みんなのシネマレビュー

エッセンシャル・キリング

ESSENTIAL KILLING
2010年【ポーランド・ノルウェー・アイルランド・ハンガリー】 上映時間:83分
アクションサスペンスアドベンチャー
[エッセンシャル・キリング]
新規登録(2011-09-06)【lcs】さん

Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索

ブログに映画情報を貼り付け
監督イエジー・スコリモフスキ
キャストヴィンセント・ギャロ(男優)
エマニュエル・セニエ(女優)
脚本イエジー・スコリモフスキ
製作イエジー・スコリモフスキ
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

表示切替メニュー
レビュー表示 その他作品(無) 心に残る名台詞(投稿無) エピソード・小ネタ情報(投稿無) 心に残る名シーン(投稿無)
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
【ネタばれ表示】/【ネタばれ非表示
通常表示】/【改行表示】
通常表示】/【お気に入りのみ表示】

ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意です!




【クチコミ・感想(9点検索)】

別のページへ(9点検索)
1


2.すべてが終幕へと誘っている。
つまりひとりの男の死への誘いである。
そのための物語であり、その物語しか用意されていない。
つまりシナリオに書いてあるのだ。
男が雪の中を歩いてきて、地面を掘り返し、蟻を食べる、と。
そう書かれているから、そう撮ったのだ。
それをどう撮らえ、どうモンタージュしたか。
どう歩けば過酷であり、どのように歩けば死を感じさせられるのか。
ただそれだけに試行錯誤し映画を作ったのだ。
ただそれだけの純粋な映画なのだ。
映画の贅沢の極みである。 すぺるまさん [映画館(字幕)] 9点(2011-12-08 02:51:18)

1.《ネタバレ》 映画は映画であれば良い。読書ではないのだから。メッセージ(「いいたいこと」)やテーマを伝えたければ論文を書けば良いだけのこと。

文科省の読書感想文による主題論教育に従順に馴らされてきた者は一般的に映画においても画面を味わうことを知らず、まずテーマを読みたがり、そしてそれが自分の理解の範囲を超えたとたん、「芸術」を逃げ口上に使う。よって純粋な活劇はなかなか理解されることがない。


雪の白に擬態し、罠に嵌った犬を囮に使い、木の枝や蟻を齧り、崖から滑落する。
『ランボー』のサバイバルアクションを髣髴させつつ、その『ランボー』がラストにおいて嵌った饒舌な内面心理や社会性といったものも見事に削ぎ落としている。

言語も記憶も時制もことごとく排除され、生物の一次欲求だけが活劇を駆動していく。

代わりにその静寂のラストに訪れるのは『バルタザールどこへ行く』を連想させるような冷厳さだ。
右肩部分に血痕の付いた寡黙な白馬は、主人公(ヴィンセント・ギャロ)が野生へと転生した姿か。

回想シーンの幻聴や様々な状況音(ヘリの爆音、チェーンソー、犬の咆哮など)そして台詞の代わりに主人公の口から漏れる呻き、吐息、咀嚼音といった要素に意識を向けさせられるのもブレッソン的だ。

馬・鹿・犬たちの佇まいと躍動が素晴らしい。特に、ギャロの周囲に群がる犬の集団アクションは圧倒的なスペクタクルである。
ユーカラさん [映画館(字幕)] 9点(2011-09-19 18:14:36)

別のページへ(9点検索)
1


マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 8人
平均点数 5.62点
000.00% line
100.00% line
2112.50% line
300.00% line
4225.00% line
5225.00% line
600.00% line
7112.50% line
800.00% line
9225.00% line
1000.00% line

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS