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セルピコ

Serpico
1973年【米・伊】 上映時間:130分
ドラマ犯罪もの刑事もの実話もの伝記もの小説の映画化
[セルピコ]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-09-17)【イニシャルK】さん
公開開始日(1974-07-13)


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監督シドニー・ルメット
助監督バート・ハリス
キャストアル・パチーノ(男優)フランク・セルピコ
ジョン・ランドルフ〔1915年生〕(男優)シドニー・グリーン
ジャック・キーホー(男優)トム・キーオ
コーネリア・シャープ(女優)レスリー
トニー・ロバーツ(男優)ボブ・ブレア
ジェームズ・トルカン(男優)スタイガー
リチャード・フォロンジー(男優)コルサーロ
M・エメット・ウォルシュ(男優)ギャラガー
F・マーレイ・エイブラハム(男優)刑事の相棒(ノンクレジット)
ラリー・ボンド(男優)(ノンクレジット)
ジャド・ハーシュ(男優)警官(ノンクレジット)
トニー・ロー・ビアンコ(男優)警官(ノンクレジット)
ハイメイ・サンチェス(男優)警官(ノンクレジット)
トレイシー・ウォルター(男優)(ノンクレジット)
ケネス・マクミラン〔男優〕(男優)(ノンクレジット)
野沢那智フランク・セルピコ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
宮川洋一シドニー・グリーン(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
西村晃マクレイン分署長(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
武藤礼子ローリー(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
野島昭生ボブ・ブレア(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
藤本譲タウバー地方検事(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
上田敏也パーマー(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
若本規夫スミス(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
仲木隆司コルサーロ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
村越伊知郎バーマン(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
水鳥鉄夫ギルバート(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
緑川稔ギャラガー / デイリー(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
あずさ欣平(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
徳丸完(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
村山明(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
麻上洋子(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
塚田恵美子(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
平林尚三(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
脚本ウォルド・ソルト
ノーマン・ウェクスラー
音楽ミキス・テオドラキス〔1925年生〕
撮影アーサー・J・オーニッツ
製作ディノ・デ・ラウレンティス
パラマウント・ピクチャーズ
マーティン・ブレグマン
美術ジョセフ・M・カラッシオロ
衣装アンナ・ヒル・ジョンストン
編集デデ・アレン
リチャード・マークス[編集](共同編集)
録音リチャード・P・シリンシオーネ
字幕翻訳高瀬鎮夫
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【クチコミ・感想(8点検索)】

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13.「さあ、セルピコ本人になり切って演技してやるぜ!」といった感じのアル・パチーノと、幾何学的に人物を配置しあくまで冷静な語り口のシドニー・ルメットの演出が、噛み合っていると言えるのかどうなのか、気になったりもするのですが、やはりこの作品に圧倒されるのは・・・いわゆる勧善懲悪の作品では無いこと。と言っても、「善が敗れる」ことで我々の怒りを呼び覚まそうとするような作品は、所詮、一種の勧善懲悪。本作は根本的に異なっていて、まずそもそも、警察内部の腐敗ぶり、というか、やる気の無さが、もう映画開始いくらもたたない辺りから、これでもかと描かれまくる。ある意味、味もそっけもないほど。要するにここは、市民感覚とは別世界。この異常な世界に、溶け込むことができない異邦人としてのセルピコが描かれる、その「孤独」がどこまでも描かれていくのが、本作のスゴさですね。かなり実際の事件に取材した内容ではあるらしいのだけど、あくまで映画を観ている間はその理不尽な世界観に圧倒され、そしてラストであらためて実話であることが強調され、2度ビックリ、という作品。 鱗歌さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-11-12 10:34:53)

12.今そこで起きている出来事として何ら違和感のない作品です。 映画人たちが映画に込めるメッセージが如何に無力化を突き付けられます。 こねさん [DVD(字幕)] 8点(2012-04-23 22:56:30)

11.警察の実態はともかく映画として、アル・パチーノ!として観ると、純粋にかっこよく、そして面白く、展開も時間をまったく感じさせることもなく、とても良い作品であったと思います。これは、良い。 アンリさん [DVD(字幕)] 8点(2008-03-24 22:57:51)

10.前年制作の『ゴッドファーザー』とは対照的にアグレッシブなA・パチーノを堪能できる名作。あの怒鳴り声とFワード連発の台詞はのちの『スカーフェイス』を彷彿とさせる…なんてことはどうでもいいんですが(爆)。で、警察組織の腐敗を痛烈に批判した本作ですが、この当時の警察組織はそんなに腐り切っていたんですかね? そういや70年代の警察絡みのハリウッド映画って「腐敗組織vsはみ出し刑事」ってイメージが強いです。ハリー・キャラハンもそうだったし。 とかげ12号さん [DVD(字幕)] 8点(2007-09-08 19:02:02)

9.警察が信用できないとなると、この世の中でもし嫌なことに出会ったときになににすがればよいのだろうか。法治国家であるかぎり、警察には公正な目でしっかりみてほしい。 もし裁判所(司法)までがああいうかんじに腐敗していたら、もうおしまいですね。 no_the_warさん [DVD(字幕)] 8点(2006-11-21 22:14:44)

