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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想(8点検索)】
4.《ネタバレ》 エドワード・G・ロビンソンが卑劣な(多分)圧力に屈してしまった姿が物凄い衝撃。信じられなくて悔しくて悲しくてやり切れない。公聴会での証言後ジョン・ウェイン(だったか)が「これで仕事の依頼が殺到するよ」と言うのに撃ち殺してやりたいと思った。トランボの不屈の精神に感嘆すると共に類い稀な才能と妻子の支えと偽名が使える脚本家であればこその復活劇。
エリア・カザンが出てこなかったのは何故か、一介のコラムニストがあそこまでふんぞり返っているのは何故か(ヘレン・ミレンのクソババアぶりがナイス)、トランボの政治信条は如何なるものだったのか。何を思ってこんな邦題をつけたのか。疑問がいっぱい。
トランボの受賞スピーチと聞き入るエディの姿に涙が溢れた。
どんな事があっても裏切りはアカン。裏切って苦しむ(のなら)裏切られるほうがマシやわなぁ。
わたしは、良心を今年の流行に合わせて切断するようなことはできません、と突っぱねたリリアン・ヘルマンのような者もいたのに。
ハァ~、知りたくなかったなぁ・・・ 【The Grey Heron】さん [DVD(字幕)] 8点(2018-04-23 02:12:19)(良:1票)
3.《ネタバレ》 時代や背景も違うが、現代の安倍政権とリンクして憂鬱になる。アメリカには健全な批判精神が連綿と引き継がれているが、今の日本はホント危うい。てな、映画とはちょっと外れた危機感を抱かせた映画でした。映画自体は素晴らしい! 【kaaaz】さん [DVD(字幕)] 8点(2017-06-03 00:29:12)
2.《ネタバレ》 ハリウッドにおける赤狩りを、深刻になりすぎず分かりやすく描いている。トランボのキャラクター造形が圧巻。頑固でアクが強いが、優しくて義理堅く、そして脚本を書くことにかけては天才的、という魅力的な人物に仕上がっている。どこまで本人を反映しているのかは分からないが、ブライアン・クランストンの巧さもあり、トランボという人物に惹き込まれてしまった。当時の映画作品や俳優も多数登場し、映画が好きな人は見逃せない良作である。 【カワウソの聞耳】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2017-01-07 23:46:28)
1.《ネタバレ》 とうとう密告フォームまで登場したこの国の今現在と重ね合わせず観ることは困難であるという不幸。
憲法修正第一条を巡る言及から何から引っくるめて、ただの感動的な物語映画として見終えさせてはくれない。
映画でも簡潔明瞭に語られている『スパルタカス』の顛末は、『カーク・ダグラス自伝』の『スパルタカスの戦い』の項などにも詳しく記述されているが
スタンリー・キューブリックとの確執なども加わって実際はより複雑で興味深い人間ドラマがあったことがわかる。
その辺りも映像化されれば面白いのだろうが、尺的にはやはり端折ったのが正解だろう。
カーク・ダグラスが「名前を取り返してくれたこと」への感謝のエピソードは、劇場でそのクレジットを見るブライアン・クランストンの表情によって
視覚的にも印象深いものとなった。
脚本家を題材とした映画らしく、映像的な突出はないものの、台詞の妙味と劇展開の面白さで一気に見せる。
手動のタイプライターによる速筆がさらにテンポを生む。
エドワード・G・ロビンソン役やジョン・ウェイン役の俳優らも、顔貌の相似以上に佇まいと台詞を語る口跡が皆素晴らしく、
ジョン・グッドマンの啖呵には胸がすく。 【ユーカラ】さん [映画館(字幕なし「原語」)] 8点(2016-07-28 23:56:19)
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【点数情報】
Review人数 |
17人 |
平均点数 |
7.06点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 0 | 0.00% |
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5 | 2 | 11.76% |
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6 | 1 | 5.88% |
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7 | 9 | 52.94% |
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8 | 4 | 23.53% |
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9 | 1 | 5.88% |
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10 | 0 | 0.00% |
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【その他点数情報】
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