みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
37.良かった。とにかく永作博美の演技が素晴らしかった。でも小池栄子はミスキャストでお世辞にも良いと言い難い... 【映画】さん [DVD(邦画)] 6点(2013-03-18 03:36:47) 36.人それぞれ覚えている記憶の時期って違うじゃないですか? 中には10歳以前の記憶がないっていう人も私の周りにはいます(笑)。 私は、この主人公と同じ3歳から5歳くらいなんですね。 5歳の時、両親が離婚して借金を残したまま父は姿を消しました。 それから、およそ40年ぶりくらいに父方の叔母に会い、主人公と同じように記憶をさかのぼったんです。 映画に出てくるカルト教団、東京は勿論、叔母も新興宗教に嵌っていて、観ていてヘドが出てきそうでした。 私の人生経験から、現在私は完全無神論者ですが、叔母に会って父の話を聞いたとき、今歩んでいる私の道と父の歩んだ道が同じように聞こえたんです。 どうしてでしょうか。血は争えないと言えばいいのでしょうか? 叔母から話を聞いて、なんとなく憎しみが薄れていってました。 でも、この映画のように、希望までは持てない自分がいるのも、現実はそれほど甘くないという実感が残りました。 映画自体は最高のエンディングでしたよ。 【クロエ】さん [CS・衛星(邦画)] 9点(2013-01-04 00:28:23) 35.劇団ひとりは、ちょっとキャラが強すぎた気がします。役よりも「劇団ひとり」として見てしまったので・・・。決して演技が下手とかそういう意味ではなくむしろ自然すぎてうまかったと思いますが。小池栄子の演技が秀逸!! 【はちまろ】さん [DVD(邦画)] 6点(2012-10-15 20:42:57) 34.原作未読。しかしNHKドラマ版は拝見済。なのでお話は知っていましたがなかなか良かったです。様々な目線から一つの事件を追いかけます。確かに当事者が誰かによっていろんな思考があるでしょうね。でも今回の場合、悪者を辿っていくとやっぱりカオルパパだと思います。浮気するなら期待をさせずに避妊もしろって。あと鑑賞後に気になったのはマロンちゃんとの子育ては大丈夫なのか?という事。彼女ちょっとヤバそうだったし。役作りにいつも感心する小池栄子さんに拍手。 【movie海馬】さん [地上波(邦画)] 7点(2012-09-30 17:31:06) 33.原作既読。 時系列で構成されていた原作とは異なり、過去と現在を織り交ぜながらストーリーを展開させており、映画の展開としては良かったと思う。 また、どちらかといえば原作は野々宮希和子(永作博美)目線で書かれている部分が多かったが、本作は秋山恵理菜(薫)(井上真央)目線で多くが語られており、エンディングの違いもそう気にならなかった。エンディングに限って言えば、原作よりも好きかも。 8日目の蝉は本来あり得ないはずの運命だが、人はあり得ないような運命の中でも生きて行かなきゃならないし、生きていることこそが喜びになることもあるんだろうね。 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(邦画)] 7点(2012-08-20 02:00:11) 32.私にももし、八日目があるとするならば・・・ 生きることはできないでしょう。そんな強い心も、力も、母性もまだない気がします。 母性のある女の人って本当に強いですね。 でも、やはり、蝉は8日目を生きるべきではないと思うのは私だけでしょうか・・・?? 誰も見たことがない風景を見られたとしても、それはただ単に自己満足です。 【himenotthi】さん [地上波(邦画)] 6点(2012-08-15 15:13:28) 31.3年前に小豆島へ行った。当時付き合っていた彼女との初旅行だった。 思い返してみれば、「小豆島へ行きたい」と思ったきっかけは、角田光代の「八日目の蟬」を読んだことだった。 幼子を誘拐した主人公が逃亡の果てに安住したのが小豆島だった。文体からは、偽りの母娘を包む優しい島の光と空気と香りがありありと伝わってきた。 あれから3年が経ち、あの小説の映画化作品を観た。 