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スケッチ・オブ・Peking

民警故事
(ON THE BEAT)
1995年【中】 上映時間:102分
ドラマ
[スケッチオブペキン]
新規登録(2006-04-01)【タコ太(ぺいぺい)】さん
タイトル情報更新(2006-04-05)【タコ太(ぺいぺい)】さん


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監督ニン・イン
脚本ニン・イン
製作総指揮ハン・サンピン
あらすじ
北京のとある警察署を舞台に、ベテラン警察官と着任したての新人警察官の活動を通して、路地裏の風景と庶民の暮しをスケッチしていく。ドキュメンタリータッチとも言える雰囲気は、それもそのはず出演者の殆どが一般市民。なんと警察官はホンモノ!「北京好日」「アイ・ラブ北京」のニン・イン監督が、軽妙なタッチの中にも、知られざる北京を鋭く描き出していく。

タコ太(ぺいぺい)】さん(2006-04-01)
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2.《ネタバレ》 思えば警官は映画史を通じてもっとも古くからの登場人物であった。野良犬を追いかけて道を複数の警官が追っていくところなどキートンの時代をほうふつとさせる。しかしサイレント時代は追いかけられる側からもっぱら見ていたが、これは追いかける側の話。『警察日記』的なほのぼのとした体裁を取りながら、変にとげとげしいものも現われてくる。『警察日記』と違うのは、庶民の暮らしがきれいにカットされていて、あくまで警官そのものの話というとこ。野犬を追いかけて毎日くたくたになり、妻には嫌味言われ、ケツには狂犬病予防の注射をうたれ、犬を取り上げて子どもにはジワッと泣かれ、ほんとに自分はやりがいのある仕事をしてるんだろうか、という気分。その“やれやれ”が“むしゃくしゃ”へと膨張し、取調べ中の暴行へとつながっていく。そういう主人公への同情もなくはないが、描写はけっこう突き放していて、そこらへんにとげとげしさがある。体制批判にまではなってないが、体制PRではない。日々の中のささやかな不満やささやかな徒労感、こういうものを映画の対象にするまでに、この頃の中国映画は進化したんだな。 なんのかんのさん [映画館(字幕)] 6点(2009-08-07 09:10:39)

1.この人たちホントに素人?警察官を始めとする出演者たちの演技には驚かされます。上手いとか下手とかじゃなくて、実に自然体なんですよ。台本を見せられて、真面目にキッチリ読み込み、監督の指導にも忠実に応えてるんだろうなぁ~。エピソード自体は少ないけれど、「飼い犬禁止令」とはマイッタ!同じく登場する「産児制限」よりも信じられない条例です。そして、それを甘んじて受け入れる市民の感情の複雑さ。そのあたりがこの作品のポイントなんでしょうね。好き嫌いは大いに分かれるでしょうけれど、一見の価値ありです。 タコ太(ぺいぺい)さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-04-02 00:02:59)

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【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 6.00点
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