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【クチコミ・感想(7点検索)】
3.あまり見返したい映画ではないのですが、すごく印象に残っている映画です。
マリリン・モンローとクラーク・ゲーブル。本作が主演の2人共に遺作となってしまいました。
また本作から数年後、モンゴメリー・クリフトも若くしてこの世を去りました。
邦題「荒馬と女」よりも”適合できない者たち”という原題がとてもよく分かる作品です。
ラストでゲーブルは「時代は何もかも変わってしまった。新しい生き方を探さなきゃな。」と言う。
この台詞を象徴するかのようなモノクロ映像の中にいる、時代から置いてけぼりになってしまったような哀愁漂うカウボーイ達。
そしてマリリン演じる時に精神的な不安定さを見せる離婚したばかりの女。
終盤、馬を取り囲む男達に対し、荒野の真ん中で泣き叫び感情を爆発させるマリリンの姿には胸が張り裂けるようです。
彼女の中で、この役を演じる女優マリリンと、この頃の1人の女性ノーマ・ジーンの境界線はどこにあったのでしょうか・・・。
しかし50年代の作品で見せるような天真爛漫さは無いですが、時折無邪気さも見せる本作のマリリンはとても美しい。
今に見ると何とも言えない悲しさを感じる作品です。 【とらや】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2016-11-12 19:22:01)
2.家族と別れ、久しぶりに会う子供にすら見限られる、時代に取り残されたカウボーイ。別れた妻の思い出にしがみつき、徐々に戦争の傷を露にする相棒の男。途中参加の今で言うところのフリーターのマザコン男。自由で明るい国アメリカに潜む矛盾と挫折。常に現代社会に潜む病巣にメスをいれるアーサー・ミラー。その彼が妻モンローのために役を追加しアレンジしたのがこの作品。大人の美しい女。中身は純真無垢な少女。開けっぴろげで心優しく感情豊か。そのギャップから情緒不安定と見られる。その美貌ゆえに結婚離婚を繰り返す。不安定さが加速する。男たちがそれぞれに傷を抱えるように、彼女も傷を持つ。しかもその傷がモンロー本人が抱える傷と一致しているから演技も迫真をおびる。しかし美しい女の追加は物語をチグハグにし、視点もバラバラでまとまりのない作品にしてしまった。ただこのチグハグさ、まとまりの無さが妙に好き。このチグハグさがモンローその人とリンクしてしまっているからなのかもしれない。馬を捕らえるシーンの右往左往がこのチグハグさを助長しているようで印象に残った。 【R&A】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-01-18 15:54:12)
1.馬を殺す話ですから明るいわけがなく、マリリンの額にも縦しわが入りどうしてもその後に訪れる悲劇を予感してしまします。キャメラも見事。砂漠のなかで荒れ狂うマリリンを引いてとっているのですが脳裏に焼きつきます。 【ぴよっち】さん 7点(2003-01-02 13:27:39)
マーク説明 |
★《新規》★ | :2日以内に新規投稿 |
《新規》 | :7日以内に新規投稿 |
★《更新》★ | :2日以内に更新 |
《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
21人 |
平均点数 |
5.38点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 1 | 4.76% |
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3 | 1 | 4.76% |
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4 | 3 | 14.29% |
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5 | 5 | 23.81% |
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6 | 7 | 33.33% |
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7 | 3 | 14.29% |
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8 | 1 | 4.76% |
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9 | 0 | 0.00% |
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10 | 0 | 0.00% |
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【その他点数情報】
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