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61.  文豪ストレイドッグス
実在の文豪と同じ名前のキャラクターが出て来るが、名前を借りているだけで実在の人物とは勿論別物である。 「ジョジョの奇妙な冒険」におけるキャラ(スタンド)名=海外バンドみたいなものと思えば良い。  大まかなストーリーは、福沢諭吉率いる"武装探偵社"と森鴎外率いる"ポートマフィア"の抗争がメインであり、それぞれに属する文豪達が"異能力"と呼ばれる力を使って戦うという物語だ。  主人公は中島敦で、太宰治に助けられた事から武装探偵社に入って仕事をこなして行く。  文豪について全然知識が無くても楽しめるし、これをきっかけにお気に入りのキャラクターを発見し、逆にその文豪の小説を読んでみたくなったりというパターンもあるかもしれない。  全然別の人物と言いつつ、太宰治は入水自殺マニアだったり、江戸川乱歩は推理力が凄いと言ったり、なんとなく関係性を覗わせる所もあるので、知ってる方がより楽しめるのもポイント。  とにかくキャラクターが皆魅力的だし、異能力バトルは見応えがあるのでオススメである。
[インターネット(日本アニメ)] 10点(2018-05-05 18:03:21)
62.  囮物語 〈物語〉シリーズ セカンドシーズン 《ネタバレ》 
千石撫子がどうして蛇の怪異になったかを描いたエピソード。  阿良々木の妹と修羅場になるシーンが面白かったかな。 前髪を切られるとブチ切れて性格が豹変する撫子が凄いインパクトだった。  最後はよくわからない内に忍がやられて、阿良々木も殺られていたという衝撃展開。  戦場ヶ原と何やら意味深な取引を交わしていた。  撫子はあまり好きじゃない為、6点くらいで。
[インターネット(日本アニメ)] 6点(2018-04-30 17:55:21)
63.  傾物語 〈物語〉シリーズ セカンドシーズン 《ネタバレ》 
"傾き=世界を傾く物語"  夏休み終了2時間前に宿題をやっていない事に気付いた愚かすぎる阿良々木が、「助けてノブえもーん!」と忍に訴えた事から始まるタイムスリップひと夏の想い出ストーリー。  ところが何故か、八九寺真宵が死ぬ前の11年前に戻って、彼女を助けようという展開になり‥‥。  ちゃんと戻り方わかってんだよな?と不安を口にする阿良々木だったが、まさかの戻り方わからない忍に絶望するのだった。  で、まあなんやかんやあって、無事真宵を助ける事が出来たんだけど、その後ゾンビに襲われたり、花火をしている内に現代に戻ってきて、良かったなと思っていたら別の次元の話しだったというカオスすぎる内容で‥‥。  率直にストーリー展開がぶっ飛んでいて面白かったし、阿良々木と忍メインの話なので、忍ファンには見逃せないエピソードである。最後は別世界のキスショットとコンタクトするという重要な展開もある。忍がとにかくかわいいのでオススメ。
[インターネット(日本アニメ)] 9点(2018-04-29 19:55:37)
64.  響け!ユーフォニアム2
よりスケール感が増し、登場人物達の人間ドラマもより深みを増していた。  全体的に2年生3年生がメインになっていた。 鎧塚先輩と希先輩の確執に始まり、あすか先輩が辞める辞めないの大騒動。 そういった問題が常に巻き起こっていた為、なかなか練習に集中できない日々。  そんな全ての人間関係トラブルに首を突っ込み、時に傍観し、時に真っ向から勝負を挑む探偵久美子が大車輪の活躍をしていた。 周りの皆に気を遣い、先輩の顔を立てながら解決していく様は主人公だからなせる業だろう。  また、麗奈が先生に告白したり、久美子自身も秀一といい感じになったり、それぞれが青春していて良かった。  コンクールの演奏シーンも最高だった。
[インターネット(日本アニメ)] 9点(2018-04-22 17:03:13)
65.  響け!ユーフォニアム
同じ京アニの「けいおん」と同ジャンルだが、徹底して差別化を図っているな〜と感じた。まあ、軽音と吹奏楽じゃそもそも全然違うわけだが。 オーディションを勝ち抜いた者だけがコンクールに出られる厳しい世界。そこには先輩も後輩も関係ない。実力が全ての世界だ。彼女達は日々練習に励み、放課後をティータイムだけでまったり過ごすなどという事はあり得ない。 そんな吹奏楽に全力で挑む彼女達の姿は眩しく、皆を束ねる先生の魅力も相まって凄く引き込まれた。 時に相手を妬んだり、挫折して辞めて行ったりする人が居たり、「けいおん」とは対極な負の部分も描かれていてリアリティを感じた。ちゃんと男女の恋愛が描かれているという点でも単なる萌えアニメからの脱却に成功している。
[インターネット(日本アニメ)] 9点(2018-04-18 17:09:46)
66.  あまんちゅ!
コミックスの世界観がアニメでしっかり再現されており、かなり完成度は高い。  ダイビング✕青春ものという面白そうなプロット。個性的で魅力的なキャラクター。ペットの謎生物(実は猫)の可愛さ。海洋ダイビングシーンの海中の美しさ。などなど見所の多い作品だ。  てこがぴかりと出会い、ダイビングの世界に魅せられて行く。しかし、泳げなかったり迷ってばかりだったが、ぴかりや部の皆に支えられ成長して行くという1本筋の通った物語で引き込まれた。基本的にはゆったりとした日常系な展開で、そこにゴンチチの音楽がぴったりハマっている。  もうちょっとダイビングのシーンが多くても良かったかなとは思うが、そこは2期に期待したい。  オープニングの主題歌は私もかなり気に入りました。なんか切ないよね。うぴょっ!←言ってみたかっただけ
[インターネット(日本アニメ)] 8点(2018-04-08 17:42:41)
67.  だがしかし 《ネタバレ》 
てっきりココノツが駄菓子屋を継いで終わるのかと思いきや、1期から何も進展してねぇ!(笑) 何かやった事と言えばココノツが漫画を書いて見事落ちたことだけ!  やっぱり時間が12分になってしまった事と、ほたる氏の不在期間が長いせいで、話が脱線し続けた事が響き、これはかなりのパワーダウンとなった。  個人的にはほたる氏と花火を観る回がベストで、願わくばそこに戻して、ほたるさんとの恋愛ルートに進んで欲しい。と言ってももう終わってしまったのでどうしようもないが。3期は果たしてあるのかな?
[インターネット(日本アニメ)] 6点(2018-04-03 12:44:36)
68.  ミイラの飼い方
かわいい動物(架空の)が出てくる、ほのぼのしてちょっと変わった非日常ストーリー。  主人公の親父から突然送られてきた荷物に入っていたのはミイラだった!生きてる!しかもミニサイズ!かわいい! 主人公はミーくんと名付け、一緒に料理を作ったり、学校に連れて行ったりと可愛がるのだった。  そして、何故かクラスメイトにも謎の生物が訪れ、ミーくんの仲間がどんどん増えていって、皆で遊んだり楽しい毎日だった。  基本的に主人公のなんでも受け入れてしまうお気楽なキャラと、ツッコミ担当の親友による掛け合いが面白い作品だ。 動物達も皆個性的でかわいい。  ただ、取り敢えず出しました的ヒロインと、4人目のキャラの影が薄すぎるのが残念なのと、後半ちょっとシリアスになってゲゲゲの鬼太郎みたいな世界観になるのであまり付いて行けなかった。1〜3話辺りが1番面白かったかな。
[インターネット(日本アニメ)] 6点(2018-03-30 18:33:14)
69.  恋は雨上がりのように
タイトルが示すようにとても綺麗で、純粋な恋を描いた爽やか純愛ストーリー。  冴えないおじさん店長に恋をした同じファミレスでバイトする女子高生あきら。  女子高生が年上の先生に恋をするというのはよくあるが、こんなにも年の離れたおじさんに恋をするというのはなかなかないのでは?そういう意味ではある種のファンタジーだとも言えるが、その恋模様はどこまでも真剣で、嘘臭く感じる事はなかった。  とにかく、積極的でグイグイ押していくあきらちゃんと、圧倒されながらも徐々に距離を詰めて行く店長の関係が面白かったし、二人の恋を応援したくなった。  実写映画化もされるようなので、そちらも楽しみです。
[インターネット(日本アニメ)] 8点(2018-03-30 17:14:48)
70.  刻刻
こういう独自のルールに基づいて展開される物語は好きですね。 ただ、そのルールというのがやや複雑で取っ付きにくかった為、中々面白いと感じるまでに時間を要したかな。 完全に理解はできなくとも、朧げながらその全体像が掴めて来るようになって、そこからは一気にその世界に引き込まれて行った。  良かった点は、終始時が止まった世界で展開されるというのが新鮮だった点。 あと、家族の物語な点。 家族の繋がりが最も重要であり、この作品の最大のテーマであると感じた。 バラバラになった家族が、また一つになって、そこからまた動き出す。そんな希望に満ちた物語。
[インターネット(日本アニメ)] 7点(2018-03-28 19:08:46)
71.  りゅうおうのおしごと!
