みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(2点検索)】
1.《ネタバレ》 近年稀にみる、酷い作品でした。 ありえない光景のオンパレード。 面識の無い赤の他人の真っ暗な家に、上がり込んでしまう主人公。 自分の損得勘定だけで、殺人鬼の目撃情報を隠蔽するクズな主人公。 犠牲者の居る実際の事件を細部まで再現するマンガを描く、失礼な主人公。 デビュー作がまだエピソード2つ程度なのに、売れたからと引っ越した先の 新しいマンションが、数億クラスのマンションとか、どんな設定? 殺人鬼は毎回、返り血で血だらけの服で帰宅するのに、誰にも怪しまれない謎。 12人も殺される連続殺人は、日本の警察の最優先のヤマで、警視庁の特捜はじめ 大量の捜査員が配置されるのに、防犯カメラの映像が本屋の一つだけとか笑止。 その殺人鬼の目撃者で証人となりうる主人公の、カミングアウトがあって、 尚且つ、犯人が接触してきているという危険な状況なのに、警備も張り込みも 付けないトンマな警察・・。 犯人から女房を襲撃予告の電話が来たのに、傍に居た刑事たちに何も告げず 一人でタクシー乗って帰宅するアホな主人公。 殺人鬼に襲わせるオトリとしたはずの主人公が、突然外出するのを見送る間抜けな刑事。 殺人鬼との格闘の後、主人公が逆転マウントしてトドメの一撃の瞬間、普通なら近づいて 止めるのが日本の警察だが、主人公を銃で撃っちゃうトンデモ刑事。 等々、数え上げたらキリがないです。東野圭吾も裸足で逃げる程のお子様脚本に絶句。 大体、サイコサスペンス系作品では、悪人描写のリアリティが肝心だから、悪人になれる 素養がないとダメだという編集者のコメントが浅すぎる。 殺人を描くなら、人を殺してから描けと言わんばかりで、嫌な気分になる。 で、サイコ殺人を扱う漫画がヒットしたとして、悪人のリアリティだけでウケるわけがなく 対峙する正義サイドの人物像の魅力がないと、そんなに売れるわけがない。無理がある。 そんなサイコマンガに対し、現役刑事が「俺はこの漫画好きだよ」とか、違和感しかない。 さらに、「この漫画をトレースした事件(犠牲者12人)の真っ最中」にもかかわらず、 「あなたは、めげずに書き続けましょう」とか、あり得ない提案。 どう考えても犯人が逮捕されてから、安心して描くべきである。 制作サイドの関係者に、違和感を唱える人間が居なかったのだろうか? 言いたくても言えない環境? まさかこの監督はキムジョンとかプーチな人物だった? いずれ、見るに堪えない駄作でした。 間違いない。 【グルコサミンS】さん [DVD(邦画)] 2点(2022-03-28 16:51:34)
【点数情報】
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