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トロイ(2004)

Troy
2004年【米・英】 上映時間:163分
アクションドラマアドベンチャー戦争もの歴史ものロマンス
[トロイ]
新規登録(2004-02-23)【かんたーた】さん
タイトル情報更新(2024-04-14)【イニシャルK】さん
公開開始日(2004-05-22)


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監督ウォルフガング・ペーターゼン
助監督サイモン・クレイン(第2班監督)
演出サイモン・クレイン(スタント・コーディネーター)
キャストブラッド・ピット(男優)アキレス
エリック・バナ(男優)ヘクトル
オーランド・ブルーム(男優)パリス王子
ダイアン・クルーガー(女優)ヘレン
ショーン・ビーン(男優)オデュッセウス
ブライアン・コックス〔男優・1946年生〕(男優)アガメムノン
ピーター・オトゥール(男優)プリアモス
ブレンダン・グリーソン(男優)メネラオス
ジュリー・クリスティー(女優)テティス
ローズ・バーン(女優)ブリセイス
サフロン・バローズ(女優)アンドロマケ
ジュリアン・グローバー(男優)トリオパス
ギャレット・ヘドランド(男優)パトロクロス
ジェームズ・コスモ(男優)グラウクス
タイラー・メイン(男優)アヤックス
ナイジェル・テリー(男優)アルケプトレモス
ネイサン・ジョーンズ[男優・1969年生](男優)ボアグリアス
咲野俊介アキレス(日本語吹き替え版【VHS / DVD】)
てらそままさきヘクトル(日本語吹き替え版【VHS / DVD】)
平川大輔パリス(日本語吹き替え版【VHS / DVD / テレビ朝日】)
田中敦子〔声優〕ヘレン(日本語吹き替え版【VHS / DVD】)
大塚芳忠オデュッセウス(日本語吹き替え版【VHS / DVD】)
内海賢二アガメムノン(日本語吹き替え版【VHS / DVD】)
大木民夫プリアモス(日本語吹き替え版【VHS / DVD】)
稲葉実メネラオス(日本語吹き替え版【VHS / DVD】)
北浜晴子テティス(日本語吹き替え版【VHS / DVD】)
小林さやか〔声優・1970年生〕ブリセイス(日本語吹き替え版【VHS / DVD】)
野沢由香里アンドロマケ(日本語吹き替え版【VHS / DVD】)
坂口芳貞トリオパス(日本語吹き替え版【VHS / DVD】)
内田稔ネストル(日本語吹き替え版【VHS / DVD】)
加瀬康之パトロクロス(日本語吹き替え版【VHS / DVD】)
村松康雄グラウコス(日本語吹き替え版【VHS / DVD】)
内田直哉エウドロス / ヘクトル(日本語吹き替え版【VHS / DVD】/【テレビ朝日】)
石住昭彦アイアス(日本語吹き替え版【VHS / DVD】)
屋良有作ナレーション(日本語吹き替え版【VHS / DVD】)
山寺宏一アキレス(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
岡寛恵ヘレン(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
磯部勉オデュッセウス(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
石田太郎アガメムノン(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
羽佐間道夫プリアモス(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
石田圭祐メネラオス(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
弓場沙織ブリセイス(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
青野武トリオパス(日本語吹き替え版【日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
藤本譲グラウコス(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
牛山茂エウドロス(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
斎藤志郎アイアス(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
原作ホメロス「イリアス」
脚本デヴィッド・ベニオフ
音楽ジェームズ・ホーナー
作曲ガブリエル・ヤレド(補足音楽作曲)
編曲ジェームズ・ホーナー
ジョン・キュール
コンラッド・ポープ
主題歌ジョシュ・グローバン"Remember"
撮影ロジャー・プラット
ハーヴェイ・ハリソン(追加撮影監督)
製作ゲイル・カッツ
バーバラ・フーバー(製作補)
ダイアナ・ラスバン
ウォルフガング・ペーターゼン
コリン・ウィルソン
ワーナー・ブラザース
製作総指揮ブルース・バーマン
配給ワーナー・ブラザース
特撮ムービング・ピクチャー・カンパニー(視覚効果)
ニック・デイヴィス[特撮](視覚効果スーパーバイザー)
フレームストアCFC(視覚効果)
シネサイト社(視覚効果)
美術ナイジェル・フェルプス(プロダクション・デザイン)
ポール・キャトリン(コンセプト・アーティスト)
クリフォード・ロビンソン(美術監督)
アンディ・ニコルソン〔美術〕(美術監督)
ピーター・ヤング(美術)(セット装飾)
アンナ・ピノック(セット装飾)
衣装ボブ・リングウッド
編集ピーター・ホネス
字幕翻訳菊地浩司
日本語翻訳佐藤恵子(日本語吹き替え版【VHS / DVD】)
スタントデレク・リー
デヴィッド・リーチ(ブラッド・ピットのスタントダブル)(ノンクレジット)
その他ジャネット・ハーシェンソン(キャスティング・コンサルタント)
ジェーン・ジェンキンス(キャスティング・コンサルタント)
ジェームズ・ホーナー(指揮)
あらすじ
3000年前。トロイの王子パリス(オーランド・ブルーム)は敵国スパルタの王妃ヘレン(ダイアン・クルーガー)と恋に落ち、彼女を略奪してしまう。王妃奪還のため城塞都市トロイに差し向けられたギリシャ連合軍。その中には最強の戦士と崇められるアキレス(ブラッド・ピット)の姿があった。/伝説的なトロイ戦争を描いた古代ギリシャの詩人ホメロス作『イリアス』を映画化。名誉、栄光、国家、愛。男たちの壮大な戦いを描く大英雄叙事詩。

