みんなのシネマレビュー

八月の鯨

The Whales Of August
1987年【米】 上映時間:90分
ドラマ
[ハチガツノクジラ]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2022-01-31)【イニシャルK】さん


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監督リンゼイ・アンダーソン
キャストベティ・デイヴィス(女優)リビー
リリアン・ギッシュ(女優)セーラ
ヴィンセント・プライス(男優)マラノフ氏
アン・サザーン(女優)ティシャ
ハリー・ケリー・Jr(男優)ジョシュア
メアリー・スティーンバージェン(女優)若き日のセーラ
ティシャ・スターリング(女優)若き日のティシャ
藤波京子リビー(日本語吹き替え版)
京田尚子セーラ(日本語吹き替え版)
松村彦次郎マラノフ氏(日本語吹き替え版)
荘司美代子ティシャ(日本語吹き替え版)
江原正士(日本語吹き替え版)
原作デヴィッド・ベリー〔脚本〕
脚本デヴィッド・ベリー〔脚本〕
音楽アラン・プライス
撮影マイク・ファッシュ
製作キャロリン・ファイファー
マイク・カプラン
スチュアート・M・ベッサー(製作補)
製作総指揮シェップ・ゴードン
配給日本ヘラルド
美術リチャード・モリソン[タイトル](タイトル・デザイン)
字幕翻訳進藤光太
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【クチコミ・感想】

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33.見えないが母と同じ白鳥のような白髪になったか、を訪ねる姉…ジーンときます。
リリアン・ギッシュの遺作となりましたが90歳を超えてもこの演技、セリフ、など、さすがでした。
八月の鯨のような、自分にも何かずっと心に持てるものほしいです HRM36さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2022-01-30 14:55:56)(良:1票)

32.「希望が叶う」事は現実には難しいかもしれない。
しかし「希望を持ち続ける」事はもっと難しいし、
保ち続ける事こそが最良の人生を送る一要素なのだろう。

この映画の素晴らしさが実感出来る様になってしまった
自分はもう爺様の一歩手前なんだろうな。
ただそれを恥かしいとは思わない自分の感性は
まだまだ誇ってもいいのかな、と思う。

若人の時に見て「つまらん」と思った方、
年月を置いてもう一回見てみ。こころに刺さるから。 Nbu2さん [映画館(字幕)] 8点(2022-01-12 15:31:45)

31.主人公の老婦人2人が画面に存在して動いているだけでかなりのインパクトがあるのだが、似たような会話のやりとりが最後まで続き、その間脇役を含めて登場人物にさしたる心理の動きが見られないので、食い足りない印象。むしろ、演出側が俳優陣の底力を使いこなすことができなかったのではないか。 Oliasさん [DVD(字幕)] 5点(2012-07-28 01:34:40)

30.海辺と湖畔、老姉妹と老夫婦といった違いはありますが、ヘンリー・フォンダとキャサリン・ヘプバーンの「黄昏」を思い出す作品です。

しかし本作は目が不自由で偏屈な姉と働き者の妹の姉妹を中心に、家を訪ねてくる来客も、登場人物は全て老人。その登場人物に一定の距離感、緊張感を含ませつつも、挿入されるささやかなユーモア。人生について教訓めいたことを声高に訴える事も無い。

人生の残り時間の少なさを感じさせる台詞もありますが、作品も演じる2人も実に悠々としている。そんな2人の姉妹に、3人の来客者の演技も脚本も、優しさのある控え目な音楽も素晴しい作品でした。

家の売却を断り、見晴らし窓の工事を依頼し、2人で海辺へ。これからも夏になるとここに鯨がやってくるのを2人で見続けていく・・・。
年老いた姉妹のこれからに希望すら感じさせるラストもまた素晴らしかった。 とらやさん [DVD(字幕)] 9点(2012-06-09 22:17:13)

