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レビュー情報
四国からなんと日本最北端の地・宗谷岬までオールロケが圧巻。当時ATG1000万円予算システムで製作されたが、メインキャストの家族四人とスタッフは手弁当で参加した。大島のイデオロギッシュな慟哭と映像が形而上学的な昇華を見せた奇跡的な作品。少年・阿部哲夫の存在感、林光の音楽、そしてシネマスコープに描ききられた鮮烈なカラーが悲しくも凛としたこの傑作を支えている。間違いなく大島渚の最高作。
【マス角栄】さん 10点(2003-05-07 10:04:40)
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