紅蓮天国】さん(2004-05-16)
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【クチコミ・感想(7点検索)】

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29.《ネタバレ》 ホメロスの叙事詩「イリアッド」を映画化したり小説化したりする時に主人公はギリシアの知将オデッセウス(ホメロスによる続編あり)だったり、トロイの武将アエネアス(ローマの詩人ヴェルギリウスによる続編あり・・・本作品中最後に一瞬登場して宝剣を受け取る)だったりで、誰が主人公でもいいのですが、本作品ではアキレウスが主人公なんですね。金髪で一見強そうではないけれどめちゃ強くて、自信と生意気さが「アマデウス」の中のモーツアルトを髣髴とさせて魅力的ですが神話性が中途半端です。アキレウスのキャラは神話的で原作でもわけがわからないのでどうでもいいんですが、本作品中ではトロイの巫女と恋に落ちるのでぶちこわしです。アキレウスは本来、筋金入りのホモで、ヘクトルに従弟を殺されて逆上し、それまで戦いの傍観者だったのにヘクトルとの対決に至るのです。パリスは本作品では世間知らずのボンボン・・・まあ、いいでしょう。トロイ戦争は、歴史では海洋民族ギリシア人が黒海沿岸貿易に進出するためにトロイへから地域の覇権を奪おうとして行ったと説明されていますが、「イリアッド」やこの映画ではこの教科書的事実には触れられていません。ホメロスは如何ともしがたい運命に翻弄される武人や王族の群像を書こうとしたようです。この戦いのそもそもの発端は、海の女神ティティスと人間の王様と結婚した際、披露宴に喧嘩の女神エリスが招待されず、女神エリスが怒って「一番美しい者へ」と文字を書いた呪いのりんごを投げ込み、臨時美人コンテストで最後に残った権力の女神ヘラ、美の女神ビーナス、知恵と勇気の女神アテナが、トロイの王子パリスのもとへ赴きそれぞれの女神は賄賂をちらつかせて金のりんごを自分のものにしようとし、結局、パリスが美の女神ビーナスが一番美しいと正直に言ったので・・・という風が吹けば桶屋がもうかる式の話なのですが、ここまで回りくどいからこそそれぞれの宿命を背負った武人たちの武勇に生きる姿が真に迫るのです。「祇園精舎の鐘の声」で始まる平家物語の武勇伝が心を捉えるのも「盛者必衰の理を表す」という哲理が背後にあるからなのです。教科書向け事実はともかく、文学作品には必須のこのような哲理が描き出されているかどうかでこの作品を評価しようと思って映画館に赴いたのですがまあ、こんなもんでしょう。 かわまりさん 7点(2004-08-12 10:14:41)

28.ほー、はー、ふーん、と呟いている内に終わってしまいました。ナレーションで無理やりまとめてますなぁ。いや、悪くない映画で、むしろ良かったですよ。最後まで堪能したし。 しかし【名誉、栄光、国家、愛。男たちの壮大な戦いを描く大英雄叙事詩】と言われると、「え?違うでしょ?エンターテイメントでしょ?」と返したくなる。なんか安い感じがするのは、もしかして配役のせい? エリック・バナのヘクトルはよかったです。ほんと。 反対にブラピは、『アイドルが肉体を鍛えて役作り!本格派俳優を目指して頑張りました!』て感じです。頑張りは伝わってきましたが、それだけでは‥‥。微妙に役、失敗?  あのイイ顔がかえってダメなのかも。かといって、誰がアキレスを演ればいいかってのはわからないですが(ごめん)。 オーランド君は、いい役もらいましたねー!いや、全然イヤミでなく本気で言ってます。 ヘタレ役、いいじゃないですか!ピッタリです!似合ってます!そして最後はヘタレが生き残る!‥そんな風に思って最後にニヤニヤ笑いが浮かんでしまうのだから、やっぱり彼も、役、失敗? 正直、エリック・バナやピーター・オトゥールたちだけだったら、格調高く行けたのかもしれないと思う。 しかし、そうしたら観客を動員できなかっただろうから仕方がないのか。 本当は格調高い大英雄叙事詩を作りたかったけど、商売を無視できず、エンターテイメント性を作品に取り入れて、結果中途半端な映画になってしまった、という所でしょうか。 でも、なかなかな映画でしたよ(こんだけケナしといて、今更ですが。)お金と力が入った大作である事は間違いありません。 しかし、トロイの木馬はバレないのが不思議なボロボロさ。あんな人数、中に入ってるわけないって!(笑) りりらっちさん 7点(2004-07-16 01:08:37)

27.トロイとギリシャ軍とが対峙して入り乱れる肉弾戦の戦闘シーンは大画面で見るととても迫力がある。 いくらCGを使っても人間が実演しているのも確かで、この激しさじゃかなりけが人も出たんじゃないかと思うほど。 こういう映像大作はやはり映画館で見るものだと思う。 アキレスのブラピが強くて逞しく、盾や槍の使い方も様になっててえらくかっこいい。 ヘクトルとの一騎打ちなど個人戦でも見ごたえがある。 ヘクトルは役得で感情移入しやすい人物だが、アキレスなど他の人物の生き様や苦悩もうかがえる。 オトゥールのプリアモス王(存在感大)がアキレスを訪ねて息子の遺体を取り戻す所などヒューマンドラマも描かれる。 確かに戦の見せ場が多くて印象が散漫になってしまう気もするが、話は分かり易いし戦いの残酷さや悲しさも伝わってくるので単純な娯楽大作以上のものはある。 今では「アキレス腱」と聞くとブラピを想起してしまうが、これは彼の代表作の一つになるのではないか。 キリコさん 7点(2004-07-12 19:36:36)

26.わりと普通に面白かったです。周りの空気を全く読めないで一人突っ走るパリス君がけっこう笑えました。オーランド・ブルームはこういう役が似合うので、これからもこの路線でいったらいいのでは・・・。アキレスもヘクトルも確かにかっこいいけど、私の中ではアキレスに仕えてた黒いターバンの人が一番ツボかも。ヘレン役のダイアン・クルーガーは確かにきれいだけど、今一つ物足りない感じがしました。そういえばブリセウス役の女優がインタビューで「最初はヘレン役のオーディションを受けたの」って言ってたけど、アナタじゃなくて良かったです。個人的にはモニカ・ベルッチのヘレンを見たかったです。でも迫力ありすぎてオーランドが喰われてしまうか。関係ないけど、ダンナが昼寝の時に500円玉を目の上に乗せて寝てたんで、かなりウケました(笑)。はやるかも。 づらちゃんさん 7点(2004-07-06 09:17:59)(笑:1票)

25.いやーとにかくヘクトルがかっこよかった。それだけで満足ですわ。 ぺんさん 7点(2004-07-04 23:53:14)

24.皆さんの評価が微妙なのでどうかな?と思ったのですが結構楽しめました。 パリスとヘレンのエピソードについてはまあ納得が行ったのですが、私はむしろアキレスの恋にもう少し説得力が欲しかったかも(汗)。 パリスの役は、本当はもう少し若くて無名の俳優がやった方が良かったのかもしれない。 彼が最後に弓で戦っていたのは、敬愛していた兄とはまた違う自分なりのやり方を見い出すことができたという意味「も」ある様に思うのですが、「レゴラスだから」のファンサービスにしか見えないもんねえ。 しぎこさん 7点(2004-07-03 20:01:24)

23.普通に楽しかった。ロードオブリングの影響でオーランド=長髪ってイメージが焼きついていたせいか、そうじゃないオーランドが見れて、この映画は新鮮でした。 ぱんこさん 7点(2004-06-24 12:55:14)

22.《ネタバレ》 アキレスが腕を組んだ時に、盛り上がる腕筋がすごい!!ヘクトルはすでに一国の主の風格が出ていて、しっかり者の兄に好感。パトロクロスの仇打ちをするアキレスにちょっとムカムカきました。みょーにこの2人の関係もアヤシイ…(2人で剣の組手をしている時に、そんなことをニオわす台詞があったような??) axionさん 7点(2004-06-22 00:44:04)

