真夏の素肌 の ramo さんのクチコミ・感想

タイトル名	真夏の素肌
製作国	露
上映時間	91分
ジャンル	ドラマ,ファミリー,エロティック

《ネタバレ》　父親を知らずに育った少女二人。オーリャが実の父に会うのに気後れしてしまい、一緒に来た友達サーシャと名前を交換して訪れたために、ややこしいことになっていきます。
セルゲイは娘じゃないサーシャを娘だと思い込んで意気投合し、サーシャも娘としてセルゲイに甘えるのですが、実の娘であるオーリャは疎外感を覚えて自暴自棄になり、ヤケクソの初体験。そしてセルゲイに「自分が本当の娘だ」と伝え、ますます面倒くさいことになるのですが、すべて「どーでもいい」と思える印象でした。

あの年代の女の子の危なっかしい様や、父性を求めた少女の心理とかを表現しようとしたのでしょうけど、脚本が薄っぺらいのか、演出のセンスが悪いのか、鑑賞した自分の理解力が乏しいのか、「若さゆえの揺れ動く感情・・・」とかそういうのじゃなくて、ただのろくでなし2人にしか見えませんでした。鑑賞後、少し時間が経ったせいか、いま記憶に残っているのは、サーシャのアホさ、オーリャのウジウジさ、父親のクズさだけ。

若くてかわいいロシア女子（の裸）を鑑賞したい人にはいいかもしれませんが、話の面白さを求める人には不向きかも・・・。