29.あくの強さが抜けきって穏やかな安らぎのある可愛いお婆ちゃんとなったリリアン・ギッシュの妹役と対象的な姉役ベティ・デイビスの刺のある憎々しいお婆ちゃんのガップリ四つ相撲といった感じの楽しい黄昏をきれいな風景と共に描かれていて、いつまでも見飽きない。 白い男さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-04-30 11:01:11)

28.確かにかなり退屈でした。わかるのはまだ先ってことでしょう。 色鉛筆さん [ビデオ(字幕)] 3点(2008-08-16 07:41:21)

27.可愛らしさを持ったまま老いるというのは、すばらしいことなのですね。
こころあたたまり、かつ せつな~い気持ちにもなれる。 puharaさん [ビデオ(字幕)] 8点(2008-03-26 21:00:59)

26.いやー、凄い。90超えて映画に主演できるってほんとリリアン・ギッシュって人は幸せものだ。演技が演技を超えた自然さがたまらん。「コクーン」を意識してか(?)ハリウッドを代表するオジサマ・オバサマが集合して作ったほのぼのとする生活を淡々と描いてるのでこの映画に会わない人にとっては究極の退屈を味わえるかもしれません。 M・R・サイケデリコンさん [ビデオ(字幕)] 6点(2007-09-21 07:02:00)

25.上手に老いるのは、難しい。老後の為に「昔話の出来る友達{兄弟)関係を、大事にする」という人生設計も、追加。 aksweetさん 7点(2004-05-19 23:34:50)

24.これはもう大、大好きな作品。見ているといつの間にか老姉妹と同じ空気を吸い、同じ時間をゆったりと共有している自分がそこにいます。私の心にも鯨が生まれるんです。作品を貫く赤と白のバラ2本。白い髪、白い衣装、白鳥の記憶、目が見えない分本当を感じるリビー。赤いカーディガン、官能的な思い出に浸るセーラ。姉妹の心が触れ、2人の手が重なる時、真実の白と情熱の赤が一つの人生となります。そして岬へ歩き出す2人。このシーンはもうなんともいえません、、、そこに差し込まれる、時計、整然と並んだお皿、赤と白のバラ、そして若かりし姉妹の写真のカット。彼女たちに鯨が帰ってきたー!月が波間にばらまいた銀貨のように、私の心にキラキラ揺らめき輝く作品なんです。 彦馬さん 10点(2004-05-07 23:55:06)(良:1票)

23.ほのぼのいい映画。でも、それ以上のことは感じなかった。 患部さん 6点(2004-05-06 16:24:45)

22.友達に勧められたので、見てみた。進めてきた理由がすごい分かる。
が、私にはどうでもよい映画だった。
あーでも、かわいらしく年をとれたら良いな~とは思いました。 とらきつさん 4点(2004-03-04 03:04:12)

21.人生が愛しくなるような作品です。生きたくなりました。リンゼイ・アンダーソンという人は小津安二郎が好きらしいですね。影響を感じさせるような雰囲気もあったような気がします。とにかくいい作品です。 藤堂直己さん 10点(2004-01-25 10:55:20)

20.可愛らしいおばあちゃん達でした。それに綺麗な所でした。将来あんなとこで住みたい。 ピニョンさん 6点(2003-12-18 18:33:03)

19.昔にみたんだがこの作品のよさが分からんかった。なんかフランス映画をみてる感じだった。 以外と短かったのが救いだった。 guijiuさん 4点(2003-12-02 19:09:49)

18.綺麗だけど退屈だった。和解が納得いかなかった。白髪は染めないで白髪に生きようと思った。 しょりちゃんさん 4点(2003-11-25 08:47:40)

