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コンティニュー

Boss Level
(コンティニュー)
2020年【米】 上映時間:100分
アクションSFコメディ
[コンティニュー]
新規登録(2022-05-30)【木村一号】さん
タイトル情報更新(2024-01-16)【タコ太(ぺいぺい)】さん
公開開始日(2021-06-04)


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監督ジョー・カーナハン
キャストフランク・グリロ(男優)ロイ・パルヴァー
メル・ギブソン(男優)クライヴ・ヴェンター大佐
ナオミ・ワッツ(女優)ジェマ・ウェルズ
アナベル・ウォーリス(女優)アリス
ケン・チョン(男優)ブレット
ウィル・サッソー(男優)
ミシェル・ヨー(女優)ダイ・フォン
脚本ジョー・カーナハン
音楽クリントン・ショーター
製作ジョー・カーナハン
フランク・グリロ
配給クロックワークス
あらすじ
元デルタフォース隊員のロイに突然訪れた、毎朝目覚める度に殺し屋に襲われ殺され続ける日々。何度殺されても生き返り同じ日を繰り返すうち、彼は生き残るための手段を学び、生存時間を延ばしつつあった。そしていつしか、この無限のタイムループに陥る前に科学者である元妻と交わした会話の記憶を頼りに、事態の裏に潜む恐ろしい秘密に迫って行くのだった。フランク・グリロ、メル・ギブソン、ナオミ・ワッツ、ミシェル・ヨーら豪華キャストの出演によるSFアクション作品。

タコ太(ぺいぺい)】さん(2024-01-15)
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【クチコミ・感想(3点検索)】

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1.今日もまた自分はけしからぬことに、作品にケチをつけようとしているのですが、ココがダメだとか何とかエラそうな事を言ったとて、何か特定の条件に合致したから即、この映画はダメなのである、などという「審査」をしている訳ではなく、見終わってから、面白かったとかツマラナかったとか感じた原因はなんだったんだろうと思い返すと、きっとそれは、作品のこの部分、あの要素、によるものだったんじゃなかろうか、と。
もちろん、見終わってからとは限らず、見てる最中にもそんなことを漠然と感じてたりはしますが、あくまで感覚であって、見終わるまではなかなかそれが明文化された感想には至らないですからねー。それに、作品のラストで印象が一変する可能性もあるし。。。
で、この作品。主人公が目覚めたら、謎の一味に命を狙われ、殺されるとまた(その記憶を持ったまま)元の朝に舞い戻り、また命を狙われ・・・を繰り返す、タイムリープもの。以前にもどこかに書いた気がするけれど、こういう、時間が可逆であるという設定、映画を含め「ドラマ」と言うものに対してあまり向いていない気がしています。人生はすべからく、覆水が盆には返らないもの、取返しのつかないもの。その不可逆性がドラマってものなんじゃないか。それが、何回でもやり直せるだなんて設定、ヌル過ぎないか。
とか言うのなら、そもそもその手の映画を見なきゃいいでしょ、という話。しかし実際には、類似の設定でも、ちゃんと面白い作品があったりする。じゃあ、そういう作品はなぜ面白かったんだろう。この『コンティニュー』はなぜダメだったんだろう。
一言で言えば、この『コンティニュー』という作品、さすがに「ナメ過ぎ」ということなんでは。
今となってはむしろ使い古したような感のあるこのタイムリープなる設定を、もしかして製作者たちは、いまだに「斬新だ」とか思いながらこの作品を作っちゃったんじゃなかろうか? 作品だって特許だって、先に出したもん勝ち。仮にこの作品の企画自体はもっと早くに立てられていたとしても、発表が遅ければ、それは所詮、後続作品の一つに過ぎない訳で。
類似の設定でもちゃんと面白く作られていた過去の他の作品は、設定を活かす工夫がそこに加えられていたように思います。繰り返しの中で生まれる主人公の成長であったり、特異な設定の中で生まれる不安、サスペンスであったり。
しかるにこの作品。設定そのものが「出オチ」みたいになってて、プラスアルファが何もなく、ゲームのような設定をそのまんまゲームのように繰り返すだけ。あるいは、どうせ非現実的でバカバカしい設定なんだから、内容もバカバカしくてOK、と割り切っているんでしょうか。一応、また生き返るとは言え、死ぬ際にはしっかり苦痛を伴うらしいのだけど、能天気なセリフで一応その点に触れるだけ、なもんで、そこには何の実感もない。また振り出しに戻る「面倒くささ」しか、そこには無い。
しまいにゃ主人公も面倒くさくなって毎回死にまくる時間帯などもあったりして、ギャグのつもりなんだろうけれど、曲がりなりにも人の死を、「ゲームの繰り返しの回数」という数字で表現するなんていうセンス、ちょっとついていけません。不謹慎だとか目くじら立てるつもりはないけれど、「そこまで映画を面白く無くして、どうすんだ?」と言いたくなっちゃう。映画を盛り上げるチャンスは実はいくつもあったはずなのに、これは映画じゃなくて単なるゲームですと言わんばかりに、最後までダラダラ感が続きます。
なぜ主人公はこんな時間ループの中に放り込まれたのか、という謎ときが、強いて言うと物語の骨格、ということになるんでしょうが、真相が明らかになったとて、ナルホドとも思わなければ、感動が呼び起こされる訳でもなし。
残念ながら、お寒い出来の作品でした。寒かった理由はたぶん、そんなところかと。 鱗歌さん [インターネット(字幕)] 3点(2024-07-27 07:38:39)

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【点数情報】

Review人数 7人
平均点数 5.71点
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