みんなのシネマレビュー

座頭市喧嘩旅

1963年【日】 上映時間:87分
アクション時代劇シリーズもの小説の映画化
[ザトウイチケンカタビ]
新規登録(2004-01-24)【光りやまねこ】さん
タイトル情報更新(2023-07-26)【イニシャルK】さん
公開開始日(1963-11-30)


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監督安田公義
キャスト勝新太郎(男優)座頭市
藤村志保(女優)お美津
島田竜三(男優)岬の甚五郎
丹羽又三郎(男優)山田
中村豊(男優)お松
藤原礼子(女優)お久
沢村宗之助(男優)下妻の藤兵衛
水原浩一(男優)鎌七
杉山昌三九(男優)堂山の彦蔵
寺島貢(男優)紅屋
東良之助(男優)惣五郎
寺島雄作(男優)
吉田義夫(男優)留五郎
沖時男(男優)三造
堀北幸夫(男優)河七
木村玄(男優)清野
越川一(男優)喜助
細谷新吾(男優)藤兵衛の子分
千石泰三(男優)住之江
大林一夫(男優)
黒木英男(男優)
岩田正(男優)
志賀明(男優)山三郎
愛原光一(男優)
大杉潤(男優)
西岡弘善(男優)
藤春保(男優)
竹谷俊彦(男優)
上原寛二(男優)
森内一夫(男優)
有村淳(男優)
小柳圭子(女優)
原作子母沢寛
脚本犬塚稔
音楽伊福部昭
撮影本多省三
企画久保寺生郎
配給大映
美術西岡善信
編集菅沼完二
録音長岡栄
照明美間博
その他IMAGICA(現像)
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【クチコミ・感想】

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8.若い時に好きでよく観ていてた座頭市、久しぶりにみたけど全く覚えていなかった。

悪人は悪人、お姫様はお姫様、それぞれのキャラがカタにハマった様式美の時代劇を堪能できます。今回、お久役の藤原礼子がめちゃくちゃ気に入りました。昔観たはずなのに全然記憶に残ってなかったのが不思議。美人だなぁ、気になってネットで検索したら、勝新の兄貴、若山富三郎の元嫁だった amickyさん [インターネット(邦画)] 7点(2023-01-08 13:23:35)

7.クライマックスでのヤクザ同士のニラミ合いなんかを見ると、もしかして『用心棒』にだいぶ影響されてるのかな、と思う一方、やっぱり大きく異なる雰囲気というものもあって、本作のユニークさというものは、もちろん座頭市というキャラの特殊性にも起因するし、それ以上に本作が一種のラブストーリーになってる点が、ミソですね。
座頭市、盲目という割には、初めての場所だろうとどこだろうと(カメラが回っていないところでは)独りでスタスタ行ってしまったり、時々自分が盲目であることを忘れてるんじゃないか、とも思うのですが、それでもやっぱり、この設定と、この所作が、映画におけるアクセントになってます。普段の不器用な印象と、凄まじいばかりの殺陣のコントラストに、少し恋愛模様のようなものが加わってくる。そこにさまざまな人物の思惑も加わっての思わぬ展開にハラハラさせられつつ、一大抗争へと発展していくあたり、なかなかの盛り上がりです。 鱗歌さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2017-09-18 18:44:14)

6.大映映画はときに知らない人が多くて寂しいことがある。藤村志保と吉田義夫ぐらいだったかな。藤原礼子いう人が改心する悪女になる。道中ものというか、娘を連れての逃避行もの。「信用されてなかったのが情けない」と座頭市がいう。座頭市はけっこう心が傷つきやすく、身体障害者の心理をときどきグッと突きつけてくる。大ヒットしたシリーズなのに、なかなかテレビでは放映されなかったのは、悪役が「このドメクラがっ」などと悪態をつくからだったろう。「この目の不自由な人がっ」では日本語になってない。そういう差別の実態がなくては成り立たない作品のはずだ。「ドメクラ」という言葉に気をつかうのが面倒くさくて盲目のヒーローを放映しない「事なかれ主義」のほうが、よほど差別的だったろう。 なんのかんのさん [DVD(邦画)] 6点(2013-11-23 10:05:03)

