの脈絡無い羅列、最後の最後まで制作者の腹づもりひとつでどうにでもできる話。そのうえで監督は最終的に極めて南部的、保守的なところに着地することを選択している。表層的な鈴木おさむ作品みたいで不快なことこのうえない。 背景に共通点のある「ヤング・アダルト」の深い人間観察をちょっとは見習うべき
[DVD(字幕)] 1点(2013-09-05 09:26:45)
199.  スター・トレック/イントゥ・ダークネス 《ネタバレ》 
スタートレックの新作を見にいったら、パチモンにあたっちゃったって感じ。シリーズの持つ独創性及び知的要素は驚くほど少なく、前作から顕著になった軍隊臭、熱血マッチョ指向がさらに加速している。エイブラムズ氏は基本設定及び過去の遺産をこねくり回すことに終始し、もはやオリジナルを冒涜の領域に至った。もうこれ宇宙が舞台の必要まったくありませんから!いきなり土人みたいな宇宙人に普通に槍投げられておっかけられますから!落下は全て1Gですから!エンタープライズのブリッジチャラチャラしていてデパートの化粧品売り場みたいですから!媚びたようなつぶらな瞳をした小さな宇宙人出てきますから!ワープしたエンタープライズの航跡に汚らしいゴミみたいなもやもやしたもの残りますから!連邦の新型鑑5倍くらいでかいだけでエンタープライズと同じ形ですから!で、色黒っぽくて悪い奴が乗っているの分かり易いですから!そいつがワープ中に普通に追いついてきますから!同じくワープ中にどっかんどっかん攻撃されてエンタープライズ素で横向いちゃいますから!転送はできたりできなかったり恣意的でなんかテキトーですから!シャーロックがまんまマトリクスキアヌの物真似してますから!スポックただの感情的で粗暴なお兄さんですから!そんで007なみの根性で走り回りますから!ぶっ壊れたエンタープライズのエンジン、カークが蹴っ飛ばすとマジ直りますから!死んでも絶対生き返るのが分かっているのに泣かせるような押しつけがましい曲グワーンですから!結局暴力で全てのカタがついちゃいますから!!! お願い誰かこの監督クビにして!!! と、ある意味エキサイトする作品だった。うれしくな~い。次作では善人と悪人の対立などというそこらじゅうに転がっている陳腐で腐りきったハナシではなく、オリジナルシリーズの持つ崇高な理念「想像を絶する新しい文明、新しい生命」にふれてエキサイトしたいものだ。
[映画館(字幕)] 1点(2013-08-24 21:53:17)(良:4票)
200.  ゲーム(1997) 《ネタバレ》 
なんだこれ???純粋どんでん返し映画とでも言えばいいのか?スーパーシネマ方式(マルシー水野晴郎)か?夢オチよりばかばかしい無内容の極み。延々延々並ばされて一瞬で終わるディズニーランドのアトラクション並の食い足りなさ。130分も尺があるのに映画作品を観た気がまったくしないというある意味斬新な体験。イベント自体が誕生日のプレゼントということらしいが、ずるずる日をまたいじゃってるし。この話、せめて誕生日1日の話にまとめなきゃ洒落もきまらないよ!
[DVD(字幕)] 1点(2013-07-31 08:22:05)
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