みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(3点検索)】
2.《ネタバレ》 「これは感動させようとしているの? それともブラックユーモアとして笑わせようとしているの?」 と戸惑ってしまう内容でした。 恐らく、感動させようとしている確率の方が高い気はするのですが、それにしては娘に憑依した妻の行動に納得がいかないのです。 ただ単純に「若返った事を喜んでいる」「夫と再び結ばれる事は無かったけど、若い男と再婚出来たので問題無い」という感情の方が、悲しみよりも大きかったのではないか、と思えてしまってならない。 男性側の目線だからそう感じるだけで、女性側の目線からすると、また違った感動的な側面が見えてくるかも知れません。 けれど、自分としては「あぁ、娘に続いて妻さえも失ってしまった夫が可哀想だなぁ」という思いと「元妻も可哀想かも知れないけど、まぁこの後に幸せになれそうだから、良かったね」という思いが入り交じり、何とも言えない気分に襲われました。 二人の切ない運命に「泣ける」映画としても、皮肉な運命を辿る元夫婦の姿に「笑うしかない」映画としても、どちらでも楽しめる一品、という解釈も可能だとは思います。 ただ、自分としては困惑させられる事が多くて、映画の世界に入り込めず、残念でした。 【ゆき】さん [DVD(邦画)] 3点(2016-04-08 12:06:41) 1.恋愛感情をより明瞭に、恋愛ドラマをより大袈裟に描くために特殊な環境が用意される東野圭吾作品の定番的物語構成をうまく引き継いで語っていると思う。映画を見たのも原作を読んだのもずいぶん前なので両者が頭ん中でこんがらがっちゃってる部分もあるんですが、原作で一番ショックだったのが、娘が年頃になると父親を毛嫌いするのはそれまでの父と娘の関係とは全く関係なく訪れる本能的なものだという部分。私もそのうち娘から理由無く毛嫌いされちゃうのかと思うとなんともせつなくて・・。映画は父の執拗な拘束が鬱陶しいってだけで、そこんとこ、あんまり切り込んでなかったような。より感情の抑揚の部分に重きを置いてわかりやすい展開にしているようです。コミカルさを加味した作りと型どおりの人物描写が良くも悪くも滝田監督らしい。説明的なのもまた然り。最後の岸本加世子の顔はいかんだろ。あそこだけで2点減点。 【R&A】さん [DVD(邦画)] 3点(2010-05-26 14:19:13)(良:1票)
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