みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
5.思いがけない佳作で、楽しめました。 こういうエンターテイメント映画ももっとヒットするとよいのになと思います。 ロマンティックコメディー風の売りでしたが、NASAのセットはこんなにお金をかけてるの!と良い意味で期待を裏切るレベルでしたし、陰謀論を逆手に取ったストーリーも破綻なくよく考えられていました。 ほかの方も書いていらっしゃる通り、アポロ計画に携わる人たちへのリスペクトが随所に感じられ、恋愛コメディにありがちなドタバタ劇もほとんどなく、とても気持ちよく見ることができました。 スカーレットヨハンソンの60年代ファッションショーは可愛らしかったですし、チャニングテイタムの寡黙で誠意ある雰囲気も良かったです。黄色いハイネックと髪型がきれいなジャイアンにしか見えなかったところだけが心残り。 【なつこ】さん [映画館(字幕)] 8点(2024-08-24 21:54:31) 4.《ネタバレ》 いや面白かった。 今更実は月に行ってませんでしたなんて映画は作るはずがないから、「カプリコン1」的なシリアスさは求めてなかったんだけど。 アポロ計画で散っていった宇宙飛行士たちに対する敬意が随所に散りばめられていて、アポロ計画の成功がアメリカ人の魂を作っているのだということを改めて考えさせられた。その点で実直なイメージのチャニング・テイタムは派手じゃないけどはまり役。 予算を獲得するために格闘するくだりも面白かったし、ラストの猫のシーンには思わず手に汗握ってしまった。 私にはそれほど恋愛要素が強い映画とも思えず、終始興味深く楽しんで観ることができた。今年観た映画の中ではかなり上位の佳作だと思う。 【roadster316】さん [映画館(字幕)] 8点(2024-08-12 10:40:51) 3.ひとことで言えば、「もったいない!!」 NASAのあの贅沢な施設、当時の状況をあそこまで再現して、ポリコレ枠も珍しく絞って、これほど贅沢な環境なのに、なんでこんな変なラブコメにしちゃったんだろう・・・ いやもう、ゴールデンエイジのアポロ時代を綺麗に見せてくれているのに、本当にもったいないです。 あの時代のNASAで女性を広告責任者にするなんてあり得ないし、広告方針もあんな杜撰なやり方はないし、 オメガの下りなんか、捏造もいいとこだし、フィクションだから措くとしてもやりすぎだわ~ 陰謀論もちゃちだし、最後の猫ちゃんで分かる下りなんてアホラシすぎる それになにより、スカーレット・ヨハンソンに魅力がない。「マンマ・ミーア」の時も思ったけど、厚塗り化粧の年齢のいった女性を向こうは持ち上げすぎるのかな、全然かわいくないです。どんなに胡麻化しても目尻の皺とか、あれでヒロインはもう無理だと思う。 たぶん、日本人とアメリカ人の感覚の違いだから仕方ないのだろうけど、ラブコメにしても入り込めない。しゃべりすぎでうるさいし。チャニング・テイタムもあんまり恰好よくない。 映像は綺麗で、モブマシンのN-104(NASA仕様なのでFじゃない)とか、P-51(話の都合でD型なんですが)も美しい(でも撮り方はトップガンの方がよい)。 だからこそ、魅力がない役者の変なラブコメに陰謀論を絡めたいい加減なストーリーが口惜しいです。 この精度で、まともなアポロ宇宙物にして欲しかった・・・ そして、本当にアメリカはヴェルナー・フォン・ブラウンを消しにかかってるんですね。ちらりとも出てこなかった。議員を説得するのはフォン・ブラウンの役目だったんですけどねえ・・・ 【えんでばー】さん [映画館(字幕)] 4点(2024-07-27 05:37:46) 2.《ネタバレ》 アポロ11号の月面着陸のストーリーに、「実はアポロ11号は月面着陸しておらず、あの映像は地球上で撮影されたものだ」という有名な陰謀論を織り交ぜた映画。そう聞くと、『カプリコン・1』のようなサスペンスフルな映画を想像しますが決してそうではなく、個人的には陰謀論を変化球的に利用した至極真っ当なアポロ計画映画だと思いました(ロマンチックコメディ映画とのことですがあまりコメディっぽさは感じませんでした。陰謀論自体がコメディと言えばそうですが)。 あと、何といってもサターンVロケットの打ち上げシーンが素晴らしい!『アポロ13』の打ち上げシーンに負けじとも劣らない出来です。泣けました。 点数としては8点くらいですが、打ち上げシーンが素晴らしかったので+1点です。 【MASS】さん [映画館(字幕)] 9点(2024-07-24 19:17:29) 1.《ネタバレ》 告白すると、少なくとも六割がたはスカヨハ目当てで観に行きましたよ。しかし、コレが中々に当たってたとゆーか、ちょっと前までの「ブラック・ウィドウ」を大いに彷彿とさせられる「女傑」的なキャラだとゆーか、日本人的な感覚からすると(ド初っ端でセコく変装してる感じなんかからしても)正に「峰不二子」的なちょいアウトロー的&ファム・ファタール的なま~たドンピシャなる役柄なのですよね。チャニング・テイタムも結構コメディに親和性高いコト(⇒思えばこないだも『ザ・ロストシティ』とか出てたし)も含めて、今作って(コレも意外に)ジャンルとしては結構純然たるラブ&コメディって感じだったのですケド、それでも全然フツーにかなり面白く観終われたって感覚は確実にありますよね。お好きなら是非。 ただし……一方で今作、感覚的にはまたドンピシャで完全にブロックバスター級って感じの(メッチャ金掛かってそーな)大作級の面構えを擁して居るのですよ。ケドも重ねて、中身はフツーにラブコメでかつ、ソコに所謂アポロ計画に係る「陰謀論」みたいなモノも織り交ぜての「アイデア」とゆーのは持ち込まれて居るのですケド+そーいうのも踏まえてかなり整った全体の流れとゆーのを備えても居るのですケド、逆にそれ等がやや整い「過ぎて」いて余りにも予想外とかアップダウンに欠けている…みたいな感覚も(また確実に)在りましたのよね⇒んで加えて結構尺も長いし。有り体に言えば、こ~んな重厚長大ハイコストで撮る映画な~んか?とは、少なからず思わざるには居られない…みたいな。特に終盤のクライマックスの緊張感みたいなモノが余りにも薄っぺらかったコトを勘案して(全然フツーに楽しめたとは思えども)評価としてはこの位にしておきます。個人的には正に、カウチポテトにこそピッタリと嵌る様な作品かな~と。。 【Yuki2Invy】さん [映画館(字幕)] 6点(2024-07-22 21:00:49)(良:1票)
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