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【クチコミ・感想】
3.オバハン背負ってる宣伝用の写真が妙にコケティッシュ?で強く惹かれたので観てみたら、写真のまんまの変な雰囲気の映画やったな~。だから、題名に反して、俺はあんまり怖くはなかった。怖いというより間の抜けた楽しさ(小話を一つ聞くような)って感じ。日本の「耳なし芳一」に似たストーリーなんやけど、全体的なノリは変にテンション高い(明るい)エクソシト?だから観る人によったら怖いかもしれん。特撮は幻想的(白黒なんも妙に幻想的)やねんけど映画というより舞台劇の仕掛けみたいで、ちょっと新鮮やった。特にオバハン背負って飛ぶとこ、地面が回転して人が進んでるように見せるんやけど、コントの舞台仕掛けにありそうなやつで、なんか印象残る。それに最後の妖怪大集合シーンは妖怪のデザインが日本のヒーロー物の怪人テイストでなんかいーわ。特撮のビジュアル面はほんまどれも味があって子供の時観てたら、ひょっとしたらトラウマになってたかもしれん。時間はそない長くないし(70分くらい)、テレビの日本昔話を一話分、ちょっと長めに観る感覚ちゃうかな。たまにはこんな変な怪奇映画で夜を過ごしてみてはいかがでしょうか? 【なにわ君】さん 5点(2004-07-30 11:09:31)
2.よほどの怪奇マニアでなければ知らないだろうと思われる作品であるが、思い出したようにTV放送されることもあり、DVD化もされているところをみると、以外にファンはいるようでニヤリとしてしまう。邦題はなんともおどろおどろしいが、ゴーゴリの原作を極めて忠実に映画化した正統派の作品です。ロシアの伝統的な妖怪を題材にしており、少し薀蓄を述べさせてもらうと、若い女の魔女はウェージマ、老婆はバーバ・ヤガー、そして原題にもなっているヴィイは最後に登場する瞼の垂れ下がった化け物です。あと、音楽もプロコフィエフのような大物が参加していたように記憶しており、映画も国家事業の一環と捉えていたソ連ならでは存在し得たような作品でしょう。いまや貴重な遺産的映画です。 【shakunin】さん 7点(2004-04-05 01:06:46)(良:1票)
1.おどろおどろしくて、でもどこか人間臭さのあるロシアの怪奇物語。中世ロシアの神学生が、夏休みに修道院から実家へ帰る途中、妖怪に取りつかれ、なんとか逃れようと必死の試みをするのだが、あえなく最期を遂げるという内容。ホラーというよりも小泉八雲『怪談』のロシア版というところ。妖婆ということだが、若くきれいな女優が演じている。当然CGなんてない頃の作品で、特撮はご愛嬌だが、ヨーロッパでもアジアでもないロシアの宗教的風土が親しみやすい恐怖を感じさせる逸品。最後になって登場する怪物のヴィーといったらもう。。。水木しげるの世界でもあります。堕落しきった当時のソ連社会において、こうした映画を一生懸命作製していた映画人がいとおしい気分になります。20年ほど前、アテネ・フランセで観ました。懐かしいなあ。 【バッテリ】さん 10点(2004-01-17 14:06:22)(良:1票)
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【点数情報】
Review人数 |
7人 |
平均点数 |
7.29点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 0 | 0.00% |
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5 | 1 | 14.29% |
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6 | 1 | 14.29% |
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7 | 2 | 28.57% |
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8 | 2 | 28.57% |
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9 | 0 | 0.00% |
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10 | 1 | 14.29% |
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