いつぶりだろうか、映画館で号泣した。泣いた。めくり上げていたパーカーの袖を手首まで戻して、とめどない涙を拭った。もれ出そうな嗚咽を必死に抑えた。 素晴らしい小説の映画化は非常に難しい。ただし、それが成功した時、その映画は特別なものになる。 この映画は、映画が好きな人、小説が好きな人、その両者にとって幸福な奇蹟だと思う。 子を産むという愛、子を育てるという愛、本来合致しているべき二つの愛が分断されてしまったことによる悲哀。 もちろん、それは「幸福」なことではなかった。 ただそれが、そのまま「不幸」でもないということに、二つの別々の愛を受けて生きた娘が気付いたとき、この物語はその真の意味に辿り着く。 文体が映像化されることにより生まれる“差異”は、多くの場合弊害となる。でも、この映画にはそういう弊害がまるでない。 それはこの映画が、良い意味で原作に依存していないからだと思う。 文体が伝える情感に寄り添いつつも、映画表現として一線を画し、映画作品ならではの新たな情感を生み出している。 決して消えることのない悲しみを抱えながら偽りの母を演じ、子を育てる幸福を心の底から感じた女の心情。 子を育てる幸福を奪われ、戻ってきた子にまっすぐな愛情を注ぐことが出来なかった女の心情。 その狭間で苦悩を抱えながら成長し、自らが宿した子への愛に気付いた女の心情。 それはもう、喜びも悲しみもすべてひっくるめた眩しい光のようだ。あまりに眩しいその光を覆うように、涙が溢れた。 男の僕は、子を身籠るということの本当の意味を一生理解できない。絶対に。 それでも、それぞれの激しい心情の吐露に、胸が締め付けられた。 3年前に小豆島へ行った彼女は、妻になり、もうすぐ母になる。 僕自身が親になるこのタイミングで、この素晴らしい映画を観られたことを幸福に思う。 【鉄腕麗人】さん [映画館(邦画)] 10点(2012-06-29 00:25:23)(良:3票) 30.島の景色と役者の演技は良い。希和子が捕まった時のセリフはグッときた。が、ストーリーにリアリティを感じない。 【真尋】さん [地上波(邦画)] 4点(2012-06-24 04:32:07) 29. 「盗人にも三分の理」という言葉を思い出しました。 「正しいから」とか、「悪いから」という価値判断だけで人は行動するわけではない、そんなことを考えさせられました。 【海牛大夫】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2012-06-23 18:05:03) 28.映像はとてもキレイ。各カットの撮リ方も丁寧で、見ていて心地いい。でも、人物が全く描けていなくて、リアリティゼロ。脚本がダメなんだと思う。特にセリフ。永作の演技力でなんとか持たせていた感じです。この題材ならもっと面白いもの作れたでしょうに。いっそのこと音声を全部カットして、このままサイレント映画にしたらよかったかも。 【コウモリ】さん [地上波(邦画)] 5点(2012-06-23 17:15:31) 27.金曜ロードショーを録画して観ました。 これは録画して夜中にひとりで観て正解。 家族で観たら大泣きしてはずかしいことになるところでした。 血はつながってないが心でしっかりとつながっている母と娘。 子役も永作さんもすばらしい演技で、これを書いている今も思いだして涙が止まりません。 観て良かった! 【Skycrawler】さん [地上波(邦画)] 9点(2012-06-23 03:07:37) 26.初見の感想はなんでこんなに世間的に高評価なのだろう?ということです。 原作はすばらしい作品ですがこの映画がそれを表現できているかというと疑問符がつきます。 希和子と薫のシーンはダラダラと長いだけでいまいち内面描写に欠けているし、ラストも中途半端でがっかりしました。 あくまで原作の力でそれなりに見れる映画になったという印象です。 【madq】さん [DVD(邦画)] 3点(2012-06-10 02:06:47) 25.なんだか久し振りに映画を見て泣いてしまいました。 前半は出て来る大人達に余り共感出来なくて、居心地悪い感じで見ていたのですが、途中からぐいぐいストーリーに引きこまれていきました。 そして最後の最後、薫の台詞で泣かされました。 賞を取った永作さんも良かったのですが、 井上真央ちゃんもとても良かったと思います。 あと、相変わらず小池栄子はああいう役、上手いなと…… それから余貴美子さん!出番は長くはないのですが、物凄く印象強いです。 人は傍に居る人間からどう愛されたかで人生が決まる。 それをどう受け止められるか…… 子供はやっぱり愛されて育つべき。 【ももりん】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2012-05-28 00:36:16) 24.リアリティはあまりないし完全に女性向けの話なんだけど、とにかくストーリーに引き込む力がすごい。冒頭の裁判シーンからラストまで一気に魅せる。 【eureka】さん [DVD(邦画)] 8点(2012-05-10 14:23:59) 23.決してすごい展開があるわけでもないし、衝撃的な演出があるわけでもないのに、飽きることもなく見れてしまう。 予告で「心揺さぶる」という表現がでてくるんですが、 みなさんご存知の通り大抵の映画は揺さぶられずに終わりますね(笑) しかしこの映画はほんとそのとおり、揺さぶられる。 日本映画はこういう方向性なら突出した感じがありますね。 正直、邦画でこの点数をつける日がくるとは思わなかったですよ。 愛だなあ愛。ラストシーンの台詞に心打たれる。泣くわ。いや泣いたわ。 テーマ的に年取れば取るほど評価はあがるんではないでしょうか。 もはやおなじみ永作博美さんの確かな演技。小池栄子さんの「屈折していてものすごくいいやつで猫背」なんてていう作りこんだ見事な演技は出すぎてないけどキャラたってる(いつのまにかすごい女優さんになってるねぇ)。語りすぎることなくあざやかにおわらせる脚本。映画全体の空気。ちょっと舞台演劇がかった演出のつかみもいいし、重要な人物であるはずの男や実母の存在が空気なのも潔くてブレてない。 いい映画ってなぜかいろんな要素がそれぞれ輝いてる。 【つんつん】さん [DVD(邦画)] 8点(2012-05-10 13:32:23)(良:1票) 22.日本社会のうさんくさいものを全部寄せ集めたような良きサスペンス小説の良き映画化例。よくぞここまで世界観を大事に映画化できたと思う。テーマは「母性」というが個人的には「偽善」な気がする。しかし結局日本文学、日本映画ってのは小豆島に行き着くのかねえ・・・ 【Arufu】さん [DVD(邦画)] 7点(2012-04-19 00:46:21) 21.え、ラストあれ?野々宮希和子を出してくれよー 【アキラ】さん [DVD(邦画)] 6点(2012-01-22 23:20:41) 20.小説もTVも見た者からすれば、納得いかんわ〜〜〜。はしょりすぎやーーー。 【ケンジ】さん [DVD(邦画)] 6点(2012-01-22 21:43:44) 19.良かった。最後は涙が止まらない。特定の人物の視点に依存しないところが良い。誰に感情移入してもつらいが、先があるなら誰もが幸せになって欲しいと思う作品。 【ラグ】さん [DVD(邦画)] 9点(2012-01-17 00:19:45) 18.最初に「他人の子供を誘拐しておいて、何の反省もない女」って、じっくり説明しているわけですよ。 だから犯人に、何の同情も思い入れも感じない。 ところが、見終わった後は、最初の場面に納得して涙してしまう。 つまり、最初の印象を2時間半でひっくり返してる。 これはもちろん狙ってやってるわけだけど、凄いことだ。 当然、脚本は素晴らしいけど、出演者では小池栄子が良かったな~。 あのうさんくささ、最高。 さて、見終わって数時間たった今、よくよく考えると「井上真央はこの後本当に幸せになれんの?」とか「井上真央の父親は結構ひどすぎない?」とか思わないわけでもない。 でも、見ている途中はそれを感じさせなかった。 力強い、映画らしい映画という印象。 【まかだ】さん [DVD(邦画)] 8点(2012-01-08 15:09:53)(良:3票)
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