5.シリーズ5作目。今回も勝新演じる座頭市の存在感と殺陣に相変わらず凄さを感じるし、市がヤクザの抗争に用心棒として参加するという展開は新鮮に感じられる。しかし、じゅうぶん楽しめる作品に仕上がっていると思うものの、まだ初々しさの残る藤村志保演じるヒロインがあまりにもお姫様然としていてか弱すぎるし、脚本的にもなにか強引さが感じられるのが残念だった。それでも安田公義監督の演出は手堅く、クライマックスの抗争前に二つのヤクザが対峙しているシーンの緊張感や、市が双方の親分を斬ってしまうシーンなどは見ごたえがあり、脚本が強引なわりに出来としてはそんなに悪くないと思うのでぎりぎり7点。でも、1作目の脚本を書いていた犬塚稔脚本だっただけにもう少しドラマに充実感が欲しかった気もする。ところで安田監督はもう一本、藤村志保をヒロイン役に「座頭市」シリーズを撮っているみたいなんでそっちも見てみようかな。 イニシャルKさん [DVD(邦画)] 7点(2009-05-12 18:49:30)

4.安田公義監督って大映の監督の中でも語るのが難しい人だ。可もなく不可もなく。平均点の人。でもこういう人の仕事がシリーズを支えてきたのは言うまでもない。本作も座頭市シリーズのクリアすべき水準は保っているんじゃないだろうか。敵役が弱いといえば弱いけど。藤村志保もヒロインとしてはめそめそしていて弱いかな、とも思う。でも、ラストの、出入りの両家を的に舞わしての立ちまわりはなかなか見応えがあった。
いのうえさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2007-07-01 22:14:50)

3.第5作。「一瞬に勝負を決す絶妙の居合斬り 襲う浪人追うやくざ ますます冴える仕込杖」今回の煽りはいまいち普通。内容のほうはやっぱり初期っぽいのかな。市が喧嘩の出入りの助っ人やるなんてなかなかないはず。まだお姫様っぽい藤村志保に、今風な美人藤原礼子、吉田義夫のいやらしさなどキャストは見応え十分です。 バカ王子さん [DVD(字幕)] 7点(2005-11-11 23:30:28)

2.チャンバラシーンは確かに前作よりも良かったと思います。敵が市を取り囲んで、四方から荷車をぶつけてくるシーンなんか「ああっ!座頭市危ない!!」と心の中で叫んじゃったり(汗)。けど、冒頭でお美津を追い回していた侍たちのその後が無かったような気が・・・(うろ覚え)。その後ちゃんと逃げられたのかな?お美津を助けるお久もいい味出てました。 ゆうろうさん [DVD(字幕)] 6点(2005-04-01 13:54:37)

1.本作はあのタランティーノがフェイバリットに挙げている一本だとか。そう言われてみれば、ラストの乱戦のシーンは今までの作品の中で一番生々しいような気もしますね(個人的にはシリーズ最初の頃の、人を斬る度に少し哀しそうな表情をする市が好きだったのですが)。藤村志保演じるヒロインに信頼されてないと分かった時の市が、ちょっとふて腐れてみせるのがなんとも愛嬌があって可愛らしいです。ただ、ちょっと残念なのがお美津(藤村)が典型的な「か弱いお嬢様」で、なーんも出来ないで泣いてばかり、という点。ま、ラピュタのシータとまでは言わないけど、もちょっと頑張れよ(結構好きだけどさ、この頃の藤村志保)。 ぐるぐるさん 7点(2004-01-28 21:24:19)

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【点数情報】

Review人数 14人
平均点数 7.00点
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400.00% line
500.00% line
6428.57% line
7642.86% line
8428.57% line
900.00% line
1000.00% line

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