みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
14.《ネタバレ》 よかった。最初は女優に惚れているだけなのかと思ったがそうではなく、温かいまなざしだとわかった時に、善き人という意味がただの偏見ではないとわかりました。 【色鉛筆】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-02-26 22:18:07) 13.いかなる社会であれ、模範的であるということはその社会体制に迎合し、それになじめない人々を迫害することでもあります。それは民主主義においても同様です。正義や権利を盾に他人を追求することに生きがいを感じて暮らす人たちがそうした自分の生き方に疑問を感じ始めたとき、私たちは真の意味で自分自身の魂を取り戻すことができるのかもしれません。話は変わりますが、「グッバイ・レーニン」ではこの映画と同じ時代を庶民の側の目で描いています。 【きのう来た人】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-02-05 06:37:17) 12.なんとも複雑な気分になるが、精神的には救われてるのでまあいいかと思えた。 【デフォルトモード】さん [映画館(字幕)] 8点(2009-01-23 18:36:15) 11.いい映画だったなぁ。いやーいい映画ですね。淡々とラストまで続くこういう映画たまらないですね。最後の一言なんだなぁ。 【トメ吉】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-09-04 13:10:52) 10.《ネタバレ》 ベルリンの壁崩壊前の東ドイツ…知っているようで知らなかった当時の状況が描かれていて勉強になりました。何と言っても主演のウルリッヒ・ミューエさんの寡黙でありながらも、時折垣間見える寂しさや戸惑いの演技に惹き付けられました。そしてラストの清々しい顔に涙がホロリ。ヴィースラーとドライマンが結局一度も対面することがなかったというのも、心憎い演出でとても良かったと思います。 【あっち】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-08-11 13:02:28) 9.《ネタバレ》 地味で暗い重たい作品かと覚悟してみましたが、最後まで飽きずにみることができ、エンディングがほっとする設定で後味もよい作品でした。「善き人」に変わっていく主役も、普通なら敵役のイメージぴったりの俳優が演じてとてもみごとでした。ただ、出だしであれほど冷酷だった人間がわりといやにあっさりと変わってしまったように感じました。また、部長も主人公の行動を見逃しているのに処分されずにすんでいますが、現実はもっと厳しかったのではないかとおもったりもしました。 【stak55】さん [DVD(吹替)] 8点(2008-05-31 12:25:58) 8.心境の変化を語る台詞は一言もありません。ですが、信念が傾いていく主人公の気持ちが、良く理解できるのです。歴史的事実とうまく掛け合わせて作られた映画でした。 【shoukan】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-12-22 18:28:47) 7.《ネタバレ》 何の予備知識なしに観たので、ヴィスラー大尉がなぜ、この若い二人を助けようとしたのかが、ちょっと分かりにくかった。彼らがピアノで弾いてた曲がそう思わせたのならば、もうちょっとその辺を描いて欲しかった。でも、久々に良い映画観たなあと思いました。構図がきれいだった。 【トント】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-11-15 01:05:24) 6.《ネタバレ》 徹底的に国民を監視する体制、ほんの20年前まであのような非生産的、滑稽とも思える社会が東ドイツはじめ東欧には有ったわけで(まだお隣の国はそうですが)。そんな社会をつくったのも人間ですが、一方ヴィースラー大尉のようにそんな歯車の中で生きていてもエモーショナルな部分を消すことは出来ないのも同じ人間なんですね。 年増の売春婦と交わるシーンに彼の孤独と愛を求める渇望を感じ、切なくなりました。 【ロイ・ニアリー】さん [DVD(吹替)] 8点(2007-11-13 05:51:59) 5.《ネタバレ》 まったり進行な作品。 うちの旦那は始まって5分で寝ちゃいました。 社会主義を信じ、愛している主人公。 盗聴という仕事を通じ、彼が見たのは「慈しむ愛」。 主人公の私生活は、シンプルな部屋と金で買う性。 愛の無い生活を送っていた冷酷なマシーンだった主人公が、徐々に人間性に目覚めていく姿を、主人公演じるウルリッヒ・ミューエが好演。 社会主義を裏切れば、待っている制裁。 主人公が苦悩し、制裁を恐れ、それでも恋人達を守ろうとする姿に深い感動がありました。 最後の「これは私の本だ。」のセリフで、どっと来ました。 2時間超えの作品ですが、最後まで作品に引き込まれたまま見終わることが出来ました。 しかし、ほんの20数年前に、こんな事が本当に起きてたんですから、考えたら恐ろしい話ですね。 【ななのじ】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-11-10 18:34:21) 4.《ネタバレ》 ラストがいいですねぇ~。ヴィースラー大尉を見るも、遭わず。自らの著書に「HGWに捧げる」って。そんでまたそれを見て「私のための本だ」いや~憎いね~!ああいう話の持って行き方に弱いんだな~。ただ、あれほど忠実なヴィースラー大尉があのソナタを聴いただけで心変わりしちゃうとしいうのは、ちょっとどうなのかなっていう気もするんですよね。もう少し説得力と深い心理描写があればよかったなと思います。 【あろえりーな】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-09-24 22:43:41) 3.《ネタバレ》 統一ドイツ前のコチコチの社会主義者がヘッドフォン越しにソナタを聴く事で、次第に感化されていくお話なのかって、ポスターを観た印象では予想していたんですが、更にそれよりも奥行きがあり深い余韻を残す秀作でした。主役の大尉は盗聴する事により、これまで自分が知らなかった未知の世界を知る、音楽、思想、そして男女の秘め事、他者を愛するという感情を。おそらく彼は、人好きのする社交性抜群の、自分とはまるで正反対の人間であるあの劇作家に惹かれ愛してしまったんでしょう。しかし彼には同性にそんな感情を抱く事などおよびもつかない、だから太った娼婦を自宅に呼び欲望を満たそうとしても決して満たさせる事はなく、更に盗聴するという行為に傾倒していく・・・。私自身も普段の生活の中、「わかっちゃいるけど止められない」っていう行動を繰り返して生活し、人間ってそうやって年を取ってくものなのかと、ある意味諦念に似た感情を抱いていました。ラストシーン、宅配ビラちらしの仕事をカート曳きながらトボトボ歩く彼の姿はもしかしたら将来の自分の姿なんじゃないかって、ホントに身につまされましたね。大尉と劇作家がラストまで一度も顔をあわせないっていう緻密な構成もお見事!本年度アカデミー最優秀外国語映画賞も納得の仕上がりです。(追記)主役の大尉を演じたウルリッヒ・ミューエ氏は今年7月にご逝去された由、この作品での彼の芝居ぶりに鬼気迫るものを自分が感じたのは気のせいじゃなったんですね・・・。ご冥福お祈り致します! 【放浪紳士チャーリー】さん [映画館(字幕)] 8点(2007-09-15 13:22:58) 2.《ネタバレ》 主人公が検問に電話までかけておきながら何も言わず『今回だけは見逃してやる・・・』となった経緯がよくわからなかった。割と淡々としていて中盤までは少し眠くなりそうな感じがあったが、ラストはよかった。といっても、ベルリンの壁崩壊、2年後、さらに2年後と続いたときにはどうなることかと心配したが。 【HK】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-08-26 22:55:14) 1.絶望の中に見える一筋の光明。最後のエピローグ的な部分が良かった。良くも悪くもヴィースラーって生真面目な人なんでしょうね。派手さは無いけど地味さが心に沁みる作品。 【ぽーち”GMN”ありしあ】さん [映画館(字幕)] 8点(2007-04-26 22:17:40)
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