21.《ネタバレ》 とにかくグロい。エロい。の繰り返しで、電車の中でふらふらでした。(笑 私はオーリー目当てで行きました。はずれ役とか言う人もいるけど、私的には可愛いかったと思います。(o^v^o)卑怯だと思われるシーンもいくつかあったけど、それは人間の本望のようなもので…、そこそこ勇気もあったし。 戦闘場面ではロード~に、まけないくらいの迫力でした(いや、少し負けるかな?)。 率直に面白いとはいえないけど、話の筋もきちんと通っていていい作品だと思います。 ウィマさん 7点(2004-06-19 22:11:15)

20.パイレーツ・オブ・カリビアンではオーランド・ブルームを見に行ったはずなのにジョニー・デップに惚れ、トロイでもオーランド・ブルームを見に行ってブラピに惚れました。ブラピかなりいい体でした。ホメロスの原作とは違うところ何箇所かあったけど、全然問題ないです。面白かった。 ネフェルタリさん 7点(2004-06-16 20:57:39)

19.《ネタバレ》 「あ~ぁ」って感じデス・・・・オーランドの役柄サイアク!!王子様だけやってればいいわけじゃない!!ガッカリ・・・でも、ブラット・ピットカッコよかった(笑)オーランドに最後矢で殺されたシーンはオーランドのことが大っ嫌いになりました。簡単に話の内容を説明すればブラット・ピットの鍛え上げられた体を十分にファンに見せてあげてるって感じかな?(^▽^) 愛しのエリザさん 7点(2004-06-13 21:29:10)

18.恥ずかしながらトロイの木馬の意味を始めて知った・・・ ナノーマルさん 7点(2004-06-13 18:03:47)

17.ストーリー的には6点くらい.あとは,ブラピの肉体と全体のスケール感で+1点.ヘクトルとの一騎打ちも良かったです.パリスのアーチャーはご愛敬ということで・・・ マー君さん 7点(2004-06-05 21:12:05)

16.3000年前はこんなに美男美女が多かったのだろうか?美しく作られ過ぎている感は否めないが、戦闘シーンは圧巻。遺体を引き取りにくるプリモアスには感動。エンドクレジットの挿入歌は場違い。歴史のお勉強にも最適。以上。 つむじ風さん 7点(2004-06-04 01:51:33)

15.いい話だったなあ、感動した。というよりは、ブラピかっこ良かったなあ、エリック・バナ凄い筋肉。という印象の方が強い作品。 イナセさん 7点(2004-06-03 21:35:28)

14.トロイ製作決定の知らせを聞いてからどれだけ待ったことか。久々に自分の興味のある時代の歴史スペクタクルで、監督はペーターゼン、主演はブラピと全てが私が望む通りのものです。プレミアも試写会もチケットが手に入らなかったので先行レイトの一発目をド真ん中で観てやりました。期待通りの出来に満足です。ブラピの肉体美も凄かった、この映画に賭ける意気込みが伝わってきました。最近某映画雑誌で“4年間はまだ何とかやれるが、そのあとは新しい俳優にこういう役を譲る”って言ってたのが気になります。もうあの肉体美は観れないのか!? ジェダイの騎士さん 7点(2004-06-03 01:32:53)

13.トロイの木馬ウイルスはここからきたんですね。 たまさん 7点(2004-06-01 16:14:24)(笑:1票)

12.《ネタバレ》 コスチュームものはあまり興味ないけど、ブラピ見たさで鑑賞しました。娯楽作品としてそれなりに楽しめましたが、運命の恋に落ちるというわりに王子パリスと王妃ヘレンの部分が弱い気がしたので、大戦争に発展していく展開に説得力がないな、と感じました。女優陣がぱっとしなかったのも残念。反対に男優陣はよかった。お目当てのブラピには無条件でウットリでしたが、ヘクトル役のエリック・バナも役得かな、というのを差引きしても素晴らしかったし、パリス役のオーランド・ブルームは鑑賞中は「このバカ王子のせいで!」と思ったけど(オーランド・ブルームファンの方、ごめんなさい)役柄にハマッてたからこそ、そう感じたんだと思います。プリアモス役のピーター・オトゥールがアキレスの手にキスをしてヘクトルの遺体を返して欲しいと請う場面は何とも切なかったです。鑑賞を考えている人はビデオじゃなく、是非劇場で観てほしい作品です。 はっぴ~さん 7点(2004-05-31 10:23:49)

