爛 の 彦馬 さんのクチコミ・感想

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爛 の 彦馬 さんのクチコミ・感想
作品情報
タイトル名
製作国
上映時間88分
ジャンルドラマ,モノクロ映画,小説の映画化
レビュー情報
“ただれ”と読みます。増村保造、初見。うわー、独特のタッチですね。会話が終わるか終わらぬうちに次シーン、余韻は皆無。ただしラストシーンは余韻そのもの。撮影アングルはローとハイがほぼ交互に切り替わり、引きのショットは人物がはみ出すぐらい左右に寄り、見ている者に落ち着きを与えない。この作品では、そのテンポ、ショットが男女間の愛憎を生々しくスリルに描き出している。全編に流れるサスペンス調の音楽がさらに臨場感を増す。花嫁と親族という通常のハッピーコンテンツですらその手を緩めない。ハイとローで象徴的だったのは、若尾文子が水谷良重を追っての階段シーン。ハイに位置する若尾、ローの水谷。この立ち位置にはほんとにぞくぞくっとしてしまった。しかし、狂い死にした前妻に、この現妻。浅井のその後を考えるともっとぞくぞくっとする。もっと増村を見てみよう。
彦馬さん 7点(2004-04-08 00:32:51)
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投稿日付邦題コメント平均点
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幸せのちから8レビュー5.51点
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2007-01-10結婚の夜8レビュー7.00点
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