昨今の将棋ブームに乗って絶好のタイミングで出てきた本格将棋アニメ、と思いきや‥‥ その実態は、ロ○コン専用ハーレム系将棋アニメだった(笑)  主人公は竜王のタイトルを持つ棋士で、そこへ弟子として小学生の女の子が住み込みでやってくるというあざとい展開。  将棋アニメなのに将棋をあまりやらない回があったりして、将棋よりも女児との絡みに力を入れているというラブコメ的アニメ。  どんどん色んなタイプの女子キャラクターが増えて行くというのもこの手のアニメの得意な展開だ。 一応終盤に緊迫感溢れる将棋シーンもあるのだが、全体的にお気楽な雰囲気で、ストーリーよりもキャラ同士の掛け合いを楽しむアニメとなっている。あまり気負わずに観たいと言う人にはもってこいだろう。 ヒロインのアホ毛がピコピコ動く所は可愛くて良いと思った。
[インターネット(日本アニメ)] 4点(2018-03-28 17:40:29)
72.  魔法使いの嫁
正にファンタジー全開な内容で、その世界観にハマれれば良いのだが、私はあまり付いて行けず、何故このキャラクターはこういう行動を取ったのか?とか、ひどい時には何が起こっているのか全然掴めないままただ見ていたように思う。  後半になればなるほど暗く、哲学的な要素も含んでくるので一層難しい印象だった。個人的には前半の最後(12話)で、火の鳥になってエリアスの元へ飛んで帰ってくるチセのシーンがクライマックスだった。  最初に、エリアスがチセを嫁にする為に買い、その後ラブストーリーが展開されていくのかと思いきや、あまり恋愛要素は薄くて、かと言って魔法バトルが繰り広げられる訳でもなく、最初の頃にあったコメディ的雰囲気も薄れちゃったし、なんか中途半端な印象だったかな。
[地上波(日本アニメ)] 6点(2018-03-28 17:01:23)
73.  宇宙よりも遠い場所
漫画や小説が原作というのが当たり前な昨今、オリジナル脚本で勝負しているという点がまず良いと思う。  この手の青春モノとしては、何か1つの大きな目標があり、それに向かって仲間皆で突き進んで行くというのが定石だが、その目指す目的が"南極"という点で、他とは一線を画すアニメである。  最初は半信半疑だった。現実ではそう簡単に女子高生が南極へ行ける訳ないのだから、それ相応の確固たる理由があるんだろうなと。しかし、このアニメの主人公はあまり主体性が無く、なんとなくで行こうとするし、都合良く南極を目指している女子高生に出会うし、ひょっこりアイドルなんかが出てきてこれまた都合良く進展して行くし‥‥。ここまでの展開だったらあまり良い点は点けていなかっただろう。  しかし、後半、南極へ行ってからの展開がとても良かった。 主役の4人それぞれのキャラクターがちゃんと掘り下げられていたし、仲間同士の掛け合いも時にぶつかり合って喧嘩したり、一緒に泣いたり、笑ったり。ああ青春だなぁと感じられてとても感動的だった。  作画的にも、南極の基地の内部やオーロラ等の自然の描写がとても丁寧に描き込まれていたし、キャラクターの素朴な感じもとても良かった。  しかし、これほど聖地巡礼の難易度が高いアニメもなかなかないだろう。なんせ宇宙よりも遠い場所なのだから!
