みんなのシネマレビュー

1962年【日】 上映時間:88分
ドラマモノクロ映画小説の映画化
[タダレ]
新規登録(2004-04-07)【彦馬】さん
タイトル情報更新(2012-07-01)【なんのかんの】さん


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監督増村保造
キャスト若尾文子(女優)増子
田宮二郎(男優)浅井
船越英二(男優)青柳
水谷良重(女優)栄子
丹阿弥谷津子(女優)雪子
浜村純(男優)達夫
市田ひろみ(女優)みどり
弓恵子(女優)芳子
倉田マユミ(女優)道代
藤原礼子(女優)柳子
中条静夫(男優)小林弁護士
早川雄三(男優)小島
春本富士夫(男優)小宮
仲村隆(男優)室鎮雄
原田[言玄](男優)ブルークインのマスター
殿山泰司(男優)吾郎
十朱久雄(男優)咲枝の旦那
永田靖(男優)元将軍
須藤恒子(女優)柳子の母
原作徳田秋声
脚本新藤兼人
音楽池野成
撮影小林節雄
企画土井逸雄
配給大映
美術下河原友雄
編集中静達治
録音渡辺利一
照明渡辺長治
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【クチコミ・感想】

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3.女たちの情念を描いた、ドロドロ系の作品。本作では三人の女が登場するけど、 みんなそれぞれ業が強く、本能で生きる女たちの狂気に近い様が、 ラストまで適度な緊張感を与えてくれる。彼女たちの中心にいる、 田宮二郎のとぼけたワルさ加減の役柄が絶妙だった。皮肉めいたストーリー展開もいい。 若尾文子の冷たい美しさとモノクロ映像が、異様にマッチした作品。 MAHITOさん [ビデオ(邦画)] 5点(2012-03-17 04:49:37)

2.《ネタバレ》 現代に多く見る醒めた夫婦関係を予見したような映画です。当時の夫婦間は醒めたと言うより諦めてきな義務感が主流だったと思うので、この映画に出てくる関係は新鮮だったのではないでしょうか?あまり好きになれない映画でした。 omutさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-08-25 05:57:19)

1.“ただれ”と読みます。増村保造、初見。うわー、独特のタッチですね。会話が終わるか終わらぬうちに次シーン、余韻は皆無。ただしラストシーンは余韻そのもの。撮影アングルはローとハイがほぼ交互に切り替わり、引きのショットは人物がはみ出すぐらい左右に寄り、見ている者に落ち着きを与えない。この作品では、そのテンポ、ショットが男女間の愛憎を生々しくスリルに描き出している。全編に流れるサスペンス調の音楽がさらに臨場感を増す。花嫁と親族という通常のハッピーコンテンツですらその手を緩めない。ハイとローで象徴的だったのは、若尾文子が水谷良重を追っての階段シーン。ハイに位置する若尾、ローの水谷。この立ち位置にはほんとにぞくぞくっとしてしまった。しかし、狂い死にした前妻に、この現妻。浅井のその後を考えるともっとぞくぞくっとする。もっと増村を見てみよう。 彦馬さん 7点(2004-04-08 00:32:51)

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【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 5.67点
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