8.このセルピコはまた見る価値がある映画だと思います。 サスペンスですのでオチがわかるともう普通は見ないのですが、 人間不信になりそうなときこの映画を観るのもいいんじゃないかな。 正義感ゆえ迫害され、見てるほうも一緒に嫌な気分を味わいます。 しかしそれでもいいんじゃないか。 後味が悪かろうと怒りでどうしようもなくなってしまおうと、 同じ境遇に立ったときに人は共感し考えるものです。 それがどう思われようと間違いじゃないと。 決して傷をなめあう映画でもありませんから、 人間不信で癒される映画を観たいと逃げ道を探す人には不向きです。 同じルメットの作品の「12人の怒れる男」を、 この作品のあとに見ることもオススメかな。 正義は必ず報われるんじゃない、でも報われなくても残るものがあるはず。 そう見ていただければこの作品だけでも十分です。 いっとき社会派や重いのばかり見ていたんですが、 このての作品は本当にルメット監督はうまい。映画を観るというよりも、 役者の演技と脚本を楽しむようなもの。 パチーノのこういう初期の暗い目が生かされる演技が好きです。 後半ではあまりの展開に泣いてしまいましたよ。 同情とか哀れみではなくて、悔しくてね。 暗くて後味が悪い映画なのに、妙に勇気がわいてきたりするんです。 そこがこの映画の不思議な魅力です。 自分はなにをすべきか、何にこの気持ちをぶつけようと。 どうにもならない奇妙な正義感さえわいてくる。 こういうのが好きな私は真面目すぎて面白くないなぁ・・ もっと柔軟にならないとなんて、 またテリー・ギニアムやデビッド・フィンチャーに走るのですが(苦笑 アルメイダさん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-04-03 01:45:41)

7.これだけ救いのない四面楚歌の中で自分の良心と信念を貫き通そうとするアルの姿に感嘆しつつも、報われない正義に空しさを感じる。末端はともかく上司やトップまでが彼を異端者扱いするのはホントに救いがない。 不正義とはいえ大勢に流されれば旨みはあるし仲間内でも安泰なのに、不正を見過ごせないという警官としての優れた資質が仇となって命まで狙われる羽目になる。大方の人ならば不正を知って良心が痛みつつも、保身のために告発どころか同調してしまうというのが悲しい現実だろう。 たとえ理想論であろうともアルのように稀に正義を行おうとする人を葬り去って組織の安泰を図ろうとする、などという不正義が許されてはならないしあってほしくもない。 こういう話が絵空事ではなく現実的でもあるというのは最近の食品業界の不正・汚職事件などを見ても分かるし、何らかの組織に属していれば誰にでも起こりうることかもしれないと思う。 せめて映画では救いがあってほしかったとも思うが、この救いのなさが今も変わらぬ重い問題提起となって迫ってくるのかもしれない。 キリコさん 8点(2005-01-22 22:58:09)

6.不合理だと誰もが理解しながらも決して口には出さずまとまっている組織の中にあって、筋を貫き通そうとしたセルピコ。仕事の実力、何事にも動じない精神力、信念、共感して協力してくれる者が無いと出来ない事ですね。理想を言うと、組織の為を思うなら、ヒラ刑事の現在は出来る限り我慢して、一日も早くトップになってやりたい改革をやる事だと思いますが。彼女はセルピコのもとを去っていきました。試練に見舞われた時、相手が自分と同じく苦しい事を分かろうともせず、自分の苦しみだけを喚きたてるというお馴染のシーンが繰り広げられ、ラスト、セルピコの側にいたのがアルフィのみだったのは寂しかったです。 The Grey Heronさん 8点(2004-07-01 05:38:55)

5.正義を貫くフランク・セルピコがかっこよかったです。 ギニューさん 8点(2004-04-17 19:52:13)

4.正義を貫くことはとても大変ですね。日本の閣僚や警察も同じようなもんでしょう。はじめは正義感に満ちていても組織という枠の中で次第に悪事に染まってしまう。正義を前面に出してもプラスになることがないもんな。シドニー・ルメットは本当にセルピコ刑事のように生きろといいたいのであろうか。 hrkzhrさん 8点(2004-01-13 23:49:34)

3.切なすぎる。すべてを捨ててまで守らなくてはならない正義って一体。。。私は人生においてくそ真面目になりすぎるな、という教訓をいただきました。 バチケンさん 8点(2003-12-31 20:52:58)

2.真面目に不正に向き合い、自我を押し通した男の悲劇が描かれた秀作です。まだ若いアル・パチーノが正義感あふれる警官を熱演しています(ちょっと変わり者だけれどね(微笑))。飼い犬と一緒の時が唯一くつろげる時間というのも何か寂しいですね。今の日本のように、政治組織や社会風潮のおかしくなった世の中を、もう一度見つめ直すためにこの映画と向き合うのも好いかもしれませんね。 オオカミさん 8点(2003-11-17 10:07:54)

1.時代背景を考えれば、セルピコという人物像はとてもスリリングなものだ。同時代の幾多の映画が凡庸に感じられる昨今において、理由の無い正義感を押し付ける映画が続出する以降と比べて「何となく感じ取れる人間的な深み」をもった正義感を「とってつけた理由」無く演出・演技出来ている点が今作を名作として今もなお評価させている点だと思う。その点で冗談でも2枚目と言えないアル・パチーノを主人公に起用した点も大きいと思う。「真夜中のカウボーイ」「ドッグソルジャー」等と並んで、「負け続けの僕ら」を表現した素直にいい作品。 トビキツネさん 8点(2003-04-13 22:29:19)

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マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 87人
平均点数 7.17点
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300.00% line
411.15% line
589.20% line
61213.79% line
73641.38% line
81820.69% line
989.20% line
1044.60% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review4人
2 ストーリー評価 6.71点 Review7人
3 鑑賞後の後味 6.33点 Review6人
4 音楽評価 6.00点 Review6人
5 感泣評価 6.00点 Review4人

【アカデミー賞 情報】

1973年 46回
主演男優賞アル・パチーノ候補(ノミネート) 
脚色賞ウォルド・ソルト候補(ノミネート) 
脚色賞ノーマン・ウェクスラー候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1973年 31回
作品賞(ドラマ部門) 候補(ノミネート) 
主演男優賞(ドラマ部門)アル・パチーノ受賞 

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