早春(1956) の にじばぶ さんのクチコミ・感想

タイトル名	早春(1956)
製作国	日
上映時間	144分
劇場公開日	1956-01-29
ジャンル	ドラマ,モノクロ映画

《ネタバレ》　前半での岸恵子の捉え方、これがまたいい。
細い二の腕に、キュッと締まったウエスト、細い足首。
そんな岸恵子が池部良にキスを迫る。
これぞ、究極のエロス。

これだけの魅力を振りまく岸恵子との浮気、仕方ない面はあるにせよ、奥さんは最後に許したらダメ。
こんな男を許したらアカン。
最後、元のサヤにおさまるのが納得がいかなかった。
時代なのかな…

それ以外は上質この上ない。
美しい白黒画像に、サラリーマンの生き様を的確に捉えたストーリー。
こちらの面に関しては、時代を超えた普遍的な魅力をふんだんに感じた。