みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
16.リンチのファンではありませんが、この作品はすごいと思いました。他の作品より、難解でない分(ストレイト・ストーリーは除く)、リンチの仕掛けが分かり易いので、もう本当にこの監督は、滅多にいないような才能の持ち主だとやっと分かりました。リンチファンの方、遅ればせながら反省しております。私はアホでございました、申し訳ございません。題名から、登場人物の名前から全てにちゃんと意味があるんですね。無駄なシーンなんて無いんですね。リンチ作品は、全編の細部にまで盛り込まれた監督の企てが、何処まで分かるか(映画ファンであればあるほど分かる?)によって、面白いか面白くないかが決まるんでしょう、きっと。でも、この話悲しすぎます。ハリウッドの主演女優を目指して挫折、ついには殺人の依頼までしてしまう、クラブ、シレンシア(サイレンス?黙祷、つまり死後の世界?)だっけ、泣き女が歌う歌と涙こそ、彼女の生きた人生そのもの。2人の主演女優もとても良かったです。でも、ちょっと懲りすぎ?考えすぎなきゃならないのが、疲れました。 【大木眠魚】さん 8点(2003-06-11 00:33:24) 15.物語と映像と音楽の融合。時間軸と妄想のトリックさえ見破ればこの映画を十分に楽しめるはず。タイトルのネーミングも絶妙。 【april】さん 8点(2003-05-06 18:34:40) 14.ナオミ・ワッツの清楚な感じの美しさ故、サスペンスとしての謎解きにきっと答えがわかると思ってしまい、見終わってからいろいろ考えるけど、やっぱりよくわからず。リンチ・ワールドは本当にもつれた糸が絡み合った世界。 【JEWEL】さん 8点(2003-05-04 23:40:49)(良:1票) 13.この映画と「ルル・オン・ザ・ブリッジ」を見比べると面白い。人生の最後に見る夢、それこそが「映画」の目指す最高のフィクションなのか? 【EACON3】さん 8点(2003-04-24 22:21:56) 12.難解だと言われるリンチの作品でちょっと構えてしまいましたが、見終わってみると予想に反してサスペンスというより哀しいドラマでとてもよかったです。思い通りにならない人生、カーミーラへの想い。死ぬ刹那にダイアンが見た、夢、理想、美化された過去。ハリウッドに憧れた、女の哀しい現実、結末に、彼女(ダイアン)を主演女優として彼女の夢、罪の償いを一編の映画として見せた。そんな感じの切ないラブストーリーでした。ハリウッドに飲み込まれた多くの女たちへの、リンチからのオマージュのようにも思えました。 【EACON2】さん 8点(2003-04-20 22:58:22)(良:1票) 11.視聴者に無理難題を突きつける相変わらずのスタンスを守った作品だが、どういう訳か今作に限っては解きたい気持ちが持続された。それでも、ラストが近づいても絡み合った糸は解けず、相も変わらず?マークで見終わったが。すでに手は再生ボタンを押していた(一応DVD)・・。デビッド・リンチの狙いはこれか! 【ゆたKING】さん 8点(2003-04-16 18:34:07) 10.後何回見ればわかるだろう・・・。でも面白い。 【愛人/ラモス】さん 8点(2003-02-21 13:51:28) 9.リンチ作品だと頭で理解したつもりで見始めたけど、結局リンチの罠に嵌められた。全編に渡って作り物臭く大袈裟で現実感離れしている。見終わったあとも中ぶらりんで混乱だけが残る。けれどそれ自体が快感で無性に楽しい。踊らされてると気付きながら踊るのも時にはいいと思う。唯一無比のリンチ作品。 【リナ】さん 8点(2003-02-07 22:17:31) 8.理解できない映画だけど、なぜか見終わった後は納得してしまいました。リンチの映画はこの世界観が売りなんだろうなぁと。ナオミ、売れてよかったね。この映画の人物みたいにならなくて(汗) 【はがっち】さん 8点(2002-11-12 01:17:51) 7.難解ですが一場面一場面の面白さに、考える価値のある映画と判断してしまう。もういいやではなく、あれもういっちょ頑張ると解けるのではないかいな、という気持ちでひきこまれました。しかしリンチはすごいなぁ。