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レビュー情報
脚本、演出等出来自体はなかなか良く出来ていると感じられる。
エイリアンシリーズにジュネの世界観が投影されており、単体で見ればかなり誉められる出来だ。 そのためか、エイリアンシリーズというよりジュネ色の濃い映画になったことをどう感じるかどうかだろう。 本作で特徴なのがベイビーエイリアンだろう。 産みの母を殺す残虐性と甘えをもつ幼さという人間らしい二面性がよく特徴に出ている。 リプリーも自分の実の娘とニュートを死なせているだけに、自分の息子を殺すときの複雑な思いを感じる表情なども良い出来だ。 1ではアッシュには殺されそうになり、2ではビショップにやや打ち解けた感があったリプリーだったが、今回はロボットによって自分も世界も救われるという結末もなかなか面白い。 マザーと12匹のエイリアンに対し、乗員50数名と船員6名とリプリーとの組み合わせ。 脱出出来た船もあった気がしたが、生還は4名かな。今回はちょっと多かった。 船長や敬礼のおっさんを中盤であっさりと殺すのは、やはりこのシリーズの流れを汲んでいる気がした。 【六本木ソルジャー】さん 8点(2004-12-05 23:41:30)
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