11.《ネタバレ》 ピーター・オトゥールの目は青い。オトゥールの目は、青かったんですよね。でも、本作のオトゥールの目の青さは、歴史を呑み込んできたエーゲ海のように、深く澄んで、憂いや悲しみを帯びて、それは綺麗な青だったなぁ。作品自体は、あの原作を、どう仕上げているかが一番の興味だったけど、当時の戦術を再現した(?)戦闘シーンは、よかったな。アキレスの黒部隊が陣形取るとことか、掛け声と一緒に1歩づつ踏み出してくとことか、火の玉転がすとことか。兵士の何げに惨い殺され方が、凄い。お話としては、アキレスというよりは、「トロイ」というだけあって、ヘクトルとパリスの兄弟物って感じ。特にエリック・バナのヘクトルは、実にいい味を出してた。オーランド・ブルームも、かの海賊物での妙な気負いも消えて、情けなくも憎めないお兄ちゃんっ子を演じて、バナのヘクトルと見事に呼応してた。この時点で、ヘレンはもはや蚊帳の外。逆に、アキレスのブラピは、ちょっとガッカリ。確かに見事な肉体美なんだけど、別に筋肉マニアではないし、あそこまで鍛えられちゃうと、なんか正しく彫像=置き物って感じで、むしろ白々しい。まあ、当時の戦士は、こんな感じなのかもしれないけど。それに、ブラッドって、こんな固い演技してたっけ?なんだか妙に力んでいるようで、一人浮いた存在って気がしたなぁ。確かに、一人浮いたキャラではあるからかもしれないけど。なんだか変に違和感を感じた。ブライアン・コックスは、さすがのアクの強さだけど、最終的に、アガメムノーンの一人悪に収めちゃう辺りに、ハリウッド大作の限界を感じたというか、いかにもな竜頭蛇尾で、オデュッセウスのナレーションで終わられても、「だから、何なの?」という感想しか持てない。まるで1ヶ月そこそこで終わっているような戦争だけど、「イーリアス」と「オデュッセイア」では、10年掛かっている。 由布さん 7点(2004-05-30 23:49:39)

10.《ネタバレ》 別に劇場にいってまで見ようと思ってたわけでもなく、見終わったあとも爽快感とかを感じなかったわけですが、期待しなさ過ぎて中盤が、お、意外におもしろいんじゃない?ぐらいには楽しめました。ブラピ、腕太い、足ふと~い!かっこいい!ムキムキ、でも顔きれ~でよかったですvそれにエリック・バナ!!超かっこいい!!なんて素敵な兄上!!とっても弟思いで父思いで家族思いで強いし人格者だしかっこいい!!ヘクトル素敵vv死ぬだろうなと思ってたけどやっぱり悲しい・・・。それにくらべてパリス王子のあの情けなさっぷりといったら!へたれ100%!ちっとも成長してません。足にしがみつくなよ、逃げんなよ、兄ちゃんが引きづられていくときに「ちょっと待ったぁ!」くらい言えんのかね。あ~でもべつにオーランド・ブルームを非難してるわけじゃないですよ。がんばってたな、と。やっぱりレゴラスは剣より弓だね。髭ないほうがいいよ~美形美形v王子は二人ともちゃんと忠告正しくしてんのに、あの立派な王様がいかんのだよね、人がいいだけで、実はダメ親父・・・。しかし、この父王といいヘクトル王子の奥さんといい、なんでパリスとヘレンを責めないの?「お前が変わりに死ねばよかったんだ」くらい言うかなと思ったんだけど・・・そういう辺りが、心理描写を突き詰めていなくて浅い印象を受けました。終わり方もなんかだらだらしてたしなぁ。ボロミアことショーン・ビーンはなかなかよかった。オデッセウスっていったら有名じゃん、よかったねボロミー!!最後まで生きてたし・・・いいやつじゃん。(単にキャラが浅くてわかんないだけともいう)あのぬるい音楽を何とかできたらよかったのになぁ。 まぁ結構おもしろかったです、結論。 椎花希優さん 7点(2004-05-30 01:52:16)

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【点数情報】

Review人数 262人
平均点数 5.86点
031.15% line
141.53% line
272.67% line
3155.73% line
4238.78% line
53513.36% line
66825.95% line
76926.34% line
83011.45% line
962.29% line
1020.76% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.14点 Review21人
2 ストーリー評価 5.02点 Review42人
3 鑑賞後の後味 4.92点 Review38人
4 音楽評価 4.83点 Review30人
5 感泣評価 2.92点 Review28人

【アカデミー賞 情報】

2004年 77回
衣装デザイン賞ボブ・リングウッド候補(ノミネート) 

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