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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想(7点検索)】
3.《ネタバレ》 皆さんご指摘のミスリードの部分は確かに好ましくないのですが、取り敢えずは脇に置くとして、優れたヒューマンドラマと受け止めました。
作品中では直接的に表現されていない部分が実に重い。
老人が亡くなった妻に対して死をもって償いたいと思うぐらいの後悔の念。妻が末期がん(おそらく)で最期の時間を自宅で安らかに過ごすため、退院して帰って来た時の老人の思い。夜中に独りリビングで踊る妻の思い。老人はどれだけ妻を苦しめてしまっていたのか。一体どれだけの時間、地下室で妻とそして自分と向き合って来たのか。
ショーンは両親の離婚の後、どれだけ苦しんで来たのか。非行に走り自暴自棄になりながらも、本当の悪には手を染められなかった彼の思いは、両親の争いに好意で関わった老人への逆恨みでは決して救われることはないのに、そうせざるを得なかったのか。またその際、共に助け合い支え合って生きて行くべき母親の存在をどう思っていたのか。
裕福な家庭で不自由なく暮らすイーサンは、なぜショーンに言われるがままに行動し、反発の素振りを見せながらもそう出来なかったのか。いつでも守り続けてくれる両親への思いはどのようなものだったのか。
裁判長は判決の前に厳しい私見を述べるが、それは確かに世論を代表する内容なのかもしれないけれど、果たして正しい判断なのか。
ショーンは「実験」について語る中で、幾度も「客観的」という言葉を用いるけれど、彼もイーサンも彼の母親も、そして裁判長でさえも、客観的になり切れていない、主観によってのみ突き動かされる人々なのだと思う。
学生二人の悪行がメインになっているような作りの作品ですが、登場する一人ひとりの思考や言動を客観的に捉えることを求められる作品でした。 【タコ太(ぺいぺい)】さん [インターネット(字幕)] 7点(2021-11-20 22:53:40)
2.一部の自己顕示欲の強い若者の、行き過ぎている行為に警鐘を鳴らしていると思います。超えてはいけないラインを超えたときってすでに判断能力がおかしくなっているのだろうね、昨今の痛ましい事件でも思ってしまう。◆時系列を、見る人がちゃんと整理できるよになっていて、見やすかった。 【HRM36】さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2019-02-09 22:17:56)
1.《ネタバレ》 さてと、みんなで考えよう。
ネタバレはいたしませんが、結果的にみてこの犯罪をどう捉えよう この犯罪に対してどのくらいの刑を求めるのが妥当なのであろうか。
当然、下された判決には不服。
ラストショットで彼が浮かべた表情を目にし、これをどう捉えよう。
そこで波紋を投げ掛け終える。
不朽な余韻が痕引き終える。
ちなみに、このジイさん、スティーブン・キング原作で1990年に公開されたホラー映画 ミザリーでキャシー・ベイツに捕らえられていたあの御方です。監禁され拘束され足などボコボコに折られて人間玩具とされてしまっていたあの御方です。 【3737】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2019-01-28 20:07:44)(良:2票)
マーク説明 |
★《新規》★ | :2日以内に新規投稿 |
《新規》 | :7日以内に新規投稿 |
★《更新》★ | :2日以内に更新 |
《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
15人 |
平均点数 |
6.40点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 2 | 13.33% |
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5 | 3 | 20.00% |
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6 | 3 | 20.00% |
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7 | 3 | 20.00% |
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8 | 2 | 13.33% |
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9 | 2 | 13.33% |
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10 | 0 | 0.00% |
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