[インターネット(日本アニメ)] 8点(2018-03-28 13:20:10)(良:1票)
74.  からかい上手の高木さん
毎回毎回、高木さんが隣の席の西片をからかうという、それだけのストーリーなのに、よく最終話までネタが尽きないなぁと思ったし、ワンパターンとも言える展開なのに全然飽きないから不思議だ。この二人の絡みならずーっと見ていられる。 気が付けばどんどん仲良くなって行って、夏休みも毎日会ったりしてるのに、不思議と恋愛関係には発展しない、二人の微妙な距離感がいじらしく、毎回ニヤニヤしながら見てました。 エンディングで高木さんが爽やかに歌う往年の名曲達がまた楽しみでもありました。ボーカルアルバム買おうかな‥‥。  いやぁ、点数悩むな〜 そういや、シーズン別で評価順にレビュー表示すると全話の平均点が表示されるんですね。それによるとこの作品の私の平均点は7.6点でした。という事で四捨五入して8点にします^^
[インターネット(日本アニメ)] 8点(2018-03-27 15:11:26)
75.  ポプテピピック
アニメとは何か?という哲学的問を投げかけてくる問題作。 アニメという枠組みを超えた、もはやアニメとは言いたくない作品。 内容ははっきり言ってクソです(笑) 毎回毎回つまらなくて0点連発してるにもかかわらず、何故か毎週見るのを止められないという謎の中毒性が半端ないアニメだった。 たまにツボにはまって8点とか10点を点けてしまったが、総合的に考えて0点が妥当だろう。 だが、決してつまらない訳ではない。(あれ?矛盾してる?) ぶっ飛び過ぎてて理解が追い付かないというか、とりあえず0点点けておけば安心みたいな。 逆に高得点点けたら人間性が疑われそうでこわいみたいな(笑)  とにかく、これだけは言えるだろう。 2期が出たらまた絶対見る!笑
[インターネット(日本アニメ)] 0点(2018-03-25 20:07:45)(良:1票)
76.  ラーメン大好き小泉さん
※注意!これは恐ろしいアニメです!  見たら確実にラーメンが食べたくなります。 それだけならまだ良いですが、もしこのアニメの主人公、小泉さんに憧れて同じ様な事(朝昼晩ラーメンは当たり前。むしろラーメンしか食べない)を実践してしまった場合、確実に塩分の取り過ぎで肝臓などやられ、栄養も偏ってしまうことでしょう。これはあくまでもフィクションです。そこをお間違えなきよう‥‥。 なんて、そんな極端な人は居ないでしょうが、この原作者は相当ラーメンを食べ歩いているんだろうなぁという事が伺える。そのラーメンに対する知識や愛情がぎっしり詰まっていた。日本全国、本当に色んなラーメンがあるんだなぁと思った。北海道在住の身からしてみれば、小泉さんに北海道にも来てほしかったなぁと思ってみたり(2期があれば期待!)  また、ラーメンだけじゃなく、小泉さんと仲良くなろうとするクラスメイト達との交流も描かれていてとても楽しかった(一部熱狂的小泉さんファンむしろストーカー有り)  ラーメン好きな人なら観て損はない作品だと思います!
[インターネット(日本アニメ)] 7点(2018-03-23 16:34:54)
77.  だがしかし
サヤ氏人気高いですねぇ。  というか下のおふた方のレビュー読むまで サヤ"氏"だと思ってた。サヤ"師"が正解だったのですね!  私はやっぱりほたる氏が好きですね。奇行が多いし、変態性が高いけど、駄菓子に対する情熱が半端ないし、毎日のようにココナツの駄菓子屋にやってきてはココナツをからかったり、独自の駄菓子論をドヤ顔で披露する所が最高だ。  それに振り回されるココナツがいつも真面目にほたるさんの相手をする所とか、ほたるさんのエロさにドギマギしたりとか、なんか純情で面白い。  そんなココナツの事を好きなサヤ師もまた素直に気持ちを言えないいじらしさが可愛い。  駄菓子の魅力ももちろんだが、3人の一方通行な恋を巡る青春ものとしても楽しい作品だった。  久しく駄菓子など食べていなかったが、このアニメの影響で駄菓子を買い漁る事になったのは言うまでもない(笑)
[インターネット(日本アニメ)] 7点(2018-03-13 18:43:00)(良:1票)
78.  四畳半神話大系
人生において、あの時ああしておけば良かったとかこうしておけば良かったとかは誰しも思う事だろう。 我々の毎日はそういった無数の選択の連続に成り立っていると言っていい。  この作品では大学一回生である主人公が、薔薇色のキャンパスライフを夢見てサークルや友達との交流など、無数の選択をしていくが、結局は願ったような結果にならず悪友の小津を始めとした奇々怪々な人物達との不可逆的な交流に巻き込まれ、およそ薔薇色とはかけ離れたどうしようもない日々を送る事になる。  しかし、2回生の最後に「時間よ巻き戻れ」と叫ぶ事でまた入学時にタイムスリップするのだ‥‥嘘。そんなわけはない。  映画サークルであったりサイクリングサークルであったりソフトボールサークルであったり秘密機関「福猫飯店」であったり、毎話色んな所へ加入する主人公が描かれる。最初、視聴者はどういうことなのかと首を傾げるだろう。しかし、これは違う選択をした主人公に過ぎない。何度もタイムリープして楽しんでいるわけではない。つまりパラレルワールド。  視聴者である我々の周りにもまたこのように無数の可能性で出来た世界が広がっているかと思うと興味深い。  長くなってしまったが、このアニメは森見登美彦の原作を忠実に再現している上に湯浅氏の独特な作風がマッチしていてかなり良い出来である。実写を取り入れる等の実験的要素もあって四畳半という空間が無数に広がる光景は面白く、OPとEDの曲も凄くキャッチーな曲でクセになった。
[インターネット(日本アニメ)] 10点(2018-02-08 07:13:40)
79.  ピンポン THE ANIMATION
実写映画版が好きだったのと最近気になっている監督、湯浅氏の作品という事で休日を利用して一気観しました。  スピーディーなカット割とテンポの良い展開のおかげで、最初から最後まで、全然ダレる事なく観られたので良かった。  また、独特なタッチの絵柄もとてもいい。 漫画みたいな細かい分割画面が独特! 卓球台とか、壁とか、線が曲がっているようないい加減さに最初は戸惑ったが、段々とそれがいい味に思えて来て、気が付けばハマっていた。  登場人物達は皆悩みを抱えていて、それぞれが人間臭さに溢れている。彼らの心理描写が非常に丁寧に描かれている為、脇役に至るまでそれぞれの人物の立場が理解しやすく、感情移入できた。  才能がある者とない者。努力した者としない者。勝った者負けた者。 勝負の世界の残酷さをきっちり描きつつも、決して敗れたものを突き放したりせず卓球を諦めた者にもちゃんと救済の道を示している所が、湯浅監督らしい優しい視点だなぁと感じた。
[インターネット(日本アニメ)] 9点(2018-01-26 17:51:28)(良:1票)
80.  DEVILMAN crybaby
Netflixで全世界全話同時公開されたこの作品は「デビルマン」を湯浅政明が独自の解釈で再構築したアニメである。  Netflixという媒体において作られた事でエロやグロ表現に関してはかなり刺激度の高い印象だが、この作品の本質はそこではなく、「デビルマン」を現代の設定に置き換えて作ったという点にあるのではないか。  現代が舞台という事で、当然ネットがかなり活用されている。9話ではSNSを使って世界中の人々に悪魔の存在を問うという展開があった。それによって爆発的に悪魔を排除しようとする人間達の動きが広まり、暴徒と化していく様子が恐ろしく描かれていた。  湯浅監督のいつもの優しいタッチの絵が狂気に変わった時、日常が非日常へと転ずる恐怖を巧く表していたと思う。  「crybaby(泣き虫)」というタイトルが表すように、常に泣きながら戦うデビルマンがいたたまれなくて見ていられなかった。悲しくも切ない物語。
[インターネット(日本アニメ)] 9点(2018-01-25 01:15:47)
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