眠れる森の美女(1959) の 祥子 さんのクチコミ・感想

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眠れる森の美女(1959) の 祥子 さんのクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 眠れる森の美女(1959)
製作国
上映時間75分
劇場公開日 1960-07-23
ジャンルファンタジー,アニメ,ファミリー,ロマンス,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 小さい頃からビデオが擦り切れる程見た作品。

ゴシック絵画などを元にした映像、
主人公とも言える妖精三人のキャラクターも良い。
姫はディズニー映画一綺麗だが王子はいつもの如き不細工。
ディズニーで最も好きな長編映画。

しかし問題は
DVDを借りたら吹替が変わっていたこと。
台詞や歌詞が変わってしまったのは本当に残念。

全編チャイコのバレエ音楽で彩られ、
最もロマンチックなシーン。
森の中でフィリップとローズがワルツを踊る

その歌詞、
『夢の中でいつも会う君
燃える瞳を我懐かしむ
誠ならぬも夢と呼ぶが
なれど同じ夢見を
重ねれば正夢となるという』
が変わって、
『あなたをいつも夢に見てて
その瞳さえとても懐かしい
夢はまぼろしだと言うけれど
でもわかるあなたこそ
愛してくれるあの夢と同じに』
になっていて、
無理のある口語訳で曲に合ってなかった。

私がいつも口ずさんでた歌はどこへ!?

ストーリーを簡単に説明すると、

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

姫の誕生パーティーに3人の妖精が呼ばれ、
それぞれ美しさと歌の才能を贈り物にする。
そこで現れた魔女に、16の時、針に指を刺して死ぬ。
という呪いをかけられるが、3人目の魔法で、
死なずに眠るだけ。愛する人の愛で目を覚ます。とされる。
それでも万全を期すため、
姫は百姓に姿を変えた3人の妖精に、
その娘として森の奥の小屋で育てられる。
姫はローズと名づけられ、16になる日、
夢で王子に出会ったという話を森の動物達にしながら
その歌を歌う。
するとそれを聞いた王子と出会い、一緒に歌い踊り、
生まれながらの婚約者と知らず恋に落ちる。
以下略。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

だから“正夢になるという”で、そこが重要なのに!!

この訳作った奴、ほんと乙女心がわかってない。
きっともてない男だな。

確かに子供にはわからない(私もわからなかった)
難しい言葉が多かったけれど、
元が御伽話で舞台は14世紀の王国だし、
タイトルも『眠れる森の美女』と古風だから、
吹き替えも古風な言い回しで合っていたと思う。

評価は元の作品の吹き替えに。
祥子さん [ビデオ(吹替)] 9点(2008-07-26 00:13:59)(良:1票)
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