みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
9. いやー、すごいね。同人?コスプレ?コミケ????とわからない人には全くわからないネタをこれでもかと勢いに任せているようでそうでもない。緻密に計算されたチープさ・・・とでもいうべきでしょうか。監督はあの松尾スズキです。なんでもありでしょうね(キャストとか脚本・演出とか)。 マイノリティの哀愁がいたるところに感じられます。この手の同人さんたちは映画という媒体と接点が決して多くないような気がします。もちろんアニメが映画化されたり、漫画が実写化されれば映画館に足を運ぶことはあるでしょう。でも同人・コスプレといった社会的に認識はされつつあるものの、いまいち理解されにくい趣味が客観的にコミカルに(自虐的に?)表現されている本作をその方々が好んで観に行くとは考えにくい(映画大好きなコスプレイヤーがいないとは断言できませんが)。でも『恋の門』は観てほしいな。「それ」を本質的に理解していない僕なんかが大爆笑しているよりも、爆笑を通り越して切なくなっている状態もずうーっと「うんうん、そうだよね」と身近に感じるはずだから。 松田龍平くんはやっぱりかっこいいなぁ。彼、意外と背がたかいのね。顔も綺麗だし。それと酒井さんもかわいい。目が小さいし何より巨乳だし(けっきょくそれか)。それと松尾スズキ、顔を見るだけで笑ってしまう。主要登場人物の無表情さがこの映画の根幹か? ううんと、あとは、あとは小島聖?久しぶりにみた。やっぱり乳が(ry。 漫画が原作、そして「石を集める」という話をきいて最初『無能の人』を連想したんだけど全く違いましたね。この作品は『鬼の爪』とは似ても似つかない日本映画です。だけどこれほど日本を表現している映画はないよ。サブカルチャー万歳ですね(笑)。これが何十年か経つと「文化」として完全に認識され「伝統」となっていくのでしょうか。それもちょっとこわい気がするけど(笑。 【ひろすけ】さん 5点(2005-03-22 14:54:30) 8.要するに「純愛」とは心の病のことを指すものなのだなあ~なんて改めてしみじみ。クリエイターってのは自分自身も気持ちいいと思えるもの(勿論中身がマスターベーションに留まっていたら話にならないけど)を作り出さなければならないんだということを、門が、恋乃が、監督松尾スズキが身を裂いて教えてくれたおもしろ映画。妙に変なとこで感動してしまった。 【凛】さん 7点(2004-11-26 15:12:06) 7.得体の知れない恋愛模様にどうやったって笑いが止まらない。いや、元来、“恋”なんてものは可笑しさを多分に含んだものなのだ。それまで何の交わりも無かった2人が、ふとしたことで出会い、惹かれあう。なんだか当たり前のように言うけど、こんなに不思議で言葉にならない可笑しさを含んだ現象は他にないのではないか。たぶん、そのことを松尾スズキは誰よりもよく知っている。だって、そうでなければ、こんな最高に奇天烈で幸福で可笑しな映画作れるわけがない。 【鉄腕麗人】さん 9点(2004-11-14 16:39:24) 6. 漫画好きにはたまらないキャストのすばらしさ!山本直樹とジョージ朝倉が出ている時点で私は満足です。ストーリーはおもしろいけど、ちょっとメリハリが少なく長い。正直疲れてしまう。 監督が松尾スズキというだけあって、演劇的なノリ。セットもかなりこってて装置を見てるだけでも楽しい。 【ちゃこ】さん 7点(2004-11-06 16:36:07) 5.見終わった後はボーゼンとしてしまった。なんだろうな・・・あの脱力感は・・・。脳味噌が溶けそうだった。早く忘れたいと思った。 【たこら】さん 0点(2004-11-04 17:12:53)(笑:1票) 4.男が観るべき、最高にディープで楽しいラブストーリー。でも女性が観たら、ゲロを吐く可能性大なので、お気をつけてご観賞下さい・・・そしてエンドロールも最後まで必ず観ましょう。最高のオチが最後の最後に用意してあるので・・・ 【ボビー】さん 8点(2004-11-02 23:32:14) 3.いやあ、今年はどうも思わぬトコロから秀作が降ってくる年ですな。 「マインドゲーム」同様、期待していない、つーか、存在さえも知らなかった作品なんですが、人から薦められて見てみると、これがなかなか。 松田龍平って大根なのであまり好きではないのですが、この作品の場合はキャラ設定とシナリオと演出に助けられてますね、とはいえ主人公である門が美しくなければこの話は成立しないので、このキャスティングは正解だと思います、まぁ父親譲りの美貌はいいとしても、演技力がイマイチでもこの存在感はスゴイ、石原裕次郎などもそうですが、「スター」ってのはこういうわけのわからないオーラみたいなものが無いとダメなんでしょうねぇ。龍平君の今後の精進に期待する意味で-1点。で、ここまでは普通のレビューなんだけど、その他にもヲタクネタがツボにハマリ過ぎ、ユウキ・コスモとキッチ・キッチンのコスプレをした中年レイヤー(キッチンは大竹しのぶ!)が、20年前にホコテンで竹の子族とどーのこーの、ってこんなネタいったい何人の人間が理解できるねん、映画版のイデオンが公開されたのが22年前で大竹しのぶが47歳だから公開時は25歳、20年前に27歳で当時はまだアニパロ漫画家だったゆうきまさみなんかが参加していた「明るいイデオン」に参加していたとしても矛盾はないわけですが・・・(って、やっぱ誰もわからんゾ!) 【るね】さん 9点(2004-10-25 00:44:43) 2.喩えるなら、強火でパラッと仕上げたチャーハンのような感じ。中華の基本でありながら、なかなかコレ!と言えるウマさと個性を持ったチャーハンに出会うのは難しい。恋の門はいいチャーハンだ。味は濃いのにさっぱりしている。気に入った。わかる人にはわかる台詞が胸に染みて頬が緩む。松尾スズキでしか有り得ないキャストの多彩さは、観ている人を純粋に楽しませてくれる。個人的には小日向文世がツボでした。 【337】さん 8点(2004-10-23 20:51:08) 1.大いに笑わせていただきました。ストーリー的には古典的なラブストーリーといってもいいのだが、トンデモキャラクター達によるセンスとテンポの良い台詞の応酬が、物語にどんどんどんどんのめり込ませてくれる。次はどんなキャラクターが登場してくれるのか、と最後までわくわくしながら観ました。ただ面白いだけじゃない、近頃の日本映画では珍しいくらい、力強い、パワフルな作品でした。 【konkon】さん 9点(2004-06-30 22:41:39)
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