前出の「樺沢紫苑の超映画分析」を読ませていただいたおかげで1点アップ。なるほど。 【チューン】さん 8点(2002-10-02 17:13:22) 6.要するに前半は映画だったってことでしょうか?だって食事する場面でベティが主役は私がやりたかった、、、って言ってますよね。謎が謎でなくなり、それがまた謎を生む映画。リンチって自分の感覚で映画を撮って、その感覚を観客が容易に理解できるところまで落とすことをしない作家ですね。それほど自分のイマジネーションに自信と誇りを持っているのでしょう。この感覚ってテリー・ギリアムにも感じます。2人とも観客に媚びない点で天才肌なんでしょうね。リンチのイマジネーションに8点献上。 【マザーズ】さん 8点(2002-09-19 11:10:00) 5.ストーリーが進むにつれ、その独特の世界に引き込まれていったものの、謎が結局謎のまま終わってしまい、スタッフロールが流れたときは「えっ!終わり・・・??」ってなもんで何回も見て相関図なども作ってみたが結局理解不能。 【宇宙人評論家】さん 8点(2002-09-18 12:31:47) 4.上映時間約2時間20分の間、映画として極めて常識的に成立していたのはレズ・シーンが始まる2時間ぐらいまでで、それ以降はまさにD・リンチ・マジックに煙を巻かれてしまったようだ。記憶喪失の女性が女優志願の女性と自分探しをしていく内に、謎が謎を呼び・・・いや、まったく説明のつけようのないその終盤の展開と締めくくり方。一筋縄ではいかないとはこういう作品のことであり、“本来の”D・リンチが戻ってきたことで、リンチ・ワ-ルド好きにはたまらない作品だとも言える。ならば、前作「ストレイト・ストーリー」とは彼にとっていったい何だったのか・・・と言いたくもなるが、それにしても茶目っ気さは相変わらず健在だし、不安をかきたてるような低く微かに鈍い効果音など、いかにもリンチ作品らしい魅力を放っている。さらに言うと、ナオミ・ワッツは凄い女優だということも強烈に印象づけられた作品でもある。 【ドラえもん】さん 8点(2002-04-08 15:06:55) 3.いつもよりも分かりやすい変人が少なかったのが残念・・・。全体的にちょっと「ツインピークス」ぽかったかなー。ミニマムジイサンバアサンはサイコーーーーーー!!笑い顔こわー。 【yozi】さん 8点(2002-03-28 10:38:33) 2.リンチマジックにしてやられたという感じです!自分なりに解釈してほっとしたと思いきや果たして本当に正しいのか、何かを見落としているような感覚に襲われ不安にさせてくれます。主演二人の対照的な人物像がこの作品を物語っています。ブロンドとブルネット、清純美と官能美、光と影、そして幻想と現実。ストーリーの解釈としてはあの青い箱を開く前と後が幻想と現実の境目なんですが、コインの表裏の様にどちらも現実で別の次元で存在している話だとも取れます。そういろいろと語りたくなる映画ですが、前半の展開にとってつけたような伏線も実は現実から目をそらせるためのリンチマジックにはまっている気がします。この監督の好きな所はカットに余韻を残すところです。そしてユーモアと恐怖を混合させるところです。不条理なシーンで笑わせ油断をさせておいて一気に恐怖に陥れるところですね。ツインピーカーには微妙にリンクした作風(赤いカーテンの小人とかウェイトレスの名前が”ダイアン”だったり...)があって嬉しい限りです。感じた方がいらっしゃるかは解りませんが、クラブ・シレンシオでのシーンではスクリーンを隔てて観ているこっちの世界が繋がっているような感覚を覚えました。こういうシーンが作れるだけでもこの監督の力量はスゴイ!!相変わらず凝ったセット(家具とか)の数々はオシャレですよね。 【さかQ】さん 8点(2002-03-26 04:59:24) 1.リンチワールドにどっぷりはまらせて頂きました。麻薬のような映画です。あと、主演したナオミ・ワッツ(ベティ役)とゆう女優さんの今後に期待してます。本編ではかなりの女優魂を感じました。 【泣く女】さん 8点(2002-03-06 03:11:05)
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