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SOMEWHERE

Somewhere
2010年【米】 上映時間:98分
ドラマ
[サムウェア]
新規登録(2011-04-05)【とらや】さん
タイトル情報更新(2023-03-15)【イニシャルK】さん
公開開始日(2011-04-02)


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ブログに映画情報を貼り付け
監督ソフィア・コッポラ
キャストスティーヴン・ドーフ(男優)ジョニー・マルコ
エル・ファニング(女優)ジョニーの娘 クレオ
ミシェル・モナハン(女優)レベッカ
エリー・ケンパー(女優)クレール
ローラ・ラムジー(女優)セーラーキャップをかぶった裸の金髪女性
アンジェラ・リンドヴァル(女優)ベンツに乗っている金髪女性
ベニチオ・デル・トロ(男優)セレブ(ノンクレジット)
ロバート・シュワルツマン(男優)(ノンクレジット)
神奈延年ジョニー・マルコ(日本語吹き替え版)
嶋村侑ジョニーの娘 クレオ(日本語吹き替え版)
保村真サミー(日本語吹き替え版)
浅野まゆみレベッカ(日本語吹き替え版)
脚本ソフィア・コッポラ
撮影ハリス・サヴィデス
製作ソフィア・コッポラ
G・マック・ブラウン
ロマン・コッポラ
東北新社(共同製作)
製作総指揮フランシス・フォード・コッポラ
フレッド・ルース
配給東北新社
その他フランシス・フォード・コッポラ(スペシャル・サンクス)
エレノア・コッポラ(スペシャル・サンクス)
バズ・ラーマン(スペシャル・サンクス)
アンジェロ・インファンティ(謝辞)
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【クチコミ・感想(7点検索)】

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7.《ネタバレ》 俳優として成功し、金と名声を得てフェラーリを乗り回し、高級ホテルのスイートで豪華ではあるが享楽に溺れ堕落した日々を送る主人公の男が別居中の妻の元で暮らす娘をしばらくの間預かることになる。娘と共に生活するうちにもっと大切な何かに気付くという、ハリウッドの成功者を冷静な目で見つめた作品。

前半は享楽に溺れるこの男の派手な日々を見せる。中盤以降は娘と共に生活する静かな日々を、退屈なほどに実に淡々と綴っていく。そこには大したストーリーすら存在しませんがこの男が娘との日々で得たものが伝わってきます。娘をキャンプに送り届け、一人ぽっちになる。自分がいかに孤独であったかを思い知り、別れた妻に電話をかける。スイートを引き払い、何も無い荒野でフェラーリを乗り捨てて一人歩き出す所で実にあっけなくエンディングとなりますが、これは今までの自分を脱ぎ捨て、新たな人生を歩き出そうとしていたと思いたいラストでした。

娘役はエル・ファニング。日本で言うとまだ小学生ですが、とてもそうは見えない大人びた表情も、父と遊ぶときの無邪気な表情も、淋しさを父にぶつける表情もとても良かったです。監督はソフィア・コッポラ。父は言うまでも無く巨匠フランシス。ハリウッドの成功者を父に持つという点でエルが演じた娘と共通するのが興味深い。本作の父の描き方はさておき、自身が子どもの頃に感じた思いが投影された作品なのでしょうか。 とらやさん [映画館(字幕)] 7点(2011-04-05 21:01:20)(良:1票)

6.そのむかし。 酔った勢いでキャバ○ラで数時間豪遊して、終電が無くなり、始発まで漫画喫茶で数時間を潰す。 そして次の日、二日酔いの寝不足でふらふらとデートの待ち合わせに向かう。 そして現れた、聡明でイノセントな彼女の姿を見て、僕は「ハッ」となった。 オレは一体何をしていたのだろう? その時の虚しさ、後ろめたさ、何より大切なものに気づいたこと・・・ クレオが画面に登場するたびに、その瞬間を思い出さずにいられない映画だった。 タケノコさん [DVD(字幕)] 7点(2024-07-16 22:29:29)

5.《ネタバレ》 酒と女を生き甲斐に自堕落な毎日をおくっているハリウッドの人気俳優ジョニー。彼の娘で、今は離婚した母親と共に過ごす11歳の多感な女の子クレオ。ふとしたきっかけで、一緒にイタリアへと旅することになった彼らの、特になーーーーーんにも起こらない静かな日々をただ淡々と描いた、いかにもソフィア・コッポラ監督らしいヴェネチア映画祭金獅子賞受賞作。いやー、なんなんですかね、ソフィア・コッポラって。相変わらず、退屈紙一重のともすれば睡眠誘発剤になりかねないかなり地味な内容(正直、クレオが出てくるまでの最初の10分は撃沈しそうになっちゃいました)なのに、普通に最後まで観ていられるのは彼女の溢れんばかりの瑞々しいセンスによるところなのでしょう。終始のんびりとした雰囲気で描き出される、女癖の悪い父親とのほほんとした娘とのユーモラスな遣り取りには素直に心が癒されました。そして、そんな2人を彩る周りの個性豊かな女たち…。女性の美しさを上品に撮らせたら、もうソフィア・コッポラの右に出る者は居ないだろうね。だって、ポールダンスを踊るストリッパーまでもがキュートなんですもん。そして特筆すべきは、やっぱりクレオを演じたエル・ファニングちゃんのびっくりするぐらいの美少女っぷりっしょ。そのニンフェットな魅力が爆裂している彼女の可憐な姿に、自他共に認めるロリコンの僕としては、完全にノックアウトされちゃいました。特に、レオタード姿でアイススケートを踊る時のその超プリティなちっちゃなお尻なんて、見ていて危うく悶絶死しそうになったっす(笑)。それに、スティーブン・ドーフのいつだって二日酔いって感じの駄目パパっぷりもなかなか良かったですね。うん、総じて思春期少女のその大人でも子供でもない一瞬のきらめきをリリカルに切り取った、詩情溢れる美しい作品であったと思います。 取り敢えず、今作をビデオ屋さんに返しに行く前に、あのスケートリンクで妖精のように舞うエル・ファニングちゃんの可憐な姿(お尻?笑)をもう一度観てこの目に焼き付けておこうと思います。って、こんなアホなことばっか言ってっから、いつまで経っても僕には彼女が出来ないんだよな~。まあ、当たり前か(笑)。求む、明るくて可愛くてちょっぴり童顔の(もちろん大人のッ笑)女の子! かたゆきさん [DVD(字幕)] 7点(2014-10-21 00:43:29)

4.《ネタバレ》 ん~独特な作風だなぁ、、、作中何か特別なことは全く起きない。ハリウッドスターの生活を淡々と描いてるだけ。まぁほんとにこうなのかは知らないけど、まぁすごい生活してるもんだ(苦笑) ガチャガチャとカメラが動く映画もいいけど、こういうほぼ固定カメラ・長回し撮影・音楽ナシというのもいいものですね。観ていて疲れない(笑)ストーリーも起伏なしな割に全く退屈せず観れちゃうのは、やっぱり監督さんの手腕の成せる技なのかな。でもちょいとラストはわざとらしいかも。しかし絵的な美しさも含め、なかなかのものでゴザイマシタ Kanameさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-03-11 09:32:45)

3.何のカタルシスもなく、ただの日常を描いてるのがイイ。すげーケミカル臭いけど!今までみたソフィア・コッポラ作品で一番好きです。 reitengoさん [DVD(字幕)] 7点(2012-05-25 22:36:40)

2.父親を起こすエル・ファニングの愛らしさ。 ヘリコプターの爆音で伝わり切らない父親の謝罪。 痛いくらいに青く美しい空。 幸福な時間とそれに伴う虚無感。

想定外にストーリーに起伏がなく、映画スターだが自堕落な生活を送る父親と別れて暮らしている娘との束の間の時間の共有をただただ切り取っただけの映画だった。
両者の関係性に劇的なドラマがあるわけでもなければ、何が起こるわけでもなく映画は終わる。

絶対に退屈な映画であることは間違いないのに、それを忘れさせ、不思議な心地よさの中で愛おしい時間を見つめていた。 

ソフィア・コッポラの真骨頂という触れ込みは間違っていない。
こういう何気ない描写を何気ないまま映し出し、そこに言葉にならない情感を生むことにこの女流監督は本当に長けている。
プロットとしては、同監督作の「ロスト・イン・トランスレーション」にとてもよく似ている。映画の美しさにおいては負けずとも劣らない独特の秀麗さを見せてくれている。

ただしかし、「ロスト・イン~」が“傑作”と疑わなかったのに対して、今作は絶対的な物足りなさは感じる。
それが主演俳優の差か、微妙なシナリオ構成の差か、はっきりとは分からないが、映画としての美しさは溢れているものの、“面白味”に欠けてしまっていることは間違いない。

それでも、冒頭に記したようなとても印象深いシーンが幾つかあるだけで、良い映画だとは思う。 鉄腕麗人さん [DVD(字幕)] 7点(2011-12-27 01:06:47)

1.《ネタバレ》 ソフィア・コッポラ監督はそれほど好きではないので、ベネチア映画祭で賛否両論の本作を気に入ることは難しいかと思っていたが、これはこれで意外とアリということが正直な感想だ。
ハリウッドスターの日常や、父と娘が過ごすたわいもない日常が綴られているにすぎないので、ストーリー映画のような面白みを得ることはなかなか難しい。
しかし、無味乾燥な日常の中にみえる“空虚さ”、平凡なやり取りの中で父と娘が心を通わせる“穏かさ”が本作には欠かせないので、このようなアプローチは悪くはない手法だ。
ハリウッドスターが過ごす物足りない日常の生活や、父と娘が過ごすたわいもない日常の生活を、ソフィア・コッポラが極めて繊細に描いているため、自分はそれほど飽きることはなかった。
このようなストーリーがほとんど存在しないような映画を、一定の水準に保つには、監督としての技量を問われるはずだ。
ハリウッドスターとして全てを手に入れて、パーティーやレセプションをこなし、多くの女性とともに過すジョニー・マルコと、一人の父親として娘とともに過すジョニー・マルコの対比がうまくできている。
ポールダンスを見て飽きて寝てしまう姿と、娘のアイススケートを見て惜しみのない拍手をおくる姿をみるとまるで別人のようだ。
オチの付け方が難しく、中途半端な終わり方になると予想していたが、前向きになれる意外と良いオチを付けてくれた。
暮らしていた高級ホテルをチェックアウトして、高級車を降りて、何もかも捨て去り、自分の足で歩く男にはかすかな笑みがこぼれており、空虚な生活を送り、何も手にしていない男が再生し、再スタートを切る姿は美しい。
娘との再会で幕を閉じるわけでもなく、具体的な事象を描くことなく、曖昧なイメージのままで仕上げており、本作にとっては最良の仕上げではないか。
このようなラストにすることにより、自分はハリウッドスターでもなければ、子どももいないが、マルコの姿と自分自身をやや重ね合わせることができたので共感しやすかった。 六本木ソルジャーさん [映画館(字幕)] 7点(2011-05-03 12:39:53)

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マーク説明
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《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 24人
平均点数 6.71点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
314.17% line
428.33% line
514.17% line
6520.83% line
7729.17% line
8625.00% line
928.33% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 4.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 6.66点 Review3人
4 音楽評価 5.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人

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