みんなのシネマレビュー

オンリー・ゴッド

ONLY GOD FORGIVES
2013年【仏・デンマーク】 上映時間:90分
ドラマサスペンス犯罪ものバイオレンス
[オンリーゴッド]
新規登録(2014-05-08)【8bit】さん
公開開始日(2014-01-25)


Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索

ブログに映画情報を貼り付け
監督ニコラス・ウィンディング・レフン
キャストライアン・ゴズリング(男優)
クリスティン・スコット・トーマス(女優)
トム・バーク〔1981年生・男優〕(男優)
脚本ニコラス・ウィンディング・レフン
音楽クリフ・マルティネス
製作ニコラス・ウィンディング・レフン
製作総指揮ライアン・ゴズリング
配給クロックワークス
コムストック・グループ
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

表示切替メニュー
レビュー表示 その他作品(無) 心に残る名台詞(投稿無) エピソード・小ネタ情報(投稿無) 心に残る名シーン(投稿無)
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
ネタばれ表示】/【ネタばれ非表示】
通常表示】/【改行表示】
通常表示】/【お気に入りのみ表示】

ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意です!




【クチコミ・感想(7点検索)】

別のページへ(7点検索)
1


1.いやあ、ひさしぶりに変ッな映画だった。
明らかに屈折した「何か」を抱えつつ、バンコクの暗黒街を牛耳る兄弟。
わけも分からぬまま、狂気に取り憑かれたように暴挙に出た兄が、問答無用の制裁により惨殺される。
兄への偏愛に狂う母親に命じられるままに、復讐に駆り出される弟。
と、プロットだけを見ても、その偏執さは漂ってくるけれど、この映画は観客のその想定をも暴力的に壊してくる。

主人公の精神そのものを投影するかの如く、冒頭から各シーンの描写が倒錯する。
これは現実か?幻想か?自分が今観ているものは何なのか?まるで分からなくなる。
羅列されるシーンの一つ一つにおいても、描かれ方が“どうかしている”。
過激な暴力描写は嫌悪感を覚えるほどに凄惨で遠慮がない。
だがその反面、すべてのシーンに美しさを感じ、ときに恍惚としてしまうことも否定できない。

暴力の螺旋と、それに伴う罪と罰。
奇妙な“神”の如き存在を目の当たりにして、血塗られた両の腕を遂に差し出す主人公。
彼が迎えたラストにあったのは、絶望か、救済か。
一説によると、公開版のラストシーンの後に、主人公とヒロインが仲睦まじく“暮らす”シーンの撮影もされたらしいから、やはり彼は“血”によって宿命づけられた地獄から抜け出せたのだろう。

ただし、いかんせんそんなことは、この映画だけをフツーに観ていただけではまるでわからない。

偏執的な支配は、神によるものか、それとも悪魔によるものか。
おぞましくも美しい狂気と暴力の錯綜と混沌。
いくらそれっぽい言葉を並べ立てようとも、無意味だ。
いやあ、やっぱりわっけわかんねえ。

安易な「理解」など諦めて、奇妙な神の如く、無表情のカラオケに興じるべきかもしれない。 鉄腕麗人さん [インターネット(字幕)] 7点(2017-07-18 22:35:55)

別のページへ(7点検索)
1


マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 11人
平均点数 4.73点
000.00% line
100.00% line
219.09% line
3327.27% line
419.09% line
5218.18% line
6218.18% line
719.09% line
819.09% line
900.00% line
1000.00% line

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS