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フロスト×ニクソン

Frost/Nixon
2008年【米】 上映時間:122分
ドラマ政治もの実話もの戯曲(舞台劇)の映画化
[フロストニクソン]
新規登録(2009-01-26)【M・R・サイケデリコン】さん
タイトル情報更新(2018-03-20)【TOSHI】さん
公開開始日(2009-03-28)


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監督ロン・ハワード
助監督ウィリアム・M・コナー
トッド・ハロウェル[製作総指揮](第二班監督)
演出リック・エイヴリー(スタント・コーディネーター)
キャストフランク・ランジェラ(男優)リチャード・ニクソン
マイケル・シーン(男優)デビッド・フロスト
ケヴィン・ベーコン(男優)ジャック・ブレナン
レベッカ・ホール(女優)キャロライン・クッシング
マシュー・マクファディン(男優)ジョン・バート
オリヴァー・プラット(男優)ボブ・ゼルニック
サム・ロックウェル(男優)ジェームス・レストン・Jr
トビー・ジョーンズ(男優)スイフティー・リザール
パティ・マコーマック(女優)パット・ニクソン
クリント・ハワード(男優)ロイド・デイヴィス
ランス・ハワード(男優)オリー
稲垣隆史リチャード・ニクソン(日本語吹き替え版)
内田直哉デビッド・フロスト(日本語吹き替え版)
安原義人ジャック・ブレナン(日本語吹き替え版)
湯屋敦子キャロライン・クッシング(日本語吹き替え版)
岩崎ひろしスイフティー・リザール(日本語吹き替え版)
てらそままさきジョン・バート(日本語吹き替え版)
楠見尚己ボブ・ゼルニック(日本語吹き替え版)
藤原啓治ジェームス・レストン・Jr(日本語吹き替え版)
原作ピーター・モーガン〔脚本〕(原作戯曲)
脚本ピーター・モーガン〔脚本〕
音楽ハンス・ジマー
編曲ハンス・ジマー
撮影サルヴァトーレ・トチノ(撮影&カメラ・オペレーター)
製作ロン・ハワード
キャスリーン・マッギル(製作補)
ブライアン・グレイザー
エリック・フェルナー
ティム・ビーヴァン
ウィリアム・M・コナー(製作補)
ワーキング・タイトル・フィルムズ
製作総指揮トッド・ハロウェル[製作総指揮]
ピーター・モーガン〔脚本〕
配給東宝東和
特殊メイクデヴィッド・ルロイ・アンダーソン
特撮エリック・J・ロバートソン(視覚効果スーパーバイザー)
美術マイケル・コレンブリス(プロダクション・デザイン)
衣装ダニエル・オーランディ
編集マイク・ヒル[編集]
ダニエル・P・ハンレイ
録音ゲイリー・A・ヘッカー
スタントリック・エイヴリー
その他キャスリーン・マッギル(ユニット・プロダクション・マネージャー)
ジャネット・ハーシェンソン(キャスティング)
ジェーン・ジェンキンス(キャスティング)
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【クチコミ・感想】

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9.《ネタバレ》 裏をかきあうような心理戦が攻防されるわけではないが、それぞれの思惑が交錯して、緊張感のあるインタビューを堪能できる。インタビュー程度でここまで面白く仕上げたことは賞賛できる。終盤までは一方的な展開だったが、見応えのあるバトルにはほとんどスポーツを鑑賞しているかのようなノリで引き込まされる。奇をてらわず正面から描ききった実直な真面目さは、ロン・ハワードらしい作品といえる。
本作のニクソンは意外と魅力的に描かれていたのではないか。
大統領らしい威厳としたたかさに溢れている一方で、人間らしさも感じられる。
ニクソンがこだわっていた靴のエピソードにしても、ニクソンはあのような靴を履きたかったけど、弱々しいイメージを嫌って履きたくても履けなかったのではないか。
本当にしたかったことが、彼は出来なかったのだろう。
インタビューのラストで、ようやく自分がやりたかったことができたのかもしれない。
本来ならば、ニクソンは主役になるべき存在ではなくて、脇役としてチカラを発揮するタイプなのかもしれない。
不相応な場を与えられたことが、彼自身の悲劇なのだろうか。
議会でも裁判でもなく、メディアだからこそ、彼の本音を引き出すことができたということも特筆すべきなのかもしれない。
ニクソンもまたカメラの前だから、自分の本音を語ったのだろう。
本作には、メディアのチカラの大きさということも描かれている。
資金難に苦しむフロストの姿も描かれていたが、やや中途半端な仕上がりになっている。
この辺りはばっさりと切るか、触れるのならばもうちょっと踏み込んで描くともっと面白くなったのかもしれない。
マスメディアに関するマネービジネスという視点からも描けば、より深みが増したのではないか。
本作を機会にニクソンの映画を何本も観てきたが、正直言って、ニクソンという人物がよく分からなかった。
孤独で弱い男なのか、それとも誰にも負けない強い男なのか。
無能な男なのか、それとも才能がある男なのか。
わがままで自己中心的なのか、それとも人一倍周囲に気を使っていたのか。
彼は世界を変えられるチカラのある男なのか、それとも無力なのか。
分かったことは、人間を単純に判断することはできないということだろう。
一人の人間には、当然光もあれば、闇もある。
人間は複雑な生物であり、その中で特に複雑なのがニクソンといえる。 六本木ソルジャーさん [映画館(字幕)] 7点(2009-05-17 22:10:33)

8.シブい。実にシブい。タイトルそのまんま、2人のセリフの対決を楽しむ映画。2人の俳優としての、人間としての魅力をたっぷり味わう映画でもあります。フランク・ランジェラの演技は必見! ケルタさん [映画館(字幕)] 7点(2009-04-28 19:00:22)

7.フロスト対ニクソンの戦いというよりも、フロストがどれだけ苦労してニクソンとの対談を成功させたのか、という内容でした。緊迫感のある駆け引きも見所ではありますが、時折出てくる笑える小ネタが良かったりもします。約2時間の上映時間がアッと言う間に終わってしまい、それだけ集中して見ていたんだなと、感心してしまいました。 shoukanさん [映画館(字幕)] 7点(2009-04-25 00:14:15)

6.互いの舌戦が堪能できると思ってただけに、えっこれだけ?という感じ。インタビュー場面は、もう少し長くでもよかった(実際の対談は知りませんが)。しかし両者のギラギラした野心、それを取り巻く参謀達の描写が非常に丁寧で、見応え十分。知的でスリリング。役者らは当たり前に巧かった、での余計に楽しめました。 泳ぐたい焼きさん [映画館(字幕)] 7点(2009-04-18 21:22:57)

5.ウォーターゲート事件を明らかにした「大統領の陰謀」は知ってるけどニクソンが辞任してからのデビッド・フロストのインタビューはこの映画を見て初めて知りました。一説ではオスカーにノミネートされた後に脚本を脚色しすぎてる事がバレてオスカー受賞を逃したそうだけどもそんなこと何も知らない自分にとっては普通に面白かったです。マイケル・シーンとフランク・ランジェラの息苦しくて見てるのが嫌になるぐらいの言葉の対決は凄い。無駄なBGMも挟まず演技の奥深さっていうのをまざまざと見せられた気分です。 M・R・サイケデリコンさん [映画館(字幕)] 7点(2009-04-13 19:43:10)

4.Gucciのビットローファーは女っぽいと私も思う。 mimiさん [映画館(字幕)] 7点(2009-04-08 17:12:11)

3.《ネタバレ》 『ダ・ヴィンチ・コード』で大コケしたロン・ハワードだったが、失敗を引きずりはしなかったようだ。職人の渋さ、手堅さが存分に発揮されていた。手堅過ぎて物足りない感はあるけれども。アカデミーノミネートのフランク・ランジェラは言わずもがな、対するマイケル・シーンの演技も素晴らしかった。劇中では殆ど愛想笑いだったり「やばいな・・・」という表情を浮かべながらもハッタリばかりかましているので、どちらかと言えばフロストよりも彼をサポートするプロデューサーや作家の方に感情移入していた。しかしインタビューが始まってからはフロストにグッと入り込めた。このインタビューはまさに「決闘」「ボクシング」という例えがピッタリだ。2時間で休憩が入り周囲の人間が「おい、さっきのはマズイぞ」「この調子でいって下さい」と声をかける様子はボクシングそのもの。
椅子に座って話しているだけなのにF・ランジェラがM・シーンをボッコボコにしている絵面が浮かぶ。そんな無敵のチャンピオンが酔った勢いの電話で人間性を見せる。
この電話のシーンが実はフィクションというのを聞くとちょっと残念な気もするが、エンターテインメントとしての効果は抜群。この電話でフロストはニクソンの弱さも知り、消えかけた闘志に火をつける。ここからフロストがニクソンを再調査し、インタビューに向かうシークエンスは凄く燃える。フロストの大逆転シーンも痛快でありながら、ニクソンが謝罪を始めるとF・ランジェラの表情に泣かされる。
2人の決闘も最高に面白いのだが、ロン・ハワードが本作での狙いとしたニクソンという人間に興味を持つこと、彼を一人の人間として見ること。これは今作で最も成功した点だろう。 彼について色々と知りたくなった。 Sgt.Angelさん [映画館(字幕)] 7点(2009-04-05 00:26:31)

2.《ネタバレ》 フロストとニクソンの対談が始まるまでがちょっと長かったです。始まってからもニクソンがフロストの攻撃をうまく誤魔化してかわしていく様子は面白かったですが、割と淡々と進行していくのでもう少し白熱した2人の対決が観たいなあと感じながらの鑑賞でした。しかし最終日のフロスト、ニクソン双方のスタッフの思惑も巻き込んだ対決と攻防は実に見応えがありました。そして2人の対決に決着が付いた後にもう一度2人が再会するラストは、白熱した対決の果てに見せる2人の男の穏やかな表情に真剣勝負の後の爽やかさのようなものを感じました。 とらやさん [映画館(字幕)] 7点(2009-04-02 22:25:45)

1.フランク・ランジェラVSマイケル・シーンの対決は見応えがありましたね。まるで格闘技を見ているような感覚でした。お互い舞台でも同じ役を演じてきただけあって見事な演技であったと思います。 ギニューさん [映画館(字幕)] 7点(2009-04-02 19:22:40)

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【点数情報】

Review人数 29人
平均点数 6.83点
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100.00% line
200.00% line
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400.00% line
513.45% line
6620.69% line
71965.52% line
8310.34% line
900.00% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.50点 Review2人
2 ストーリー評価 7.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review2人
4 音楽評価 5.00点 Review1人
5 感泣評価 6.00点 Review1人

【アカデミー賞 情報】

2008年 81回
作品賞 候補(ノミネート) 
主演男優賞フランク・ランジェラ候補(ノミネート) 
監督賞ロン・ハワード候補(ノミネート) 
脚色賞ピーター・モーガン〔脚本〕候補(ノミネート) 
編集賞ダニエル・P・ハンレイ候補(ノミネート) 
編集賞マイク・ヒル[編集]候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2008年 66回
作品賞(ドラマ部門) 候補(ノミネート) 
主演男優賞(ドラマ部門)フランク・ランジェラ候補(ノミネート) 
監督賞ロン・ハワード候補(ノミネート) 
脚本賞ピーター・モーガン〔脚本〕候補(ノミネート) 
作曲賞ハンス・ジマー候補(ノミネート) 

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