みんなのシネマレビュー |
|
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
4.以前、ビデオで見た時の印象はあまりパッとしなかったのだけど、「大雷蔵祭」をやっていたので劇場で観たら、全然違いました。ああ、こういう映画もあるんだな、と。とにかく雷蔵の顔がビデオよりも鮮明に見えたので、細かい表情が分かったのと、あの群衆の喧騒やにぎわいは大きなスクリーンでこそ味わいを感じるんじゃないかな? 当時の映画の熱を感じるのであればスクリーンで観た方が絶対に良いでしょうね。映画の内容としては物語そのものの全段をやっている訳では無いので、その点がちょっと勿体無い所でしょうか。 【奥州亭三景】さん [映画館(邦画)] 7点(2010-11-17 02:45:12) 3.市川雷蔵と言えば眠狂四郎ということで、どうもクールなイメージがあるのですが、この映画では清盛役なのでかなり熱い演技をしてます。 ストーリー的には武家が台頭する直前を描いており、日本史好きの私としては単純に歴史物として楽しめました。 清盛の青春物語も面白かったです。 ただ、本当に台頭直前で終わっており、その先を観てみたい感じはしましたねえ。 続編がないのは残念です。 【シャイニングハンド】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2007-11-10 12:53:36) 2.非常にオーソドックスな時代劇。自分は歴史上の人物で平清盛が特に好きなせいか楽しめました。行き詰まった貴族社会と、時代の要請で必然のごとく登場した武家政権の象徴、平家勃興の様子が巧く描かれてます。清盛と妻時子=久我美子の出逢いのシーン等、当時晩年を迎えつつあったベテラン巨匠監督作品とは思えぬ、青春の息吹が感じられる瑞々しい描写には感心。それよりも何よりも気になって仕方なかったのが、清盛=雷蔵氏の付け眉毛かと見がごうばかりの一直線一文字ぶっとい眉と、清盛母泰子=木暮実千代のとてつもなく斬新的なハミ乳衣装。一枚はらりと上衣を脱いだら、まるで年末の都内一流ホテルのディナーショーで物憂げなハスキーヴォイスで歌えそうな感じ。一体こんな大胆なデザインの衣装って時代劇でアリなん???彼女が出てくるたんびに、視線がそっちにばっか集中しちゃったじゃないですかあ・・・。昔日本史のテストで、「後白河院が嘆かれた三つのままならぬものは何か?」解答→賽の目と鴨川の流れ、あとひとつは僧兵っていう問題があったなあって懐かしく思い出しました。(→池袋文芸座「リスペクト溝口健二特集」にて鑑賞) 【放浪紳士チャーリー】さん [映画館(邦画)] 7点(2007-09-20 13:47:59) 1.市川雷蔵映画祭が岡山市にもやって来た~。着流しでイナセに映画館へ、んなわきゃないが、気分はワッショイワッショイでお祭り気分、といってもミゾグチが目当てだったんだけど。さてこの作品、冒頭の俯瞰からこっちの会話、あっちの会話と京の市井の現状を語るロングテイクに来た来た~と夜店ではしゃぐ子どものようにワクワクしましたが、長回しはド~ンと一発だけ打ち上げられた花火のように雲散してしまい、あれあれ綿菓子片手に困惑の私。うーむ、ミゾグチはやっぱり豪華絢爛歴史絵巻をスペクタクルに描くのは向いていないのか、どうもやる気が感じられんかったな~。しかし往年の雷蔵ファンらしき年配の女性が多くいて、雷蔵祭のパンフレットを至福に眺める彼女たちの表情に映画を感じることができて幸せな宴の後でした。 【彦馬】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-10-31 12:55:05)(良:1票)
【点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS