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【クチコミ・感想】
5.淡々としかし強烈な時間が流れる映画だった。どうしても映画をエンターテイメントとして捉える習慣のついている自分としては、隠れ続ける主人公に物足りなさを感じたが、だからこそリアリティーのあるノン・フィクションなんだろう。圧巻だったのは、破壊し尽されたワルシャワ市街の光景。HPによるとかなりロケハン、セットなど大変だったようだ。それと映画の中で主人公のシュピルマンを演じる、エイドリアン・ブロディがピアノを弾くシーンが何度かあるのだが、実際にブロディが弾いたらしい。本当にすばらしかった。全体を通した感想として、第二次世界大戦中のドイツによるユダヤ人大量虐殺(ホロコースト)を描いた作品としては「シンドラーのリスト」があるが、個人的にはあちらの方がインパクトが上だった。またこの映画はいわゆる泣ける映画ではない。「ライフ イズ ビューティフル」みたいに、どうぞここで泣いてくださいみたいなシーンはない。映画をエンターテイメントとして見た場合、「泣ける映画」はそれだけで映画を見終わった後の満足感をあげてくれるが、戦争のリアリティを追求した場合、このようなある意味、淡白な作りで良かったのかもしれない。 【yoshihiro1730】さん 7点(2003-02-17 21:33:36)
4.全くの期待はずれ。話の中に入っていけなかった。過大広告にだまされたという感じ。最後の30分ぐらいですね、良かったのは。ユダヤ人が殺されるシーンなんて、可愛そうで見ていられなかった。 【XXX】さん 3点(2003-02-16 18:16:54)
3.良かったです。ユダヤものの映画って一杯見てきたけど、これが一番差別の恐さを感じました。最初から最後まで、痛々しく見入ってしまいました。これが現実の話だって考えるとぞっとします。争いの激しい中近東のニュースで「国民のために戦う」っていうのが写ってたんだけど、その行為が理解できなかったんです。でも、この映画を見て、戦争の実体がわかったって感じです。最後のドイツ兵が出たところで、ドイツ兵も同じ人間なんだって言うことも考えさせられたし。戦争・人生・正義等を考えさせられる傑作なのではないでしょうか。 【とーる】さん 10点(2003-02-16 14:26:08)
2.普通の人間の行いだからこそ、その非情が重く心に残る。爆撃シーンの耳鳴り、そして一片のユーモアが秀逸。 【coco】さん 8点(2002-12-11 01:53:56)
1.ポランスキー作品の中では、間違いなく一番の大作でしょう。集大成と釘うってあるのもうなずけます。結構テンポが速いような気もしましたが、描きたいことを時間内に入れるためでしょう。ナチがユダヤの人々を迫害するシーンが幾度も出てきますが、それがまあなんともひどい。とてもむごいです。主人公のピアニストはずっと逃げ続けるわけですが、終盤、一人のドイツ兵に助けられます。戦争が終わって、そのドイツ兵を助けることは結局できませんでしたが、その交流が僕としては一番感動するとこです。たくさんの名シーンがあり、カンヌのパルムドールをとったのも納得。ポランスキーはやっぱりすごいです。傑作です。 【あろえりーな】さん 8点(2002-11-02 22:01:50)
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【点数情報】
Review人数 |
499人 |
平均点数 |
7.14点 |
0 | 1 | 0.20% |
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1 | 2 | 0.40% |
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2 | 8 | 1.60% |
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3 | 13 | 2.61% |
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4 | 28 | 5.61% |
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5 | 32 | 6.41% |
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6 | 64 | 12.83% |
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7 | 123 | 24.65% |
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8 | 108 | 21.64% |
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9 | 75 | 15.03% |
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10 | 45 | 9.02% |
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【その他点数情報】
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