みんなのシネマレビュー

ザリガニの鳴くところ

Where the Crawdads Sing
2022年【米】 上映時間:125分
ドラマサスペンスラブストーリー法廷もの犯罪ものミステリー小説の映画化
[ザリガニノナクトコロ]
新規登録(2023-07-13)【タコ太(ぺいぺい)】さん
タイトル情報更新(2023-07-15)【タコ太(ぺいぺい)】さん
公開開始日(2022-11-18)


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キャストデイジー・エドガー=ジョーンズ(女優)カイア
テイラー・ジョン・スミス(男優)テイト
デヴィッド・ストラザーン(男優)ミルトン弁護士
ハリス・ディキンソン(男優)チェイス
ギャレット・ディラハント(男優)カイアの父親
音楽マイケル・ダナ
主題歌テイラー・スウィフト(オリジナルソング)
製作リース・ウィザースプーン
製作総指揮ロンダ・トレフソン
ジョン・ウー
配給ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント
美術スーザン・チャン
編集アラン・エドワード・ベル
あらすじ
森の中の火の見櫓の下で若い男性の死体が発見され、駆け付けた警察官は町の裕福な家庭の息子であるチェイスであることを確認する。現場には彼のものを含む誰の足跡も残されておらず、櫓からは誰の指紋も検出されなかった。警察は事故と殺人の両面から捜査するが、やがて町の人々から「沼地の少女」と誹謗中傷されている一人の少女・カイヤが容疑者とされてしまう。両親から遺棄され、兄姉たちも去ってしまい天涯孤独の彼女は、なす術もなく逮捕勾留されてしまうが、引退していたひとりの老弁護士が彼女に手を差し伸べる。果たして裁判の行方は?そして事件の真相は? 野生生物科学者デリア・オーウェンズによるベストセラー小説「Where the Crawdads Sing」を原作に、社会から孤立しながらも大自然を愛して逞しく生きてきた女性と、そんな彼女が容疑者として起訴されてしまう謎の変死事件を描いたミステリー作品。

タコ太(ぺいぺい)】さん(2023-07-13)
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【クチコミ・感想(9点検索)】

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2.《ネタバレ》 戦いだ、悪だ正義だ、侵略だ、金だ物だという映画が多い中で、ある意味こんな映画が見たかったのかも。と感じさせた映画です。 なんの予備知識しきもなく、観賞しました。 湿地帯という、非日常的なシチュエーションで展開される物語り。 なので、結構猟奇的なサスペンスなのかなぁと、ちょっとドキドキしながら観ました。 しかし、かなり現実的でリアリティのある物語りでした。 物語りは、どんどん引き込まれて行き、気付けばこの独特の世界観に浸ってました。 主人公カイアは、とにかくこの湿地帯を愛し、どんなことがあろうとも、自然観察者としてその土地を離れることなく、生涯を過ごす。 これが重要なポイントだと感じます。 あくまでも、人が作り出したルールではなく、自然界や宇宙の営みの中で必然的にある法則のようなものまで感じます。 ほんの数秒のシーンで、メスのホタルがオスのホタルを捕食するということに対し、カイアはこんな発言をします。 「昆虫は道徳心を持っていない」ということに対し、カイヤは、 「自然に善悪はないのかも。生きるための知恵よ、懸命なの」 まさに、この映画の一番の主題はこの一言に尽きるのではと思わせるほど、威力のある言葉です。 カイヤが自然観察者として、見出した一つの宇宙の真理とすら感じます。 ある意味、人類という集合意識体から外れて生きたカイアが見出した、一つの答えではとすら思えます。 自然の生き物は、人を殺しても人はその動物を裁くことすらできません。 地球上で最も人を殺している動物は、蚊ということは有名です。 ある意味、自然という営みの中で、蚊もまた必死で生きている存在です。 時に、クマや殺傷力のある動物たちが、人を襲ったりもします。 しかし、彼らは人が持つような、欲望や恨みで殺すのでしょうか? カイヤが語ったように 「自然に善悪はない、そして生きるための知恵があり懸命に生きている」 こういうことではないだろうか。 そこに人が言う、道徳心や善悪は存在すらしません。 見方を変えれば、人はこのような道徳心や、善悪という基準を設けなれば、自然界と調和すら出来ない存在なのではないだろうか。 自然界の知恵や懸命さではなく、エゴで行動しているのが人間ではないだろうか。 カイヤを苦しめた、DVなお父さんや、善良そうに近寄って来た、 チェイス、その他カイヤを変人扱いした村人などまさに、自然界からみたら調和を崩した存在にすら見えてきます。 そこに「生きる為の知恵や懸命」さではなく「人のエゴ」の存在が浮き彫りになります。 特にチェイスの死から始まるこの映画は、自然界の中で調和を乱す象徴的な存在として描かれているのではないだろうか。 人の都合で動物たちの棲家を奪い、人の都合で食糧として乱獲されている動物たちに対して、人のルールを自然界に都合よく使っている。 このような問題にまで、目を向けさせるようなエンディングに鳥肌が立ちました。 カイヤもまた、「自然の中で、生きるための知恵を駆使し、懸命に生きた」そんな存在だったのではないだろうか。 人の集合意識体に囚われなかったカイヤは、自然界の流れの中で、人による裁きは、受けなかったことに言い識れぬ感動すら覚えました。 そして、湿地に抱かれるような人生の終焉に、自然界からの讃美すら感じました。 ここ最近見た映画で、一番の秀逸な作品でした。 レスポーラーさん [インターネット(字幕)] 9点(2024-06-22 22:35:38)
《新規》


1.《ネタバレ》 デイジー・エドガー=ジョーンズ、一体どこでこんな可憐な女優さんを見つけて来たのか? キャスティング担当、良い仕事したぞ。 好みの女優さんが出演している作品は自ずと採点が甘くなりがちだが、 本作はその様な邪な考えを横に置いても年末年始の冬季連休中に見た映画の中ではダントツの出来だった。 心優しき弁護士を演じたデヴィッド・ストラザーン(本当に良い俳優さんです)と、主人公を終始見守る雑貨屋の黒人夫婦の存在がとても心に残る。 観ている私達もどうかこの女性が犯人ではない様にと祈りながら事の推移を見守り、 至極妥当な弁護の内容が功を奏し主人公は無罪となりその結果に心底安堵するが、短いながらもそこから先の展開が本作の真骨頂。 良く考えれば、主人公は幼い頃から沼地の様々な生き物に接し、自らの生存本能を最優先するその生き様を目の当たりにしてきた。 そう考えると、主人公に取って自らの生を邪魔するあの男の存在を消す事は甘っちょろい殺意以前の「生存本能故の結果」だったと言う事が判る。 一般的には無理な時間軸でも、生存本能故の行動なので主人公には実行可能だったのだ。 辛口な幕の引き方に心底唸った次第。 たくわんさん [CS・衛星(字幕)] 9点(2024-01-08 17:30:23)(良:1票)

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【点数情報】

Review人数 15人
平均点数 7.07点
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7746.67% line
8213.33% line
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【ゴールデングローブ賞 情報】

2022年 80回
主題歌賞テイラー・スウィフト候補(ノミネート) 

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