17.あんまりにもノッペリマッタリした老人ペースの展開。というか展開というほどのものもなく、さすがに少々ビックリいたしました。自分もコレぐらいの年齢になってから観たら実は結構スピーディな展開の映画なのかも?? 老人の出てくる映画というと、例えば頑固な一人の老人に周囲の若い人が振り回されるようなのを想像しがちですが、この映画では、あくまで、老人たちの人間模様が静かに描かれます。我儘な姉も、その我儘に困らされる妹も老境。いまさら互いの関係に大きな変化があるはずもなく、一見、人生の残された日々をそれぞれの歩み方で歩むのみ。しかしその日常の中にもちょっとした事件があり、心の揺れがある、そんな姿が、飾ることなく、そっと示された映画です。 鱗歌さん 7点(2003-11-08 02:33:13)

16. “可愛らしい老女”とは、それまでの生き方が物語るんだなあとしみじみ.かなり昔に観たんですが、L. ギッシュの愛らしい目元が印象に残っています.そして、生活することを面倒がらずに身体を動かし、綺麗なものを周りに置いて、丁寧な暮らし方を自然にしているのに、それでいてどこか潔い感じが、力を与えてくれる.逆に B. デイヴィス演ずる老女は老いが怖かったのだろう.でも彼女の頑さもこれまた自然だった. シャリファさん 8点(2003-08-26 21:18:36)(良:1票)

15. 老姉妹の夏の日々をゆっくりと静かに描いた心にしみる秀作。よくぞ邦題を「ザ・ホエールズ・オブ・オーガスト」とかにしなかった、エライぞ配給元!!ただ…間違っても最近のノンストップ・アクションに馴れた若い方は観ない方が良いかと。少なくとも或る程度、人生を振り返るくらいの年齢になるまでは。でないと本作のまったりしたテンポに退屈の余りキレるかもw。特筆すべきは矢張り妹サラ役のリリアン・ギッシュ。グリフィス作品での彼女からすればスッカリ老け込んだとは言え、何て愛くるしいお婆ちゃんなんだろう!90歳にして尚、往時の可憐さを失わぬ彼女にプロ根性の極致を感じて暫し陶然となった。精神がポジティブさを失わなければ老境を惨めに送るコトも無いのだ、と我々を勇気づけるが如き素晴らしさだ。一方の姉リビー役ベティ・デイビスは「何がジェーンに起こったか?」等で老婆役は珍しくなかったものの、本作での辛辣な毒舌ぶりは往年の気の強さを彷彿とさせ、その上手さには舌を巻いた。お節介な友人役アン・サザーンや老紳士役ビンセント・プライスも実に味わい深い助演ぶりで格調を高めていたと思う。出演者の過去の諸作に触れていれば、その感慨は一層増すハズ。メーン州の海岸に建つ別荘からの絶景が秀逸な舞台効果である。リンゼイ・アンダーソン監督の円熟を感じさせる手腕に素直に拍手を贈りたい。やや観る者を選ぶ点に甚だ遺憾ながら2点マイナス。 へちょちょさん 8点(2003-08-10 21:07:21)(良:1票)

14.老姉妹の生活を淡々と描いた、静かで優しい映画。あんな老人になっても姉は姉、妹は妹、各々長年果たしてきた姉妹の役割を貫いているところが微笑ましい。どんなに歳をとっても、相手を思いやる気持ちや優しさを表現するのが不器用だったり。近すぎて伝わらないこととか…。年取りすぎて、裏の裏の裏の…みたいな感じになるんですかね?別に老人フェチじゃないのですが、帽子とか靴下とかフレアースカートとか、妙にかわいらしく感じてしまったのは私だけでしょうか?本当は妹役のリリアン・ギッシュの方が年上なんですよねえ。う~ん、可愛い。 へっぽこさん 9点(2003-06-18 16:00:41)

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マーク説明
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★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 43人
平均点数 6.98点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
312.33% line
4511.63% line
5613.95% line
6511.63% line
7511.63% line
8920.93% line
91023.26% line
1024.65% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.00点 Review1人
2 ストーリー評価 4.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 5.50点 Review2人
4 音楽評価 6.00点 Review1人
5 感泣評価 6.00点 Review1人

【アカデミー賞 情報】

1987年 60回
助演女優賞アン・サザーン候補(ノミネート) 

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