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【クチコミ・感想(7点検索)】
3.アパートに住む主人公、部屋の中で次第に膨らむ妄想、薄気味悪いアパートの住人・・・。
ポランスキー自身の監督作「反撥」「ローズマリーの赤ちゃん」と共通する部分を多く感じるサイコサスペンス。
とあるアパートに転居してきた1人の男。自分の前の住人の女性は自殺している。
実は彼女はこのアパートの隣人達に自殺に追い詰められたか、あるいは彼らに殺されてしまったのではないのか・・・?
そして隣人達は自分のことも自殺に追い込むか殺そうとしているのではないのか・・・?
そんな妄想が彼の中で芽生え膨らんでいく様を、少しずつ小出しにじっくりと彼を苦しめ、追い詰めていくかのごとく描いていく。
1つ1つは些細なことを丁寧に積み上げていき、次第に彼の心を狂わせていく様に次第に目が離せなくなっていきます。
この主人公の男を演じるのはポランスキー自身。
久々に俳優ポランスキーを見ましたが、やはり見る者を引き付ける演技を見せてくれます。
このポランスキー演じる男はポーランド系フランス人であり、これはまさにポランスキー自身と重なります。
これは少年時代から隣人の目や迫害から身を隠し緊張を強いられて生きてきた、彼の生い立ちなどと無関係では無いのでしょう。 【とらや】さん [DVD(字幕)] 7点(2015-09-06 15:12:00)
2.《ネタバレ》 イザベル・アジャーニが狂気に引きずり込まれるのだろうと思いきや、狂気に陥ったのはポランスキー自らだった。ジワリジワリ感は「反撥」「ローズマリーの赤ちゃん」と同様。演じたい願望が叶った喜びがあったのか、病的さ加減は二作を上回る。このような作品を自作自演する奇才・ポランスキーを堪能させてもらえました。 【The Grey Heron】さん [DVD(字幕)] 7点(2015-08-18 03:16:46)
1.《ネタバレ》 ポランスキー自身が被害妄想を究極に膨らませていく主人公を演じる。妄想へと昇華する伏線の描き方がうまい。主人公の経験する全ての出来事が「自分を自殺に追い込もうと隣人たちが企んでいる」という妄想の伏線となり「同じ部屋で自殺をしたという女」に変身してゆく異常心理を理解させる。前半はけして妄想と断言できる描き方をせず、徐々に妄想であることを確実なものにしてゆく。ラストでは現実の映像と主人公にはこう見えるという妄想の映像を並べて、妄想を決定的なものとする。そして自殺をはかった包帯女が実は自分自身だったという同道巡りのオチ。見るたびに発見があり、見るごとに解からなくなってくる、、そんな映画。 【R&A】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-06-02 18:53:59)
マーク説明 |
★《新規》★ | :2日以内に新規投稿 |
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★《更新》★ | :2日以内に更新 |
《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
6人 |
平均点数 |
6.33点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 1 | 16.67% |
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4 | 0 | 0.00% |
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5 | 0 | 0.00% |
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6 | 1 | 16.67% |
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7 | 3 | 50.00% |
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8 | 1 | 16.67% |
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9 | 0 | 0.00% |
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10 | 0 | 0.00% |
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